本会議会議録


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平成26年2月定例会くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:大池 幸男 議員
質疑・質問日:02/24/2014
会派名:ふじのくに県議団


○大池委員
 ちょっと確認だけさせていただきます。
 川勝知事が4年前、最初に選挙に出たときにマニフェストをつくりまして、それを4年間の県民とのお約束という形でその達成を前倒しすることによって知事の職務を4年間やりました。4年たってからそのマニフェストの評価をされ、私たちも評価しましたし、他会派でもいろんな形で評価したという経緯があって、2期目の川勝政権の中でこの総合計画後期アクションプランを自身の公約に置きかえるという形でスタートして、まさしくその2期に符合する計画年度になってるわけです。個々の項目に数値目標が全て織り込まれているわけです。この目標値は川勝知事の公約とみなされるわけでございますので、この個々の数値は非常に私は重いと思っております。単なる目標値とかこんなもんだろうというような取り組みで今から当局の皆様が対応していくのはまずい。本当に数字の重みを皆さんもお持ちになって執行していただきたいと思っております。
 したがいまして、ぜひ皆さんに絡んでつくったアクションプランですので、その決意をぜひお聞かせ願いたいと思います。

 それともう1点、数値が入ってるわけじゃないですか。例えば、ぽんぽんと見たときに二酸化炭素の削減量十何%とかありますけれど、浜岡原発が過去動いてたときと比較して、あの300万キロワットの発電がとまってる状態で、CO2の削減どころかふえているという数値を1個ずつ見たときに、いろんな御指摘を受ける可能性もある中でこういう数値を入れてるものですから、そこのところはしっかり説明できるようにしておいていただきたいというのが1点。ここの部分だけちょっと説明をしていただきたいです。以上、決意と1点質問をお願いします。

○伊熊くらし・環境部長
 大池委員からの前段の部分を私から説明させていただきます。
 知事の2期目の公約としてこの後期基本計画をつくった。10年でやるものを8年でやり遂げようという強い決意のもとに、今回の計画をされてるということでございます。ですから、この数値については何が何でもやっぱりやっていかなくちゃいけないと。財政当局にもぜひお願いをして必要な予算も立てていただき、総合計画の最終目標を達成するために我々としては誠心誠意努力をしてまいりたいと思っております。御協力も御理解もいただきたいと思います。よろしくお願いします。

○田代環境政策課長
 温室効果ガスの削減についてですが、これまでは統計数値の公表の関係で温室効果ガスというものを使っておりましたが、2年ほどかかるということがありましたので、温室効果ガスのうち97%ほどを占める主な二酸化炭素に数値を変え、1年後に対応できるということで改めました。
 今浜岡原発がとまってる状況にありますけれども、平成23年度の県内の二酸化炭素排出量は平成22年度に比べて、産業部門とか家庭部門においてもいずれも下がってるという状況にあります。その中でも、産業部門はより削減率が進んでいる一方で、家電製品の多様化や高度化が進んだ関係で、家庭部門については逆に増加をしているという状況にありますので、賢い省エネということを広報しながら家庭部門についての削減を特に進めていきたいと。
 また、資金や人材が不足する中小企業に対しては二酸化炭素の排出削減に向けた支援を今後ともしていきたいと考えています。以上です。

○大池委員
 わかりました。3年後には、個々の内容をいろんな立場の方たちがいろんな評価をなさると思いますので、ぜひそれに耐え得るような3年間の活動をしていただくことをお願いいたしまして終わります。

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