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委員会会議録

質問文書

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平成24年10月産業育成支援特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:橋本 一実 議員
質疑・質問日:10/12/2012
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○橋本委員
 まず、御説明ありがとうございました。私もまだ勉強不足のところがありますが、まず初めに気になった点を1点御質問させていただきたいのですが、大手の製薬会社が県内から移転をしてしまうという話がございましたが、その背景と言いますか、何か具体的な大きな理由というのがあれば、お聞かせいただきたいと思います。

○植田勝智氏
 今御存じのように製薬メーカーさん、いろんな形で合併をしております。御存じのように、それこそ、がんセンターのおひざ元、長泉町に協和発酵キリンという、昔は協和発酵単独だったのですが、キリンと合併をいたしました。あそこの会社は協和発酵がどちらかと言うと抗がん剤が非常に得意なところ。キリンは何なのかと言うと、細菌抗体薬云々というそれが得意で、それが両方合わせて、抗がん剤、抗体医薬を使った抗がん剤の開発をしましょうと。現在、長泉町にあるあそこは中央研究所になるやにお聞きをしております。生産工場については確か群馬県ですか、移転をするというお話を伺っております。ここ2〜3年のうちにはそうなっていくのではないかなと思います。あと、これはうわさ話なんですが、やはり津波対策と言うのですか、リスク分散のために海岸に近い製薬企業さんは他県に出ましょうという動きがあるやにお聞きもしてございます。

○橋本委員
 もう1点お伺いしたいのは、海外メーカーを呼び込むという切り口で御説明をいただきましたけれども、その販売網の観点もそうですけども、やはり特許の関係とかそういうのも大きく絡んでいるのかなという想像がつくのですけど、その辺はいかがなのでしょうか。

○植田勝智氏
 日本のすぐれた製品、先端的なものというのはオリンパスさんの内視鏡を含めていろいろあるのですが、日本の場合は診断装置が強いのです。CTとかMRIとかあっちは強いのです。だけど、治療用の装置は意外と弱いのです。その治療用の装置、例えば放射線治療用の装置1台というのはやはり数億円なのです。1台入れると数億持って行かれるよと、こういう状況です。御存じのダヴィンチあたりは初期の投資で3億と当初言われています。その後、約5000〜6000万のメンテナンス料が年間かかりますよというものなのですけど、ああいうものと言うのは今、日本国内で出ているのは二世代目なのです。海外、例えば韓国とか中国は、三世代目のものがどんどん入っているのです。それはやはり許可行政が遅いからそうなってしまうという。なにかことしに入ったら、ダヴィンチを安売りしているという話なのです。なぜ安売りなのかと言うと、もう本国では中古品になっているのです。車で言うと新古車です。新車が出てるものですから、旧型のものは安くなっているという。そんな変な現象が出ているやに聞いております。いずれにしましても、日本の場合は治療用機器というのは意外と弱いという、それは言えると思います。

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