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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月25日アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:曳田 卓 議員
質疑・質問日:11/25/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○曳田委員
 私から1つ。この委員会はアフターコロナということで、資料の50ページですけれども、最後にまとめていただいて、あくまでも制度的なもので、やっぱり我々とすると、つまりアフターコロナがよりよい社会になるのか、ばら色の未来なのか、ある意味で方向性なり、県民の皆さんに期待を持ってもらいたいイメージをいろいろ考えるのはなかなか難しいですね。先生のお考えの中では、そういう意味では、最後のまとめの上に、こういう制度改正を含めどういう社会を描いてらっしゃるのかちょっとお聞きしたい。

○坂下哲也参考人
 人間というのは、農耕社会がきて、工業社会がきて、今、情報社会になっています。この中で、ここにいる人たちで全く同じものがあるんですけれども、それは何だか分かりますか。それは時間です。24時間365日は、誰もみんな同じなんです。これはビル・ゲイツもそうだし、ザッカーバーグもそうなんです。じゃあ、それを振り返ったときに、農業時代と工業時代、情報時代と分けていくと、実は人間って可処分時間がどんどん減っていっているんです。農業の時代は農閑期があって、ちゃんと休む時期があったんです。工業社会は9時5時で終わったら、家に帰ってビールが飲めたんです。情報社会で今どうなっているかというと、みんなスマホを四六時中離さないわけです。ここに会社のメールが入ってくる。だから、どんどん可処分時間が奪われていっている。
 本来、合理化というのは可処分時間を広げなきゃいけないわけです。可処分時間を広げるために何をするかを考えなきゃいけないんだと思います。電子帳簿法とかインボイスとか、確かに中小企業の方の多くは知らないんだと思います。ただ、ああいうことをやっていって、今働いている時間を圧縮して、多少なりとも家に帰って、おかずを一品多く食べられるとか作れる時間をつくっていく社会をつくっていかなければいけないと私は思います。
 ただ、それが東京はできません。都市部はできないんです。都市部じゃないところはそういうのを見せていって、そこに都市部から人が戻っていく形を取っていくべきではないかと思います。これはヨーロッパでもアメリカでもそういう流れができているので、日本も同じようなことをやるべきじゃないかと思っております。

○曳田委員
 人間らしい社会ということ。

○坂下哲也参考人
 そうです。時間をちゃんと有効に使える社会ですね。

○曳田委員
 分かりました。ありがとうございます。

お問い合わせ

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