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委員会会議録

質問文書

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平成25年10月子どもの人権擁護特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/11/2013
会派名:民主党・ふじのくに県議団


○三ッ谷委員
 時間も随分たちますので、1問聞かせていただきます。
いじめ問題のキーマンは学校の先生方だというお話をしましたよね。一方で午前中に説明いただきました大学の准教授からも、愛着問題についてはよく伺いました。やっぱり親子のきずながしっかりしないと、学校でいじめに遭っても親に話せない、あるいは学校の先生は子供たちのしゃべっている言葉、行動していることを集めて、情報管理しないと、先生もいじめを今現在把握できないというようなことを、今、聞いていて思いました。
我々が子供のときには、どちらかというと体が大きくて、お勉強はどちらかというと少しできないいたずら小僧がいました。調査研究をすれば、認められたいということでやったというのは、後づけでそういうことになるのでしょうけれども、何か自然のうちに、小さい子供の社会にもいろいろあったような気がするんですよ。だから、私はいたずら小僧といじめというのは、時代の感覚のずれがありまして、イコールではないと思っていますけれども、やっぱり一番大事なことは、学校でどんなことがあろうが、先生がおっしゃるように幼少期からしっかりしなきゃいけない。
 自分の子供が幼稚園のときに、こういうことを話したことがあるんです。うちの子供よりも30センチぐらい大きい同級生がいたんです。幼稚園のおもちゃの数が限られていて取り合いになることもありますから、そのときに、その子に前からつかれたのか、後ろからつかれたのか知りませんが、転んだときに振り返ってその大きな男の子を5分ぐらいにらみつけて離れなかったら、それからその子は僕に何にも言わなくなったと。
やっぱり、幼少期、特に幼稚園が大事だと言うし、また愛着教育と言うのでしょうか、親子がしっかり手を結んで、子供が正直にお母さん、お父さんに話をする、幼稚園では励ましと、ほめ殺しで子供を育てないと、子供はできることもできなくなってしまうという話は聞いたことがあります。その点につきまして、愛着と親子のきずな、それから学校の先生がキーマンだということはわかりますが、学校だけで解決するというのはなかなか大変だと思うと、先ほど来言っているように、政治がどこまで関与していいのかという点につきまして聞かせてください。

○武田さち子氏
 1つ、被害者が親に言えないということは、必ずしも親子関係が悪いとは限らないんですね。むしろ親子関係がいい中で、親に心配かけたくない、やっぱり子供は自分は心配のない、いい子なんだというふうに親には思ってもらいたい。また自立心のある子供ほど親には言わずに何とか自分で解決しなきゃいけないと思ってしまうということが1つにはあると思います。
 そして、やっぱり虐待問題というのは非常に大きいと思います。そこに介入するのはなかなか難しいことですので、虐待問題の解決というのをもっと早急にすべきだと思うんですね。そのためには家庭を孤立させないとか、大人が今、SOSを出せない時代だと思うんですね。大人が自分で問題を抱え込んでしまって、SOSを出せない中で、弱いところにしわ寄せがいって子供に当たるということがあると思いますので、そこの家庭の問題、それは家庭教育に口を出すというよりは、むしろ家庭を支えるサポートする体制を政治にはきちんと整えてほしいなというふうに私などは思っています。

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