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委員会会議録

委員会補足文書

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平成28年11月スポーツ振興等特別委員会
中間提言に対する説明 【 当局側説明 】 発言日: 11/25/2016 会派名:


○山田委員長
 休憩前に引き続き、委員会を再開いたします。
 それでは、先日報告しました中間提言に対する執行部関係課からの状況説明をお願いいたします。
 説明員の座席につきましては、お手元に配付いたしました座席表のとおりでありますので、御了承願います。なお、説明員が発言する場合には、挙手をして職名を告げ、私の指名を受けてから発言を願います。また、報告事項等がありましたら、この際、あわせて説明をお願いいたします。
 それでは、当局の説明を求めます。

○山本スポーツ交流課長
 それでは、私からは、お手元の資料3の(2)東京オリンピック・パラリンピックのうち、最初にキャンプ候補地の市町への支援を御説明いたします。
 キャンプ誘致につきましては、市町、当然県もそうですけれども、競技団体で構成する、ここに記載してございます、事前キャンプ誘致推進協議会で戦略をつくって、今、14の重点誘致国・地域、25の競技種目を設定して、市町も含めて、県内一体となって誘致活動をしております。
 ことし、平成28年度につきましても、9月2日に市町も含めて誘致活動の情報交換、これから市町で積極的に取り組んでいこうと、そういった市町への先進事例の紹介とか、そういったサポートをしております。今年度後半、これから3月に、この2回目の協議会を開催して、さらなる支援をしていきたいと思ってございます。
 これまで市町には、主に誘致活動については、県が調整役を担うということでございますので、組織委員会が作成しております東京2020の、ウェブサイトで掲載するキャンプオンラインガイドがございますけれども、こういったところへの登録の呼びかけであるとか、内閣官房のほうでやってございますホストタウンという、2020年に向けてキャンプ誘致を通じて、国際交流、市民交流を推進していくと、こういったプロジェクトへの事業登録の働きかけ、こういったことを県としてやっております。
 当然、誘致においては、なかなかその外国へ行くのも難しいですので、国内で水泳とか体操とか、そういった大会が開催されるときに、市町にその機会を提供して、連携して一応PRをしていると。あと、今年度、私どもでこの重点誘致国、特に欧州、それから補正でとりましたオセアニアも含めて、県が誘致活動を行うときに補助業務を行う現地連絡員を設置しておりますので、こちらを通じて、それぞれの市町の関心のある国、競技団体への情報を提供しているところでございます。
 あわせて、県で持っているスポーツ施設、県武道館、県富士水泳場、県立水泳場、こちら、県武道館は藤枝市、県富士水泳場は富士市、県立水泳場は静岡市がそれぞれ、この事前キャンプの誘致の拠点施設ということで、ぜひここでキャンプをやりたいと、そういった希望もございますので、県内スポーツ施設の受け入れ環境の充実を図るため、もう既に県武道館においてはルールが改正したことに伴って、国際規格の畳を設置と。それぞれの水泳場につきましては、本年度、競泳用のスタート台をつけたと、こういった受け入れ環境の充実を図っているところでございます。
 平成29年、来年度につきましてですけれども、リオ五輪が終わって、これから海外競技団体、国内のいろんな自治体の誘致活動も本格化しますので、海外現地連絡員等による誘致活動を強化するとともに、特に市町の意向が強いのが、外国語対応ということもありますので、県でおります国際交流員、こういった方々の協力を得ながら、市町の外国語対応や誘致活動を支援する予定でおります。これがキャンプ関係でございます。
 次のところで、オリンピックの開催準備に関係する大会成功に向けた各種計画の策定と早期の情報提供・共有、こちらの御説明をいたします。
 こちらは、昨年12月に、伊豆のサイクルスポーツセンターで自転車競技を開催するということで、現在、組織委員会、国、東京都にIOCも加えた4者で、もう一度今、全体予算の見直し、都内の3つの会場の見直し、こちらを協議しているところでございます。新聞報道されているとおり、組織委員会はもう一度、全体予算を見直して、その後、会場の所在する自治体、本県も含みますが、そちらの費用分担の役割等、それが議論される見込みでございます。
 開催に向けて、我々静岡県では、いろんな課題がございます。それぞれの課題を、この開催に向けた課題と現状ということで、7つほど上げてございます。
 最初に、会場となるベロドロームやマウンテンバイクコース。これはもう改修をするということが世界自転車競技連合と組織委員会との間で決まっております。ただ、こちらをどういうふうに見直すのか、どれくらいの経費を縮減できるのか、ここをつくるのは誰なのか、こういったところは今現在、そこにございますけれども、再協議中ということでございます。
