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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日脱炭素社会推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:加藤 元章 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:自民改革会議


○加藤委員
 先生の説明の中で、CO2を地中に埋めるという表現が何回か出てきたんですけれども、これは私、認識がなかったものですから、物理的なことも含めて具体的にどういうことなのかを解説いただけたらと思います。

○日比野剛氏
 この技術自体は、世界的には何十年も前から言われているものでありまして、火力発電所なり鉄工所から出たCO2を今までは脱硫装置なりをつけた後は大気中に逃がしていたんですが、それをCO2を回収する液体みたいなのを一回通して、そこにCO2を付着させて、そこからまたCO2を取り出して、一旦回収します。その集まったCO2を地下の奥深くに埋めるといったことでありまして、アメリカなどではこのCO2を埋めると、油田は地層のこういうところにあったりするので、それを埋めると押し出されて油が出てくるみたいな感じで、昔から結構地中にCO2を入れるという取組は、アメリカなどでは一部でされているんですけれども、それを脱炭素のためにやろうというのがこのCCSといった取組であります。
 それで日本でも実際に苫小牧で実証検証されていて、苫小牧に船でCO2を運んで、そこに埋めるという取組が実際になされているところであります。ただ日本にどれぐらい適地があるか、なかなか地下の調査が十分に進んでいないので、どのくらいポテンシャルがあるかは分からないですけれども、大体国の検討だと、今のCO2排出量の1割ぐらいは何とか埋めることができるのではないかと考えています。

○加藤委員
 ということは、そのCO2を液化か何かにして、それを地中に注入するというイメージなんですか、または何か施設整備が必要なのか。

○日比野剛氏
 液体のままでも下のほうで圧力で埋まっている感じなんです、地下水に溶け込んでいるような感じで。それでそのまま固定されていると言ったところであります。

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