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委員会会議録

質問文書

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平成26年10月次世代人材育成特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:三ッ谷 金秋 議員
質疑・質問日:10/21/2014
会派名:ふじのくに県議団


○三ッ谷委員
 私は先生が今お勤めの磐田市なんですよ。先生の大学からちょっと南に行けば下太の米とぎまつりとか、私の町では今六社神社の祭典があって、ちょうど先生がばかっていってましたけれども、ばかがよく合うお祭りなんですよ。掛塚なんかに行けば屋台囃子とか、正確な太鼓と笛とか、すばらしい音色ですよ。うちは、それしかたたかないから、みんなはばかばやしって呼ぶんです。そういうお祭りですけれども、僕らが若いとき、その屋台の引き回しとか何かするときは、夜中までやっていたわけですよ。それが、今は警察がうるさい。我々がもし委員会でいろんな話をすれば、警察は、自治会のお祭りですからそんなことは決して言いませんと言いますよ。しかし、許可を出すときに、事前からハードルをどんどん据えてきて、もうそこで終わるという書類しか出させないようにして、自分たちで申し込んだお祭りだから、この時間になったら終われと、こういう話になりますね。
 浜松市では、イベントになって、どちらかと言ったらお宮さんのお祭りというよりも、浜松市のフェスティバルなんですが、我々の田舎の祭りは、やっぱり地についた田舎の社のお祭りなんですよ。そのときに、僕等も眺めていて困るのは、先生がおっしゃったような高校生の参加問題とかいろいろあります。
 私がちょうどPTAの会長をやっているときに運動をして、参加をオーケーにさせていただきました。礼儀や先輩後輩の扱いとか、酔った人、お年寄りをどうするかというのは、本当にいい勉強の場なんですよね。それが、どんどんそういう方向ではないほうに、いっている感じがするんです。田舎の町ですから、浜松市のようなフェスティバルにもしたいんだけれどもならない。そうとは言って、さっきの焼津のお祭りと同じで、朝までやっているんですから。
 このところは、子供の中でも、ちょうど18から21、22歳の女の子がたくさん出るようになりまして、にぎやかでいいんですが、やっぱりそういういろんなまぜ合わせの中で、伝統文化がなくなっちゃうという気がするんですよね。
 先生のきょうのお話を聞いて、その祭りの伝統文化を生かすためには、警察の指導はどこら辺までにとめおくべきか。
 うちの町も中川通りというところでやりますが、お客様が来ると、屋台はどうしても停滞しますから、遅くなってしまう。そうすると、警察に口入れするチャンスを与えて、来年からは出さないとか、ペナルティをかけられるとかいろいろありまして、このままでいったら、祭りを中心にした伝統文化が、そがれるんじゃないかなという気がする。
 自治体のコミュニティーのお祭りですから、何とか余り警察もうるさくなく、安全にやりたいんですが、どこを注意して、先生の言われているこの伝統文化を守り抜くことが育成のネタですから、そこら辺の注意点って何かありますか。

○中村羊一郎氏
 今のお話は、どこのお祭りでもそうなんです。
 例えば、下田に太鼓祭りって物すごい町をあげてやる祭りがあるんですが、12時に必ずおみこしがおさまらにゃいかんという厳しいお達しがあるんですよ。そうすると、役員の皆さんが時計を見ながら後何分って、それでぴったり12時におさまるんですよ。それじゃ、やっている人たちはおもしろくないんですよね。
 逆に言うと、おもしろいから祭りというのは盛り上がるし、羽目を外すから祭りになるんです。そういう意味で言うと、全く暴論かもしれないけれども、警察といえども県警なんですから、地域のおまわりさん、警察なんですよね。ということは、つまり、年に一度や二度は、そういうときに、何時に終われなんて規制をせずに、お祭りの日は特別な空間なんだということを、ある程度多目に見るというよりも、むしろ一緒になって地域を盛り上げるという方向を出していただいたほうが、あるいは、出していただきたいというふうに僕は思いますね。とにかく何時になったらおみこしはどこまで行っていて、何時になったら終わるでは、お祭りの雰囲気はないですよ。
 例えば、越中おわら風の盆なんて、道路を封鎖して、徹夜で踊るわけでしょう。だったら、やれないことはないんですよ。有名なお祭りなら真夜中までやってよくて、地方のお祭りは12時に終われと言うんじゃ、不公平ですよ、逆に言えば。
 だから、この辺は論理の持っていきようだと思うので、地域活性化のために、住民みんなが和気あいあいとやれるような空間というものを警察も全面的にバックアップしてくれと。これが、本当の意味での地域活性化につながるということをかけ合うだけの根性をぜひ持っていただきたいと。

○三ッ谷委員
 うちは見付天神さんのように夜中にもやるお祭りもあれば、浜松のようにあれだけの人が出るのに、ここはきちんと10時に終われますから、すごいなと。ただ、後の練りは何時に終わっているか私は知りませんけれども。いろんな問題点があって、今、先生から言われたようなことはよくわかりましたので、ぜひ地元の警察署にも、今のそういう話をしながら。

○中村羊一郎氏
 やっぱりある種特別な空間、特別な時間というものがあることによって、その地域のメリハリができるし、人生にとってもあの時はなという思い出ができるんですね。ぜひ、僕からもお願いしたいと思います。

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