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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成23年11月エネルギー有効利用推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:吉川 雄二 議員
質疑・質問日:11/28/2011
会派名:自民改革会議


○吉川委員
 専門的知識に基づいた県施策への提言、大変すばらしいと思いました。
 門外漢な者でして、とても先生に話をしていただいたことすべてを今理解できたわけじゃないんですけどね。1点だけちょっと教えていただきたいんですが、懐中電灯はいわゆる乾電池でつきますよね。その乾電池じゃなくて、水でつく懐中電灯を先日見たんです。いわゆる明かりというのは電気からとるという我々のその常識が覆された感がしたんですけど、ああいったような技術というのは今後も進んでいくんでしょうかね。

○松尾廣伸氏
 水電池で10年とか20年とか置いておいて大丈夫だよという、単3型の、水を差して使うもののことでしょうか。

○吉川委員
 電池じゃなくて水で。

○松尾廣伸氏
 形状は電池形状で、そこに水を給水して使うものだと思うんですが。

○吉川委員
 水じゃなくても何でもいいそうですよ。

○松尾廣伸氏
 オレンジジュースでも、要は液体であればいいという格好になるんですが。

○吉川委員
 懐中電灯ぐらいに明るいんですよね、あれでね。

○松尾廣伸氏
 そうですね、明るさはとれます。ただ、それだけの時間がとれるかという意味では、それだけの時間は多分とれないと思うんですが。
具体的なその事例と、今申し上げることがちょっと合っているかどうかわかりませんが、水電池という言い方は多分そもそも語弊があって、例えばアルミ電池とか、そういうものに近いと思うんです。中に、もともとの電極材料が乾いた状態で入っておりまして、そこに液体を入れることで両者のイオン化率の違いから電気が流れる格好をつくり出すというのが基本的な仕組みだと思います。それのイオンの移動度の量がコントロールできるようなことで電極がつくってありまして、ある程度の時間電気を流すことができるという格好になっていると思います。実際にそれをばらして確認してものを言っておりませんので、違うかもしれませんが、基本的にそんな仕組みです。
したがってその電池をつくるのに使ったエネルギーと、そこから取り出せるエネルギーで、どっちが多いかといったら、つくるときに使っているエネルギーのほうが圧倒的に多いです。なので、電気を別の形で、電池という我々がイメージしているのとはちょっと違う形でためてあって、そこに水という電解質を入れてあげることで電池として機能するというふうにお考えいただくといいのかなと思います。

○大岡委員
 リンゴに亜鉛と何か炭の棒を差したら電池になるというのと同じ理屈ということですか。

○松尾廣伸氏
 そうですね、それに近いイメージを持っていただいていいかと思います。

○吉川委員
 いわゆる明かりというのは普通電気でというのが常識ですよね。あれが今後どんどん大きくなってくると、こういう明かりも水でとれるじゃないかと思って。

○松尾廣伸氏
 とれなくはないと思いますけど、やはり長時間とるのは無理ですし、先ほど言いましたように、それをつくるときに使っているエネルギーのほうが、今ここに供給されている電気の量よりも多い量を使っておりますので、そういう意味では損失がふえてしまうという格好になります。なので、あくまで非常用の、とっておくための電池という御理解をしていただくのがいいと思います。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp