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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成29年9月定例会企画文化観光委員会 質疑・質問
質疑・質問者:桜井 勝郎 議員
質疑・質問日:10/04/2017
会派名:無所属


○桜井委員
 おはようございます。
 一問一答方式でお願いします。
 最初に、委員会説明資料1、2ページの平成29年度県政世論調査結果のうち、2ページの県政への関心がある理由に自分の生活に関係があるからというのが昨年度は49.1%、今年度は48.4%で半分近くが自分の生活に関係があるからとしています。ちょっと漠然としていて何があるのか。年収が少ないとか福祉問題とかいろいろあると思います。生活に密着するのかどうかわかりませんけれども、原発の再稼働にも関心がある、自分の生活に関係があるからというだけで漠然としていますが、具体的にどういうことを言っているのか当局側はわかりますか。想像でもいいです。

○杉山広聴広報課長
 県政の中で、住民密着といいますか、生活にかかわるものということで例えば地震や土砂災害対策、振り込め詐欺防止などの防犯対策、交通安全対策、福祉関係で高齢化による長寿社会への対応、先ほど6番委員もおっしゃいましたエネルギー政策といった県民生活に直接かかわることを意識して調査しています。

○桜井委員
 次に、委員会説明資料3ページの若者向け魅力発信テレビ番組「いいね!静岡」の目的は、多分UターンやIターンで県外に出た人間がまた静岡県に住んでもらうためにやるものと思っております。結構なことですけれども特効薬にはならない。いろいろな事業の積み重ねで成就するというのは十分承知していますが、静岡第一テレビ、静岡朝日テレビなどの4局で割合視聴率が高い時間帯に5分枠のミニ番組を放送するということですけれども、視聴率の高い時間帯は夕方になるのかな。また視聴率がアップするかどうかや若者が見るかどうかもわかりませんが、金額は書いていないけれども5分枠で幾らぐらいの放送料や放映料がかかるのか。
また、各テレビ局1回のみで終わっちゃうのか。再放送はやるのかな。5分枠の番組をつくるには放映料以外に製作費がかかると思うんですけれども、つくった番組を4局で同じように流して各1回で終わって果たしていいのかな。再放送も必要かと思いますし、事前広報でテレビとかラジオで流さなきゃいかんと思うんですけれど、この放映を若者たちに知ってもらうにはSNSもあります。どういう方法で見てもらう仕掛けをするのか、費用がどれくらいかかるのか教えていただきたいと思います。

○杉山広聴広報課長
 費用につきましては、契約金額が1120万円でございます。
 事前広報につきましては、先週日曜日に140万世帯への折り込みで入れています県民だよりの1面でまず広報し、県で持っているSNS、フェイスブックでも広報していきます。
 民放4局におきましても、4局で連携してつくっている広報プロジェクトにおけるブログ、フェイスブック等々でも宣伝してまいります。
 再放送等々の活用について、今のところ再放送する話はまだ伺っていない状況です。
 放送後に、ホームページで掲載されるネットテレビには直ちにアップし、あと県が持っている「痛快!静岡県」に新たなコンテンツを設け、そちらにもアップする予定でおります。
 テレビ局の了解も得ていますので、例えば県の移住・定住や就職イベントなどで部局と連携してこの放送が流せるようにやっていきたいと思っております。

○桜井委員
 答弁いただきました中で、ケーブルテレビも対象として考えているのか。インターネットもケーブルテレビも似たものかもしれないけれども、お聞きしておきます。

○杉山広聴広報課長
 今回、県内全域を対象として番組を流したいということで民放4局と契約しております。この4局の枠を超えて静岡県を元気にするためのプロジェクトを平成27年3月から取り組んでおり、このプロジェクトと連携して、今回の番組のテーマでもある「いいね!静岡」をキャッチフレーズに情報発信していくということで、今回は民放4局を選ばせてもらっています。
 ケーブルテレビにつきましても、地域の情報発信ツールとして有効なメディアと承知しておりますので、今後も地域限定の情報発信の必要があり、視聴率を見込むことができる企画がございましたら活用してまいりたいと考えております。

○桜井委員
 それ以外にも、事前に広報活動するには前回の当委員会で触れた地域コミュニティFMでも静岡県の情報を結構流しているから、そこへ知らせるのもいいかと思います。

 次に、委員会説明資料9ページは直接この件についてどうこうじゃないですけれども、モンゴルについては今度ドルノゴビ県からセレンゲ県へ友好関係を一生懸命に広げるということです。以前知事からたしかドルノゴビ県から石炭を輸入して中国に売り込む話を数年前に聞いたことがあるんですけれども、この地球温暖化の時代、2020年までには化石燃料、ガソリンなんかも電気自動車にしようと見通しを立てている時代に、昔から地球温暖化の問題はありましたが、当時は多分思いつきで友好を深めるためにそう言ったのかもしれんけれど、実際に当時の新聞記事等で見ると原発の再稼働問題もあるから中部電力もむやみにそんなもの使いませんとまでは言えない。それでその後そのままになっているんだけれども、県都構想と同じで一時は話としてあったけれど最近は何も言わなくなって石炭の話もそのままうやむやで終わっていることについてお答えいただきたいと思います。

○土村地域外交課長
 モンゴルの石炭の関係につきましては、モンゴル国から提供を受けたサンプル燃料を中部電力が試験燃焼することで当初は進めてまいりました。
 試験燃焼の結果、さまざまな課題が抽出され、まず1つは輸送に当たり鉄道等の輸送経路に伴うモンゴル政府とロシア政府のそれぞれの許認可の問題と石炭を輸送する際の事故補償の問題です。また試験燃焼に当たり異物混入などの燃焼の問題を相手国に提示しましたが解決していない状態であり、試験燃焼は困難ということで中断されている状況でございます。
 その後も、試験燃焼につきましてモンゴル国から平成26年に改めて申し出がございまして、試験燃焼した結果、火力発電所として消費可能な石炭であると評価され、石炭燃焼が可能と考えてございましたけれども、すべての課題が解決できないため滞っています。
 今後も、先方から申し出があって課題が解決されれば中部電力と引き続き試験燃焼が可能な状況となりますが、現在は中部電力側から投げかけた課題が解決されてないということで試験燃焼事業はとまっている状況でございます。

○桜井委員
 私は、いろいろな手法を使って石炭を輸入しろという意味で質問したんじゃなくて、さっき言ったように地球温暖化に伴う化石燃料の問題があって時代にそぐわないし、そんなことはもうやめたほうがいいという意味で言ったんですけれどもね。
 多分、知事もエコが大事ですから余り言わなくなると思いますけれども、大局的に見てジャパンファーストとかポスト東京だとか何か言っているときに、やっぱり先行して環境問題に取り組むべきときに石炭の話をまた蒸し返すことはいかがなもんだと思いますので、余りむきにならないほうがいいと思いますよ。そっとほっとけばいいと個人的に思うんですけれどもね。以上で質問を終わります。

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