本会議会議録
質問文書
平成30年11月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者: | 櫻町 宏毅 議員 | |
質疑・質問日: | 11/28/2018 | |
会派名: | ふじのくに県民クラブ |
○櫻町委員
ありがとうございました。先ほどスタッフの体制について、浜谷さんを入れて6人とおっしゃいましたけど、その方々は収入がなきゃいけないわけですよね。その方々はどういった形で収入を得ていらっしゃるんですか。
○浜谷友子氏
今職員が私含めて、6人と言いました。約3年前に若い子たちをとったんですけども、今一番若い子で21歳です。それから、一番上でも三十六、七歳ですね。まちづくりのNPOをやっていて、やっぱり若い子たちにお金を支払えないのでは、とてもまちづくりとはいえないと私は思っているんです。つまり、職場をつくらなくちゃいけないと思っています。それで、川根本町で高校生とかにアンケートを聞いて、どうして外に出るかと聞いて、一番多い答えは働きたい場所がないということなんです。
全然話が変わりますけど、今ITの会社なんかに入ってもらって、そこのお手伝いもしているんですけれど、そういう新しい職業もつくりたいなと思っています。その中でうちのかわね来風でも職員をとって、ちゃんと給料を今払っていますし、保険にも入っています。
そのきっかけとなったのが放課後児童クラブの事業です。何年か前までシルバーの方がやっていて、その後、放課後児童クラブ支援員という資格をとらないとできなくなったのですが、今移行期間中で、最初何回か言われ、うちはできないと言っていたんだけども、あるときはっと思って、若い子たちを雇っていいんだったらやるよと、そのかわり最低賃金じゃ困ると言ったんです。でも、放課後児童クラブの本当の実務としては放課後ですから、そんな何時間もないわけです。
だから、私たちはそこでの仕事もしますけど、ほかの事業も委託しながら一人工にしてやってもらっています。農家民宿のことももちろん手伝ってもらいます。だからいろんなことをやっています。募集するときに、最初は児童クラブの支援員として入ってもらうけども、いろんな活動をしてもらうこと、そして、うちはまちづくりのNPOだからいろんなことをして、こんなことがいいと思ってそれが事業化できるんだったら、そっちの自分ができることに進むこともできるというふうに言っています。
だから、自主事業もやっているし、キャンプ場の収入ありますし、そのほかにも委託事業ももらっています。例えば、地域にスポーツクラブをつくらなきゃいけないというのがあって、平成18年のときになかなか川根本町もできなくて、うちのところに何とか立ち上げてほしいと言われて、スポーツクラブをつくったんです。そのスポーツクラブも最初は自分たちだけの予算でやっていたけども、だんだん町も予算をつけてくれて、今は町からの委託事業でやっています。それらを組み合わせて、職員を雇っています。
○櫻町委員
ということは、この1ページ目の資料のように、いろんな事業を複合的に皆さんがおやりになりながら収入を得て、その中で6人なら6人、農家民宿のことにかかわったり、総合的にやっていらっしゃるということですか。
○浜谷友子氏
そうですね、全員がかかわっているわけじゃないけども、この子はこれとこれみたいな形です。放課後児童クラブと生活支援員とか、放課後児童クラブとランドオペレーターをとってもらって旅行業とか、そういうような感じで1人何役かはしていますが、全部にかかわっているわけではないです。
○櫻町委員
あと、川根に行きたいという方の情報の受け皿は全て浜谷さんのところでおやりになるんですか、それとも、さっき移住された方はなりわいでやっていらっしゃると伺ったんですけど、その方々は独自でそういうお客さんを呼び込んでくるんですか。どこか1カ所窓口があるんですか。
○浜谷友子氏
団体とか、海外のものは大体うちが窓口になっていますが、ほとんどがリピーターとか、口コミなんですよね。だから、個人のお客様は勝手にその方たちがとっています。団体のときには私たちは、海外なんかのときには、一部手数料をもらっていますけど、それはそこに上乗せしてもらっているので、その人たちの6000円とか7500円とかというのはそのままその人たちにお支払いして、その上に1000円とか、そういうのをプラスして私たちがいただいています。
○櫻町委員
そうすると、2020年までにあと7軒ふやしたいとおっしゃっていますよね。なりわいにされている方にしてみると、そこはライバルになっちゃうわけですよね。ですけど、浜谷さんのところでお考えになっているのは、なりわいが主じゃなくて、団体が来たときにホームステイ的に受けてもらうとか、そういう方のほうをふやしたいのか、それとも、なりわいの方をふやしたいのか。
○浜谷友子氏
どっちでもよくて、移住してきたい人たちがいたら、先ほど申し上げましたように、農家民宿は1組なので、そういう方たちがたくさんいて、例えば、ほかにユズの生産と組み合わせて、収入を得るようにしてほしい。何で団体を受けるかというと、普通の一般客は大体、土日なんです。だけど、海外の修学旅行といったら平日ですよね。だから、そこの平日を埋めるためにそこで一遍に1日とまって5人、6人といったら何万円かになるわけです。だから、私の中ではそこを埋めたくて、土日の一般のお客さんはそれぞれの皆さんのサービスで勝手に埋まっていくと思うんです。平日を埋めないといけない。平日は一般の人たちは来ないから、そこですよね。
○多家委員長
ほかにありますか。
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