 続きまして、選手村、観戦客の宿泊施設の確保でございますけれども、選手村につきましては、伊豆で分村でやるということが決まっていますけれども、まだ場所については決まっておりませんので、今、組織委員会のほうでふさわしい場所を検討中と。観戦客で、こちらは、伊豆は夏、ただでさえ観光客、お客さんが多いので、実際伊豆の宿泊施設で、これから選手と観戦客が来たときに、どれくらいどういう問題が生じるか、そういったことについて県としては検討を開始しているところでございます。
 もう1つ、通信用光ファイバーの敷設、連絡設備の状況でございます。これは主に、海外のメディアの方がこちらに来て、自転車の映像を撮って世界に配信するために必要な光ファイバーの敷設、連絡設備を増強したいと、こういった意向がございますので、こちらについては今、組織委員会がどういう形で整備をするか、検討中でございます。
 あと、次に警備でございます。警備は、競技会場の中、選手村のこちらの警備は組織委員会対応と。会場以外の周辺の警備は、県警が今、準備を開始しているところでございます。
 もう1つ、その下でございますけれども、交通輸送の関係でございます。2020年の夏に大会が開催されるということで、選手だけではなくて、ほかの観光客、一般住民、こちらにも影響を及ぼしますので、まず組織委員会は平成29年1月に、選手交通輸送計画の1次案というのを策定します。こういった状況を踏まえて、今現在、県はアクセス道路の整備であるとか、夏の地域交通量調査、どういう問題が生じるか、そういった分析を実施しているところでございます。
 さらに成功させるためには、地元開催機運の盛り上げが必要でございますので、伊豆市と一緒になって、1,500日前のイベント、日本サイクルスポーツセンターでの4年前イベントとか、こういった盛り上げのためのイベントを実施しているところでございます。
 あともう1つ、これから伊豆、静岡県をサイクリング、自転車の関係でレガシー、遺産をつくっていこうということで、スポーツ交流課では、サイクルスポーツの県づくりと、そういった事業を起こしまして、ことし静岡県サイクルスポーツ協議会を立ち上げて、安全で快適なモデルコースの選定、サイクリスト受け入れ態勢の指針づくりを実施しているところでございます。
 これらを踏まえて、今後、どういうふうな形で今考えているかということでございますけれども、まず、今申し上げました交通輸送のことでございますが、これはまだ競技の開始時間であるとか、具体的な前提条件が決まってございません。これからどんどん決まってきますので、ことしの交通量調査をもとにして、来年以降、どういう形で伊豆の住民の方、観光客に支障がないように交通を分散したらいいのか、どうやったら交通を抑制できるのか、そういったことの検討を続けていきたいと思います。
 地元開催機運の盛り上げ。こちらにつきましては、3年前のイベントで、ベロドロームで非常にたくさん大会があるんですけれども、こちらに見にきてくれることを、観戦客をふやす取り組み、それとやはり裾野の拡大ということで、ジュニア世代に自転車、サイクリングに関心を持ってもらう必要がございますので、そういった関心を喚起する事業の実施。
 もう1つ、都市ボランティアと書いてございますけれども、伊豆の大会会場ではなくて、例えば観光案内所であるとか、公共交通機関の駅、そういったところで観光案内、交通案内、こういったボランティアを地元の方、静岡県の方にやってもらう必要があるというふうに考えてございますので、こちらの募集とリーダーの養成を来年度あたりやっていきたいというふうに考えてございます。
 大会レガシーにつきましては、サイクルスポーツの県づくり事業、こちら、モデルコース選定とか、指針をことしやりますので、それを踏まえて、それをどうやってサイクリストに情報発信していって、さらに受け入れ態勢、サイクリストを受け入れるためのいろんなラックの整備であるとか、民間施設を活用して、どういう形で受け入れていったらいいか、そういう整備を進めるとともに、イタリア、そして台湾と、こういった国際交流を拡大しながら、自転車の地静岡県ということで、県民が自転車に親しむ機会をつくっていきたいと、こういったことを来年度の予算の中で検討しているところでございます。
 こちらの開催準備につきましては、ことしの3月に開催準備委員会ということで、関係者でつくってございますけれども、今年度、年明けになると思いますけれども、静岡県開催推進委員会、これ仮称でございますけれども、議員の皆様方に、ラグビー同様、顧問という形で入っていただいて、これから今後の開催準備を進めて、皆様方に情報提供しておきたいというふうに思っております。
 以上、スポーツ交流課の中のオリンピック関係について、御説明させていただきました。

