ここから本文です。
委員会会議録
委員会補足文書
平成23年12月富士山静岡空港活性化特別委員会
| 委員討議の開始、委員討議の終了 【 討議 】
発言日: 12/19/2011
会派名: |
○伊藤委員長
休憩前に引き続きまして委員会を再開いたします。
本日は、今まで委員会において調査してきましたことを踏まえて、当委員会としてどのような形で報告していったらいいかについて、委員の皆様から忌憚のない御意見をいただきたいと思います。
当委員会の付託事項は富士山静岡空港の利活用促進及び空港を生かした地域づくりに関する事項でございます。
今までの調査概要につきましては、各委員に事前に送付いたした資料1、資料2にまとめてあります。
また、資料3には、これまでの委員討議等における内容をもとにした提言を添付してございます。以上の資料を参考にしていただきながら、自由に御発言をいただきます。
それでは、それについて御意見をお伺いいたします。自由討議でいきますので、一人1回発言したからもうこれで終わりですなんていうふうにお考えならなくてもいいですから、今までどおりおっしゃってください。
提言内容に関して、またはここになくてもこれはあくまでもたたき台ですので、これに肉をつけるなり、骨をもう少し太くするなり、またはそぎ落とすなり、というふうなことは。
○林委員
これね、できればせっかく案をたたき出してくれてあるのだから、これの項目を1から4を……。
○伊藤委員長
まず絞っていきますか。
まず、とにかくね、この柱、1、2、3、4のでっかい柱ね、4番まで、この柱でよろしゅうございますか。旅客利用の促進と、それから物流と、それから空港周辺整備と、それから組織体制、この4本柱でよろしゅうございますか。
じゃ一応、これで進めてもし途中でぐあいが悪くなったらそのときまた検討しましょう。じゃこれでいきますね。
まず一番最初の旅客の利用促進についてお伺いをしたいと思います。
○天野(進)委員
ここに本県の豊かな自然環境と温泉、名所、旧跡なんて書いてあるけどさ、何で、ここにお茶だとか、ミカンだとか、そんなことが入ってこないのかね。
○伊藤委員長
はい、お茶、ミカン。
○天野(進)委員
やっぱり静岡の産物というのはさ、やっぱりお茶というのは連想するでしょう。
○伊藤委員長
産物という言葉を入れましょうね。
○竹内委員
ビジネスと教育、これ分けてもいいぐらいじゃないですかね。
○伊藤委員長
ビジネスと教育か、3番の。LCCはどうします。入れますか。
○天野(進)委員
LCCは入れるでしょうね。
○伊藤委員長
はい。
3番のはどうしましょう、ビジネスと教育旅行別々に考えましょうか。これからの柱ですよね。ビジネスと教育は。
○竹内委員
さっき多家さんが言ったとおりね、簡単なものじゃないですからね。
○伊藤委員長
実は、昨年の特別委員会のこの手の中にも教育旅行の利用拡大というのはこういうふうに出ているんですね、富士山静岡空港の利用拡大が4本目の柱になっていまして、これは去年のね、就航地交流推進特別委員会です。
○多家委員
赤堀委員長の時ですね。
○伊藤委員長
赤堀委員長、そうでしたね。このときの提言の中の4本目の柱が空港の利用拡大なんですね、そのうちの1つが修学旅行の利用拡大、もう1本が空港の運用時間の拡大というふうになっているんですね。修学旅行の利用拡大というのが1つの柱になっているんですが、さてこの提言がどれほど何かが実現されたかというふうな問題になりますと、これってほとんど手つかずだったかなと。もう既に去年の段階で空港を利用する修学旅行や、富士山静岡空港を利用できるように運行ダイヤの設定、生徒数にあわせた機材の大型化ということが出ているんですが。ますます大きな課題にはなるでしょうと思いますが。
3番、それからもう1つ、さっきの話じゃないですけどもビジネスがもう1つの今後の柱になるようですよね。だとすれば今、1番委員から御提言ありましたビジネス。
○竹内委員
させたいんでしょう、県は。
○伊藤委員長
ただ、ビジネスの場合は海外のみならず国内もビジネスをとにかくこれからもう少し伸ばしていかなくちゃならないですよね。
○多家委員
ビジネスはね、羽田便があるところだけしかね、伸びてないんですよね。
○天野(進)委員
そう、羽田便だけ。
○伊藤委員長
そうすると、羽田じゃないもんな我々。
○多家委員
北九州空港もね、羽田便だけなんです。
○天野(進)委員
だけや。後はない。
○多家委員
後はないんですよ。
○天野(進)委員
もう典型的なのは、コウノトリ但馬空港。たった1便ね、羽田便。だから、輪島じゃなくて能登空港と同じだな。
○多家委員
能登空港も、羽田便だけだね。
○伊藤委員長
そうですよね。あれでもっているって言ってましたもんね。
○多家委員
静岡のビジネスというとね、鹿児島、福岡、札幌、果たしてビジネスとしてそんなに使うかだね。
○天野(進)委員
そうだね。それともう1つ新幹線が便利になってきてね、いよいよあやしくなるでこれから。
○竹内委員
ビジネスを出すことによって、就航時間の変更を促していけるということはあるんじゃないですかね。
○伊藤委員長
それは言えると思うんですよね。というのはね、ビジネスで使おうと思えば使いたい、ただダイヤがあわない、向こう側の会議の時間にあわないって、間に合わないっていってましたね。
だから、ダイヤの関係で使えないというビジネス客ってね、結構いるんですよ。
○多家委員
熊本便はね、本田技研の工場があるから、熊本便はビジネスとして使われるっていったんでしょ。その実、本田技研の皆さんがビジネスで使ったかどうかな。
○伊藤委員長
時間、どうだっけ熊本便は。何時に出ましたっけ。
○多家委員
一日1便でしょ。
○伊藤委員長
1便でしょ、だから、その1便が何時かによるんですが、この間、羽田から出ていって、あっちでお会いした方々が言ってましたけどね。何それじゃここに来てくれたんだから当然静岡空港から乗ってきてくれたでしょと言ったら、ごめんなさいって、羽田空港ですって言ってましたね。時間があわないって。
○天野(進)委員
だからさ、そういう人たちいっぱいいるよ。我が党にもこの前、日帰りで韓国から帰ってきたというよ。一々羽田まで行ってさ。
○伊藤委員長
韓国もそうですし、国内もあれじゃないですかね、時間帯がどうもビジネスに……。
○林委員
実態としてビジネス利用をしている県内の企業の皆さんが、どこに行っているのかと、それが事実この協議会の中で、検討されるかどうか。もしビジネスの時間帯にこうなればもっと利用できるというのが実態としてあるかどうかね。この辺を 掌握しているかどうか、今の話だと掌握しているようでしてないかわからない。
○伊藤委員長
さっき聞けばよかったね。調査しているのかって。
○林委員
だからちょっと憶測で言っちゃっているもんだから。
○天野(進)委員
おっしゃるとおりね、例えば今、福岡便にしても鹿児島便にしても不便でしょ。不便というのは、その時間物すごくほしがるんだね、どこの会社も、朝の朝礼じゃなくても会議に出かけられるように。ということは、羽田とか、愛知だとか、大阪とか、そういうようなところが需要が多いからそっちへ大きい飛行機を使っちゃうでしょ。残った時間帯は、それ静岡行けということになっちゃうわけ。だから時間帯はかんばしくなくなっちゃう。
○多家委員
