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委員会会議録

質問文書

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平成30年10月多様な働き方推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:相坂 摂治 議員
質疑・質問日:10/05/2018
会派名:自民改革会議


○相坂委員
 とても細かいことでね、皆さんの前でお聞きするのもあれなんですけれど。いろいろと伺っていて、先ほど3番委員も、なかなかこの御社の仕組みを汎用性を高めてほかのところにも通用させるのは、かなり難しいだろうという感じ方をされてたようなんですが、私もやっぱり感じました。
 それでお聞きしたいのは、かつての営業って個人のノルマにかなり依存した営業体質が日本全国あったように思うんです。車にしても電化製品にしても住宅にしてもですね。多分、お仏壇もそういう面が強かったんじゃないかなと私は思うんですけれども、今、伺っているとネットに入り口で網をかけといて、説明もお客さんが読んでこっちへ来てくれるのは、時代がそうなったからという御説明のように伺えたんですけど、そんなにまだうまくいかないんじゃないかという気がしちゃうんです。
 なので、お聞きしたいのは、その店舗で売り上げている分と、卸として別の大型小売のほうに流す部分と、あとはネットで直接売れていく部分と、あるいは個別営業で営業マンのスキルに任せて売れている部分が、全体の売り上げからいくとどのぐらいの割合になっていらっしゃるんでしょうか。

○浅野秀浩氏
 私どもの会社は、特に国内で卸業務は行っていないので、お店での売る割合が本当に多いんです。うちの通販サイトもクリックする寸前までで、別にクリックしなくていいんですと。クリックした後に現物を見にくるために店に来てくださいという、いわゆる広告的な役割を負ってもらいながら商品のことも勉強してくれているという狙いでつくっていて、もう99.9%店売りです。テレビ、CMにかわるツールとしてのインターネットと言われてますけれども、そこで売ることは考えておらず、クリックする寸前でうちに来てくれればそれでいいというんで、そういうスタイルで売ってます。

○相坂委員
 そうすると、お店にお客さんに足を運んでもらうための工夫が、同業他社と比べたら独自なものがあるわけですか。

○浅野秀浩氏
 そうですね。私どもは、ほかの仏壇屋さんとは全然違う販売スタイルをとっていて、細かい話になってしまうんですけども、亡くなった後に一番影響力があるのはお寺の住職なんですね。お寺の住職に営業活動をかけていれば、そこで亡くなったお客様、檀家さんというのは、大体やまきで買いなさいと言えば、やまきに来てくれるんですね。でも、私たちはそれを一切やってないです。お寺へは絶対営業はするなと。お寺へ営業して、お寺が横を向いてしまえば、隣の仏壇屋へ行ってしまうのはわかっているので、それよりも、しっかりと消費者にうちの商品の魅力を徹底的にアピールをして、こういう人が売っている商品です、こういう従業員が売っている商品ですと伝えながら、販売する姿勢をとっています。
 あとは大物を売るのも、余り仏壇とかお墓の高価格商品には目を向けていません。お仏壇を持っているシェア、寡占率も、かなり静岡県は高いので、仏具を売るように心がけているんですね。仏具を買ってくれている方たちも、今は年間4万件を超していますので、そのお客さんがお客さんを連れてきてくれると。仏具を買うと、ふだんのお話で従業員とも接して、最近はこうだねとか、うちの子どもはこうなったのよということが信用になってお客様を連れてきてくれるので。今は余りマスコミに依存した営業展開はとっていなくて、うち独自の強みである働き方を強みにした営業展開、マーケティング戦略をとっています。

○相坂委員
 わかりました。ありがとうございました。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp