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委員会会議録

質問文書

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平成30年2月定例会文教警察委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:02/21/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 一問一答方式でお願いします。
 主に活動指標等について少し細かいところを確認していきたいと思います。
 次期総合計画案の122ページ、スクールソーシャルワーカーについてです。
 子供の貧困対策では大変大事な役割を担うと思いますが、目標値として50人とした理由、根拠を教えてください。

○宮ア義務教育課長
 スクールソーシャルワーカーにつきましては、昨年度全33市町に配置が完了し、今年度36人おりますけれども、この後全市町に複数の配置を計画しております。当面は現状の1.5倍ということで50人という目標値にさせていただきました。

○佐野委員
 なるべく早い時期にこの50人配置できるようにお願いしたいと思います。

 123ページの学校支援心理アドバイザー配置高等学校数ってあるんですが、この役割と30校にした根拠をお願いします。

○神田高校教育課指導監
 学校支援心理アドバイザーについての御質問をいただきました。
 これは学校に対して、臨床心理的な立場から課題等を持つ生徒の指導についてどのような教育指導体制をしくことが重要であるか、大切であるかという指導をいただくものです。学校に対する支援ということで配置学校数をふやしていきたいとして算定しております。
 予算を伴う事業でございますので、4年間で25%増を考え方の基本として努力を続けていきたいと思っております。

○佐野委員
 大変重要な役を持つ人のようですね。また育成や配置を進めていっていただきたいと思います。

 128ページ、コミュニティスクール数が100校とうたわれています。これはしずおか型コミュニティスクールではなくて、それに類するものではなくて、はっきりとしたコミュニティスクールなのかお聞きします。

○宮ア義務教育課長
 法律に基づく学校運営協議会を設置する学校数ということで、正式なコミュニティスクールの目標が100校でございます。

○佐野委員
 今まではしずおか型コミュニティスクールを進めてきました。要するにコミュニティスクールに相当する数だったんですが、はっきりと方向を変えて100校にすると言い切った理由とか、方向も変わったんでしょうか。

○宮ア義務教育課長
 これまではしずおか型ということで推進してまいりまして大方達成したんですけども、やはり地方教育行政の組織及び運営に関する法律が改正されまして、努力義務化されたことが最大でございます。しかもこのコミュニティスクールの有効性が多忙化解消に結びつく観点がございますので、あくまで正式なコミュニティスクールを推進していく考え方でございます。

○佐野委員
 今まで推進してきたので、学校にとってただ形だけではなくて実情を伴った目標値にしていただきたいと要望します。

 130ページの日常的に授業でICTを活用した学校の割合、そしてまた成果指標に指導できる教員の割合とあります。7番委員と質問が重なる部分がありますが、私としては日常的にICTを活用したほうが成果があって、教員がICTを活用して指導できるのはあくまでも子供に成果を出すための方法と捉えていました。成果指標と活動指標がそれでいいのか疑問を持ちましたがいかがでしょうか。

○本村情報化推進室長
 8番委員がおっしゃる考え方もございますが、日常的に授業でICTを活用した学校の割合は事実でありまして、事実を活動指標に位置づけています。ICTを活用した授業をする教員が生徒に還元する、情報活用指導力を還元する力を成果指標と考え方はいろいろあるかもしれませんがそのような考え方でございます。

○佐野委員
 鶏か卵かの議論になってしまいますが、やはり子供に最終的には返すこと、子供たちが望ましい教育環境のもとに力をつけることが最終的な目標になると思います。そのために教師の技術を向上するのが捉え方だと思います。それは私の考え方ですが、あくまでも子供から目を離さないような成果指標、活動指標であっていただきたいと意見として言います。

 また、細かいことなんですが132ページのふじのくに実学チャレンジフェスタって、今まで成果指標に挙げてこなかったと思うんですが、それはどのようなものでこれからどのように広めていくのか見通しをお聞かせください。

○小野田高校教育課長
 ふじのくに実学チャレンジフェスタの内容について御質問いただきました。
 中学生それから保護者、企業、県民の皆様に実学系高校への理解を深めていただくことと、魅力を知っていただくことを目的に、産業教育審議会の提言も踏まえまして昨年度から実施しております。今年度10月の14日に浜松市で開催いたしまして、昨年度の約2倍の3,000人のお客様に集まっていただきました。
 フェスタでは、実学系高校42校の生徒が日ごろの成果を生かして作品展示だとかステージ発表、それから実技体験等を行っております。お客様からも大変好評で十分に実学系高校の魅力がアピールできたかなと考えております。
 今後なんですけれども、ことし広報に大変力を入れまして昨年度の2倍の3,000人のお客様に集まっていただきましたので、これに満足することなく本年度を上回る3,500人を目標とさせていただいております。

○佐野委員
 では、ふじのくに実学チャレンジフェスタを一過性のものに終わらせないで静岡県の実学を発表する場として発展的に進めていっていただきたいと思います。フェスタに人が来ただけで実学が推進されたかというと疑問ですが、それは目標値なのでいたし方ないと思います。子供たちが活動する場としてのフェスタにしていただきたいと思います。

 次に、134ページ、スクールカウンセラーの配置人数を目標値に明言していただいたことは意味あることだと思います。成果指標になるかもしれませんが、不登校の割合とかいじめの認知件数とか不登校の解消とかはあえて外したのでしょうか。

○宮ア義務教育課長
 いじめの発生件数につきましてはやはり認知件数ということで、やはり認知が少なければいいというものでもないもんですから、何件以下というのは目標値にはそぐわないと思います。不登校につきましても率で示せないことはありませんけども今回はあえて出しませんでした。

○佐野委員
 わかりました。
 そのようなものを成果指標にするのではなくて、活動目標としてスクールカウンセラーやスクールソーシャルワーカー、またそれに伴う人材をふやすといったものを活動指標にしていくことには賛同します。ぜひともこれからもそういう方向で行っていただきたいと思いました。
 また、多忙化解消に向けた研究成果の活用の割合もありますけれど、こちらもぜひ100%の学校が活用し、また県の施策や措置も行き渡るようにしていただきたいと思います。以上で終わります。

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