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委員会会議録

質問文書

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平成21年2月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:03/03/2009
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは二、三質問させていただきたいと思います。
 まず、いよいよ静岡空港が開港するわけでありますが、私たち静岡県は中国の浙江省と提携しており、同じく県内の市町が提携している海外の姉妹都市があるわけでございます。もちろん韓国、台湾、あるいは中国とか担当が決まっておられまして、いろいろ努力していただいているのは十分承知しているわけでありますが、私はこれからの大交流時代を迎えるに当たっては、この提携している都市間をうんと活用したほうがいいと思うんですね。
 ですから、そういった民間外交、あるいは国際相互理解を深めて、ひいては助け合って世界の平和に結びつくということが一番いいと思うわけでございますが、そういった取り組みについて、要するに姉妹都市との関係強化ですね、これについて県はどのようにお考えになるかお伺いしたいと思います。

 それから2点目は、静岡県の県外への広報の取り組みについてお伺いしたいと思います。
 2月6日に、県内市町村の広報担当者らが地域のPRで映像を手づくりするコンクール――静岡ふるさとCM大賞の表彰式が行われたわけであります。図らずも我が伊豆市の作品が2年連続でグランプリをとったということでございまして、空き家の増加、野生鳥獣による農林水産物の被害等、市が抱える問題を逆手に取り、都会からの転入者をふやすための空き家の情報提供や、野生鳥獣の食材への活用に力を入れており、地域振興を目指す行政の意気込みが表現されているということで入賞したと伺っているわけであります。
 この作品は4月から1年間、県内のテレビ局により放映されるというふうに伺っているわけでありますが、一方県は1月26日、本県の情報を全国に発信するために、国内最大のネット通販サイト楽天市場に、県のPRページを開設したと伺っているわけであります。富士山のライブ映像、本県の特産品、観光地などの情報を紹介しているとともに、特産品等の購入ができるような地域密着型の内容を掲載しているというふうに伺っているわけでございます。
 そこで質問でございますが、まず1番目は、本県の観光地をPRし、地域振興を促進していくために、県外への広報は非常に重要だと考えられます。本県の地域の情報を全国へ発信していくため、市町のCM大賞の入賞作などを通じて広報していくということが可能なのかどうか、そういった点を1つお伺いしたいと思います。
 もう1つは、さらに本県の情報を全国に発信していくため、県はどのような広報活動に取り組んでいくかという点、以上とりあえずお伺いしたいと思います。

○森国際室長
 姉妹都市間の交流の強化の取り組みについてお答え申し上げます。
 今後、静岡空港拡大に資する意味でも、地域間での姉妹都市、友好都市の交流が重要になってきております。本県は委員御指摘のとおり、浙江省と友好都市交流を行ってもう27年となっておりまして、杭州の戸籍人口当たり1万ドルのGNPも超え、かなり交流が活発になってくることによって、交流の拡大が交流人口増大に大きな貢献を示すようになってまいりました。
 そこで、本県は就航地域である中国に加え、韓国との交流を現在考慮してございまして、実質的な交流が見込める地域の調査を現在開始しているところでございます。
 加えて今年度、特に市町と外国都市との交流を考慮して積極的に支援をしてまいりまして、今年度、菊川市と浙江省の紹興県、それから藤枝市と韓国京畿道――ソウルの周辺の地区でございますが――京畿道にある楊州市との間を国際室が調整いたしまして、姉妹都市提携を前提に両市担当者の現地調査、それから相互の連絡というのが現在図られており、近く実現することを大いに期待しているところでございます。
 今後も市町の交流を中心に、就航都市先が中心でございますけども、交流促進を図ってまいりたいと考えております。以上でございます。

○宇佐美広報室長
 委員御指摘のありましたまず1点、CM大賞ですけども、伊豆市が2回連続グランプリということで、これにつきましては民間企業の放送局が主体的にやっておりますので、そこの了解を得ながら、例えば大阪事務所が観光展をやるときにはPRするとか、場合によれば県の、県庁を含めた番組でも了解が得られれば使うとか、そんな形で活用については今後検討してまいりたいと考えております。
 次に、県外向けの広報につきましては、先ほど委員御指摘のインターネットの広報もございますけども、1つは県外ラジオ放送というのをやっておりまして、現在首都圏、北海道、福岡それと沖縄という形でやっておりまして、これについては県の観光の話題も含めた、県の魅力も出したいということで、就航先の石川、熊本についても来年度以降、県の魅力をラジオを通してPRしていきたいと考えております。
 また、東京、大阪の事務所がございますので、そちらを通じてマスコミ関係への情報提供を引き続き進めたいと思っております。
 また、なかなか県の話題が、首都圏も含めてテレビで取り上げられないということもございますので、どうにかメディアとの人脈、ネットワークも今後さらにとりながら、1つでもいいから全国発信できるように努力したいと思います。以上です。

○石橋委員
 ありがとうございました。
 姉妹都市の件でございますけれども、姉妹都市を結ぶと大体5周年、10周年、15周年と記念の節目があるわけでありまして、ぜひそういったときを機会に、1人でも多くの市民の皆さんが、その提携している町に行き来ができやすいような環境に、県としてできるだけ援助していただきたいということを要望しまして、私は終わります。

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