小松便がね、出ているときもね石川に用事があるから行ったんだけど、小松便使って。本当に30分で仕事終わるんだよね、後さ、5時間、6時間どうやって過ごすかって、過ごしようがないから、北陸サンダーバードで帰って来るんだよね。米原から、それがよっぽど早いんだよね、こっち着くのが。だからビジネスという言葉の響きの中で、それだけの先方行ってからの仕事の時間があるかどうかだね。
○伊藤委員長
ということはビジネスもやっぱり海外か。
○天野(進)委員
だから、結局は需要の多いところへ飛行機は持っていかれちゃうよ。必要な時間帯に。
○竹内委員
提言に書いてみたって、去年の見ててあんまり進歩がないなら書いておかないということのほうがマイナスになる……。
○多家委員
教育旅行もね、もう非常に問題があるんだけれども、教育旅行こそ目玉だといっているとおりでね、これも押しつけてね、使ってもらうしかないんだよね。
○伊藤委員長
そうなんですよ。でもその押しつけがね、必要。弱いってことを発見しましたよ、私、きのう、おととい。何でと思うぐらい押しつけられないのね、これって。いいじゃないですかね。島田高校あたり……と思うんだけどね、だけどね、県教委にちょっとその話してって言ったら、紹介はするから、議員からしてくださいっていうふうなね、そういうお答えだったから、これって、本気じゃないなというふうな感じで、本気で押しつけられない。
○多家委員
結局ね、平成22、23年で3,300人いったわけだ。来年は6,000人にしようと、平成25年は8,000人にしようと、目標を持ってやっているんだからね、やっぱり教育旅行というのはこれからの静岡空港のひな形というかメインの一本になるんだね。
○伊藤委員長
あんなにいっぱい行っているのに静岡空港を使っているのは、えっこれだけというぐらいでしたね。
○多家委員
僕と田さんでしょ、東部ね。羽田に行くのが近いし、早いし、朝5時五十何分の在来線に乗って静岡なんて出てくる必要ないもんね。何時に行ったって、品川からね京急乗れば待ったなしで飛行機がある。
○田(泰)委員
静岡空港は空港の中のアクセスだけは早いけどね。
○伊藤委員長
すぐ乗れて、すぐもう出られるというね。
だけど、早く何とかしなくっちゃ、もうちょっと何とかしそうな提言にしてくださいな。この表現。
○天野(進)委員
さっき説明聞いててさ、あれだけのことをやってね、あれだけのことを行政としてやってだよ、金を使って、なおかつこれっぽっち。あの最初の計画、170万人だとかという数字はだれが考えたんだよと思うわな。平成2年ごろの計画では170万人ぐらい言ったね。そのうち130万人に減って、よく減ったなと思ったらいつの間にか100万人を切ってきてさ。
○多家委員
半分です。
○天野(進)委員
話、半分だな、本当に。
○伊藤委員長
半分以下ですよね。半分以下、一番最初の数字のね。
○天野(進)委員
それにバブル経済崩壊しちゃったという部分もあるわな。
○伊藤委員長
そうすると、ちょっと待って、さっきの1番委員からの提案で、3番のビジネスとそれから教育旅行、まずとにかく項目を別々にというのはどうですか。
○林委員
それは、いいと思うんですけれど。
○伊藤委員長
そうしましょうか。
ここ3番が、教育旅行かビジネスかで4番として、LCCを5番とね。
あと、ほかにどうですか、ここは、とにかくビジネスと教育旅行、どういうふうに提言するかですよね。
○天野(進)委員
教育旅行は行政が営業するからね。ビジネスはそうはいかない。
○伊藤委員長
だから本気で営業に行けと、本気で営業に行け。
○竹内委員
さっき林先生が言ったように、県側が企業のニーズを的確にとらえているのかなと。
○伊藤委員長
そこのところをビジネスに入れましょうかね。
○林委員
実態調査も今、やってどういうところが企業がビジネスとして望んでいるのか、この辺をしっかり把握していかないと、その次の手が打てないですよね。
○伊藤委員長
ビジネスとして使うため、そして利用するための条件。
○多家委員
トヨタの裾野の研究所をね、毎日ヘリが出ててね。事故起こしたけどね。
○竹内委員
どことどこですか。
○多家委員
トヨタの本社と、研究所をヘリコプターで10人ぐらい毎日。ビジネスの需要あるんだね、そういう。なぜ、それがわかったかというと、たまたま落っこったもんで。
○山田委員
教育旅行について言うとなると、必ず出ているのは機材が小さいとかということからまず始まっちゃうじゃないですか。だから逆に言うと教育旅行を本当にもっと積極的に進めていくのであれば、その修学旅行のあり方も、もうちょっと考えてくださいという形で、例えばこれは学校の教育上の問題があるから、手突っ込んで全部というわけにはいかないんだけど、その部分で今ある機材の中で、じゃどういう形ができるのか、例えばクラスごとになるのかとか、例えば2クラスが一緒になるとか、そういったことをやっぱり提案していかない限りは、これは幾らこの教育旅行をふやしましょう、ふやしましょうといっても、そういう具体的なことの動きを旅行会社なり、いろんなところがしていかない限りは全くこれは変わらないだろうなと思うんです。定員が入らないから、要は、機材が小さいから、機材が小さいからいってたら、いつまでたってもそれはもう伸びないですよね。そういう部分をしっかりと、そういった修学旅行を、本当に修学旅行というのなのか、本当に教育としての、教育をする場での教育の勉強のための修学旅行なのかという、昔のような本当にどちらかというと修学旅行というと、半分遊びのようなところが非常に色が強かったのかなという感じなんですけど、そういうものからもう少し、そういう教育旅行というような感じで、やっぱり考えていくという考えを教育委員会等としっかり話をしていくべきじゃないのかな。
○伊藤委員長
教育委員会がそれを言わないとね、旅行会社がそれを学校に言うわけにはいかないんだよね。そういう提案をね。
○山田委員
だから、それを教育委員会がそういうこともやっぱり、教育の実を上げるためにもそういうことも考えたらどうかというのを提言させていただきたいどっちかいうたら。
○伊藤委員長
教育旅行そのものの目的が、何で教育旅行に空港の県の事情にあわせなきゃならないんだっていうふうに言われる可能性はあると。ただ、その場合ってね、県民としての努力、県の活性化のための県民としての努力というのは、やっぱり学校教育の中で、それも公立なんていうのは税金でやっているわけだから、県民として県の活性化のための努力というのは、教育的に指導する必要はあるかなということ。
それから、もう1つは、教育旅行のあり方がね、本当にみんな一緒に同じところに行かなきゃならないか。だって、今中学生でさえね、まず京都には一緒に行く、だけど向こう側はもう自分たちで計画を立てて自分たちが見たいところ、勉強したいところを回るという時代になっているわけですから。だとすれば高校ならばね、同じ、みんな一緒に韓国でなくちゃいけないか、北海道でなくちゃいけないかという話はあるわけですよ。だからそういうふうに考えれば分散ということも可能だなというふうには思うんですが。
○山田委員
高校に限らないと思うんです。中学校でもいいんですよ。中学校でも現にそうやってばらばらでやっているところもありますから現に、出始めてます。
