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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成26年12月定例会企画くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田内 浩之 議員
質疑・質問日:12/16/2014
会派名:ふじのくに県議団


○田内委員
 分割質問方式で2点質問させていただきたいと思います。
 まず、1点目です。
 湖西市にあるマルセエンタープライズの安定型最終処分場について御質問させていただきたいと思います。
 安定型最終処分場というのは安定5品目といって、埋められるものが決まっていると思うのですけれども、埋め立てしてはいけないわらや電池とアスベストのボードなどが埋められていると客観的な証拠を県に提示いたしました。そのときに法定の検査で異常が出ていないので問題がないと県からは説明がありました。これについてもう少し詳細に御説明いただければと思いますのでよろしくお願いいたします。

○小林廃棄物リサイクル課長
 安定型最終処分場でございますけれども、廃棄物処理法の中では、瓦れきですとか廃プラスチック等、正常な安定的な5品目に限って埋め立てることができるということを記載しております。したがいまして、これ以外の品目を埋め立てると法に違反することになります。
 今、御指摘いただきました中で、アスベストは法令上許されておりますけれども、乾電池につきましては、ここには埋め立てることができないことになってございます。地元の方から御通報をいただいた際、県の職員が現地に立ち入りをいたしました。ところが立入検査においてはそうした品目が確認できませんでしたので、事業者に対して浸出水また地下水の検査をし、水質の状況について確認したところでございます。水質は基準値におさまっておりましたので、それ以上の掘り返し等の緊急的な措置は当時、必要がないと判断したところでございます。以上です。

○田内委員
 再質問をさせていただきます。
 私の手元の資料ですと、廃石こうボードはだめだと書いてあるのですけれども、もう1回御回答をいただければと思います。

 あと、もう1点ですけれども、私も地元住民の方が県の職員とお話ししたときに同行させていただきました。明らかに客観的な証拠があるわけです。ちなみに私もその石こうボードやわらが埋まっているのを現場に入って目視で確認させていただきました。その写真も日付入りできちんと提出させていただきました。客観的に変なものが埋まっているのですけれども、法定の検査をしたところ、水質的に異常がないので問題はないというのが、私は理解ができないのですけれども、もう1回御答弁をお願いできればと思います。

○小林廃棄物リサイクル課長
 アスベストのボードに関しましては、飛散性でないアスベストについては覆土することで埋め立てが許されてございます。
 また、確かに御指摘のとおり許可品目以外が入っていることはよくないことでございます。しかしながら広大な処分場でございますので、その全体を掘り返させることがなかなか事業者に命令がしにくいことでございまして、その処分場の状況を水質の検査で確認させていただいているということでございます。以上でございます。

○田内委員
 済みません、飛散性のボードのところをもう少し詳細な説明をしていただきたいと思います。それが1点目です。

 2点目なのですけれども、もちろん、変なものが埋まっている可能性があるから全部掘り返せなどというのは、多分地元住民の方も思っていないです。ただ対応として一部分を人力でもいいかもしれませんが、ある程度掘り返して調べてくるくらいの対応を私はそのときにすべきだったと思います。それに関してお答えをいただければと思います。

○小林廃棄物リサイクル課長
 まず、飛散性のものというのは、吹きつけられたものが代表的なものでございますけれども、ボードのほうは固まっておりますので、そのまま砕いたりしなければ、特に飛び散ることがないということでございます。

 もう1点、掘り返していればということでございますけれども、この処分場ではないところについて、ある場所に埋まっているという確たる情報がありました場合には掘り返しをするようなことがございました。こちらの処分場ではまだ埋め立てられていないような断面もありましたので、そうした断面から確認いたしました。以上でございます。

○田内委員
 繰り返しになりますけれども、私も企業に立ち入りをお願いして、現地に行きました。そこで私も目で見ていますけれども、わらとかいわゆる有機物は安定5品目の中に入っていないはずです。なぜなら雨が降るとそこから腐ったりして、そのままため池にたまって、水が浜名湖に流れてしまうからです。
 繰り返しになりますけれども、客観的な事実があるわけです。あるのですけれども、掘り返しもしないし調査もしないというのは、どういう論理的な構成でそういう御答弁をされているのか、もう1回教えてください。

○小林廃棄物リサイクル課長
 許可品目以外がありました場合には、当然事業者は撤去をする責任がございますので、県も確認をいたしましたら、撤去の指導をいたします。ただ実際に掘り返す際に場所が特定されていないとなかなか掘り出せないということがございますので、当時検査ということでしました。以上です。

○田内委員
 場所に関しては、私たちがわかりますので、そのときにそこをぜひ掘り返してくださいとお伝えしたはずです。なおかつ、先ほどの御答弁の中でそのときは私が見たときは埋められていた。もちろん、廃棄物処理場なので、どんどん廃棄物がふえますよね、当然、埋まっていくはずです。数週間後に同じ場所に行って、見て、何もなかったので全く問題ないですというのは、おかしくないですか。もう1回御答弁をお願いいたします。

○小林廃棄物リサイクル課長
 当時というのが平成22年か23年だったと思いますので、場所の特定をいただければ、今、県が再調査に入ることも可能でございますので、ぜひ、その辺を地元の方とお話をさせていただきたいと思います。以上です。

○田内委員
 済みません、もう1回、再質問なのですけれども、今できるのであれば、なぜそのときにしなかったのでしょうか。お答えいただければと思います。

○小林廃棄物リサイクル課長
 申しわけございません、当時立ち入った職員がどこの場所かがわからなかったと思います。以上です。

○田内委員
 立ち入った職員が場所がわからなかった。もう1回、先ほどの繰り返しになりますけれども、私たちは場所を把握しております。ぜひここを見てくださいねと言ったら、いや、掘り返したりするのは、それはもうさすがにできないですよという回答をそのときにいただきました。なので、それについて、もう1回、質問をさせていただきます。

○小林廃棄物リサイクル課長
 委員が今おっしゃいました場所の特定でございますけれども、私は実際に指定があってそれを掘り返せないと言ったかどうか存じてはいないのですけれども、そうした意味で現在での再調査の準備はいたします。以上です。

○田内委員
 要望になりますけれども、先ほどもう1回再調査をしますということで御答弁をいただきましたので、また具体的なことについては御相談をさせていただきますよう、よろしくお願いいたします。

 2点目になります。
 湖西市の県境には、静岡県側ではなくて、愛知県側に産業廃棄物処理場が幾つかありまして、住民はそれで大気汚染の心配をしております。
 これに関しましては、県当局に非常に真摯に対応していただいて感謝をしているところでありますけれども、湖西市から県に対して来年度に向けての予算要望が出されております。県境のダイオキシン測定に対して来年度以降も引き続き計測をしていただきたいとの要望が出ておりますけれども、どのように対応していただける予定か質問させていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

○市川生活環境課長
 来年度の測定につきましては、まだ予算が確定しておりませんので、しっかりとは申し上げられませんけれども、湖西市から要望をいただいております。
 今、市役所で固定的に測定していますが、ここはほかと比較して全く高くありません。ところがもう少し愛知県側の場所ですと、少しほかのところより高い状況がありますので、こちらのほうを固定測定にして調査を続けてはどうかということで調整をして、予算を要求していきたいと思っております。以上です。

○田内委員
 御答弁ありがとうございました。そのように対応していただけると非常にありがたく思いますので、また市と提携して対策をとっていただければと思いますので、よろしくお願いいたします。以上です。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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