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委員会会議録

委員会補足文書

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平成28年10月11日スポーツ振興等特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/11/2016 会派名:


○山田委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 それでは、ここからは、当委員会の提言に向けた、委員間討議を行います。
 これまで、執行部との質疑、県外視察、有識者からの意見聴取を進めてきたわけですが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえまして、提言内容を固めていきたいと思っております。
 資料2をごらんください。
 これまでの委員会や県外視察の中でいただきました御意見を本委員会の調査の観点に基づいて整理した委員意見整理表を用意いたしました。
 意見の中には早期に対応、準備すべきものと、中・長期にわたって取り組むべきものに分けることができますので、早期に取り組むべきものについては、二重丸で表示をさせていただきました。
 提言としましては、これらの意見をできる限り取り上げていきたいと考えますが、特に早期に対応すべき項目につきましては、最終的な提言の完成を待つことなく、平成29年度の予算に反映できるよう、特出しして12月定例会の会期中に議長に要望として提案したらどうかと考えていますが、このことについて、皆様からの御意見がございましたら伺いたいと思います。どうでしょうか。

○池谷委員
 今のお話で、早期にということで要望するということですか。

○山田委員長
 はい。

○池谷委員
 この項目を見てみますと、前回の大規模スポーツイベントとかぶってるんですけど、これはいいんですか。

○山田委員長
 今年度も当然同じようなかぶる部分というのは出てくるかと思います。早期にやってもらいたいというのは、特に予算に反映していただきたいというようなことでありますので、余りぼやけたものではなくてより具体的な、皆様のお手元にお渡しした資料にも、資料3というところがあるかと思いますが、その次のページですね。こんな要望項目というような形で、例えば要望の2で見ますと、会場施設及び伊豆長岡駅、愛野駅のユニバーサル化の実施とか、県道403号磐田掛川線の4車線化とか、そういったより具体的なものについて出して、そして最終的な提言というのは2月の議会のときにまとめるというような形になるかと思います。よろしいでしょうか。

○林委員
 整理するのに、今言った去年の大規模スポーツイベントでやったときの部分は、どっちかというと、スタートしたときはまだ具体的になってないものであるんですけども、現実にオリンピック・パラリンピックの大会の自転車とワールドカップもありますから、2019年と2020年の部分で、ハード部分と重点的な要望、それからソフト部分ということと、それとスポーツ振興はかぶるところはあるけども、これと一緒にしちゃうとどうかなと思うので、当然事前の盛り上がりのためにはこのスポーツ振興は必要なんだけども、そういう部分で要望書と提言書に分けて整理したらどうかなと。

○山田委員長
 ありがとうございます。
 今、9番委員からもそのような話が出ましたが、そういう中でこの資料3を見ていただくと、若干わかるかと思うんですが、どちらかというとこれについては、そういったスポーツ振興というよりも具体的に2019年の大会、また2020年の大会についての項目というのを重点的にしているものですから、そういった中で選んでいただいて要望していくという形でいかがかと思います。

○吉川委員
 全体的な提言は最後にやると、こういうことか。

○山田委員長
 はい、そうです。全体的な提言については2月のときに改めて全部をひっくるめて出すという形で、当然この12月に要望したことも、提言の中には盛り込んでおくという形になるかと思います。

○吉川委員
 ハード面のこの資料2のところに記されている部分ですよね。これは既に各19年、20年に向けて早急にやるべきものということで位置づけているわけですけど、これはそれぞれの市町村、もしくは県もしっかりと理解をしてるところかな。市町村から上がってきてる、例えば伊豆市から上がってきてるとか、そういうところの熟度はどうなんですか。

○山田委員長
 そこについては細かい確認はしていないんですが、こちらの委員会として、県として取り組むべきことを、当然、市町の協力も得なければいけないところも出ると思いますので、その部分は市町と協力をして検討してやってもらいたいというような形は盛り込まなければいけないかなと思いますが。ですので、具体的にこれとこれをすぐにやってくれということで各市町から全部上がっているというものでもないです。