例えば今、鹿児島便がありますよね、静岡、鹿児島便ある。例えば、鹿児島であれば本当に、やっぱり南九州市の知覧とかね、そういったところだって、本当に1つのね、大きな教育になるんだけど、何かそういったものは見せたくないのかどうなのか、私はわからないけど、やっぱりそういった部分というのはひとつやっぱり過去の歴史の部分で大事な部分というのはやっぱりしっかりと教わっていく部分ではね、そういう意味では使いやすい部分というのはあると思うんですよね。
だから、ここに行ったらこういうものが教育効果があるというものをやっぱり、学校とそういう旅行会社の人たちとやっぱり真剣に話をして教育委員会も入って、そのためには教育的なこういう効果はこういうものが考えられての、もっと教育委員会が積極的にね、かかわっていくべきだと私は思いました。
だから、それをやらない限りは教育旅行はふえてはいかないと思いますよね。
○伊藤委員長
これをきっかけにね、教育旅行のあり方を考えるということだっていいわけよね。今までの何かきっかけがないと、教育旅行を変えるということをできないじゃないですか。いつでもルーチンみたいに教育旅行をね、やってきているという、だけど、こういうことがきっかけで学校によってはこのグループは秋田、このグループは鹿児島ということを実は行われているわけですからね、あるんだよね。だから、うちの学校もそういうふうな方向で考えましょうかという1つのきっかけづくりにはなりますよねと思うこと。もう1つね、中学校で川根中学が飛行機を使って、これが第1番目なんですよ。中学校も使うことができるから、だから、教育委員会の仕事は大きいなというふうに思うんですけどね。その内容をちょっと教育旅行の内容にちょっと突っ込みましょうかね。
○山田委員
私ばっかり言ってあれなんですけど、そういった場合にこそ、本当に県民である中学生、高校生にやっぱりある程度、そういったものでお金を使うことは決して損ではないと思うんですよ。ましてや県立大学は県の大学だということで、入学者にも入学金も安くしたりとか、いろんなことをさまざまなインセンティブやっている中で、せっかく県内の子供たちがそういった修学旅行等で使うんであれば教育旅行として、そういったことは1つのね、考え方だと私は思います。やっぱりこれは財政的な問題、厳しい財政の中でそれをやれやれというのもちょっと厳しいかもしれませんが、そういったことも1つの考え方じゃないかな。
○伊藤委員長
もしかしたら、選択と集中でね、これ富士山静岡空港利用促進協議会にお金をかけるんであれば、そのお金を全部教育旅行に回してね、徹底的に教育旅行にね、集中するということのほうがね、のりますよね。
○多家委員
先生方の負担がふえるというね、行き先を変えて事前に行くとか、少ない先生がある程度、負担をしてね、100人連れていくとか、全部ならみんなの先生が総がかりでできるけれども、分散することによってね、先生方の精神的な体力的な負担がどうのこうのと、話が出てくるというようなね。
○伊藤委員長
そうだね、きっと。
○多家委員
そんなこと言ったら前進まないけれども、そういう提言をね。
○伊藤委員長
学校と地域の連携で、もし先生の手が足りないのならば地域の保護者ね、PTAの役員でも連れていけばいいじゃないですか。マラソン大会のときなんか動員しちゃいますからね。という手もありますし。
○竹内委員
1番の(3)とか、(4)になる教育旅行の利用促進はやっといて、4番目の組織体制の強化のところにもう一回、県教委の促進に対するコントロールセクションをつくらないとできないような、さっき多家先生が言ったように、単校ではできないもんで、A、B、C、D、Eを細分化させてなおかつタイムスケジュールをつくって、帰ってくるときの空っぽのやつをうめこむというのは教育委員会が主導をとらない限り無理だと思っているんですよ。
ですから、教育委員会と県の組織の文化・観光部ですか、何かそういうプロジェクトチームみたいな組織も、両方提言入れておかないとちょっと足りないかなという気はしているんですけどね。
○伊藤委員長
ただ、富士山静岡空港利用促進協議会に何らか、教育旅行のグループがあったでしょ。校長会のね。
○竹内委員
校長会も必要なんですけども、現場の先生方は難しいんじゃないですか。
○伊藤委員長
だから、県教委もちろん、もう少し絡みに入らないというところはありますよね。
そのほか、教育旅行は。オーケー、教育旅行はその方向でまとめさせてもらいますね。
それから、ビジネスのほうはよろしいですか。さっきおっしゃった実態調査も含めて。9番。
○田(泰)委員
3番、多家先生からの発言のとおり、ビジネスで利用というのはもうドア・ツー・ドアでいかに早く、目的とするところへ行けるかということだと思うんでね。だから時間帯の問題もあるかもしれないけども、今、県内で企業なり団体でビジネスとして利用するということがどこが必要性を持っているかというのをやっぱりよく調査をしないと、ただ、ビジネスでやれやれといってもなかなか難しいなというのは一つあるし、この委員会の中で、多家先生からも言われた北九州空港のあそこのこの北九州市としても新産業の創造だとか、昔は石炭で一生懸命、いろんな大手の企業はできてきたところがだめになって今、新たな企業誘致を積極的にやっているわけですよね。その中に空港もあるよということで、いろんな展示会なんかも含めて空港とこれからの新たな産業集積とが一番利便性のいい場所だよということを市も、それから県で言えば産業創造機構みたいなところがどんどんPRをするというふうな体制づくりができていて、一環で空港もあるんです、その利便性もどんどんこうやっているというところもあるからね。そういうビジネスあるいは企業誘致というものと一体となった静岡空港のあり方というふうな形にしていかないと、ただ、仕事上で利用してくださいよ、そのために提言として時間帯をもっと変えなきゃいけないねだけじゃ前に進まないのじゃないのかなというふうに私は思うんですね。
だから、富士山静岡空港利用促進協議会のあり方についてもそこの仕掛けも十分じゃない、県とのただ予算つけているだけじゃやっぱりしょうがないな。
きょうこの委員会で議論がなかったけども、空港をつくるときには目的の1つにもなってたけど、さっき多家先生がやっぱり言われて気がついて、きょうテレビでやってたけど、ホンダがビジネスジェット、小型機のね、生産を始めたよということで、もう100機ぐらいの受注を受けていると。これから企業あるいは企業グループの中で小型ジェットを持って、アクセスを改善するというふうな動きになってくるということで、その航空機分野にも参画をしたということなんだけど、静岡空港も最初、ビジネスジェット機の駐機ということも1つの目的というかね。
○伊藤委員長
目玉だったね、目玉。
○田(泰)委員
この委員会では、全くその検討をされなかったけども、そういう仕掛けもまたやっぱりしっかり提言して、その必要性があるような企業がどこにあるかということで、売り込みを積極的にやっていくべきじゃないかなという感じがしますけどね。
○中野委員
