• 携帯電話向けページ
  • Other language
  • 文字サイズ・色合いの変更
  • 組織(部署)から探す
  • リンク集
  • サイトマップ
  • ホーム
  • くらし・環境
  • 健康・福祉
  • 教育・文化
  • 産業・雇用
  • 交流・まちづくり
  • 県政情報

ホーム > 静岡県議会 > 委員会会議録 > 質問文書

ここから本文です。

委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成30年7月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:遠藤 行洋 議員
質疑・質問日:07/13/2018
会派名:ふじのくに県民クラブ


○遠藤委員
 お疲れさまでございます。去年は企画文化観光委員会で皆さんに大変お世話になりまして、本当にありがとうございました。1年間、文化・観光部の委員会におりましたけれども、1回も質問できませんでしたので、1年分の思いを込めて質問したいところでございますが、ここは特別委員会ですから、所管事務調査ではありませんので、細かいことは聞きません。今、ちょうど質問折り返しですけども、この特別委員会の意義をもう一回皆さんで共通認識をしたいと思うんです。やっぱりこれは皆さんはあくまでもきょうは参考人の立場です。ですから、我々は当局のやっていることに対していいとか、悪いとか、あるいは、これをどうするのかというふうに質問する場ではないというふうに認識しています。ですから、あくまでも皆さんの参考意見を聞いて、この委員会として提言をつくるというのが、この特別委員会の目的ですから、あくまでもやっぱり皆さんの参考意見を聞いた上で、この観光地域づくりをしなきゃいけないということですよね。ですから、この特別委員会の資料も、今回もらった資料というのは、提言をつくる上でのやっぱり参考資料なんです。ですから、私はきのうこの参考資料を求めました。それはなぜかというと、当局のやっていることに対して一つ一つ質問するのではなくて、やっぱりこの提言をする上での資料なんです。
 まずはこの資料から申し上げたいんですけども、そういう観点からすると、今回、いただいたこの特別委員会の資料というのは、とりあえずつくった感がある。6月定例会の委員会で皆さん忙しかったと思います。その中で、この7月13日に特別委員会をやるということで、急ごしらえをしていたと思います。ざっと見ても観光庁のホームページから抜粋したものがあったり、あるいは、そのまんま常任委員会の資料をちょっと手直ししてくっつけたものばかりです。もう一回、皆さんと共通認識をしたい。この特別委員会は、観光地域をつくるために我々は何をしていくのかというのを、これを意見交換する場ですよね。冒頭ありました、観光地、点から観光地域、面にすると。点から面へということですけども、まず、質問しますが、観光地域、皆さんはどういうふうに捉えていらっしゃるでしょうか。

○神戸観光交流局長
 観光地域ということで、今までの観光地というのが点で捉えていた、委員指摘のとおりのお話があろうかと思います。これを少し広い範囲で見ていこうと。広い範囲で見る中で、いろんな方々と一緒になって観光地域づくりをすることによって、経済の発展、それから、心の豊かさ、こういうものをなし遂げていこうというようなことで、この観光地域があるというふうに考えております。少し狭い範囲で言いますと、例えば、従来ありました、市町村単位での観光協会、そういう枠組みの中で、いろんな方に、今まで観光地じゃなかったところも含めて、観光商品、観光素材の磨き上げを行うことによってそこも観光地域になると。もう少し広く見ますと、それぞれ旅行の目的地としての周遊の範囲というのがございます。その範囲ごとで地域連携DMOというような形の中で、観光地域づくりをしていくというような中で、少し重層的な形で観光地域づくりを進めていって、本県の豊かさ、成長戦略の柱と観光は言われておりますので、そういう地域をつくっていきたいというふうに考えております。以上であります。

○遠藤委員
 なかなか言葉で説明するのは難しいですよね。それで、観光地域と観光圏とあります。これは、観光庁のホームページでも定義をしております。観光圏と観光地域どう違うのか。あえて紹介はしませんが、言葉で説明しているので非常にわかりにくいです。簡単に言うと、やっぱり点から面へですから、我々は、例えば、三島だったら、三島スカイウオークには行きますけども、じゃあ、三島に行くとは言わないですね。三島スカイウオークに行ったついでに、源兵衛川、三嶋大社、楽寿園と行くかといったら、行かない人もいる。行かない人も多い。静岡県の観光で一番弱いところはそういうところですよね。沼津に行きますとは言わない。深海魚水族館に行きますと言う。御殿場に行きますとは言わない。特定の観光地に行きます。ただ、例えば、長崎に行きますとは言いますが、大浦天主堂に行きますとは言いません。グラバー邸に行きますとも言いません。長崎に行くといって、それとやっぱり周遊がもうできているわけです。例えば、三島、観光というキーワードで検索したことがありますか。

○神戸観光交流局長
 記憶にないです。

○遠藤委員
 一度検索してみてください。三島、観光というキーワードで検索する場合と長崎じゃなくてもいい、ほかの地域を検索する場合とで、出てくるサイトが全く違います。静岡県はどうしても点の観光地が非常に多過ぎる。今いただいた資料で私、一番足りないなと思うのは、今回観光地域をつくる、観光圏をつくるという委員会で、それに対する提言ですから、ネット戦略であるとか、SNSであるとか、広報、PR、そして、周知徹底をどういうふうにやっていくのかという、その辺の施策を資料としてつけていただきたかったなと。特に、広報課長まで務めていた神戸さんですから、その辺のPRの仕方というのを資料としてつけていただきたかったなと。今、ほとんど観光客は観光地を選ぶときはほとんどネット、SNSですね。この辺の対策をこれからどうやっていくのか、これをしっかりと我々は協議をしていかなければいけないなというふうに思います。先ほど5番委員が府川さんの参考に招致を求めましたが、この後、委員間協議でもあると思いますけども、そのときは当局の皆さんいらっしゃいませんので、あえてここで言わせていただきます。旅行、あるいは、観光を考える上で、民間の力というのは不可欠です。この参考人招致の候補者の中は学識経験者がほとんどです。できれば、委員長にもお願いしたいんですが、この後の協議、それから、当局の皆さんも含めてですけども、民間の観光業者、特にネットを使っている観光業者の企画、広報宣伝の方に話を伺いたい。どうやってこの回遊ルートをつくって、観光圏を確立して、それを多くの皆さんに発信して、観光客を呼び寄せるかということを民間の知恵と、それから、ノウハウを聞きたいというふうに思っていますので、この辺はまた正副委員長と当局の皆さんとで相談して、候補者を選定していただきたいというふうに思います。
 細かいことは聞きません。以上で質問を終わります。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp