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委員会会議録

委員会補足文書

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平成22年10月過疎・中山間地域振興特別委員会
NPOがんばらまいか佐久間 和田光弘氏、NPOがんばらまいか佐久間 河村秀昭氏 【 意見陳述 】 発言日: 10/25/2010 会派名:


○和田光弘氏
 ことし、先の理事長様が肺を患いまして亡くなったということで、その後を引き継いで4月から理事長をしております和田と申します。
 かたい話は余り得意ではありませんので、ざっくばらんにお話させていただきます。佐久間でNPOをつくったいきさつは皆さんかなり御存じだと思います。当時6,000人の町が60万人の都市と合併するということでしたが、恐らく佐久間町は明治時代から言えば4回目の合併なんです。今までは佐久間町自体でいろいろあったけれども、広域的な部分でもいろいろあった。それが今度は、浜松60万都市と合併され、いろいろ聞いてもらえなくなるということで、設立当時の議員の方々がこういうものをつくったらどうかということで設立したわけです。今、7部会に分かれまして、それぞれの担当の責任者のもとに運営しております。ただ、行政の方々にすごい理解をいただいておりますので、何かにつけて相談させていただいております。
 問題点については、また後からお話させていただく時間もあると思いますが、当時はNPOという言葉自体が田舎のほうの住民には通用しないのではないかと大変心配されました。ですから、どんなものかということで、37ぐらいの地区を順次回らせていただきました。「こういうものは、こういう形で自分たちでやらなきゃいけないよ」というふうな話をしました。
 今、加入率は全世帯の71%ぐらいです。80%、90%と本当は行きたいんですが。老人のひとり暮らしの人が多いんですが、体が不自由になったりして老人の保養施設に入っておられる方もいたりして、そういうことで100%にいけない状況です。それから、家族全員で入っていただけるというのが理想ですが、奥さんとかだんなさんだけがそれに入ればいいんじゃないかということで、人数的にも100%にいっておりません。それは皆さん承知しております。
 それから、NPO自体が、どっちかと言えば上層部――行政のほうから押しつけられているというようなイメージがあって、当初反発がありました。
 いろいろ申し上げたいんですが、時間の関係があるかもしれません。質問の中でいろいろお答えしていきたいと思います。

○河村秀昭氏
 事務局長の河村と申します。
 私、実はたまたま縁がありまして、2年前――ことしで3年目に入るんですけれども――平成20年4月にこの「がんばらまいか」の事務局長になりました。たまたまここの佐久間地域自治センターの「佐久間歴史と民話の郷会館」の管理をアウトソーシングの形で外部委託するということで、その管理をする人ということで事務局の募集がありました。私は新聞をとっていないものですから、たまたま地域の人が「河村さん、こういうNPOから募集があるけど受けてみたら」ということで。
 ちょっと話が戻りますが、私は、19年1月に田舎暮らしをしたくて、この佐久間町に一人でまいりました。1年間地元の地場産業で大手の会社にお世話になったんですが、佐久間に私が住むことによって、より効率的にお役に立てればということで、たまたまそういう話が舞い込んできまして、それでそこの社長さんに相談して、「こういうことで受けてもいいか」という御了解を得て、それで幸いにと言いますか、縁があってこのNPOの事務局に入って丸2年たちます。ことしで3年目になりました。
 ですから、私自身もNPO設立当時の苦労等はわかりませんけれども、この2年間、いろいろこの事務局におりますといろんな情報がいろんな形で入ってきます。そういう面では、また違った形で、この佐久間のいろんな問題点といいますか、そんなことも私なりに見えてきて、日々、そういうことでどんな形でこのNPOが地域住民の役に立てることができるだろうか、そんなことを日々思いながら、1週間のうち5日ここにいるんです。本来、田舎暮らしをしにきたんですけど、ちょっと違った田舎暮らしになっちゃいました。
 そんなことで、自主事業である交流事業を通じて都市部から佐久間に来ていただく方々、特に佐久間町は雇用の場が若い人はありませんので、できれば仕事に一区切りついた方々で、ある程度年金で経済基盤が確立されていて、なおかつ健康で元気であれば何らかの形でここで働いてもらう。職を選ばなければ、結構いろんな仕事があるんですね。そんなことで、年金プラス若干のお小遣いのような形で、その人たちに来てもらおうということで、今、空き家の紹介を兼ねて住んでもらって、それでなおかつこのNPOの会員になっていただいて、それでこの地域を支えていただこうと、そんなことをやっております。
 きょう、こちらにお見えになっています山田さん御夫妻、それから加藤さん御夫妻なんですが、たまたま私と縁があって、それこそ何回もこの佐久間に足を運んでいただきました。足かけ2年、3年されて、非常に足の長い期間でしたけれども、結局、時間をかけることが移り住んでからのミスマッチが少ないんですね。ですから、両御夫妻とも、それぞれの地域で今は本当に溶け込んでいただいて、地域などでそれぞれの役割を担っていただいています。
 そんなことで、NPOも何かそういう新たな取り組みをこれからしていきたいなというふうに思っております。以上です。

○三ッ谷委員長
 ありがとうございます。
 次に、「山香ふるさと村」の三井様、森下様、山口様にお願いをします。まず最初に三井様からお願い申し上げます。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

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