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委員会会議録

質問文書

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平成28年10月11日スポーツ振興等特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:10/11/2016
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 私は富士宮なんですけど、先々週でしたか富士山ヒルクライムが開催されまして、台湾を初めタイも来たのかな、東南アジアから結構来まして、実はこれは中心になってやられている方が、富士宮の旅館組合の組合長さんや観光協会の副会長さんがやられてたり、いわゆる自分たちの旅館へお客さんを呼ぼうということで、そもそもそういうところからスタートしていると私は見てるんですけど。ですから、今いろいろ出てるんですけど、四国と本州をつなぐしまなみハイウェイね、ああいうところのロードレースにしても……

○林辰夫氏
 競走じゃないですけど、ただ走るという。

○吉川委員
 それが結局、実行する主体がどこだということなんですね。誰がやるかということなんですよ。議論が幾ら百出しても、誰かが出てきてリーダーシップをとって、どんどんやっていかないとできないんですね。このヒルクラムもそうなんですね。亀山さんって方が会長になって、この方が中心になって、かなり精力的に動いて、そういう方がいないと、幾ら伊豆半島が風光明媚だからなんていったって、やる方、主体がないとだめですね。
 ですから、そこのあたりを連盟のほうがどのように考えられているのか。例えば、私どもは那須ブラーゼンというのに行ったんですね、那須のプロチーム。私は真剣に考えましたよ、プロチームをつくろうと。富士宮、静岡県で。
 じゃあ、つくるには例えばスポンサーをどこから連れてくるのかとか。スズキ自動車もありますしね、この辺は。いろんな企業がたくさんありますから、これに付随して。そういうところからお金を出してもらってプロチームをつくるとか、そのつくるという発想まではいいんですけど、誰がやるかということなんですね。結局、口でどうか言っても誰かが実行に移していかないとだめなんですね。そこら辺のところをどう考えておられるのか。

○林辰夫氏
 確かにそういう問題に突き当たっているいろんなイベントは多いです。ほとんどは結局そういうことの、最初は数人の方が集まってやろうというのがだんだん大きく広がっていっているのが大体の、先ほど言われたヒルクライム、これもそのような形で、最初は乗鞍とか岩館とかであったんですが、主催者が続けておられて一生懸命盛り上がったんですが、その後その人がやめられたら消えてしまったんです。
 おっしゃるとおり、中心になられる方がいらっしゃらなくなると、急速なスピードで消滅していきました。ですから、やはりそれに全てをかけて一緒に楽しんでやろうというような方が出てこないと、今おっしゃったとおり机上の空論になってしまう可能性が高いです。
 ただ、あと全くそれだけかといったらそうじゃなくて、自然発生で集まっていくような、例えばびわ湖一周はほぼ自然発生だったんです。というのは、先ほど言ったみたいに、道路は昔は走らなかったんですが、今は周りに高速道路がいっぱいできましたので、比較的、下は交通量が減りまして、のどかな風景、町並みがいっぱい残っていまして、そこもやっぱり初めは警察も物すごく反対してましたし、集団で走るなと、危険だと。信号無視をする人がいっぱいおるということが周りの民家からもどんどん通報されて、走れない状態になってきたんですけど、その中に、私はちょっと存じ上げませんが、そのときと同時に、周りにどんどん高速道路が充実してきまして、今度は下に、要するに一般の方が通過しなくなっていったんですよね。そうなると寂れていったんですよね、町々が。そしたら逆に今度は走ってもいいよというような感じのニュアンスに変わってきたんです、空気が。空気ですよ。それで走ったけど何も言われなかったということから始まって、また自然発生で戻っていって、今は滋賀県自体が主催者のような形になって、年に1回開催されるように変わってきたんです。最初は反対されていましたが、現在は来てくださいという形に変わりました。
 それはそういうような特異な状況があったからなんですが、今ちょっと、伊豆半島での状況がよくわかりませんのであれなんですが、今さっき言ったのは、自転車競技以外ではそんなことが可能ではないかと言ったので、その中心になれる方がどこかからあらわれる、変な言い方ですけど、いらっしゃると思います。今ここでわからないだけでいらっしゃると思います。自転車競技じゃなくて、そうして走りたいという。というのは、ここ数年、先ほど言いましたようにみんなで楽しく長距離を走ろうという風潮に変わってきてますので、そういう波がやがては伊豆にもやってくるんじゃないだろうかと思います。
 ですから来てから慌てるんじゃなくて、これをきっかけにそういうこともあるんだということを知識として持っていただいたら、どこかでそんな話がちょろっと出たときには、その人の話を聞いてあげるとかやっていければ、全く実現不可能ではないような気がします。
 ただ、私はそれを責任を持ってどうのこうのという立場ではありませんので、申しわけないですけど、今の時点ではこれぐらいしか言えないです。

○吉川委員
 2020年東京オリンピックのベロドロームのいわゆる自転車競技、これはいずれにしろ、県も国も含めて我々も英知を結集して、これはこれでそれなりの成功をおさめると思うんですよ。ただ問題は、今、1番委員さんがおっしゃったように、それをその後どうつなげていくかということになってくると、やはりそういったような誰かリーダーが出てこないと続いていけないもんだと。それは行政がやるのか民間がやるのかというようなこともあるんでしょうけど。

○林辰夫氏
 土地土地で違うと思います。先ほど言いましたように、滋賀県の例もありますし、そうでない場合もありますので、何ともよう言いませんが、ただ、ここで1つ、うちの自転車競技連盟からこちらの静岡県のほうに御通知させていただいたのが皆さんのお耳に入っているかどうか知りませんが、2019年2月に、世界選手権のトラックレースをやるという通知は届いていますでしょうか、皆様に。

○山田委員長
 いや、まだですね。

○林辰夫氏
 まだ決定はしていませんが、今度の10月15日のUCI国際自転車連合の総会で、多分そうなると思います。
 これはなぜそうするかといいますと、オリンピックの準備のために1年前に、テストイベントというと世界選手権の名前がちょっと汚れてしまいますので、でも実際は向こうの担当者とかと私個人の間ではテストを兼ねて、例えば設備とか役員とか、今さっき言われた地元の方の御協力とか、いろんなものをどのようにやっていったらいいかというのを2020年に慌ててやるんじゃなくて、1年前にやっとけば、少し余裕があるのではないだろうかという提案がありまして、自転車連盟としてはやりましょうというふうに返答はしております。ただ、まだ最終結論、決定は10月15日の総会、今週の国際自転車競技連盟の理事会の中で答えが出されます。
 ですから、100%やりますというところまで今ここで言えませんけど、大方そういう形になるだろうと思います。というのは、オリンピックを抱えていますので、やはり東京オリンピックを成功させてほしいというのは、私たち自身も思ってますし、世界のそういう自転車競技連盟も思ってますので、そこですばらしい大会だったなという思い出を残させるためにも、それがいいんじゃないでしょうかという提案をいただいていますので、一応、自転車連盟としてはお応えしましょうという形でやります。
 ですから、それも含めて、もう来年あたりかその次ぐらいから、2017年か2018年ぐらいから、今言われたとおり、これはまた自転車連盟で答えを出さないといけませんが、地元の方の十分な協力というのか、リレーションシップを持つようにして、1年前の2019年の世界選手権の成功と2020年のオリンピックの成功を一緒に目指して、一緒に後で喜びたいなというふうに考えております。

○山田委員長
 そのほか、いかがでしょう。

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