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委員会会議録

質問文書

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平成27年10月大規模スポーツイベント対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:蓮池 章平 議員
質疑・質問日:10/26/2015
会派名:公明党静岡県議団


○蓮池委員
 今、9番委員の関連で、先ほど手塚先生からは、学校にラグビーボールを持ってるところが1校もないという。うちの学校にはないということですか。そういうことですか。せっかく2019年静岡で開催する。ことしは非常に盛り上がった。ラグビーのよさをもっともっと知ってもらいたい。やっぱりすそ野を広げていくという意味では、学校の子供たち、小さいころからそういうふうに触れることが一つ重要だろうと。ただ、それを教える指導者がいないということだと思うんですが、実際にきょう来られている先生方のところでは、タグラグビーを取り入れて授業をしているんですか。

○松井靖国氏
それを取り入れてる学校、どれくらいありますか。学校のカリキュラムとして位置づけられている方。
(参考人挙手)
これぐらいですね。ほかの学年の先生もやっている学校は。
(参考人挙手)
これぐらいですかね。

○杉山裕之氏
ここだけで言うと3割です。

○蓮池委員
 今、この仕組みの話があったんだけど、教育委員会など我々の人脈でいろいろと学校に行ったときに言ってくれというような話をしてたんだけど、誰がこれをやってみようという決定権を持ってるんだろうというのが、ちょっとそこがわからない。

○山佳己氏
 授業の中でタグラグビーをすることについてですか。

○蓮池委員
 ゴール型ゲームとして、サッカーでもバスケットでもバレーでも、ラグビーよりこちらという、その選択をする選択権というのは、誰が持ってるんですか。

○山佳己氏
 各教師が持ってますね。学年として、そろえていくという部分があるので、学年として相談をしてやろうということであればできます。

○蓮池委員
 そうすると、1つの学年で、例えば3年生は、じゃあこの球技は、ラグビーにしようとしないとだめなんですね。例えばこのクラスはサッカー、このクラスはラグビー、このクラスはバレーボールという、基本的にはそういうことは学年として統一感を持たないといけない。学年主任の方が、ある程度了解して、じゃあみんなで話し合ってやろうとしないと、なかなかそこは普及していけないということですね。

○山佳己氏
 学校は計画的、組織的に取り組むところですので、学年で取り組むためには、やっぱりタグラグビーのよさとか、指導のしやすさとかというものを実感して、実践に移れるということがすごく大事になってくると思います。

○蓮池委員
 今、教育現場はいろんな教育がどんどん入ってきてね。言ってみれば、何とか教育、何とか教育、何とか教育というと、現場から物すごい――直接はきませんけれども――またこれか、またこれかという、その現場の忙しさに拍車をかけるようなこと言うと逆に拒否される感じがあるんですが、そこら辺はどんな感触なんですかね。実際に皆さんが楽しさやおもしろさを、それから簡単に普通に、そんなにノウハウなくてもできるよということを教えたときに、それだったら比較的受け入れやすいのか、また新しいものをやるとすると、これはまたどこかへ行って、また研修受けて、自分が教えるためのまた時間を割いてやるというその拒否感があるのか、その辺りの教育現場の多忙化との関係というのはどうなんですかね。

○手塚美和氏
 そういう話はよく聞きます。先生方に、出張で勉強しなきゃいけないとかそういうので、大変だ、大変だという話は聞きますけれども、でも、教育委員会の主催したそういう講座とか受けて、これが大事ですって聞いてくれば、皆さん真面目に学校に持ち帰って、じゃあやりましょうという話になるので、ワールドカップの意義がわかって大事だということがきちんと伝わっていきます。すごいぶつぶつ言っているのはあるかもしれませんけれども、皆さんやるとなればやります。

○蓮池委員
 あと、市の教育委員会や県の教育委員会の認知度、認識がどうかということが一番大きい。特に10年研修なんかという仕組みが入ってきましたよね。そういった中でも、実技というところが恐らくあるでしょうから、そういったところに入っていけば、もっと普及しやすくなるのかなということ、私個人的な感想としてあるんですが、そういう意味では、皆さんから教育委員会にアプローチというのはなかなか難しいのかな。それは、議会のほうから、どういう考え方かということを少し議論はしてみたいというふうに思っています。ちなみに、全国的にラグビー県というのは、イメージとして例えば釜石みたいなイメージがあるんですが、ほかにラグビーが盛んだぞという県が全国的にどこかありますか。皆さんからして。全国のネットワークの中で。