同様な意見かもしれませんけども、多家先生からも先ほど出ましたけど、商売でやっているビジネスの中で得にならないと乗らないわけで、観光の業者もそうで、皆さんがおっしゃってたのと同じ意見ですけどね。それが県と富士山静岡空港利用促進協議会は空回りをして、そうじゃなく計画の中の計画の予算づけのような感じがして、実弾になってないんですよね。得になってない部分が多くって、結局ダイヤもそうですし、料金もそうだし、先ほどの2,500円の補助もそうなんですけども、得だったらどんどんどんどん使うわけなので、それによってどんどんどんどんよくなっていくんだけど、お互い商売でやっている中でこのビジネスもそうですけど、2番もそうだけどここに書いてある、利用率を高め、新規路線や便数をふやすことが空港の活性化につながるため、新たな路線を積極的に誘致すべきだというのは、そんなのはわかり切っているんだけど、現状を把握して先ほど東部は余り行かない、西部も行かない今のこの中部地区だけのお客さんを今、アウトバウンドのほうでかなり需要が多いわけで、もう2年たっているんでこういう提言も要るんですけど、現状が今、こうだからというのをもう少し詳しく書いて、御商売やられている方はやっぱり強いとこを強くしているわけですよね。
それで、静岡県は380万人いて、この中部地区だけでも、例えば石川県の人口とそんなかわらないのもあるし、全体の活性化で静岡空港の利用というのはちょっと今の現状では無理があるんですよね。もちろん県下に行く観光政策、富士山に行くやつをインバウンドでつくるのも確かに必要だけども、現状ももう2年たってわかっているんだから、その辺を織り込んだ上で、もう少し踏み込んで書いていくほうがいいのかなというふうに思ったんですけど。
何か、今の先ほどの協議会のやつもどうも、理論の理論の中のお金を使っているような感じがしてね。実際に産業の活性化とか、ビジネスの活性化じゃなくて、もうつくったからいいよという感じで予算はこのまま使って、県では使えないのは協議会で使うとかって、何かすごく浮ついているというように感じたんですけどね――厳しく天野先生から言っていただいたからそこまで言わなかったんですけど――その辺を提言ではちゃんと言うべきだと思うんですけどね。現状がこうだからというのは出てますからね、今までの計画が170万人、160万人じゃなくて、現状が今こうなんでそこからどうしていこうという提言に突っ込んでもっと言ってもらいたいなと思っているんですけど。
○伊藤委員長
天野先生の御意見をもとにしてね、つまり、今までのお金の使い方とおんなじでは何でもないわけなんでね、そろそろね、おんなじだと思いますよルーチンでやっていくと思いますよ。
○中野委員
今、先生おっしゃった250万円で、あと広報に300万円もなんか使って、同じじゃあないですか、それじゃ同じでふえないですよ、教育旅行も。
○伊藤委員長
そうなの。だから3,000円の補助もね、何だかあそこに登録している人たちは全部なわけですよ。3,000円をね、補助するというの。だけど、それってもう2年たってますのでねっていうふうな見方もありますよね。
○中野委員
観光でも今、東京行くために来るじゃないですか。東京までのバス代本当は25万円ぐらいかかりますね、1日。中国から言われてるのは5万円でやれって言っているんですよね。それをじゃどうするのってできないの多いじゃないですか。バスを持っている会社、できないんですよね、そういうのは。中国の感覚でいくと1日5万円なんですよね。それで格安のパッケージ旅行がそうなんでそういうのでも現状どうするのかというのは来ないでしょ。じゃ日本へ行かなくて、ほかのところ行くんですよね。中国の会社にしても。パッケージツアーで九州行ったり、近くでできることもあるんでしょう。その事を踏まえて現実的に2年間もやっている反省を踏まえたのをもうちょっと具体的に言っていったほうがいいのかなというふうに思っているんですけど、まだまとめじゃないからいいですよね。
○伊藤委員長
だから金をちょっととにかくもっと有効にね、有効に使わないとね。ただそっちこっちばらまきゃいいというふうな話でもなくなってきたなということですね。
○中野委員
教育旅行に使うのもいいし、何かね、もったいないですよ、なんか。
○竹内委員
さっきの田委員が言ったのは、とりあえず5番目に「その他」って、現段階で入れておいて、ビジネスジェットも含めた検討みたいな内容も入れておいて最後にもう一回、精査するぐらいのほうがいいかもしれませんね。
○伊藤委員長
1番、2番はそこら辺でよろしいんですか、ばらばらっと何か非常に抽象的に。
○柏木委員
タビックスさんとか呼んでね、観光のね、県内の、観光を促進させるということをずっと言ってたじゃないですか。それってどこに入ってるんですかこれ。県内の観光客を出ていく、要するにふやすということでタビックスさんなんかずっとそれやったじゃないですか、浜松とか東部でやってもなかなか無理なんですけど、うちは一生懸命頑張ってますっていう話もされてて、それを一生懸命やらなあかんねという話をこの前してたと思うんだけども、これはどこに入っているの。
○多家委員
3−2に。
○柏木委員
3−2に入っている。そこに入ってた。
○伊藤委員長
空港へのアクセスの改善。
○事務局
つけ加えていただければと……。
○柏木委員
というか、利用促進やんねそれって。そこも入れてあげないとせっかく。
○伊藤委員長
そこの中に入れましょうか。
○柏木委員
JTBがちょっと来れなかったんですけど、そういうとこも呼んで、言われているもんで。
○伊藤委員長
だから、「からの」だけじゃなくて、「への」というのも入るわけよね。
○柏木委員
そうそう、どっちからも当然、入れないと。
○伊藤委員長
1番をそういうふうにしないとちょっと、今のままだとあんまり何にもなさ過ぎるなっていうふうな感じはしますよね。ポイントになる所がないかなとふうな感じはしますよね。富士登山を集めることと同時に。
だからここのあれを書いてもらって、アウトバウンドとインバウンドと両方で。
○山田委員
これは1はあくまで誘客ですので私はいいと思うんです。ですからそれとは別に静岡空港を利用して、何ていうんですかね。
○伊藤委員長
「から出る」の。
○山田委員
「から出発する」、要は、出発する客をふやすということですよね。それを何ていうタイトルにすればいいかちょっとパッと思い浮かばないですけど。
○柏木委員
でもそれもタビックスさんがそっちだよという話したじゃないですか。やっぱり静岡県に来るというよりも、静岡県から出るというね、そっちだよという。
○山田委員
静岡空港を出発して出る県民をいかにふやすかという……。
○竹内委員
だったら、4番の(2)にインバウンドとアウトバウンドをつなげて組織体制強化というふうにしたらどうですか。
○山田委員
そこではなく促進のためにはそれも必要ですよということで、1番に入れるべきだと思いますね。
○伊藤委員長
だから、その1番のタイトルを変えちゃってそこにまとめちゃうのか、それともインバウンドとアウトバウンドと両項目をここにつくっちゃうのかということですよね。
○山田委員
つくるべきじゃないですか。
○伊藤委員長
つくりますか。
○竹内委員
1−(1)を細分化しますっていう意味。
○伊藤委員長
細分化するのか。
○多家委員
3−2にね、すべからく書いてあることなのかな。
○伊藤委員長
3−2、空港へのアクセスの改善。
○多家委員
いかにアクセスをよくするか、ということがね、今、言っている話の改善点なんだね。そうさっき柏木さんが言ったやつもね、ここなんだよね。
○柏木委員
一番そこが大事じゃないかという話だったじゃないですか。
○多家委員
ここにね入れずに、もっともっとね、1、2、3、4の中に入れていくかという話になるよね。
○柏木委員
1−1だと思うが。
○伊藤委員長
アクセスだけじゃないんだよね。あれってね、アクセスだけじゃなくてここだったかなって。
○多家委員
ここにちゃんと書いてあるんだけど、これをもっとね大項目にしろという……。
○伊藤委員長
こっち側に持ってきて、大項目にしてというふうに、せっかくヒアリングをやったわけですから、それじゃこれ1項目たてますか。国内外からの誘客と……。
○柏木委員
静岡県民の観光の促進ですよね。
○伊藤委員長
アウトバウンドがあるからね、要はね。
○柏木委員
そこを一番おっしゃってたので。
○山田委員
いいですか、それでしたら1の括弧の中にそれを、その中に入れるんじゃなくて括弧を1つふやせばいい話で。
○伊藤委員長
項目を立てたほうがいいんじゃないかな。
○山田委員
それで、3の括弧には3−(2)でこれはやはり当然残しておいて、それ以外に……。
○伊藤委員長
今の1項目は新たに立てたほうがいいと思いますよ。
○山田委員
1−(6)とか、そういう形でいっていただければと思います。
○伊藤委員長
よろしいですか、そこら辺は。
物流にいきます。また、一日ありますので、大丈夫ですから。
○竹内委員
もう一回委員会をやるんだよね。
○伊藤委員長
もう一回ありますよね。そこのところが最終になるんですが。まずとにかくそれじゃ2番いってみましょうか。物流はいかがですか。ここら辺は。働きかけと、ここの荷主やフォワーダーへの空港利活用の働きかけ。西さんからの提言はちゃんと入っているでしょうね。
○中野委員
先ほどの協議会の方もそうですけども、県が協議会に話を移して協議会がやるんではなくて、先ほど私、言ったのは県がもうちょっとバックアップしろという言葉で言ったんですけども、県がしっかり現場にどんどんおりていかないと、丸投げじゃなくて、それを提言にちゃんと書いてもらいたいですよ。どうも丸投げでね。
○竹内委員
それ、4の(1)ではないですか。
○伊藤委員長
どこだそれは、4番、組織体制の強化で触れましょうか。
○中野委員
これ働きかけもね、組織の中でやらせるにしてもね。
○伊藤委員長
県が直接営業をやれと。はい、オーケーですね。
あと、物流のところはそれでよろしいでしょうか。足りなくないですか。
いいですか。3番いきます。空港周辺整備について。
○多家委員
3番はカット。
○伊藤委員長
カットでいいですか。
○多家委員
もう1つ言えるのはね、防災の拠点として整備をするって最近言っているのが……。
○天野(進)委員
何が防災なんだよ。
○多家委員
飛行場を防災の拠点するということを盛んに本会議で言ってるよね。
○竹内委員
入れる必要ないでしょう。
○伊藤委員長
いいんじゃないでしょうかね。まずそこまで手を伸ばすとちょっと、というふうな感じもしますけど。
○田(泰)委員
非常時は当然、そうなんだけど、ふだんの利活用という面では余り直接関係ないと思いますが。
○伊藤委員長
入れなくたっていいよね、今回は。
○竹内委員
さっきの田先生がおっしゃられたのは3−(1)には入らないんですかね。
○伊藤委員長
施設の整備ですか。
○竹内委員
それはちょっと無理がありますか。どこかに入れたい。
○伊藤委員長
施設の整備。それって組織体制の強化ですかね。さっき田さんがおっしゃってくださったの。
○田(泰)委員
だから、そういうまず施設が必要ですよね。
○伊藤委員長
施設整備。
○竹内委員
駐機場の整備ですか。
○天野(進)委員
しかし、ここに書いてあるように、やたら金がかかる話だな。冷凍冷蔵庫からいろんなことがな。それで実際つくってみたら、また客が来なかったらなんてことになったら……。
○多家委員
カーゴやるんだったら、これを準備しなきゃできないわね。
○山田委員
この3−(1)というのは、2の航空物流の推進にもすごくつながってくることであって、これが推進が少しずつ前へ進んでくればどうしてもこういうものが必要になりますねってことにはなると思うんですね。ですから、どっちが先かという問題ではなくて、これは切り離せない問題だろうと私は思いますので、こういう形でよろしいんじゃないかなと思います。
○伊藤委員長
もう両輪ですよ、これ。じゃここ足りない部分ありませんか。これも足しといてもらいたいみたいな。
○竹内委員
パーソナルジェットというのか、というのは駐機場の前にあってもいいでしょうね。
○伊藤委員長
自家用機のことですか。
○竹内委員
パーソナルジェットのことですよね。
○伊藤委員長
ビジネスジェット。
○多家委員
ビジネスジェットというのはね斉藤滋与史さんが飛行場をつくるときに盛んに言ったのは、世界の飛行場っていうのはね、持ってないんだと、航路を。自分が運転して、自分がね、先々行くところへきょう行きますよってね、そういう飛行場をつくらなきゃだめなんだということを言ったんだよね。そのビジネスジェット構想というのは。定期航路とか、そうじゃなくて。
○伊藤委員長
先生、それってもうかるのかって言っちゃ悪いけど、もうかるんですよね、駐機場。プライベートジェットがとまるためには。
○多家委員
非常に有能なビジネスマンがね、それやっているわけですよ。アメリカ人でも何でも。
○天野(進)委員
それ外国の話でしょ。
○伊藤委員長
いいわよ、外国から来ても。
○天野(進)委員
外国人はさ、タイガーウッズが静岡へ来るのか。
○伊藤委員長
だから、来るようにしなきゃ、長崎に行っているんですよ先生、今。
○天野(進)委員
それはね、長崎に大会があればね。
○伊藤委員長
違うの違うの、長崎に飛行機置いて、そこから新幹線で移動してんの。タイガーウッズは。だからそういうふうなね。
○天野(進)委員
そんなの聞いたことあるか。
○伊藤委員長
だけど、だけど先生、それってどのぐらいもうかる話ですかね。
○多家委員
ビジネスジェットというのはそういう発想だから、航路とかね、何とかということではないということです。
○伊藤委員長
とまるところがあるかどうかやね、とめるところが。
○天野(進)委員
三保の飛行場、知ってますか。
○伊藤委員長
三保。三保ってあそこのことですか。
○天野(進)委員
三保の飛行場ね、飛んで行ったことあるんだよ。それでね、約40分で大島飛行場へおりるんだよ、駐機場に車置いてさ、寿司を食べに行ったら、その間ね、3時間ぐらい置いといて、料金1,000円。
○伊藤委員長
だからもうかるのかって、私聞いたのはそれなんですよ、先生。
○天野(進)委員
たった1,000円ですよ。
○伊藤委員長
もうちょっとしっかりと、金とれないのって、それじゃもうからないもんね。幾らさ、とまるところ……。
○山田委員
着陸料のことですか。
○天野(進)委員
駐機場。
○山田委員
駐機場だけですか。
○天野(進)委員
ちゃんと用意されている。
○伊藤委員長
だから先生それじゃ嫌だよという話なのよ。
○天野(進)委員
それでその飛行機が間違って成田へおりたら、30万円だって。
○伊藤委員長
うそ、じゃこっちも30万円とれないの。
○天野(進)委員
とれない、とれない。なぜなら成田はそれによっておりちゃ困るから。
○伊藤委員長
だから高くしてあるわけ。でも1,000円じゃ嫌だよね、先生、冗談じゃない。
○竹内委員
カットする分はまた16日にすればいいじゃないですか。
○伊藤委員長
とにかくビジネスジェットを。
○大池委員
今、駐機場・エプロンをやっているじゃないですか。この春には入れるようになるんですよ。そういう体制が整うんですよ。
○伊藤委員長
それって、プライベートジェット用じゃないですよね。
○竹内委員
プライベートじゃないでしょ。
○大池委員
プライベート。
○天野(進)委員
何でもあり。
○伊藤委員長
何でもあり。あいてればとにかく使わせればいいんだけど、1,000円は嫌だよ先生。幾ら何でも。
○天野(進)委員
とめておいて朝早く出発すればいいもんな。それであれば。
○伊藤委員長
ナイトステイ用のエプロンですかね。
○山田委員
朝来て、それでほかへ飛ぶよという人もいるし、いろいろですよね。
○竹内委員
常の駐機場も含めてですか、それは、違うでしょ。待機場、ずっと駐車場みたいな。
○大池委員
駐機場ね、駐機場にもなるし。
○天野(進)委員
相当置けるわな。
○田(泰)委員
そこがベースの空港だと、それなりにやっぱり
……。
○伊藤委員長
そうですよね、今までじゃ足りなかったもんね。
○田(泰)委員
それはプラスアルファになると思うよ。
○伊藤委員長
そうすると、後はアクセスの改善はそれでいいですか。
新幹線新駅はとにかく頑張らなくちゃしようがないよね。
○竹内委員
(3)は要らないでしょ。
○伊藤委員長
(3)は要らないですね、カット。カットさせてもらいます。
次、4番いきます。
組織体制の強化、ここですね、問題は。
○中野委員
予算編成も含めて見直しをしないとだめなんだと思うんですね。この2年やってきての先ほどの実績も踏まえて。また同じことを来年もやる予算に平成24年度もなっていると思うんですよね。それじゃない提言もしたいし、もう一回、タビックスさんのこれも書いてあるけど、必要でない宣伝ではなく成果を上げるための無駄なお金をどういうふうにしたらよいか考える必要があるというタビックスさんのやつもありますよね。ただ民間で本当に必要としていることじゃない協議会になっているんじゃないかと、その辺はやっぱりちゃんともう一度、予算も精査する必要があるんじゃないかなと考えてますけど。
パックで1260万円、旅行商品パンフレット1180万円使っているわけですよね。全部で2億円ですよね。物すごい額なんですよね。だからその辺、効果的じゃないということを民間で言っているんですよね。だから、協議会がなんか県庁になっちゃっててね、民間の利活用でやるというふうになってないんじゃないかと。だから民間で言えないことはほんとこの委員会で言っていく必要があるんじゃないかなと。必要としてない宣伝があるんじゃないかなという、それに莫大な額を使っているような感じがするんですよね。
○多家委員
協議会の職員というのは結局出向職員だよね、商工会議所なり、そういうところの。給料はここからは出てないということ、人件費は。
○竹内委員
200万円も出てますよ。
○伊藤委員長
200万円しかね。
○多家委員
そうするとね、自分たちのしのぎをね、これを使ってやれと言って、民間主力でやらないと稼ぎ手にはならないですね。
○伊藤委員長
だと思いますよ。
○多家委員
役所にね、おんぶにだっこして、やっているんじゃね。
○伊藤委員長
本気じゃない。
○多家委員
だから、そこを民間主体でやるというね。空港ビルに近いような形でもってやらせるかどうかですよ。
○天野(進)委員
ところで、空港ビルだけどさ、富士山静岡空港株式会社、社長は吉岡さんだけどさ、そこに実は問題があるんじゃないのか。こんな親方日の丸の組織だから、何もやらないじゃないの結局。やれないんじゃないの。
○伊藤委員長
そうなんですよね。
○多家委員
やれないのかもしれない。
○伊藤委員長
やらなくても生きていけるからね。
○天野(進)委員
そうだよ。彼らは何の努力してるの、何もしていない。今、広げるって言ったってさ、それは県行政が広げるでしょ。彼らが何を発想して、何をしようとしているのか、この株式会社は。
○多家委員
だから、北九州空港を見てね、つくづく思ったのは、足湯があったりさ、稼ぐ手段を持ってるよね、食堂から何から、あげくの果てにバスはね、もう一遍に40人も50人も利用しないから、いわゆる乗り合いタクシーというような制度をつくって、乗り合いでもってどこでも帰ってもらうと、来てもらうと。それは民間の発想だと思うのよね、官じゃなくて。その発想を持てるような運営体にすれば次から次へと際限なくアイデアが出てくるよね。
○天野(進)委員
そうなんだよな。アイデアいうたらそういうふうだと思う。
○多家委員
今のままじゃ損しないからね、だれも。
○林委員
運営会社と富士山静岡空港利用促進協議会のメンバーでも同じなんですよ。ただ役割分担しているだけで、そこで出資をしていると。6社が。運営協議会がけしからんとはいかないけども――何とかこの衆に主体になってもらわな困るわけですからね――だからここをこの提言の中で、予算とかそういうふうに見直してしっかり、運営協議会のほうも委員会別の活性化というのか、そういう具体的なね、取り組みを委員会主体で……という表現はいいけども富士山静岡空港利用促進協議会は余り機能してないとなるとそれじゃ、おれ引き上げちゃうよと……。今、言ったように人出しても。
○伊藤委員長
表現の仕方を考えなきゃならないんだけど。
○林委員
要は、やらなきゃいけないなという気持ちになるような表現にしないと。
○中野委員
富士山静岡空港利用促進協議会に運営を任せているにしろ、もっと細かい小委員会の作業部会をつくって、特に業者からの意見を吸い上げたところをつくらないとドカンとやっているような感じしてしようがないんですよね。そうすると言えないですよやっぱり。
○多家委員
だけど年に何回か集まってね、言いたいこと言っているんですよね。
○伊藤委員長
運営会社のほうですか。そうでしょうね。運営会社の顔も何か見えてこないな。
○多家委員
何億出資したのか知らないけども、運営会社だって赤字だな。
○林委員
スズキ自動車を筆頭に……。
○多家委員
出資したのは、鈴与、スズキ自動車、静岡銀行、時之栖か。
○伊藤委員長
あと静鉄。
○多家委員
静鉄、10社ぐらいでしょ。
○伊藤委員長
11社ですね今。
○多家委員
とても出した分だけ戻ってくるのか。
○天野(進)委員
幾らぐらい出すんですか。
○多家委員
1億円も出しているんじゃないですか。
○伊藤委員長
最初の8社ぐらいが1億円で、その次に入ってきた会社は5000万円ずつですよね。
○天野(進)委員
そうすると12億円もあるでしょ。
○伊藤委員長
そのぐらいはあると思いますよ。
○多家委員
鈴与がターミナルビルをつくったんです。
○伊藤委員長
つくちゃったんですよ。だからあのビルは運営会社のものなんだけども、あの運営そのものは指定管理なんですよね。指定管理者なんですよ。だから指定管理者を決めるときにあそこ1社しかないというのが問題になったじゃないですか、何で1社しかないんだと。
○天野(進)委員
しかし、よく考えるとさ、複雑なつくり方してくれたね。文句言いにくいんだよ、あれ。
○伊藤委員長
そうなんです。
○多家委員
だから、出す人はね、バス停程度のターミナルでいいんだというの、それは、出したくないからですよ。
○天野(進)委員
ということだね。だから結局あんなことになっちゃったということだよな。これだけ赤字つくるんだったらもっと大きいビルをつくればよかったよ。
