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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


令和3年8月臨時会厚生委員会 質疑・質問
質疑・質問者:土屋 源由 議員
質疑・質問日:08/30/2021
会派名:自民改革会議


○土屋委員
一問一答方式でお願いします。
1番委員から質問があったので、分からない点についてお聞きします。
軽症者等対策事業で宿泊療養施設を2施設増設することは承知をしております。前にも4施設から6施設に増設するのが大変だったことがあり、今回2施設増設の予算計上していますが、場所的な話で東部のほうと考えると現在裾野市、富士市の2地域に2施設宿泊療養施設の借り上げをしています。
今回もう一つ東部地域となってくると、そのエリアがやはり重要だと思います。裾野市がいっぱいになったら富士市に行きます。富士市もいっぱいになりそうな時期があったと思います。
これは、やはりある程度行きやすい場所が必要。
志太榛原地域も当然、そのエリアとして今までに遠い場所に行くよりなるべく近場にあった方がいいだろうということで、今回志太榛原地域と東部地域の2施設で、実際借りられる場所がなければしようがないんですが今回は地域性をどのように考えているのか。実際に借りるのは簡単な話ではないんで、たしか6月議会のときも早めに動いてくださいと要望した記憶があります。その中で動いているはずなんで、めどが立っているのか。その辺の方向性も含めて、答弁をお願いします。

○米山新型コロナウイルス対策課長
宿泊療養施設は東部地域と志太榛原地域ですけれども、場所につきまして東部地域は広いこともあり、どこに設置するかもありますけれども、まず今回はこの患者急増に対応するため、すぐに設置できる施設に、まず東部地域で1か所増やすことを最大の目標としております。ですので、設置可能な施設で今場所の選定を進めているところです。

○青山感染症対策局長
ただいま、米山新型コロナウイルス対策課長が答弁したとおり、まず借りられるところが最大重要なことですけれども、5番委員御指摘のとおり地域性は配慮しなければならないと考えてます。東部については裾野市と富士市の中間地帯が感染者数も多いですし、伊豆半島のことを考えますと玄関口等も考慮しなければならない。できれば中間の沼津市、三島市、伊豆市、伊豆の国市周辺に設置できればと考えておりますが、療養者数が増えていますので最優先すべきは、とにかく早く設置できることと考えています。

○土屋委員
ぜひ1日も早く設置できるようお願いします。
内容が医療従事者の確保や運営等の一括委託とありますが今までと違うのか。実際に借りるところから一括委託するのか説明をお願いします。

○米山新型コロナウイルス対策課長
これまでのホテルの借り上げにつきましては、まずホテルを選定して借り、入退去管理、消毒清掃、食事、健康管理、ごみ排出を別々の業者に委託している状況でした。
今回に関しては、スピード感を求めるためホテルの借り上げの段階から業者の方に入っていただき、一括してホテルの借り上げ、入退去管理、清掃消毒、ごみ排出、ナースが行う健康管理、食事などを頼めるよう今交渉しているところです。ですので、別々に委託するよりは、かなりスピード感が図られると思っております。

○土屋委員
言ってることはよく分かるんですが、医療従事者の確保が今県でも難しい状態でいるのに業者に任せていいのか疑問があります。ただ、1日も早くとのことでありますので、その辺が可能であればそのまま進めて、ぜひ1日も早くお願いします。
 
次の質問に入ります。
宿泊療養施設の機能強化ですが、設置箇所を5か所としています。実際に宿泊療養施設数はこれから8施設にしようとしているわけですから、確かにホテルの形等でできないことはあると想像はつくんですが、基本それぞれの宿泊療養施設にそれなりの機能強化ができたほうが望ましいと考えたんですが、できない理由が例えば施設の形とかであるだけだったらちょっと違うんじゃないかなと私は思うので、その辺はどのように考えて5か所に限定しているのかお聞きしたいと思います。

○米山新型コロナウイルス対策課長
この件につきましては別冊令和3年度8月補正予算概要(第98号議案関係)2ページを見ていただけますでしょうか。
宿泊療養施設に臨時医療施設で、裾野市、静岡市、浜松市中区・北区プラス2施設となっています。裾野市、静岡市は臨時医療施設の医療機能を強化していくこと、浜松市に関しては中区を拠点としてオンラインの形で北区のところまでカバーすることも考えています。プラス今回新しく設置する2施設についても、臨時医療施設ではなく連携強化を考えており合わせて5か所となります。
残りの2か所については、下に連携病院とありますように富士市と掛川市についてで、それぞれその地域の病院と既に連携しております。その病院から医師、看護師等を派遣してもらいホテルに入っていただく。また必要なときに往診やその病院に外来で対応する体制がもう取れていますので、こちらについては臨時医療施設とは別の病院との連携強化で対応していく予定です。

○土屋委員
よく分かりました。
では、次の質問で入院待機ステーション。これは先ほどの宿泊療養施設と同じなんですが、基本的に東部の話で言うと、伊豆など下の方まで考えていくと北の方に入院待機ステーションがあったとしても、自宅療養者が自宅でいたときに夜間の症状悪化や入院調整に時間を要することで言うとその程度で済むのかって思ってしまうんですよね。
そうすると、入院待機ステーションの位置づけから考えて東・中・西以外にももっと多くあってもいいのではないか。自宅待機をしている人たちの数がこれだけ増えてくれば、例えば下田市の人を救急車で運ぶ距離を考えたら、そこの場所で待機ステーションがあれば、とりあえずは待機できるようになるんじゃないかな。もうちょっとエリアを考えての配置にしないと対応が難しくなるんじゃないかなと考えたんですが、その辺の考え方を教えていただきたいと思います。

○米山新型コロナウイルス対策課長
入院待機ステーションを東・中・西1か所ずつとしていますのは場所の選定をどうするかで、5番委員御指摘のとおり伊豆地域など遠いところをどうするかはもちろんあるんですけれども、まず場所の選定もあり医療従事者の確保をどうするかがあります。医療従事者が確保しやすい場所ですと箇所数を増やして実施をしていくところが難しいので、まずは東・中・西の基幹となる場所に1か所ずつ設けて、なおかつそこで医療従事者が確保できたら箇所数を増やすことを検討したいと思いますが、当面はまず東・中・西の核となる場所から整備を進めていきたいと考えています。

○青山感染症対策局長
資料2ページのとおり宿泊療養施設に臨時医療施設を設けますけども、これは宿泊療養している方だけではなくて5番委員御指摘のとおり、自宅療養者において酸素投与が必要になった場合できる限りそこでやりたいと思っております。というのはやはり自宅療養者の方は地域に数多く分散しておりますので、3拠点だけではとても賄い切れないことが想定されます。
そういうことを考えますと、臨時の医療施設を活用してまずはそこでやっていただく。入院待機ステーションは、入院がかなり厳しくなってきてる時にどうしても二、三日待機していただかなければならないことを想定しております。
余力があれば常時受け入れることは可能かもしれませんけども、基本的には入院が大変厳しくなってきているときに二、三日病室が空くのを待っていただくと考えておりますので数は多くあればこしたことはありませんけれども、当面は東・中・西という形にして地域の方々にできる限り宿泊療養施設における酸素投与をまずは対応していきたいと考えています。

○土屋委員
ぜひその辺は臨機応変に対応していただきたいと思います。
その期間が患者急増時の3か月を想定と先ほど答弁もありました。でも3か月を想定っていう話で言うと、例えば変な話ですけど今日予算が成立したら、9月1日から11月末までで想定は終わるわけですよね。
想定ってことは使える予算もそれだけしか組んでいないととれてしまいます。そうすると実際にはまだまだ自宅療養の方が多くいて、何かあった時に入院待機ステーション的なところで少し様子を見て入院できるか云々の話に持っていくためにはある程度期間を、年度内は対応できるようにしておくべきではないか、その辺を説明頂きたいと思います。

○米山新型コロナウイルス対策課長
3か月というのは今回予算を組むにあたっての想定で、ステージ4の期間がこういった入院待機ステーション等が必要になるだろうということで、宿泊療養施設の臨時医療施設についても3か月を一つの目安として予算を計上しております。もちろん3か月経ってもこういう状況が続きましたら、また必要な予算について計上していく必要がありますけれども、当面第5波を乗り切るため3か月で予算の計上をしています。

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