○吉川委員
 そのことと同様に、資料3のキャンプ誘致の支援に関することということで、これも市町から、例えば静岡市がどこの国の何を誘致していきたいなんていうことは、我々はまだ理解はしてないでしょう。

○山田委員長
 はい、そうですね。

○吉川委員
 そこのところの酌み上げは、もちろん当局は酌み上げてるのかもしれないけど、我々自身はそれぞれ自分の市町について、ある程度把握している人としてない人があるんだろうけど、市によっても誘致しようとしているとこと、その緒にもついてないところもあるでしょう。だからそこのところの取りまとめをどこかでやっていかなきゃならないんだろうね。

○山田委員長
 それについては、この委員会が取りまとめるという形じゃなくて、やっぱり県の部局で当然。

○吉川委員
 これでいくと、キャンプ誘致の支援に関することとなってる以上は、その辺がわかんないとどうなんでしょう。

○山田委員長
 例えば前回ラグビーワールドカップの事務局を視察したときも、今、手を挙げたい市や町のいわゆる自治体から、説明会に参加してもらっている最中だという形でもありましたので、これについて、ここに細かくどこが何を求めているからこうしろと、こちらでまとめるのはちょっと難しいんではないかなと思います。
 ただ、各市町は当然のことながら、県のほうにもこういうものを誘致したいということで、今、上がっているところ、あるいはまたこれから上げたいというところもあると思います。そういったところのアドバイス、あるいは相談対応、そういったものを当局ではしっかり充実してほしいという形で、万全な対応ができるようにしといてくれというような意見として、この例はそういう意味であります。

○吉川委員
 全体的なことで総体的に。

○山田委員長
 大きく総体的なこともあれば、中にあるとおり細かい部分、より具体的な部分もあると思いますが。

○土屋委員
 今これはラグビーワールドカップとオリンピック・パラリンピックの話とが、ごっちゃに入っているという形なので、行政側に対して言ってくのには、オリンピックについてはこういう話、ラグビーワールドカップについては、その1年前なのでもうここまではという話で、ターゲットはラグビーなのかオリンピックなのか2つに分けた中で、中身を出していくという形のほうがいいんじゃないかなと。
 何かキャンプ誘致の支援というと、オリンピックではまだ2年も3年もあるよみたいな話になるけど、ラグビーではもうそんなにないわけなので、その辺の温度差が出てきてしまうと意味がないと思うので、そうしないと意味がわからないと思うんですよ。

○山田委員長
 今、1番委員さんからそういう話が出ましたので、ラグビーワールドカップ、そしてまたオリンピック・パラリンピックと、これについては2つの大項目で、その中でより細かい部分で早期に要望するものをまとめて、議長のところにお出しするという形で進めてよろしいでしょうか。

○池谷委員
 もう1つ、今、9番委員から出たんですけど、どういう人がこの二重丸をつけたのかわかりませんけれども、この右側にあるスポーツ振興の中でも二重丸ってあるんじゃないかな、精査してませんけど。
 ですから、項目的にはこの委員会の調査項目として、やっぱり大項目を、オリンピック、ラグビー、それとスポーツ振興って、こういう3つの大項目の中で皆さんが考えて、やっぱり早期にやるものっていうのはあると思うんですよね。そういう分け方のほうがいいと思うんですけど。

○山田委員長
 今、8番委員からそういう形で3つに分けたらどうかというような話で、とにかく議論をして、その中で出てきたもので、早期にやるものがあれば当然、ラグビーワールドカップ、オリンピック・パラリンピック、並びにスポーツの振興と、こういった3つの中での要望というものをまとめたらどうかという話ですが、そういった形でよろしいでしょうか。

○吉川委員
 ラグビーは当然2019年というのが来てるから、とりあえず前倒しで、早目に早期にでしょう。今、競技連盟の来られた方が、同じく19年には伊豆市にという話が出てましたよね。そうなってくると、先ほど1番委員が言ったように、前倒しでその辺も要求していかなきゃなんない項目に入ってくるんじゃないのかな。