○伊藤委員長
そうですよ、あのとき。
○天野(進)委員
赤字から考えれば簡単なもんだよ。
○伊藤委員長
カジノもあそこにくっつけて……なんて。
○天野(進)委員
ものすごくもうかるよ。お客いっぱい来るもん。そらそうだよ。
○伊藤委員長
でもあそこまでちょっととにかく手を伸ばさなければならないような状況になるんでしょうねきっとね。今のままじゃしようがないですもんね。
○天野(進)委員
ヘリでね、日本平まで10分から15分で着いちゃう。
○竹内委員
(1)、(2)という表現がいいかどうかわからないけど、組織の見直しの中に産業施策と結びついた何たらこうたらで「等が新たな課題になってきた」というふうに、教育委員会という文字は1個入れといたほうがいいですね。
○伊藤委員長
そうだね。ビジネスと県教委。
○竹内委員
それと、中野さんが言っているのは、組織と予算ということなら、金の使い方のことも何かこれでいいのかという気もするのと……。
○伊藤委員長
まず、県の組織の見直し。県の組織の見直しはこのぐらいでよろしいですか。県の組織の見直しは。
それから、官民一体となった空港の利活用の促進、こっちだな。
○多家委員
この文章を直せっていうと難しいですね。
○伊藤委員長
文章そのものはね、何とかうまくつくることにして、とにかく盛り込みたいことだけ、先生方、御自由におっしゃっていただければ、大丈夫ですから遠慮なくおっしゃってください。
○中野委員
県の組織の見直しが、こういうことじゃなくて、この委員会で言っているのは、部を一緒にしろということを言っていると思うんですよ。それができないなら、しようがない今は連携する体制を整えていけというのを皆さん言っていると思っているんですけど、今のままじゃだめだというのは大前提じゃないんですか。
○伊藤委員長
それ表現の仕方でね、それらを統括する窓口を一本化した横軸の体制でしょ。
○中野委員
早急にこういうのを窓口一本化する体制を整えるべきということじゃなくて、組織の再編は農業にしても水産にしてもそうなんですけど、政策が一緒のやつがハードとソフトが別個に今なっているから、地域外交局ばっかりがっしり固めてソフト、ハードくっつけるんじゃなくて、それも含めてやっていく必要があるんじゃないかなという共通認識があるんじゃないかなと自分は思っているんですけど、それでできないんなら連携する体制で窓口を一本化した体制を公表してちゃんとやりなさいよと自分は思っていたんですけど、そういうことではないんですか皆さんは。
○大池委員
今、委員会全体の総意みたいな表現をなさりますけれど、それはすべての方が部を明確に改変して組織にしようという方向づけを持っているかというのは、その意志を我々も確認された経緯もないもんですから、ここで一方的に言われちゃうと……。このぐらいの表現だったら、今の体制の組織的な問題はあるもんですから、そこら辺を執行部に対していかがなものかという提言ができると思いますけど。
○中野委員
だから自分はそうしたいけど、皆さんどうですかというふうに言っているんですよ。だから、そういうふうにやれというわけじゃなくて。
○伊藤委員長
だとすれば、表現としてはね、この表現だとほら部局の統一はないということが前提となっているから、だからそういうふうな表現じゃなくて、それに見合う組織をつくっていくことが大事なんだという表現ならばこっちもこっちもあれですよね。
○大池委員
そこの議論は、少しやるんだったらここで徹底的にやらないとフラストレーションたまっちゃうから。
○伊藤委員長
そういってもね、ここだけじゃなくて、組織の再編というのはね、ほら林業の問題もあるし、あっちも、こっちもいろいろあるんですよ。
○中野委員
そういうとこをまとめていくのが委員会だからということで、今、言ったんですね。私はそう思っているので。だから、そうじゃなくてこのぐらいでいいよと言えばそれでね、全体意見でまとめればそれはそれでいいんで。それは委員長の采配で、また意見聞いて。
○伊藤委員長
それについては皆さんいかがですか。
逆にね、私の場合は「部局横断的に関係のある部門を」っていうふうな表現になるとね、今、あることが今こうやってなっていることを前提として、横の串を刺せというふうな表現になっちゃうと思うのね。だからさまざまな委員会で、さまざまな部局の再編の話が出ているわけですから、ここのみならずですから、だから「このため早急にこういうふうな課題の解決に対応できるような組織にすべきだ」と、そうすればそれが部局が一緒になるのか、または横串でいくのか、それは執行部に問題を投げるとして、ここではね、それにそういう課題の解決に早急に対応できるような組織をつくるべきだという程度で終わらせておいたらどうでしょう。
○大池委員
それだったらいいんじゃないですか。要するに私どもは、これだけの問題提起をして、これを改善してもらうためにあなたたちがしっかりした組織であれば文句はないわけですね。こういう組織をつくればできるよなんてことは、おこがましくて言えない。
○伊藤委員長
今度はこっちの責任になっちゃうから、だからそれはね、当局がきちんと考えるべきで対応すべき課題だというふうに指摘だけさせておいていただくというふうにしたいと思います。
あとは、空港の利活用、2番のほうはこれでよろしいですか。
○竹内委員
民間のね、やっぱり活力をもっと引き出すような仕組みにしたほうがいいですね。やっぱり役所は売るの下手だな。
○伊藤委員長
それで、役所の言うことだけ聞くような富士山静岡空港利用促進協議会のあの体制というのは、民間の声を吸い上げていく組織にはなってないですね、今の状態はね。
○竹内委員
そんな本気じゃないでしょ。
○伊藤委員長
無理ですよ。
○天野(進)委員
さっきの答弁だって、役人だもんな。
○竹内委員
こうやって言ってくださいっていうから言ってるだけですよ。
○伊藤委員長
こっち側で、石川さんが「違ってる、そうじゃない」なんて言って、こんなことになってましたよ。だから傀儡なんだよね、今の富士山静岡空港利用促進協議会というのは。県行政の傀儡的な役割しかやってないわけですよ。
そうするとここのところに、とにかく民間の活力を吸い上げられるような組織体制に変えていくべきだというふうな……。
○竹内委員
タビックスの人なんてそんなこと言ってましたよね。
○伊藤委員長
あのタビックスの参考人は率直な意見を言うので有名な人らしいですよ。
○柏木委員
観光をやってないとこが協議会にいっぱい入っている言ってましたね。静岡空港を利用した観光をやってない旅行会社がいっぱい入ってるってね、話もしてたじゃないですか。そうするとそこが入ってて意味があるのかなというのが。
○伊藤委員長
だから、全部これはね、かき集めたの。この組織って、何でもかんでも全部かき集めた。
○天野(進)委員
電話帳。
○伊藤委員長
そうそう電話帳、電話帳。
○柏木委員
そこを変えないと、自分が静岡空港便を利用したツアーをもっていないのに協議会に入ってても意味が全くないし。
○伊藤委員長
だからそこも問題だし、また入ってること自体を知らないというところだってあるわけでね。
○柏木委員
そこら辺だと思いますよね。人数入れればいいというわけではなくて、しっかり動けるような、本当に自分たちが動けるという組織にしてもらいたいですよね。
○伊藤委員長
だから、これ結局、当初だったもんだから、数でこいみたいなね、とにかく全部これ県下全部、みんなでやりますみたいな形をつくりたかったというんでしょうね。だけどそろそろここは実質勝負になりますので。というふうなことをこの文章の中に組み込ませていただきますか。
○中野委員
予算のことはどうですか。
○伊藤委員長
予算。6番どうぞ。
○中野委員
組織体制もそうですけど、予算がこれで2年やって、何年かやってきて現実がちゃんとわかってきていて、現場の業者の方がいろいろ予算をちゃんと効果のある検証しなさいという御提言もいただいているところで、予算の編成の見直しというか、また今のを聞いてみるとそのまま来年も同じような予算で協議会もやるし、工夫がないといけないんじゃないかと思うんですけど。もちろん民間の富士山静岡空港を利用している業者の要望も含めて。
○伊藤委員長
だから、今までの予算の配分の仕方が今までどおりでいいのかと、もうそろそろ、集中と選択にいって、とにかく搭乗率につながるところに集中的にかけるというね、予算のあり方の見直しっていうのもやってもらわなくちゃならないよという話ですね。ルーチンじゃだめだよととにかく言いたいね。今までどおり前例踏襲で去年やったとおり、また繰り返しますよというのはやめてもらいたいということですよね。
○林委員
予算の使い方を十分検証して、戦略に生かせるような予算を……。
○多家委員
大池さんと私は建設委員会だから、北九州の空港を視察するときに静岡県との明らかに違うのは、この促進協議会の体質ですよ。促進協議会の体質は今の促進協議会の体質は向こうも持っているんですよ、知事と商工会議所と行政とね、民間と。ところが振興協議会になると民間だけで、民間の会費でやっているんだね。
○伊藤委員長
振興協議会。
○多家委員
北九州空港振興協議会というのが。いわゆる北九州空港利用促進協議会、これは同じですね。振興協議会というのは民間が270社、個人が400人、これで金を出してやっている、会費収入で。北九州利用促進連絡会というのは市町と地元でやってるわね。北九州空港国際貨物推進協議会というのは、またもとに戻って民間と市と県とでやっていると。そういうふうにね、基本的なスタンスが違って、1、2、3、4、5、6、6つあるからね。うちのほうは貨物といわゆる富士山静岡空港利用促進協議会と2つなんだけど、この資料は委員長が、みんなに配ってくれていると思うんですが、その差がね、一番最初に言ったときの差なんですよ。
だから、中野氏がね、盛んに言うそのやる気がないのはだめだと、予算をつけても意味ないと。それは予算は使うための予算であって発展させるための予算じゃないわけです。本来この種のものをね、金をもらったその3倍にも4倍にもふやしていくというね、その発想なんだと思うんだけど、今のまんまいくとこの北九州が成功している事例というのは、アウトサイダーのね、みんなでもってわいわいがやがやにぎやかに何とかして稼ごうという体質なんでしょうね。
○竹内委員
じゃこの(2)を空港の利活用促進を図るための官民を含めた新たな組織何とかっていうように……。
○伊藤委員長
組織をつくり直す。本当はそうしたいんだよね。
○竹内委員
目的が違うんですよね、多家先生、今、言ったの、組織の。
○伊藤委員長
ちょっと資料コピーしてもらえる。人数分、済みません。
だから、この富士山静岡空港利用促進協議会に体質改善を求めても無理のような気がするの。無理だよね、体質改善求めても、と思うのよ。
○多家委員
民間のみという組織があれば、民間は銭を出してやったんなら、必ず取り返そうと。
○天野(進)委員
これはロータリークラブだよ。
○伊藤委員長
だから、もしそういうことであれば、運営会社がそういうふうな組織団体をつくって、それで何とかとにかくお願いよぐらいのね、頑張ってちょうだいぐらいの。
○天野(進)委員
県がやらなきゃだめだ。
○伊藤委員長
県がやらないとだめなんですよあれ。
○天野(進)委員
県の政策に対してさ、反対してるようじゃしようがないわ。
○伊藤委員長
どうせね、お金貸してるんだからさ、それ返さなくてもいいからその会社よこせって言えばいいんだよね。
○天野(進)委員
そうだ、そうだ。それを早いうちにやらなきゃね、手が詰まっちゃう。
○伊藤委員長
どんどん言って言って、言いたいでしょ。言いたいこと言ってくださいよ。今のうち。
だからあの運営会社って、先生、指定管理5年でしたっけ。
○竹内委員
来年の4月から見直しですよ。
○伊藤委員長
見直しに入る。
○竹内委員
見直しです。会費の額も含めて。
○伊藤委員長
だから、県がやったほうがいいんじゃない。だけど、ほんとにあそこも困ったね、あの運営会社も。
○天野(進)委員
北九州空港ができる前は、物すごくひどく言われてたよ、視察いったときに、地元で。あんなとこで、空港たくさんでしょ。九州は、そこらじゅうに。何でつくるんだよと。だから、恐らくそう言われたからこうなったと思うだよ。
○伊藤委員長
ひっしこいて頑張ったんだ。
○多家委員
北九州空港振興協議会なんてもろに民間のみですよ。
○伊藤委員長
ほんとだ、民間のみって書いてある先生。
○天野(進)委員
民間のみでPRから何からやってくれる。
○多家委員
静岡空港にはね、利用者利便向上協議会はないんですよね。北九州空港は国主体ですからね、国がつくっている。
○天野(進)委員
国主体か。
○伊藤委員長
だけど、民間のみというのはすごいですね。
○林委員
民間っていってもね、構成団体に市が必ず入ってますよね、北九州市が。行政も県も。
○伊藤委員長
それは入っているでしょうね、だけど、富士山静岡空港利用促進協議会みたいにこっちのいうことをそのままやるという丸投げのあれじゃないんだよね。動きをきちんと確かめておくという意味で入っているんでしょうね。
○林委員
本来は、この5つの委員会は分断してね、このように構成を独立するような、こういう形が一番いいんですね。
○伊藤委員長
全部この枝の中にこうあるんじゃなくてね。
○多家委員
先進事例としてたたき台をね、いろいろつくって考えて……。
○林委員
そういうことも考えられるね。
○伊藤委員長
そうそう、そうなんだと思うの。一つ一つのね、委員会ね、あれを全部独立させちゃってそこはそこに予算を出しちゃったらどうだと思うんだけどね。
○竹内委員
何でもそうですけど、さっき大池さんが言ったように、目的に対して組織というのはその目的達成のために組織はもう柔軟にゼロベースで見直しをやっていくべきだみたいな話で、そのための新たな協議会の設立も視野に入れるぐらいにしていけばいいんじゃないですか。協議会をつくったって集めたって、その本気にならなければ何ともならんですね。
○伊藤委員長
そうなんだよ、そうなんだよ、本気じゃないんだよ。
○林委員
活動全部、委員会でやったことだもん。機能してないか、してるかどっちか。
○伊藤委員長
そうなんだよ。
○天野(進)委員
基本的な姿勢が違うな。姿勢は治らないからね。
○伊藤委員長
意識を改革するなんて一番難しいことだもんね。
○天野(進)委員
委員長まとめてください。
○伊藤委員長
きょうはここらにしましょうか。
きょうの御意見を、またとにかくペーパーにしまして、それで再びこの次の委員会で検討していただくということでよろしゅうございますか。
(「よし」という者あり)