○高倉ラグビーワールドカップ推進室長
 お手元の資料3の最初のページに戻っていただきたいと思います。
 (1)ラグビーワールドカップ2019ということで、私のほうからはまず、上段のキャンプ地候補地の市町への支援、県有スポーツ施設等の受け入れ環境の充実を含むについて、御説明申し上げます。
 一番上段にございますところですけれども、まず、公認キャンプの関係です。
 公認キャンプに関しましては、大会組織委員会が一括管理をしているということで、実はことしの5月に、いわゆるガイドラインが発表されておりまして、今、まさにその公認キャンプ地の申請業務が8月1日から始まっております。公認キャンプ地の応募につきましては、市町から直接大会組織委員会に行うことになっておりまして、翌月の12月22日、こちらが、申込期限となっている状況でございます。
 私ども県としましては、公認キャンプ地の誘致に多くの市町が取り組めるようということで、いわゆるこの公認キャンプの申請にかかる説明会というものがございましたが、これは全国統一で始まって、7月に全国4会場で実施がされたんですが、それ以外にも、やはりなるべく情報共有をしたいということで、県内においても同じ7月の後半ですけれども、市町向けに県独自で説明会を、大会組織委員会の方を招いて実施いたしました。また、個別に市町から、マンツーマンでのいわゆるヒアリングができるようなシチュエーションも設けまして、そのキャンプ地誘致になるべく拍車がかかるような形で後押しをしたところでございます。
 また、現在まで、誘致にかかるいろんな準備作業が各市町で続いているんですけれども、実際にその施設の現地調査であったり、アドバイスということに関しては、県、私どものほうでいろいろなアドバイス、支援を行っている状況でございます。
 それから、下段にいきます。エコパスタジアムの改修です。
 エコパスタジアムの改修につきましては、少し前になりますが、ことしの4月に大会を運営いたしますラグビーワールドカップリミテッドの視察がございました。こちらで施設の整備方針が示されておりましたので、公園緑地課さんとも連携しながら、順次整備していくということで、ゴールポスト、こちらについてはせんだっての6月補正、それから今回の12月議会の中でも、人工芝のピッチの整備ということで、来年、大会の組み合わせが決まったり、来年の秋ぐらいには試合会場が決定する試合スケジュールというのが決まってまいりますので、そういったところで本県が望む試合が、決勝トーナメントを含めまして誘致できるように、スピード感を持って今、整備を進めているところでございます。
 それから、下段にまいります。大会成功に向けた各種計画の策定と早期の情報提供・共有でございます。
 こちらについても、開催自治体静岡県として準備を進めているんですけれども、やはり県単独でやる部分と、組織委員会との連携ということで、各種計画の策定につきましては、組織委員会の指針も踏まえて進めているところでございます。提言書の中に指摘がございました交通輸送、あるいはファンゾーン、これらについても、組織委員会のほうから来年度の策定ということを義務づけられておりますので、県の開催推進委員会としましても、随時、関係者と協議しながら、来年度の策定ということで、整備を進めていきたいというふうに考えております。以上でございます。

