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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成21年2月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:四本 康久 議員
質疑・質問日:03/03/2009
会派名:平成21


○四本委員
 よろしくお願いします。
 委員会説明資料の15ページ、空港アクセスに係るバス路線の概要のところなんですが、何人かの委員からも質問がありました。3番の富士急行のところですね、富士・富士宮方面。これ静岡空港におり立って、例えば河口湖方面に向かって富士宮でおりる。富士宮が目的じゃないと思うんですね、やっぱり皆さん、富士山に行きたいなんていう人が非常に多いんではないのかなと私は想像するんですが、富士山への3次アクセスというんですか――本当は2次アクセスにしてほしいんですけど――富士山へのアクセス状況はどうなっているのかお尋ねをいたします。
 新富士駅から出るのか、富士宮駅から出るのかどうなのか。はたまた河口湖駅から出るのか、その辺の状況を教えてください。

 もう1点は、これも富士山のことなんですけども、富士山全体の交通の体系のことでございます。
 昨年も一昨年も例えば富士宮口――表口から非常に多くのお客様が、新五合目あるいは頂上に向かって来てくれました。当然、車が渋滞を起こしました。今後、もっともっとこれふえるんでしょう、空港が開港する、あるいは世界文化遺産の関係、国内外からもたくさんお訪ねをいただくと思います。今まで来れなかったような遠くの人たち、例えば鹿児島県議会でも、もうことしの富士登山に来てくれるようなこともお話がありました。こういう中で、富士山での今後の交通体系をどんなふうに取り組んでいくのか、お考えをお尋ねいたします。

 あともう1点、16ページの光ファイバ網整備推進事業。先ほども東西に串だんごというような表現も出ましたけど、本県は東西には発達しているところだと思いますが、南北が非常に苦しいところなんですね。そういうようなところ、過疎地域にということなんですけども、根本的にこの南北問題をどんなようにお考えになっているのか。
 例えば富士宮市も今回やりますけども、これごく一部のところしかなかなか適用ができないんですね。本当に1点しか使えないんです。もう少し何か工夫があってもいいのかなと思いますけども、その辺の考え方をお尋ねいたします。以上です。

○塚本交通政策室長
 まず、空港アクセスの関係でございますけれども、今富士急行が想定されているこの運行ルートの中で、これを直接富士山とつなげるとすれば、例えば富士宮駅とか河口湖駅からまたそこから乗りかえというような形になるかと思います。御存じだと思いますが、現時点でも夏には静岡駅から直行の富士登山用のバスも出ておりまして、いずれにしても富士山観光のメーンがやはり夏であろうということを考えますと、また夏に向かってこれは観光サイドとも協議をして、そういった観光ルートのアクセスについて、議論をしていきたいというふうに考えております。

 富士山全体の交通体系につきましても、やはり車の渋滞、これは夏に見られることでございますので、これも観光と道路管理者のほうと毎年夏に向かって協議をする場がございますので、そういった中でまた検討していきたいというふうに考えております。以上でございます。

○村松情報政策室長
 光ファイバーの関係ですけども、南北問題ということで委員が今おっしゃいましたけども、まさにその光ファイバー整備構想自体がそういうもので、過疎地域に対して民間がなかなか進出してないものですから、行政が支援するというのがその構想です。それがまさに南北問題をねらったというものなんですけども、実際に整備するに当たっては利用実態を一番承知している市町村が構想する、計画するということで、資料にありますとおり、例えば湖西市の場合は全市を整備したいと。それから富士宮市の場合ですと、まずは工業団地をやってみたいと。あるいはブロードバンド・ゼロ地域の解消という形で考えているところもあると。さらに浜松市につきましては、今回の地デジ対応で考えていると。そのようにいろんな形で地元は利用できる方法で考えているという現状があります。
 もう1つ、一工夫という話ですけども、これは民間に対する支援が基本ですけども、市町村自身がやるということも一応対象になってまして、その場合には負担が大きくなるという話もありますけども、国庫補助もあるし、あるいは起債もあるという形での工夫と、そういうものに対して我々が協力して進んでいきたいというふうに考えております。以上です。

○四本委員
 ありがとうございました。
 バスのアクセスですけれども、富士登山で7月、8月は確かに直通バスもあるんでしょうけれども、富士山って2カ月間じゃないですよね。おおよそ6カ月間ぐらいはお客さんオーケーです。その間をどうするか。やはりアクセスがよくないと、この間の特別委員会でも提言がありましたけども、利用者にとってやっぱり空港への、また目的地へのアクセスの利便性がやっぱり一番大事だということでございますから、このアクセスのところをまたぜひとも考えていただきたいなと。
 先ほど6番委員からもありましたが、お客さんが山梨に行っちゃう可能性があるんですね。富士山だったら河口湖駅から乗ってくださいよと、このまま行ったら必ずそうなりますよ、そうならないように。また向こうは向こうで努力するんでしょう。ですからやっぱりこちらもやり方を間違えちゃうと本当に富士山はみんな向こうですよというようなことにならないように、当然周辺も頑張っていかなきゃいけないなと思っておりますので、その辺のアクセスのところをもう一度ちょっとお考えを聞かせてください。

 それと、富士山の交通の体系のところですね。
 本当にこれから多くなってきますので、新たに駐車場を確保というのはなかなか難しい話ですね。ですから、今も行われている車両の規制をもう少しふやすのか、あるいは最近よく言われてます入山税だとか環境税だとか、こういうようなものにかかわるものももっと具体的に論議をされていくのかなと思ったり、あるいは山梨県では富士山に鉄道なんていうような構想も――これは本当にどうなのかなとは思いますけども――こういうことも含めて山梨県はやり方が上手なんですよ。こういうような構想も大きく打ち上げているところでございますので、我が県も富士山に対してやっぱりもう少し考えていかないと、いいとこばっかりよそにというようなことも心配をしますので、これは私たちも頑張っていかなきゃなと思っているところであります。これは要望です。

 光ファイバー、これもいろいろありますが、とにかく努力をしてください。以上です。
 1問だけ、アクセスだけ答えてください。

○塚本交通政策室長
 おっしゃるとおり、この路線が専ら山梨側に、富士五湖側にお客様を運んでしまうような路線にならないようにということで、実はこれ私どもも地元の富士宮市あたりとはよくお話をしておりまして、せっかくバスがとまってくれるんだから、そのお客さんを何とか途中でおろして、そこでお金を落としてもらうように、やっぱりそういう観光地づくりといいますか、観光地の目的になるような地元の受け入れ態勢をもっとつくってほしいということで、これにつきましては、とにかく開港までに間に合うかはなかなか難しいんですけれども、とにかく地元がこういった路線を利用して、お客様をぜひここへ招き入れるような受け入れ態勢というものを、地元の自治体と協議をして、今後そういった方向へ進んでいくように、我々も努力をしていきたいというふうに考えております。以上でございます。

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