○山田委員長
 まさにそのとおりだと思いますので。

○林委員
 10月15日に決定するって言ったね。

○山田委員長
 そうしますと、3本立てで要望をまとめるという形で。まだ決定はしていませんが。

○佐地委員
 確認したいんですが、僕の意識の中では、3つというのは、いわゆるラグビーとオリンピックとかのハード関係とプラス、キャンプ誘致等というのが1つの項目。そして観光という観点で交流推進をしていく、文化プログラム等との関係で進めていくのが1つ。それから、8番、9番委員の先生方が言われた本県のスポーツ振興という形で競技人口の増加とか向上していこうという形での取り組みが1つという。うちの特別委員会でのもともとの根本的なところは、その大きな3つの視点という理解で今までいましたので、その中で、例えばラグビーとワールドカップがその1つの大きな項目の中で分けるんであれば、ラグビー、自転車という形で記載されていくということであればオーケーかなと個人的には思ったんですけど、いかがなんですかね。

○山田委員長
 先ほど話が出たのは、オリンピックとラグビーワールドカップ、これは完全に別の時期であるし会場も別であるので、もう別々として、項目にしたほうがいいという形であります。それにスポーツ振興が入って、今、6番委員が言われる観光振興について、これも早期にやるものがあれば入れるものではあると思いますけど、すぐにやらなきゃいけないものがあるのかどうかという議論をした中で、もしそういうことになれば4つになる可能性もありますし、3つだけになる可能性もあると、3項目にですね。

○佐地委員
 ということは確認なんですが、本日の資料3、中間提言という形で議論をされるのは、委員長から提示された要望項目の1、2、3にその他をプラスしてやるということで、別に本委員会の最終的な取りまとめという形には、今8番、9番委員さんが言われた部分がプラスアルファされた項目を掲載して取りまとめをするという、そういうイメージでいいですか。

○山田委員長
 全てを入れてという形になります。

○池谷委員
 もとの資料1を見ると、今6番委員さんが言ったとおりの話なんですよ。大項目は3つなんですよ。今、オリンピックとラグビーを分けるということなので、そうするとやっぱり4項目の中で、委員さんがこれとこれは早急にやったほうがいいんじゃないのというものを拾い出して、委員さんそれぞれに考えがあると思いますから、これはだめだ、これはだめだというのをこの委員会でやっていくというような形のほうがベストなんじゃないですか。

○山田委員長
 最終的にそういう答えをしたつもりなんですけど、そういう形で大きいものとして4項目に分けて、そこで意見をいただいて、必要なものを要望として出すと。最終的に提言書は、当然のことながら全部を包含したものになりますので、今回のことも全部入ることになるというふうに考えてください。
 それでは、4項目に沿って皆さんから御意見を出していただいて、それを議長に提出をするということで進めてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。
 そうしましたら、ここに委員意見の整理という形で、皆さんからの今までの意見を出させていただきましたが、これ以外に当然、項目があるかと思いますので、皆様からまず御意見をいただきたいと思います。
 きょうすぐに、これを取り上げる、取り上げないということは難しいかと思いますので、ある程度出していただいたものをまとめて、そしてそのまとめたのを、また委員の皆さんにお配りして、そして次回の委員会で、細かいところを詰めておきたいと思いますので、よろしくお願いしたいと思います。
 それでは皆様から御意見をお願いしたいと思います。
(発言する者あり)
 この場でということで、皆様に事前に資料をお送りさせていただいたのは、その理由もあってであります。
 とりあえず今、皆さんの中からもしあれば、まず出していただいて、それで追加するものは追加するという形で、出していただければと思います。今現時点で、もしそういうことであるならば。

○佐地委員
 資料3の中に当てはまるかどうか、ちょっとわかりませんが、いただいた資料をもとに意見をお話しさせていただきたいんですが、まず、事前キャンプの誘致等の支援の関係ですが、御承知のとおり県有スポーツ施設の充実が当然求められてくるということで、我が会派の議員からも、今回の本会議で質問がございましたけど、エコパのラグビー競技場の設備等に合わせた宿泊施設であったり、周辺のその他の競技のスポーツの整備等の充実ということも必要ではないかというふうに思います。
 それから、ラグビーワールドカップ2019の開催に向けた今後の準備ということで、あわせてお話しさせていただければ、ラグビーに関しては成功に向けて、どういうふうにお客さんを入れて、危ない人が来ないようにするかという警備。それから選手、お客さんの輸送等。そしてファンゾーンの話が出てるわけですけど、なかなか具体性が出てこないということで、ファンゾーンなどの計画等を県のほうで早期に、次年度には具体化していただくということをお願いしなきゃいけないというふうに思います。
 それから、東京オリンピック・パラリンピック等の自転車競技の開催に向けてにつきましては、後ほど副委員長からお話があろうかと思いますが、これも道路の心配がございます。輸送に支障を来さない交通環境の整備、そして最も大事なことは、地域の方を中心としたオリンピックの機運の醸成だと思います。地域の方々が迎え入れるための、いわゆる伊豆地区の啓発活動に、次年度は重点を置いていただきたいということを、きょうの先生方の話を聞いて感じたところです。
 あわせて、本日の先生からお話をいただいたパラリンピックの内容につきましても、最終的にレガシーという形で、例えばパラリンピックも含めてベロドロームの周辺に記念館というか、お客様が来た場合のおもてなしができるような、後々一部を見れるような形の施設等をつくっていただくことであったり、それから、さっき世界選手権の話が出てましたけど、パラリンピックのほうのプレについても、当然、県としても検討して、障害者の方々にも優しい設備の検討を、あわせて行っていくという形も重要視されるんではないかと思いますので、それもつけ加えさせていただきます。
 とりあえずラグビーとオリンピックに関しては、そんなところでよろしくお願いします。

○山田委員長
 そのほかございますか。

○池谷委員
 午前中のお話の中で、障害者はかわいそうな人ではないと。このタイトルでも「スポーツの力で社会を変える」という、こういう認識をしっかりと県も持たなければいけないと思うんですが、組織の話なんですけれども、今、障害者スポーツが健康福祉部所管になってるんですが、これはやはりスポーツ局、文化観光部になるんですかね、そこで障害者スポーツも所管をして、スポーツの力でこのとおり障害者の社会を変えるとか、そういうふうに持っていくべきじゃないかなというふうに思いました。それを入れていただきたいなと、組織の改編です。

○山田委員長
 そうですね、そういったような形で。

○渥美委員
 関連していいですか。
 それで、先ほどの説明の中で、各県の障害者スポーツ協会の話が出ましたが、もう1回、参考人の聞き取りがありますよね。今、本県の障害者スポーツ協会の状況もちょっと知る必要があるのかなというふうに感じたんですけど、もし必要であれば、一度参考人として呼んで、状況とか課題とか、そこら辺のところを聞けたらいいなと感じましたけど、御検討いただければと思います。

○山田委員長
 わかりました。それについては検討させていただくことにします。
 そのほかありますか。

○大石(裕)委員
 キャンプ誘致の支援ですけど、早々に、また来年度あたり、キャンプ地として決まってくるようなところもあると思うんですけども、そういったところに対して、やっぱり予算措置を含めた施設とか環境整備の支援というものも必要で、そのための予算というものも措置をしておいて、ちゃんと支援ができる形をとっておくことが必要なのかなというように思います。うちの地元なんかでいうと、例えば牧之原なんかも手を挙げています。どうなるかわかりませんけども、そういったときのいろんな整備にも、また県もしっかりサポートしていくというようなところで、来年度予算の中にもそういうのもしっかり入れてもらえるとありがたいなというふうに思いますけども。

○山田委員長
 はい。そのほか。

○増田委員
 皆さんから出てるとおり、例えばラグビーはこの前見に行ったときに、12月まで事前キャンプを受け付けるということで、もう今、市町で動いているところは動いているので、2番委員からもあった歩調を合わせるということ。
 あと県の当局側も、県の中で、もう既にいろいろな予算要望を始めてるわけでございまして、そことの連動ということもやっぱり必要だというふうに思っております。私はエコパに近いもんですから、この道路は、もうことしもずっと交通基盤部が財政には上げててくれて、市からもすごい強い要望があって、県の担当部局も上げてるんだけど予算がなかなか芳しくないという。ただ4車線化に関しては、もう用地は買ってあるので、あとは整備費ということになりますので、そういう市町との連携と県の担当部局の要請ぐあいということも、ぜひ御調整いただける部分は今の段階から、特にキャンプ誘致ですとか、伊豆のほうの整備も含めて、御調整もいただければというふうに思いますので、その点はお願いしたいと思います。

○山田委員長
 そのほかございますか。
 これについては1回言ったから終わりじゃなくて、思いつくと言ったらおかしいですけど、あれば出していただければ。

○大石(裕)委員
 先ほど5番委員からもお話がありましたけど、やっぱり伊豆だけに限らず、サイクルスポーツのおもしろさ、楽しさの啓蒙を全体でやっていくということは、底辺を、裾野を広げるという意味でも大変重要で時間もかかることだと思うので、そういったものも早くから取り組まれることは必要かなというように思います。

○佐地委員
 キャンプ誘致なんですけど、それこそこの間視察に行ったとおりで、もう解禁になっていくんですよね。本県の中でも、各市町でキャンプ地希望が、ラグビーは特にもう手を挙げているところが数カ所ありますので、県と市町がやっぱり連携をして、早目早目の対処をしながら先方との接触をして、ラグビーはキャンプ誘致を少なくとも県内で3つぐらい持ってくるぐらいのつもりで臨んでいただきたいと、それはすごく感じています。
 それから文化プログラムについては、今年度からもう進めていっている内容だと思うんですけど、まだちょっと見えにくいところがありますので、こちらについては当然エコパ周辺の市町はもとより、自転車の聖地は、最終的にオリンピックが終わった後に、やっぱり伊豆を考えていきたいということを考えれば、伊豆地区でも文化プログラムを先行して、自転車等にかかわるプログラムを進めていっていただくような、それでどこか1つ肝になるような国との交流を、せっかくオーストラリア等に新しい現地連絡員を設置するんですから、そういう目標を持って県行政を行っていただきたいということをお願いしたいです。

○渥美委員
 今の6番委員さんにもかかわるサイクルスポーツのメッカにしようということですが、具体的に行程とか進め方とか、そこら辺を県当局のほうの考え方も聞きながら、伊豆中心になるんでしょうけども、例えば浜名湖もあるだろうし、サイクルロードもできてるということですので、どんな構想にしていくか少しわかりやすくしていったほうがいいと思うんですよね。
 だからその構想を早くつくるというか、明らかにするというようなことも含めた提案ができればというふうに思います。今どの程度まで進んでるのかわかりませんが。

○林委員
 今の話で、6コースが、既に聖地として候補地に挙がってるんですね。それで今、愛好家が走って調査をしてると。伊豆と、それから富士山、静岡市、志太榛原、中東遠、浜松市、浜松市は浜名湖ですけども、この6コースで既に8月から愛好家が走って、どうだろうかということで今もう現実に調査してるんだけども。

○渥美委員
 それは県、行政のほうじゃないでしょう。

○林委員
 県とその愛好家で協力し合って。
 ということで、6コースでいいのかどうかというのはあるんだけども。伊豆半島が中心になると思うけども。

○土屋委員
 パラリンピックの話のほうで、急いでもらいたい、来年度からもうすぐにでも動いてもらいたいのは、選手ではなくてパラリンピックを応援に来る方々の施設の整備という話で、これには駅のユニバーサル化なんて書いてあるけど、そのレベルではもう全然間に合う話ではないもんですから、はっきり言って、道路から駅から施設から、そういう形で考えると、さまざまなところの部分が、もう動かないと間に合わないというふうに私は思ってますので、そういうところまで調べていただいて、予算をつけなきゃならないところについては、すべきじゃないかなというふうに。これは県のやらなきゃならない話でいえば、この前のリオの場合は、自転車競技の場所があまり広いエリアではなかったという話だったんですが、今度は離れたところで、先ほど言ったような応援団が来たときの対応なんていうのは、宿泊施設も食事の場所も含めて全てのところで関係してくる話なので、それらについては早急に対応しないと、1年前からじゃあホテルを改修してくださいだとか、食堂をバリアフリー化してくださいなんていう話は無理ですから、基本的にはもう一日も早く動いてもらいたいという部分を、入れていただきたいなと。

○山田委員長
 はい。そのほか。

○大石(裕)委員
 観光と来訪者のおもてなしというところで、我々の思いとしては、観光なり応援に来た人たちに静岡県内のいろんなところを回ってもらいたい、いろんな観光地にも行ってもらいたいということがあるので、そういったことの仕掛けづくりという意味で、大会会場とか宿泊施設の中で、ほかの観光地の施設の英語なり多国語でのパンフレットとか、いろんなものが見やすく、ほかにも誘導できるような仕組みと、実際のそういったものがあって、そこからまた気軽に点々と遊んでもらえるというような形で、県全体でそういった仕掛けづくりというのは必要なのかなというように思うんですけど。
 あと標識の表記とかいったものも、またこれから出てくるんでしょうけど、そういったものも、我々がふだん生活している中では、もうなれちゃってわかるんですけど、初めて来た人が見たときに、ちゃんとわかる表記になってるのかどうなのかということを、場所の問題とか色使いの問題なんかも含めて、ちゃんと検証しておく必要があるのかなというようには思います。

○林委員
 当局側が今取り組んでいる部分も、我々が見えないところもあるし見えるところもあるんだけれども、オリンピック・パラリンピックの伊豆の自転車競技と、それからエコパのほうに、いろんな関係団体の実行委員会ができたんですね。その中の進捗ぐあいで、そういうものがどこまで進んでいるのか、まだ進んでないのか。その進んでないのを我々委員会としては、早くしっかりということもできるんですけれども、競技団体も含めて実行委員会をつくっているもんですから、そういう面で今どこまで進んでいるのかということを、この委員会で参考人として1回やっていただければ、今の進捗状況がわかるかなと。その上でまたつけ加えるものが出てくる可能性もあると思うし、この辺どうでしょうかね。

○吉川委員
 私も9番委員がおっしゃるとおりだと思います。というのは、恐らくこの資料2のこの辺のことについては、当局はとっくにつかんでるんだと思うんですね、我々よりも。だから、むしろ当局が気づかないことを我々が提案するようなことが大事じゃないですかね。だから、そういう意味で、今9番委員が言ったように、当局に進捗状況を聞くということも重要なことだと思いますね。
 私の予想ですが、今までの長い議員としての経験の中で、この辺のことは恐らく当局はつかんでいると思う。つかんでいるというか、やらなきゃならないことで、もう、それで既にやっていると思う。
 ただ1つ、さっき9番委員が言ったように、これは3番委員の意見と一致するんだけど、恐らく先ほどの自転車のメッカにするための戦略だとか、じゃあどういう戦術をってことになると、そこまではまだ、予想ですけどね、彼らは考えてないと思うな。どういう戦略をとってどういうふうに戦術的にやっていくかとかね。
 だから、そこのところは、それぞれの項目によって熟度はあると思いますね。熟度を増しているものもあれば、熟度がまだのもの。だからそこのところを我々が捉え切れてない部分があるんじゃないかな。

○池谷委員
 先ほども私、質問したんですけど、先ほどの方は競技ですよね。ここで我々がやってるのは2020の競技と、サイクルスポーツというスポーツ振興という点で捉えると、先ほど私は、ちょっと思ってなかったんですけど、サイクル協会というのがあるということで、静岡県にもあるんですかね。うちの市にはないもんでね、どのぐらいあるのかな。だからそういう協会を振興していくというのが、これは短期じゃなく、長期の話かもしれませんけども、そういうことも提言の中に入れてほしいなというふうに思ったんですけどね。

○山田委員長
 8番委員の意見などは最終提言の中にはしっかり盛り込めるように。ですからちょうど最終提言のほうにそういったものを盛り込む、あるいは、そうじゃなくて最初の部分はこれだけにしましょうという形を、次回ぐらいにある程度できればいいと思うんですが、先ほど2番委員、9番委員から、当局のほうの今の現状、実行委員会とそういった連携しているところの進捗が見えないという部分もありますので、それについて、来てもらう前に、今現在ここまで進捗しているということであれば、資料等で当局のほうから委員のほうに出してもらうような形で。事務局のほうで、関係部署とまとめていただくような形で。

○林委員
 当局、スポーツ局の職員もさることながら、できれば県の自転車競技連盟のどなたか、それと県のラグビー協会ということの中で、協会としてやっぱり要望事項もあると思うけども、それをもしできればね、実施できればありがたいなと。

○渥美委員
 執行部の取り組み状況というのは7月25日にやったこの内容かね。これ説明を受けてるよ、全部。

○山田委員長
 そうです。これに抜けている部分とか、これから一歩でも二歩でも進んでいるような部分は出していくような形で。
 それで団体は、上部団体が今の現状でああいう形だと、下部団体はもっとわかってないんじゃないかなという。もし当局のほうで調べられるところがあれば調べておいていただきたいと思います。
 ほかには皆さんからいかがでしょうか。

○土屋委員
 1点、質問になるかわからないですけど、例えばエコパであれば、会場の準備の工事がいつ終わって云々、オリンピックであれば自転車競技の施設の、観客席をふやしたりとかその準備が終わるのがいつごろというふうな部分がわからないと、自分たちとしても、道路を直せというのは、これは今であろうがオリンピックの前であろうが、先ほどの世界選手権の前であろうが、道路を早く整備しろというのは口だけで済むんだけど、少なからず物事が動いていく区切り目が、大体スケジュールでわからないと、今言っている話が、もうとっくにできてるよという話になってしまったりしないかなと。
 例えば、ラグビーで、せっかく整備をしたんであれば、それを使って試合なりなんなりを組む形で会場を使ってみるとかということが多分あるんじゃないかと思うんですよ、普通であれば。そのままいきなりつくったものを本番でという話はどう見てもあれなので。
 そういうスケジュール的な部分が全体に見えてないと、話としての流れがちょっとわかりづらいんじゃないかなと。早くやれ早くやれというのは、それは当たり前の話なんだけど、でも何をどこまでにやるかというのが、それが例えばエコパの会場の整備をするのにはこの時期から入っていつごろまでにできてとか、そのスケジュールがわかってると、その期間は道路の整備をやってもどうせ使えないんだからという話にもなってくるんじゃないかなと。
 その全体のスケジュールが、それぞれ何月何日に何をやりますという話ではなくて、ざっくりとでもある程度わかると。さっきの世界選手権も括弧予定でもいいわけじゃないですか、この時期にやると。それに間に合わせるためには、今、何をやっていかないと、来年度の予算で何をつくってもらわないと、何を整備しないと間に合わないんじゃないかという話になりづらいところがあるので、その辺はできる限りの情報を集めてもらうということはできないのかと思ったんですけど。

○山田委員長
 当局のほうで、ぴっしりした工程表じゃなくても、何年の大体およそ、例えば夏ごろまでにこれをやるとか、あるいは秋までにこれをやるとか、そういった四半期ぐらいのレベルでも多分いいかとは思うんですけど、そういった工程。

○土屋委員
 そうすると、例えば、伊豆のほうの道路を整備しろっていうのは、この時期にやらないと間に合わないんじゃないのって、それをもっと早くしないと間に合わないんじゃないのっていう話が多分できるんだと思うんですよね。
 今回は補正予算をつけてでも道路を直しにかかってるので、前倒しをしてるかもしれないけど、でもケツはここじゃないかという話がわかりづらいと、なかなか自分たちも言いづらいところがあるんじゃないかなと。

○大石(哲)委員
 意見を聞いてると、全部、県が主管のようなふうにとれちゃうんだけど、例えばベロドロームの改修は、県は手を出せないと。エコパなんかは補正からお金を取ってきてるので、それはもうはっきりいけると思う。話の中には市や町がやる部分もあると思うので、この部分は県だからというので攻めていかないと、もう一緒くたになっちゃってると思う、話が。