○都築スポーツ振興課長
 私からは、対応状況の2枚目の一番下段、3番、本県のスポーツ振興の下、スポーツ局の強化・充実について報告いたします。
 県民のスポーツ振興に向けましては、我々スポーツ振興課が今年度から教育委員会から移管され、知事部局になったということもございまして、関係部局や教育委員会と連携を図っているところでございますが、今後、ここに、引き続きと書いてありますけれども、さらなる連携を密にして取り組んでまいりたいと考えております。
 なお、中間提言の中にも障害者スポーツを統一して所管するという御指摘もございましたが、障害者のスポーツ振興につきましては、障害者政策としての要素もございますので、所管につきましては今後の研究課題としてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○小泉文化政策課長
 私どものほうからは、オリンピックの文化プログラムの実施につきまして、1の(1)ラグビーワールドカップの表の一番下の部分と、(2)の東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の表の2枚目の(2)の一番下の部分になりますけれども、まず、ラグビーのワールドカップに先駆けたオリンピック文化プログラムの実施についてでございます。
 昨年度、このオリンピック文化プログラムの推進につきまして、準備委員会を設立いたしまして、それをことしの5月に、推進委員会という形で格上げいたしまして、新たに全ての市町やスポーツ関係、また教育関係の団体にも入っていただいて、もともと文化観光や国際交流や福祉などの団体で構成しておりましたけれども、オール静岡の体制ということで、70ほどの団体組織という形で、拡充をさせていただいたところでございます。
 そういった中で、今年度はモデルプログラムという形で、10件ほどを公募させていただきまして、まず、実験的な形で、県内10カ所で、それぞれ地元の取り組みを展開していただくというような形をやっております。また、市町におきましても、今後展開いただくように、市町との連絡会議等も開催してお願いをしているところでございまして、またそれに対する支援を進めていくということでございます。
 このラグビーワールドカップとの関係でございますけれども、ことしは実験的なモデルプログラムでございますけれども、来年度からは順次本格的な公募もいたしまして、2019年、前年からは本格的な展開になるような形で取り組んでまいりたいということでございます。
 これがまず、ラグビーワールドカップ関係でございまして、あと、オリンピックの文化プログラムの関係の2枚目の(2)のところでございますけれども、そういった中で、ことしもモデル事業ということで、サイクリングの行われます伊豆地域におきましても、3件ほどが既に実験的な実施をしております。特に、サイクルスポーツということで、伊豆もございますし、また合宿等もございますので、そういった意味で、伊豆地域を初めといたしまして、県内各地で文化プログラムが展開してまいりますように、早いタイミングで促進を図っていくようにしております。
 なお、この関係で事業の備考欄に、オリンピック文化プログラムの推進事業費と展開事業費とありまして、推進事業費というのは、各地域で展開するための専門家の派遣等をしております。その経費につきましては、ことし文化庁のほうで、このオリンピック絡みの新規事業を立ち上げまして、全国で5カ所を採択しましたが、その第1号ということで静岡県が採択を受けておりまして、その専門家の派遣につきましては、2分の1の国庫補助を使ってやっております。また展開事業費のほうは、先ほど申し上げましたようなモデル事業ということで、1件当たり平均的に300万円でございますけれども、県のほうから支援を出させていただいているところでございます。来年以降はまたそれを拡充してまいる予定でございますので、よろしくお願いいたします。以上でございます。

○小坂観光政策課長
 私からは、観光誘客や交流の推進の項目で、観光誘客の取り組み、案内表示の整備や外国人向け観光情報の多言語化のところについて、対応状況を説明させていただきます。
 県では、平成15年から、旅行者の満足度を高めること、また外国人観光客の利便性を図るために、県内の主要な道路にございます休憩施設、例えば高速道路のサービスエリアでありますとか、道の駅、あと、ビューポイントとか、駅前等でございますけれども、そういう県外、国外からの観光客が多く立ち寄るというところが想定される場所でございますが、そういうところに県内の主要な観光地等を紹介します多言語表記の観光案内板を設置しております。平成27年末現在、163カ所179機を設置しております。
 主なものは、皆さんもごらんいただくことがあるかと思います。静岡県へようこそという、ようこそ看板と言われているものでございまして、表題のタイトルにつきましては6カ国語の表示をしておりまして、また中身の主要な施設の紹介の部分につきましては、4カ国語の表示をしているというものでございます。そのうち半分、全体の半分に当たる部分の88機が伊豆地域に設置をされているというところでございます。今後、レイアウトの見直しなどのリニューアルを含めまして、設置について対応していきたいというふうに考えております。
 また、市町が多言語表記による観光案内板などの設置をしたいということ、また、外国人向けの観光情報の多言語化に向けた施設の整備を実施するという場合には、観光施設の整備事業費補助金がございますので、そちらのほうによりまして助成し、市町の事業の支援をしていくということとしております。
 次に、Wi−Fi等の情報通信網のインフラ整備でございますけれども、平成27年度から市町が、国庫補助事業であります観光防災Wi−Fiステーション整備事業というものがございますが、こちらの補助対象の観光拠点等を含む観光地において面的な整備を行う場合に、国庫補助の対象外の整備費に対して助成を行っております。観光拠点、防災拠点ということで、観光案内所でありますとか文化財、また広域避難所等が対象になっております。それ以外の部分について、面的整備を行う場合に、補助を行うということでやっておりまして、平成27年度には、伊豆市の修善寺温泉において、整備を実施いたしました。
 東京オリンピック・パラリンピックの開催の前年に当たります平成31年まで事業を実施する予定にしておりまして、現在のところですけれども、今後も市町に対しまして、この事業の活用を呼びかけてまいりたいというふうに考えております。以上でございます。

