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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日脱炭素社会推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:佐野 愛子 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○佐野委員
 最後の個人の取組で、9番委員からの従前の心がけのところなんですけれども、今まで市民は省エネが主な意識であったんです。それで限りある石油とかガスの化石燃料がもう底をついちゃうとおっしゃいました。それを削減するための省エネ対策だったんです。なので、まきストーブだとか石油を使わない木質ペレットとか、リサイクルとかそういうことをすればいいという意識。
 ところがここにきて急にCO2対策に切り替わったんです。そこに全然市民はついていけなくて、先ほどみたいにリサイクルすればいい、石油を使わない取組をすればいいといったのが、そうじゃないんです。だからそこのところの施策が、国民の意識をあくまでもCO2を中心にして考えなければいけないということは大きな意識変換になって大変だと思うんですけれども、どのように捉えていらっしゃいますか、国の施策として。

○日比野剛氏
 やっぱり悪いことじゃないし、よかれと思ってやっていることを否定するのは難しくて、本当にうまく説明しないと逆に何か嫌悪感ばかりを持たれるだけで、省エネからどう頭を切り替えてもらうかというのはすごく難しいです。エアコンだって30年前のエアコンを使っているくらいだったら、買い換えてもらった方がよっぽどありがたいんですけれども、もったいないとかそんなことはできないという人の気持ちは分かるんです。そういう方々をどう説得するかというのは難しくて、国でもそういう検討会とかを開いて、どういうアイデアがあるかといろいろ出すんですが、なかなかそこに踏み込めていないという実情があるので、正直これといった妙策がないというのが本音で、やっぱり一つ一つを丁寧に意識を変えてもらっていくしかないのかなと思います。

○佐野委員
 まきストーブを買ってすごくいいことをしているという人たちは大勢います、省エネをしていると。ところがまきストーブよりもCO2的には電気の暖房のほうがいいということですよね。

○日比野剛氏
 まきストーブでしたら大丈夫です。

○佐野委員
 でも、木を燃やすことは、CO2を出すのでは。

○日比野剛氏
 そのためだけに、本来は住宅になるような木を使っていたら問題ですけれども、枯れ木とか放っておいたら使わないような木を燃焼用に使っている分には、それは持続的な森林なり育成になりますので、それはそのようにやっていただいたほうがいいかと思います。

○佐野委員
 CO2を念頭に置いて、全ての行動パターンをする意識改革が必要だと思いました。
 あともう1点、稚拙ですが先ほど農業で牛のげっぷが結構CO2を出すと、テレビでもやっていましたけれども、それが何%とかを占めるというんですが、牛がいなくなったほうがいいのか。

○日比野剛氏
 牛のげっぷをいかに抑えるかという研究はまだ十分じゃないので、やっぱり変なことをするとおいしくなくなっちゃうからと今まで避けてきたところがあります。本当にばかにできない量が牛のげっぷで出ているのは事実ですので、今のまま牛がげっぷをし続けたら、いよいよどうにかしないといけないので、それは今までやってこなかったので、私は正直、餌とかを工夫すればもっと劇的に減るのではないのかなと勝手ながら思っているんですけれども、そこに期待したいというところがあります。

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