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委員会会議録

質問文書

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平成25年9月定例会くらし環境委員会 質疑・質問
質疑・質問者:鈴木 利幸 議員
質疑・質問日:10/09/2013
会派名:自民改革会議


○鈴木(利)委員
 一括で5問ほど質問させていただきます。
 まず最初に、第135号議案で説明資料4ページです。県の交通安全対策会議条例の一部を改正する条例ですが、任命する人が誰かという話であります。ざらっと答えていただければ結構ですが、任命の決め方があるのか、ちょっと教えていただきたいことと、この交通安全対策会議は年に何回ぐらいあるのか。それから、そんなに詳しくなくていいので、会議内容を教えていただきたいなと思います。

 それから2番目は、説明資料11ページの事業者指導の状況です。
 悪い人もたくさんいて、悪い会社とかいろんな事業者がいるんですが、消費者のほうから苦情が上がってきて、これを指導するんですが、この指導の仕方というのは、最初に文書で行って、指導に行って、それから警察が入るのか。そのざらっとした流れだけちょっと教えていただきたいなと思います。

 それから3点目ですが、説明資料22ページの本県の環境施策でございます。
 10月7日に勉強会をさせていただきまして、伊熊部長はいなかったけど、ほかの方々はいたような記憶があります。その中で県内の低炭素社会に向けた取り組みでございますが、3年ぐらい前は二酸化炭素排出量を25%減ということでやっておりました。きのうも答弁がありましたが、12%にしたいということで総合計画のほうはやってると数字が出ておりましたが、前回の勉強会でも私は難しいのではないかなと言わせていただきました。
 その中には幾つかあるんですが、モンゴルから石炭を入れて火力発電をいっぱいつくると言ってるんですが、今火力発電でCO2がふえてきてるんじゃないかなというのもありますし、そういうことをやること自体がこれとはまた反してるんじゃないかと。低炭素社会に向けた取り組みにしては、この前の一般質問の答弁もそうですが、石炭を燃やすというのはいかがなものかなと思っております。
 そこでエネルギーの話をすると、ここの部署の所管じゃないもんで違うんですが、12%減というのはこの前も勉強会でもなかなか答えていただけなかった部分もあります。これはできるのかどうかということを、前回勉強会で聞いたんですが、もう一回答弁していただきたいと思います。

 4番目が、説明資料24、25ページで、今夏の節電対策の状況でございます。
 きょうここに来まして、ぱっと見たら暗いんですよね。上座の蛍光灯は入れたほうがいいんじゃないかな。ちょっと9番委員の顔が暗く見えたから。年をとると、暗くなると字もちょっと見えなくなるので、おのおのルクスをはかったのかどうかわかんないですが、ここの通りの蛍光灯は全部あって、何か意味があるのかなと思いました。
 事業所と県のほうの取り組みをかなりやってきて節電しているということでございますけど、ことしの夏もそうですが、ここ何年かめちゃくちゃ暑い夏でございました。電力をもっと使うのかなと思っておりましたら、数字的にも節電になってるっていうことでございます。
 節電は、事業所と県有施設は実績があるということでございます。ここに県民の取り組みもございますが、ここに書いてある以外の事例を少し教えていただきたいなと思っております。県民にはホームページとかチラシ等でお知らせをしてると言うんですが、そのほかの県民の取り組みは結構あるので、そこら辺をちょっと答弁していただきたいなと思います。

 最後で5問目ですが、説明資料28ページの芝生文化創造プロジェクトの推進ということでございます。
 ことしの全国都市緑化祭は鳥取県でございまして、先日若い人とちょっと行ってまいりまして、感想はここでは余り言わなくてもいいかなと思いますが、芝生がありススキがありまして、銭をかけてないなっていうのが感想でした。ガーデニングが主体でございまして、鳥取県というのは芝生の産地で、本県も御殿場市のほうに行くと産地でございますが、ちょっと違うのは、以前もちょっと話したんですが、保育園とか幼稚園で芝生が敷き詰められたグラウンドを一番早くやったのが鳥取県じゃないかなと思っております。
 ちょうど外国人のラグビー選手がおりまして、子供にラグビーを教えるには、やっぱりはだしで足でしっかり土をつかまえる、はだしでやるのが健康だっていうことで鳥取県のほうは相当進んでいるなと思っておりました。
 説明資料28ページにありましたが、芝生というのもいろいろ種類がございまして、やっぱり日本平のサッカースタジアムはきれいな芝生で、少し休ませなければ使えないような芝生でございます。休ませるような芝生と雑草に近い芝生とがございまして、ちょうど緑化祭に行きましたら、すぐグラウンド一面に敷き詰められるような、それも休ませずにすぐ中に入ってもいいような芝生でございました。種ですかと聞いたら、種じゃなくてロールでだーっと敷くということで、もうきれいになっておりました。その後の管理も簡単な芝生でございました。
 この中の事例に、浜松市中区とか磐田市の保育園とございますが、一度見てみたいなと思って、名前を出していただけるといいなと思うんです。
 それも答弁していただきたいんですが、この芝生の研究というのはどのくらい進んでいて、どのような形で、学校のグラウンドに使えるような芝を研究しているのかも、答弁していただきたいと思います。よろしくお願いします。

○夏目くらし交通安全課長
 今回御審議をいただいております交通安全対策会議の第7号委員の決め方ということでございます。
 事務局で今想定しております第7号委員といたしましては、交通安全母の会や交通指導員会が推薦する方、県交通安全協会の主幹級になります交通安全指導員、県トラック協会や自動車会議所の職員の方、あるいは交通事故被害者の遺族、マスコミ関係者などを想定しております。
 決め方といたしましては、事務局のほうで内閣府の例示等も踏まえまして、今申し上げました方々をまず洗い出しまして、関係機関と協議をし、かつ他県の状況等も参考にしながら、最終的に人選をしたいと考えております。
 次に、会議の回数と内容ということでございますが、交通安全対策会議につきましては毎年度末に開催をしております。内容につきましては、翌年度の交通安全対策の基本方針や関係機関、団体が取り組むべき事項等――幾つか例示をさせていただきますと道路交通環境の整備や交通規制、あるいは交通安全に係る広報啓発のあり方、運転者教育等々につきまして御審議いただき、その際に翌年度の静岡県交通安全実施計画を策定しているということでございます。以上でございます。

○神村県民生活課長
 事業者指導につきまして御説明をいたします。
 大きく2通り御説明をしたいと思います。
 1つ目は表示の関係ですけれども、これにつきましては、例えば食品表示であれば、不審情報への情報提供であるとか、あるいは食品表示ウオッチャーといいまして、スーパー等の表示の状況をチェックしていただくという方々もいらっしゃいます。そういった方々からの情報、あるいは国であるとか保健所であるとかさまざまな関係機関が調査する過程の中で、例えば県に権限のある情報に関して寄せられるということになります。その情報に基づきまして、必要に応じて立ち入り等の調査を行って、その上で、不適正表示について、例えば軽微なものであればその場で口頭でもって注意をして、直していただくということです。
 説明資料11ページの資料にもありますとおり、表示でいいますと、例えば(1)のイの行政指導の状況のところを見ていただくとわかるとおり、指示とか公表というのはある程度重いものです。今年度については、全て口頭指導ということで軽微なものであったと。口頭指導あるいは必要に応じて文書指導、あるいはもっと重いものであれば指示・公表ということになります。
 それから、あともう1つの不当取引事業者の関係ですけれども、これは特定商取引法等に基づきまして対応してるわけなんですが、これに関してはまず市町、県の消費生活センターにさまざまな相談の情報が寄せられます。基本的には、その情報を事業者指導班で分析をしておりまして、例えば同一事業者の情報が多いとか、そういう情報をもとにしまして、必要に応じて消費者からお話を聞いたりとか、あるいは場合によっては事業者に対して立入調査を行ったりとか、そういう手順を踏んで対応してます。
 基本的には、余り重いものでなければ、例えば県民生活センターで口頭指導であったりとか、文書指導であったりということを行います。また悪質性が非常に高いとか、広域であるといったものに関しては、県民生活課あるいは他の都道府県とも連携をした協議会も持ってるものですから、そこと情報共有をしながら、例えば一斉立ち入りをして処分も一緒にしたりという流れでございます。
 警察の関係につきましては、警察との間で協定締結も行っておりますので、警察への情報提供、逆に警察からの情報提供といったものもあります。それから、県民生活課の職員に現役の警察官もおります。それからOBの警察職員もおりますので、警察との情報交換等は随時行っており、先ほど言いましたとおり、必要に応じて情報提供し合うというようなことも行っております。以上です。

○田代環境政策課長
 初めに二酸化炭素削減の件であります。
 東日本大震災に伴いまして、火力発電に頼ってる状況にあります。東京電力、中部電力それぞれの電力1キロワット1時間当たりの二酸化炭素排出量で比べますと、東京電力、中部電力とも平成22年度に比べて23年度は増加をしております。国のエネルギー白書によりますと、23年度の最終エネルギー消費の4分の1が電力です。そこから換算しますと東京電力管内では5.4%、中部電力管内では2.1%の増加があると考えられてます。
 委員からも御指摘がありましたが、産業部門等は、企業努力によって排出量を極力下げるべく努力をしております。そうした中で、ふえているのは民生・家庭部門――オフィスとか家庭がふえてる状況にありますが、これは世帯数の増加であるとか家電機器の普及だとかということで、なかなか排出量が減らないという状況にあります。県では、県民運動を通じて家庭部門もできるだけ省エネ・節電が図られるように取り組みをしております。
 続きまして、節電の状況ですが、県庁内は6月から9月を重点的な取り組み期間として節電に努めてまいりました。不必要なところは減灯するとかこういうことはやっておりますけれど、基本的には環境局の執務室もそうなんですけど、労働安全衛生法で300ルクスという基準がありますので、照度計を当ててそれを下回らないことを確認しながら、間引きをしております。
 ここにない取り組みでありますが、電力消費のピークを避けるために市町から情報提供いただいて、クールスポット――涼しげな空間を紹介いただいて、暑い時間にそこに出向く等の御紹介をしたり、また公共機関にできるだけ出かけていただいて、家庭にとどまらないでそれぞれの家庭の省エネ・節電に努めていただく取り組みをしております。以上です。

○志村環境ふれあい課長
 芝生文化創造プロジェクトについてでございます。
 委員がおっしゃいました鳥取県の芝生でございますが、鳥取県につきましては、早い段階から暖地型の洋芝でありますバミューダグラスをポット苗で植えつける手法で、植えつけ作業につきましては利用者である地元住民や子供たちがボランティアで参加して、維持管理も協力して行っております。そのやり方につきましては、本県の芝生文化創造プロジェクトとしても身近な公園や学校で手間をかけずに芝生化しているということを目指しておることから、同じ趣旨でございます。
 鳥取県で採用している、バミューダグラス類のティフトン芝と呼ばれているものにつきましては、本県でも多く使用されております。成長が早く踏まれても強いなどの特性がございますが、夏の高温時での病害虫に弱い等の欠点もございます。本県で研究する芝につきましては、検討委員会等で検討した中で、本県の幅広い地域の気候や風土等に適した品種を目指すということで、緑の状態が長く続き、踏まれても丈夫で管理しやすい野芝や高麗芝の研究を中心に、あわせて本県の気候等に合ったバミューダグラスの品種の実地試験等も行っていることでありまして、将来的には産業振興への寄与も期待しているところでございます。
 また、お話のありました保育園の関係でございますが、具体的には浜松市中区の遊歩の丘保育園と磐田市のこうのとり豊田保育園の2カ所で、園長先生の御協力を得まして、野芝とバミューダグラスのそれぞれ5種類ずつの試験地を設けまして、子供たちが日常的に使う中で生育条件の調査を行っているところでございます。
 先ほど、お話ししていただきました研究成果等を踏まえまして、行政と関係団体に取り組みをつなげまして、今後公園や園庭等での芝生緑化の拡大を推進していきたいと考えております。

○鈴木(利)委員
 ありがとうございました。
 第135号議案はよくわかりました。なかなか会議の内容がすごいなと思いましたし、交通安全対策の来年度の協議もするということですばらしい会議かなと思っておりますが、交通安全であってほしいということで終わらせていただきます。

 それから、2番目の事業者指導の状況でございますが、結局消費生活センターの情報によりまして、文書とか口頭でいろいろ指導して、その人たちが余り悪いと県の職員が立ち入りするということで聞きましたが、最後は警察はどこら辺で出てくるのかなと。他県とも連携してるということでございますが、行政を飛び越えていきなり警察が入るということはないんですよね。それも1点、お聞きしたいと思います。そういう事例が私の近くにございまして、行政の指導なしに警察が入るということがあるのかどうなのか、答弁してください。

 それから、本県の環境施策でございます。きのうもその話が出て、県の企業とか事業所に対する指導は環境政策課長の説明でわかりましたが、最近本当に温暖化が進んでいるなと思っているんです。私も農業をやっておりまして、ビニールハウスは冬暖めるものでございますが、今は夏にどう冷やすかというのが一番の問題なんです。基本的に温度が高いというのがかなり占めておりまして、野菜とか果実の北限がどんどん北のほうに上がっております。
 この前もスーパーで見たら、青森で桃とか、福島県にミカンがなかったのに、福島県でミカンをつくるような時代です。それから、お米の話でいきますと、東北と北海道の米というのはそんなにランクが上じゃなかったんですが、平均気温が2度ぐらい上がってますので、北海道の米がうまいということでございます。作物というのもかなり温暖化現象になってきてます。
 私もビニールハウスを6,000坪やってるもので、台風が来るとすごく気を病むんですが、きのうも24号はどっか行ってくれましたし、台風の東側じゃなくてよかったなと思っております。台風の発生もやっぱり積乱雲が関係するということでございまして、じゃ積乱雲は何なのかとこの前から気象予報士がいろいろ話をしてて、これは温暖化ですよという話でございます。
 やっぱり火力発電に戻ったんですが、小さな火力発電所をいっぱいつくるとか、どこかから石炭を持ってくるとかそんな話より、もっと大事な自然エネルギーをやっていただきたいなと思っております。エネルギーの話をしますと所管じゃございませんので、それはそれとしまして、総合計画にはなるべくそこら辺の話も取り入れていただきたいなということで、終わらせていただきます。

 それから、4番目の節電ですが、ルクスでちゃんとはかってると言ったので、それでいいんですが、でもこの部屋は暗いと思いますよね。天候も含めて、ルクスをはかっていただきたいということでございます。

 それから、本当はもっとほかに何かあるかなと思ったら、クールスポットというのは初めて聞いた言葉で、デパートへ行くということでしょうか。違いますよね。
 それと、グリーンカーテンとかそういう普及が相当進んでおりまして、ここら辺のお話もかなりあるのかなって思うんですが、ちょっと答弁していただきたいなと思います。クールスポットがどんなものかもうちょっと教えてください。

 それから、最後に芝生でございますが。
 やっぱり子供の健康もそうですが、冬になると、私のところは浜松市ですので、遠州の空っ風が吹きますので、グラウンドのほこりが飛ぶんですよ。それがすごくて周りの地域の人たちが何とかしてくれって、土の上に油みたいなのを引いても、そんなもの飛んでいっちゃうということでございますので、成長が早い芝生を開発していただきたいのと、休ませない芝生にしていただきたい。エスパルスのグラウンドは休ませます。休ませる状態にしなきゃいけないような芝生は要らないなと。1年中使えるようなそんな芝生にしていただきたいなと、これは要望でございます。よろしくお願いします。

○神村県民生活課長
 事業者指導に関して、行政を飛び越えた警察の対応もあり得るかということですけれども、私は事業者名まで具体的には思い出せませんが、県が行政指導等のマークをしていなかった事業者でも、例えば消費者から警察に苦情の相談が入って、捜査をして立件できるということであれば逮捕という新聞記事を見た記憶もございますので、全くないとは言えないと思います。以上です。

○田代環境政策課長
 クールスポットは、例えばですけれど、静岡市内でいいますと安倍川の支流で、爽やかな木に覆われたせせらぎ等心豊かになれるというそんな場所です。スポット的に紹介いただいて、暑い時期にそこに出かければいかがでしょうかというような紹介をしてます。以上です。

○鈴木(利)委員
 グリーンカーテンとかそういった取り組みはありますか。

○田代環境政策課長
 直接私どものほうではないんですけど、県内市町とか企業で、それぞれもう例年になっていますので、夏の時期は積極的に、例えば種類を変えて発展的にやっている状況にあろうかと思います。コンテストをやって表彰したりという市町もあります。以上です。

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