○M田公園緑地課長
 私からは、右側の所管の欄、公園緑地課のところ、4点について、御説明をいたします。
 まず、ラグビーワールドカップ2019のキャンプ候補地の市町への支援、主に県有スポーツ施設等の受け入れ環境の充実という点でございます。1枚目の上から2つ目のところでございます。
 県有都市公園内におけるキャンプ候補地にかかるスポーツ施設の整備につきましては、施設の老朽化、陳腐化などの状況、将来的な利用のあり方などを考慮しながら、市町との役割分担を明確にして、必要な水準を確保するように努めてまいります。
 2番目として、ラグビーワールドカップの会場となりますエコパスタジアムの改修でございます。
 これにつきましては、9月の補正予算の中で予算をお認めいただきまして、ありがとうございました。エコパスタジアムの改修については、国の第2次補正予算に呼応した9月補正予算を初めとして、今後、平成31年度の大会開催に向けて、計画的に整備を進めてまいりたいと考えております。
 また、中間提言の中にもございます会場の附帯施設としての宿泊機能付ゲストハウス、研修宿泊施設の設置につきましては、県内類似施設や他県の運動公園内の宿泊施設等の設置、運営状況等について、現在調査をしております。指定管理者とも協力をしながら、さらに研究を進めていきたいというふうに考えております。
 次に、オリンピックの関係でございます。
 1枚目の下から2つ目、キャンプ候補地となる市町への支援、県有スポーツ施設の受け入れ環境の充実でございます。
 これも、ラグビーと考え方は同じでございまして、施設の老朽化、陳腐化の状況、将来的な利用のあり方などを考慮しながら、市町との役割分担により、必要な水準を確保するよう、今後努めてまいります。
 2枚目へいきます。下から2つ目でございます。本県のスポーツ振興に寄与する県有スポーツ施設の長寿命化計画による維持管理でございます。
 県営公園内におけるスポーツ施設の長寿命化対策につきましては、現在主に破損したものを修繕する事後保全型管理により行っているのが現状でございます。これ以上の防錆、さびですね。さびを防止する、もしくは防水対策などの実施によりまして、施設の健全度を高めた上で、早期に公園施設の長寿命化計画に基づく予防保全型管理に移行できるよう、努めてまいります。以上でございます。

○原道路整備課長
 私からは、道路整備課が所管する2点について、御説明いたします。
 まず、(1)ラグビーワールドカップ2019の選手及び観客輸送に支障を来さない交通環境の整備についてでございます。
 県道磐田掛川線は、JR掛川駅や東名高速道路掛川インターチェンジから、大会会場であるエコパスタジアムへ通じる重要な道路でございます。当路線の4車線化につきましては、平成29年度から交付金事業で取り組めるよう、国へ予算要求をしてまいります。
 続きまして、(2)東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会の工事の前倒しも視野に入れたアクセス道の早期整備についてであります。
 自転車競技会場である伊豆ベロドロームへのアクセス道路上で、支障となる3路線5カ所につきまして、本年度より整備に着手しております。引き続き、必要な事業用地の取得を進めるとともに、平成28年9月議会で御議決いただいた補正予算を活用して、工事の前倒しをするなど、早期完成に努めてまいります。以上でございます。

○山田委員長
 はい、ありがとうございます。
 以上で、当局の説明は終わりました。
 それでは、時間も余りありませんが、ただいまの説明に関しまして、質問、御意見等ありましたら発言願います。

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