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委員会会議録

質問文書

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平成26年10月次世代人材育成特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/21/2014
会派名:ふじのくに県議団


○三ッ谷委員
 いろいろなお話を伺いました。ありがとうございます。高校卒、あるいは大卒で就職してる者の離職率の件も伺いましたし、また本人の職業特性とのミスマッチングの話も伺いました。日本の教育は職業教育をしてるわけじゃなくて、教養が中心でやってるんだよという話も、先生のお話しの中から聞こえてまいりました。
 それで、自分をふり返ってみますと、キャリア教育といってもこんにちまで、例えば幼稚園あるいは小さなときには、先生が子供たちに夢を語らせた。我々が子供のときには1番になりたいのはパイロットですよ。あるいは女性だったらスチュワーデスとか、そういう時代が長く続いて、今はパン屋さんとか花屋さんとかそういう時代ですよ。小学生や低学年では先生方がそういう夢を語らせて、何とかそのやる気にさせたと。
 大事なのは、先生方のフォローアップだと思うんですよね。そういう夢を持った小学生とか幼稚園の子供が、中学校に行ったときに今度は部活と高校入試に追われるんですよ。そのとき、自分の夢を実現するためにはあなたは何が必要ですよっていう先生のフォローがないわけですよ。毎日部活に追われて、お父さんからはこの成績じゃ、あそこの学校は行けんぞって言われるだけで職業のための夢が育っていかない。内申点で学校に行きますから結果的に言えば、必要な学校に行けないで高校へ入ってしまう。高校は2つに分けて考えないといけないと思うんですよね。普通高校へ入る子供たちと職業校に行く子供は、おのずから道が違うんです、入った段階から。確かに農業高等学校、商業高等学校、工業高等学校に行った子供たちはいろんなキャリア教育を受けますからはじめから就職しようという子は多いと思います。でも普通校に行った子供は、はじめから大学に入ることが目的で、職業につくために大学の何学部に行くっていうのは何にもないんですよ。統一の試験の点数だけが大学の入り口であって、子供のときに持った幼稚園の夢が中学でも応援してもらえなくて、高校ではなおかつ先生からフォローがなくて。職員室の前に来ますと、就職もありますよ。これも全部点数がありまして、なかなか自分の行きたいところに行けなかったと。しかし、親の手前、高校生であれば卒業前までには就職を決めたい。本来はモーター関係に入りたかったとかいろいろあったんだけど行けなかったということが、やっぱりこういう離職率につながっているのかなと思います。
 そこで、こういう通算した流れを見てみると、やっぱり学校教育の中でキャリア教育なんて言わなくてもいいから、個々の生徒にフォローする教育指導があってしかるべきだと思うんですよね。これが小学校、中学校、高校までの話ですけども、大学はもう大人という考えでいけば、自分で切磋琢磨する。しかし、義務教育を越えた高校3年間は、やっぱり静岡県なり地域の行政がいろんな先生にお願いをしてフォローアップしながら、やる気を起こして夢の実現につなげることが離職率を下げる方法だと先生のお話を聞いて考えたんですがいかがでしょうか。

○山ア保寿氏
 そういうフォローですね、子供の夢に寄り添った、しかも先生として将来を見据えたような指導っていうのは確かに非常に重要だと思います。これは貴重な御指摘として承っておきたいと思います。

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