○林委員
 もしあれだったら、わざわざ県の職員を呼ばなくてもいいんだけども、市町の役割、予算、どこまでやるか、それから県の進捗状況というか、そういう面を書面でいいから出していただいたらどうかね。

○山田委員長
 今、9番委員からも、また10番委員からも話がありましたけど、事務局のほうにちょっとお願いをしたいのは、そういった県がどこまで担当してどこまでやるのか。あと市町がどこを担当していて県はそれに協力をするような立場にあるのか、あるいはもう完全に市町のほうで独自でやってもらうのか。あるいは先ほど話があった、ベロドロームの改修については、どうもJOCですか、組織委員会が主となってやるというような、それはある意味、民間の施設ということもありますから、そういったことがあると思うので、そこら辺を分けて、逆に言うと県でやってもらうこと、あるいは県からそういったところへ働きかけをしてもらうとか、そういった分け方をできればやりたいということでありますので、それについてちょっと時間はないですけど、早急に確認をお願いしたいと思います。

○土屋委員
 ベロドロームなんていうのは、はっきり言って向こうのということは百も承知で、あえて言っているのは、基本的に市や町がやらなきゃならないような事業にしても、県が補助を出したら市は動けるのか、町は動けるのかということもあるので、県道であったりとか県がメーンでやらなきゃならない部分は、スケジュール的なものは少なくても県が把握してなきゃおかしな話ですから、それらをこうやって重ねていくと、いつまでに何ができそうだっていう、これはおくれそうだって話はわかるはずだと思うので、極端な言い方をすれば、ベロドロームの整備についてのスケジュールは、秋に括弧で誰々でもいいわけですよ。だって実際にそこは、当然わからないわけだから。
 だけど、それにかかわる道路であるとか、いろんな部分のところの話は、当然もうスケジュールで出てきてるというか、やってないところだったらスケジュールに入れるように今回は要望すればいい話なので、という話にしてもらえると助かります。わかりやすくしてもらわないと、なかなか一つずつの意見が出しづらい。

○山田委員長
 そうですね。そういう形で整理をして各委員のところに出していただいて。
 今までいろいろ出していただいた意見もまとめて、そしてその区分けをして、ほかに追加するようなことがあれば、また追加をしていくという形で、きょうの時点では、これを出す出さないっていう話ではないもんですから、きょうはある程度出してもらうような形でお願いをさせていただきました。
 次回のときにある程度まとめができるような形で、次回できないとなると、もう1回ぐらい追加をしなければならないかと思いますが、それについてはまた改めて急遽になるかもしれませんけど、日程を追加していくような形でいきたいと思います。
 私からなんですが、先ほどちょうどパラリンピックの関係で、来た方もおっしゃられてたんですけど、いわゆるパラリンピックの強化選手とオリンピックの強化選手だと、オリンピックの強化選手にはしっかりお金が出るんだけどパラリンピックのほうは非常に少ないということがあって、彼ら自身、スポーツに一生懸命取り組むことが、なかなか難しいということもありましたので、やっぱりその部分で、これは国でやるべきところも当然あると思うんです。ただ県でできるところは県で、補助というのかフォローというのか強化をしていく。やっぱりもう2020年に向けて4年を切りましたから、そういったものも含めて、これはあくまで県でやる仕事、県が独自で考えていくことだと思うもんですから、先ほどの中でスポンサーがいないと大変だというようなことも言ってましたので、底上げという意味ではそういったこともやっぱり入れておくほうがいいのかなと思います。
 あと皆さんからほかに御意見ありますでしょうか。よろしいですか。
(「なし」と言う者あり)
 それでは、今まで出た意見と、あと参考人からいただいた意見、そういったものを一度まとめた上で、こんな意見が出ていて、それについて県のほうでの状況、あるいはそういった実行委員会等の現況、そういったものを皆様にお配りをさせていただきます。ちょっと時間をいただいてそれをお配りして、また次回、話をさせていただければいかがかと思いますが、それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 では、そのようにさせていただきたいと思います。
 それでは、そのような形で委員間討議を終了させていただきます。

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