○前田吉法氏
 大阪、神戸のあたりは、やはり花園関係がありますので、あの辺は盛んだと思います。やっぱり言われたとおり釜石。静岡県内でも、掛川の小学校なんかはわりと盛んに行われているということを聞きます。

○前島康志氏
 掛川の教育委員会は進めてますけど、やはり先ほど言ったように、タグラグビーというのは、タグとボールがないとできない関係で、例えばことしやろうと思っても、物がないわけじゃないですか。そうすると、誰か教えることができる人間がいて、予算を押さえてみて、じゃあ来年度やってみましょうと予算をもらってカリキュラムも組んで初めてできるということが多いです。その辺はサッカーとかとは若干違うんですけれども。今、掛川市はそういうふうに進めていますけれども、やっぱり今、一番困っているのは、指導できないんですよ。だから、本校はカリキュラム組んで指導できるのでやるんですけれども、掛川市内でタグラグビーをやっている学校というのは、本校以外に私、聞いたことないですね。あと2、3校しかないです。
 教育委員会はやりたいと思ってる。だから、タグラグビー教室をやるんですよ。でも、人が集まらない。そこで、本校に来るのです。そういう現状です。そのときにやっぱり今言ったように、僕らみたいに具体的指導法ができるような、セミナーとか講演をバックアップしてもらうほうが早いと思います。

○青山智士氏
 私、中沢委員長の学区のところで勤務をさせていただいております。先ほど中沢委員長が、学校ではタグラグビーの授業をたくさんやっているということを、お子さんにお聞きになったということでしたが、私の勤務校でもかなり盛んに行われております。その理由は何かと考えたときに、まず物があるということと、もう1つは、核になる教員がおります。というのは、非常に体育の指導にたけていて、タグラグビーについて、ほかの教員にも放課後等に教えていくような教員がおりまして、その教員から伝播して、各学年等で取り組んでいるという実態があります。ですので、やはりその指導者がまずいないことには、学校に普及がされていかないんではないかなという実感があります。以上です。

○手塚美和氏
 学校のカリキュラムをつくるのが、年度末になります。年度初めには、昨年度の先生たちがつくられたカリキュラムを見て、年間計画をきちんと立てていって、予算としてラグビーボールを買ったりとかする運びになるので、この年度内に教育委員会のほうから、学校でラグビーを、サッカーだけではなく、ラグビーも入れましょうみたいな話がくれば、きっとラグビーをサッカーのところに入れると思うんですね。そのカリキュラムに書いてないと、新しく担任になった先生がぽんって入って、じゃあ去年のものを見てつくりましょうってなるので、そしたら年間計画にサッカーと書いてしまえば、それで4月に決まってしまうので、ことしの今から3月までに、学校にそういうラグビーを入れましょうというのが入るか、入らないかで、全然違ってくると思います。

○蓮池委員
 これは、どこがどう火つけをするかということが重要なのでしょうけれども、例えばラグビー協会みたいなところに――あるところとない市があると思うんだけれども――あるようなところは、逆に言うと、ボールとそのタグを寄贈してもらうというような運動を、ちょっとお金もかかることなので、例えば県とか市で予算をまたつくるとなると、いろんな理由づけだとか、今言われたいろんな仕組みだとかあるので、むしろ協会みたいなところから、例えばこの地域で、毎年学校に1つずつとか決めて、やってもらえるような仕掛けをまた皆さんのほうからもされたらどうかな……。

○杉山裕之氏
 タグラグビーを貸し出すという仕組みもあります。それから、タグラグビーをプレゼント、いわゆる寄贈してくれるという仕組みもあります。本校の場合は、ことし体育主任が、手を挙げましてタグラグビーを申し込んだんですけれども、タグのほうですね、見事に外れました。かなり熱が入ってきてタグラグビーをやりたいという先生方はいるんですけれども、予算がないとそういうふうに、何とか抽選に当たったら始めようというところもあるもんですから、今おっしゃってくださったように、協会の力とか借りるというのも一つの手だと思います。しかし協会にお金があるかという、そういった問題もありますので、そのあたりは私たちがちょっと預かり知らぬところというんでしょうか、またいいお知恵が必要かなと思っております。

○前島康志氏
 タグラグビーもボールも、そんなに高いものじゃないです。ですので、本気になればすぐに買えますので、全然問題ないと思います。意欲の問題だと思います。

○中沢(公)委員長
 あとはいかがですか。

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