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委員会会議録

質問文書

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平成27年11月大規模スポーツイベント対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:塚本 大 議員
質疑・質問日:11/20/2015
会派名:自民改革会議


○塚本委員
 一問一答で1つずつ教えていただきたいと思うんですが、今御説明いただいて、今までの開催地はある程度ラグビーがふだんのときから親しみをもって普及をされてる地域だったように思うんですけども、日本はこの間の開催で活躍してくれたものですから、今はかなり関心高まってるかと思うんですが、4年後どうかというと、今までの状況を見るとちょっと未知数のところがあるかと思います。
 先生の冒頭の御挨拶のところでも、開催地の盛り上がり、そのためにこれからの取り組みが大事だっていうお話があったと思うんですけども、一方で今お話聞いててちょっと思ったのが、世界大会なものですから、意外とと言ったら悪いんですけど、4年後さまざまな取り組みを積み重ねて盛り上がるというところに結びつけるのも大事だと思うんですが、もしかしたら余りそういうことしなくても、世界大会だというだけで意外と盛り上がってきちゃうってことも考えられるのかどうか、まずそういうことがあり得るかどうか、今までの開催地は今までずっと盛り上がってるというか、関心が高かったと思うんですけど、日本はちょっと違う状況ですけども、世界大会だっていうことだけで、もしかしたらそんな一生懸命取り組まなくても盛り上がっちゃう可能性もあるんだよっていう感覚持たれてるかどうか、そこをちょっと初めに教えてもらいたいんですが。

○西阪昇氏
 そこはなかなかわからないんですけれども、ただ4年に1回ということで、大変楽しみにされてる層の方々はいらっしゃいます。ですから40万人くらい海外から我々来ていただきたいと思っております。ただ、これまでの特に今回のイングランド大会なんかは、やっぱりイングランド国内もそうですけど、ヨーロッパの方々がたくさんいらっしゃいましたので、46万人と大変たくさんの方々いらっしゃってますけれども、日本の場合、やはりヨーロッパからあるいはオーストラリア、ニュージーランドからといっても、相当な距離がございますので、そういう意味で今までと同じような形で来ていただけるかというと、なかなか難しい点もあるかな。ただ、一方で大変日本に対する観光の関心も高まっておりますので、日本で開催ということで、じゃあ行こうかということで海外から来ていただけるというところが一定程度考えられるのではないかというふうに思っているところです。
 ただ、先ほど見ていただきましたように、海外から来ていただく方々40万人としても、200万人以上の方に観客として会場に足を運んでいただかないといけない。イングランド大会、260万人くらいの方々が会場に集まりました。イングランドが予選で負けてもそういう状況でございました。
 ですから、日本の場合、先生おっしゃるように、今回日本チームの活躍で大変トップリーグなども観客が来ておりますけれども、このワールドカップの前はよく集まってトップリーグの試合、5,000人くらいという状況でございましたので、そのことを考えると、本当に200万人の方々が会場に足を運んでいただけるかというと、やはりもっともっとラグビーのすばらしさ、あるいは会場で楽しむ楽しさということをこの4年間、トップリーグの試合ですとか、あるいは大学のラグビーの試合とかで、もっともっとPRしていかないといけないと思っております。またそれぞれの開催地でやはり地元の方々に足を運んでいただくということも大変重要だと思いますので、そういう意味ではいろんな形でもっともっとラグビーということを知っていただく、多面的に知っていただく、日本の選手たちの活躍ということだけじゃなしに、もっとラグビーの持つ多様な意義というか、あるいは会場で見る楽しさということももっともっとやっていかないといけない。
 やっぱりヨーロッパはそういうところがすごく成熟してると思います。スポーツを単に試合を見に行くっていうことだけじゃなしに、そこでやっぱりいろんな社交をしたり、先ほど申し上げましたホスピタリティプログラムではないですけれども、そこでいろんな方々が来て食事をして、楽しんでやるとか、あるいは試合を見た後、地域のパブで皆さんが交流するとか、そういうすごく成熟した、スポーツを中心とした文化というものがあると思いますので、それはやはり日本の中ではまだまだだと思いますので、それを盛り上げていくということは大変重要じゃないかと思います。

○塚本委員
 ありがとうございます。それなりの取り組みをやっていくってことも重要なんだなって今のでわかったんですが、具体的にやっていく内容をぜひ教えていただけたらなと思うんですけども、今各地域の盛り上がりで、特に開催場所でもあるものですから、自分らの立場からするとちょっと心配してるのは、12の会場の1つに選んでいただいて、ほかの会場すごく盛り上がってて、実際にかなりの方が結果として足を運んでくれたのに、静岡県だけ盛り上がりも欠けたし、足を運んでくれる人たちも少なかったねっていうのはちょっと恥ずかしいものですから、そうならないようにしなきゃならないなってこともあって、今の段階からいろいろとこういうこともさせていただいているんです。少なくともこういうことは、特に行政サイド、例えば県とか、あとは連携をとる市や町、こういったところと、こういうことはやらなきゃならないと思いますよとか、ぜひこういうのはやってほしいと思うとか、何かそこら辺のアドバイスがあったらぜひ教えていただきたいと思うんですけれども。

○西阪昇氏
 ラグビー全体、あるいはワールドカップ全体のことは私ども、共通的な形で、いろんな形でこれから国内でもPRといいますか、マーケティング、盛り上げっていうことやっていきたいと思っておりますけれども、それぞれの地域でやはり、それぞれの地域のすばらしいところっていうのがあるんではないかと思います。地元のさまざまな観光資源も含めてですね。
 ですから、そういうところをもう一度ブラッシュアップしていただいて、来られた方々に試合を楽しんでいただくとともに、こういう楽しみがこの静岡を中心としたところではあると。あるいは私はやっぱり1つの静岡県というだけじゃなしに、もう少し広域的に、先ほど見ていただきましたように、長く滞在されますので、さまざまな形の方がいらっしゃいますので、近隣のところとうまく周遊のプランを立てていただくと、ほかのところにないところがあるんじゃないかと、提供していただけるのではないかと思います。
 特に外国の方々は必ず富士山というのがございますので、富士山を中心とした地域めぐり、それは静岡だけじゃなしに、山梨さんとも手を組んでやっていただくということも考えられるのではないかと思いますし、来られた方々にそこに来た思い出をつくっていただけるようないろんな形のものがここにはあるということを示していただくということがあるんじゃないかと思います。
 それからもう1つは、開催の会場の近くにファンゾーンっていうのが今回イングランドでもあったんですけど、会場に入らずに、会場の外でパブリックビューイングみたいなことで、そこで盛り上がってる人たちがいるんですね。そこではいろんなグッズも売ってますし、地元の産品も売ってますし、そういう楽しみ方もラグビーを見に来てあるんじゃないかと思います。世界の人たちがそこで見ながら、酒を飲みながら、わいわいやってるんですね。だからそういう会場のホスピタリティみたいなものも上げていただく必要もあるんでしょうけれども、そこの地域でラグビーを中心としていろんな交流というか、来た人たちが楽しみが持てるというようなところがあればより集まっていただけるんではないかと思いますし、そういうところをPRしていただく、あるいは地元の方々にもそういうところに行くと、ふだんなかなか会えない外国の人と一緒に酒を飲んで、ラグビーを楽しめるとか、そういう場があればいいんじゃないかと思いますので、そういう部分も含めて考えていただけたらどうかなと思います。

○中沢(公)委員長
 続いて。

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