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委員会会議録

質問文書

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令和3年7月アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:河原崎 聖 議員
質疑・質問日:07/15/2021
会派名:自民改革会議


○河原崎委員
 どれということじゃないんですけれども、全体的なことで御認識を答えられる方がいらっしゃればお願いします。以前ですと、ワクチンを2回打てばもうみんなマスクを外して普通に生活できるというイメージを持ってアフターコロナというのを考えてきていますし、現在、アメリカとかヨーロッパの大きなスポーツイベントを見ていますと、みんなマスクをしていない状況が見られて、日本もこうなればいいなという感じではあったんですが、その一方で、デルタ株のせいなのか何か分かりませんけれども、一旦収まったといわれたところでも再拡大が進んでいる中で、ワクチンが必ずしもゲームチェンジャーではないことが徐々に明らかになってきているのかなという感じがしています。だとすると、今年のうちに日本もワクチンを2回ぐらい打てるとなると、重症化する人が減るとか、そういった効果は出てくるかとは思うんですけれども、その一方で少なくとも来年ぐらいはマスクを外した生活は考えられないこともあるのかなとも思っています。一応アフターコロナということでいろんなものを出していただいているんですが、当局側の認識として、どのように考えていらっしゃるのか答えられる方がいらっしゃればお願いしたいと思います。

○米山新型コロナウイルス対策課長
 すみません、当局の認識というよりは、私の今考えているところでございます。やはりワクチン2回接種後の効果がまだ十分に検証されていない中で、マスクなしの生活ができるかということについては、まだよく分からないというのが現状だと思います。また一方で、海外では3回目のワクチンも検討されていることもございますので、ワクチン2回接種後の日本の生活については、現状どうなるか分からないというのが、今、私たちの認識でございまして、ただワクチンを接種するまでは、感染対策を緩めないことが一番重要かなというところで取り組んでいるところでございます。
 すみません。午前中の7番委員の御質問の中で、私、L452R変異株の検査につきまして、今40%実施しているとお答えしましたが、直近62%まで実施しておりましたので訂正させていただきます。申し訳ございません。

○河原崎委員
 統一的なところは、今の段階ではないというのは理解できますが、やはりそこのところはもろもろの施策を考える基準になると思いますので、統一的なところを早めに考えるようにしていただければとお願いしておきたいと思います。
 
それから経済産業部関係ですが、今回の資料には触れられていなかったんですけれども、静岡県の強みの1つとして医薬品の関係があろうかと思います。今後、ワクチンの次の特効薬の関係にも注目が集まってくると思いますが、そういった中で今は静岡県が一番医薬品関係に強いと言われていますけれども、恐らく全国いろんなところで薬の関係の産業を誘致しようという話も出てくるかなと思いますので、静岡県の強みをある意味で守り、そしてまた将来的なことを考えながら伸ばすという視点でアフターコロナを考えられている部分があるかどうか伺いたいと思います。

○渥美産業政策課長
 医薬品・医療機器産業の育成についての御質問だと思います。3番委員御指摘のとおり、本県は医薬品・医療機器の合計生産額が10年連続で全国一番になっており、いわゆる場の力として非常にポテンシャルを有していると思っております。こうした中、コロナに当たりまして、マスクですとか、医療用のガウンですとかが非常に欠乏状態に陥った時期がありました。こういった反省を踏まえて、昨年度補正事業でそういった医療資機材の生産体制の強化を図る事業者さんへの支援を既に実施しております。今年度につきましては、引き続き医療機器の開発支援を取り組む企業様に初期投資から事業化までを一環支援するということで、助成制度等を設けて、後押ししていく取組を進めていくということでございます。

○河原崎委員
 現状は分かりましたが、もう一行突っ込んだ御検討をいただければとお願いしておきたいと思います。
 
それから次に、地域外交の関係で、先ほど来いろいろなお話がございました。ホワイトカラー、ブルーカラーとかいろんなことがありましたけれども、以前から言われていたのが、今来ている技能実習生をどれだけ大事にするか。そこでどういう評判を受けるかによって、就労地として選ばれるか、選ばれないかの判定が進められてくるんじゃないかということが指摘をされてきたと。それはコロナになる前の話ですけれども。今回コロナになって、その中でどれだけ今来ている技能実習生等を守ったかということは、後々響いてくるんじゃないかなと思っているんですが、それに対しての対応策はどういった形でとられてきたのか伺いたいと思います。

○栗田地域外交課長
 技能実習生の状況につきましては、コロナ禍の中で不当な扱いを受ける状況があるという情報は地域外交課でも承知はしております。そういったものの具体的な対策につきましては、地域外交課では直接伺っていないこともありまして、経済産業部と連携しまして対応する方向で考えております。

○河原崎委員
 すみません、あと、スポーツ・文化観光部の観光の関係ですけれども、先ほど来、中部4県、ずっと言われてきているんですけれども、アフターコロナということでいえば、実際の話は首都圏とか、中京圏とかああいうところからどうやってお客さんに戻ってきてもらうかということのほうが地域経済に対する波及効果ってはるかにでかいと思うんですね。それについてのことが何かいまだに出されてこないというのは、ある意味不思議でしようがないんですけれども、この点についての考え方はどうですか。

○山田観光振興課長
 3番委員御指摘のとおり、我が県の観光の主な市場は首都圏、中京圏、あるいは関西圏、大都市圏からのお客様に頼っている、伊豆地域もそうですけれども頼っているところでございまして、そこへの観光誘客施策は当然打ってまいりたいということで頑張ってまいります。今回御紹介させていただいたのは、そこに加えまして、こういったコロナの状況を迎えた中で、中部地域、人口で計算しますと、山梨県、長野県、新潟県の人口だけでも500万人、静岡県を加えますと860万人程度の人口がいるということで、ここにも焦点を当てて、道路もできますし、施策を進めていこうということで御紹介させていただきました。3番委員御指摘のとおり、主な市場は当然御指摘のとおりございますので、そこのところについては、対応してまいりたいと考えてございます。

○河原崎委員
 委員会に対してといいますか、アフターコロナの生活環境ということを考えますと、行政のDXが市民生活、県民生活に及ぼす影響も大事な視点だと思いますので、その辺のこともどこかで聞くような場を持ったほうがいいなと思います。

○曳田委員長
 後ほど委員間協議でやりましょう。

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