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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成20年12月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:12/15/2008
会派名:自由民主党県議団


○石橋委員
 それでは、二、三お聞きしたいと思います。
 最初に、空港利用の新しい需要発掘に向けていろいろ御努力をいただいていると思います。県内ではいろんな面で県民の皆さんの関心が強いわけでありますが、決して静岡空港は静岡県内だけの利用客を見込んでいるわけではございません。愛知県東部、それから山梨県を含んでいるわけでございまして、そういった形で需要発掘に向けて、県は山梨県あるいは愛知県東部にどのようなアプローチをしているのか、取り組んでいっているのかという状況についてお聞きしたいと思います。

 それから2点目は、滑走路は2,200メートルの滑走路で暫定運用するわけでございますけれども、2,200メートルから2,500メートルの滑走路での完全運用への切りかえの場合、工事や検査でどのぐらいの期間が必要なのか。
 また、工事、検査を行うのに飛行機の運航をストップしなくていいのかどうなのか。

 それと3点目、富士山静岡空港が2,500メートルで完全運用できるようになるのはいつごろになる予定なのか。以上、とりあえず。

○犬丸利用推進室長
 まず、愛知県、山梨県など隣県からの利用に関する働きかけでございますが、本年3月に、山梨の甲府から、また愛知の豊橋からバスを仕立てまして、空港の現地見学会を開催いたしました。それぞれ120人、130人程度の参加をいただきましたが、実際には定員を大幅に上回る応募をいただきまして、非常に関心が高いということを確認しております。
 引き続き、県のほうで隣県も利用圏域ととらえて、開港日が決まりましたらそれを改めてお知らせするなどしまして、空港の利用につなげていきたいと考えています。以上です。

○勝山整備室長 
 2,200メートルから2,500メートルの滑走路に完全運用する場合についてのお尋ねについて御説明します。
 どのぐらいの期間が必要となるかという第1点目のお尋ねなんですが、例えば現在支障となっている件が除去できてという条件が整ったときがいつであるかということによって、その所要の期間というものが変わってまいります。
 まさに近々というような場合でしたら、例えば今我々が目標としています開港までとほとんど変わらずに可能になるということもあります。例えば2,200メートルで運用してからそのような除去ができた場合となったときには、一番大きな問題となりますのは電波法上の問題でありまして、ILSの電波の許可というものを新たに取り直さなくていはいけないという事態が生じます。
 現在これは研究中でありますが、その時期に今のところ我々が勉強した中では最低でも半年は必要ではないかというような――これは全く研究中でありますので何とも申し上げられませんが――4カ月から6カ月とか、そのぐらいの期間が必要となるというようなことも考えられますので、その電波の問題をこれから詰めなくてはいけないと思いますが、オーダーとしてはその程度の、半年前後といいますか、その程度の期間が必要となるのではないかと想定をしております。
 申しわけありません、これは研究中ということでまだ確定はしておりませんが、そのぐらいを予想しなくてはいけないのかなというように考えております。
 それから、2,200メートルで暫定運用しておりましてから、2,500メートルに切りかえるときですが、切りかえるに当たっては運用をとめなくてもいいようにできるものと考えております。必要な工事等については、いわゆる運用がとまっている真夜中の間に工事ができるものは準備を進めておいて、一斉に切りかえるときだけは一晩で切りかえることが可能ではないかと、これも想定しておるところでございます。

 最後に、完全運用できる見込みはいつかということについては、申しわけありません、ちょっとお答えは今の時点ではできかねると思います。以上でございます。

○石橋委員
 部長が何か御意見があるようでございますけれども、また後ほど部長から伺いたいと思いますが、知事が臨時会の中で、早期に完全運用へのめどをつけてから責任をということは、知事の答弁はあなた方が協議してから書かれていると思うんですよね。ということは、めどがわからないということはおかしいということですよ、違いますか。
 暫定運用のめどが立ったらということだけなら、私はあなた方に質問しないんですけれども、それにつながって知事の答弁は、早期完全運用のめどが立ってから責任をとりますと。ということは、空港部と協議をしないで答弁できないと思うんですよ。知事が勝手に答弁したというのは、私は理解しがたい。だから、いつごろになるのかと聞いているんです。

○岩ア空港部長
 現在、完全運用に向けまして、地権者の方に除去をお願いしているところでございます。
 完全運用を実現するというのは、県政としての責務であると承知をしております。地権者の方との協議状況も踏まえながら、早晩完全運用に向けての具体的道筋というものも明らかにしなければならないと考えてございます。
 その完全運用に向けての具体的道筋の内容につきましてはまだ決定をしておりませんけれども、その具体的道筋の内容を発表していく中で、そのような目途というものについても改めて御説明をさせていただければと認識しております。

○石橋委員
 このぐらいにしておきますけれども、ぜひふんどしのひもを引き締めてかかっていただきたいと思います。
 それから、あと話題を変えて、先ほど来ございました、旅客ターミナルビルの展示物の件がいろいろありましたけれども、1つの提案としまして、富士山静岡空港でございますから、毎年いろいろなところで大きな富士山の写真展をやっております。いろいろ権威のある写真展もあると思いますので、そこで優勝した、あるいは最優秀の作品を引き伸ばして毎年変えていくということであるならば、公平公正で何も問題がないんじゃなかろうかと、そういう方法もあるんじゃないかということを御提案させていただきたいと思います。
 それに対して何か御意見があればお聞かせいただきたいと。

○白井経営管理室長
 貴重な御意見、ありがとうございます。
 実は、空港部でも富士山写真展なんかを空港内でやったらどうかという話がありまして、そういう点につきましては、多目的会議室なんかを一時開放するような形で展示や何かもできるなと思っております。
 写真を引き伸ばして入れかえるというのは、なかなかその都度作業があることと、それに適する壁面があるかどうかということの問題もありますので、今後ターミナルビル内の情報発信スペースを運営していく中で、また検討させていただきたいと思います。

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