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委員会会議録

質問文書

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平成28年11月スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:増田 享大 議員
質疑・質問日:11/25/2016
会派名:自民改革会議


○増田委員
 貴重なお話、ありがとうございました。とても勉強にもなりましたし、静岡の議員でございますので、静岡のサッカーを初めとするスポーツが、一時は王国であったのが、今は決してそうではないという、これは私たちも、県民の多くもちょっと感じているところではありますけれども、やはりその理由がどこにあるのかというのは、全体的な姿勢もあるのかもしれませんが、会長から見られると、ポイントとしてはどの辺に課題があったと見られるのか、その点について教えていただけますか。

○田嶋幸三氏
 これは、静岡だけに限ったことではないと思っています。非常に整備され、例えばサッカーで言えば、J1にもJ2にもいた、今は2つともJ1になった。そして、いろんなスポーツ環境が整備されて整っている。そして、日本の国内でも高校生のプレミアリーグやプリンスリーグ等も非常に盛んになってきている。インターハイもある。高校選手権もある。そういうもので、やっと全て環境はヨーロッパのようになりましたと。環境は整った。でもそのクオリティを突き詰めるところがないと思ってます。
 やはり、成功していたときの状況は、僕はほかのスポーツはわかりませんが、長池先生、藤枝東を強くされた方、堀田先生、清水を強くされた方、勝澤先生、清水東を、井田先生、静岡学園を、ああいう先生たちは、例えば井田先生であれば、俺はブラジルだって、本当に死に物狂いで、世界ナンバーワンの国のブラジルのサッカーを模倣から始まり、自分の方法へと守破離でやってくださった。そして、長池先生はクラマーさんの一番の教え子だった。そして、それをずっと引き続き継続してやってくださっていること。そういう意味では、今、全て環境が整い、世界の試合も見られるし、ドイツと同じようにリーグ戦も盛んになりました。
 じゃあそれを、本当に世界と比較してやっているかというと、そこの部分を突き詰める指導者が少ないのではないかと私は思っています。サッカー界は、そのことをしっかりともう1回やれるように、指導者のほうからきちっと。指導者の資質は変わらず、もしくは上がっているとは思いますが、世界を意識するということよりは、どちらかというと次の試合に勝つ、もしくは県で勝つということに主がいってしまって、その世界を目指そうという意識が減ってきている。これは静岡に限ったことではありません。埼玉なんかでもまさにそうです。そのことをもう一度、我々サッカー界はやらなければいけない。だから、エリート教育だとか、オリンピックを目指すとか、そういう目標が大切になってくるんじゃないかと思っています。

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静岡県議会事務局議事課

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