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委員会会議録

質問文書

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平成30年10月観光地域づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:和田 篤夫 議員
質疑・質問日:10/05/2018
会派名:自民改革会議


○和田委員
 私、御殿場市・小山町で、県の一番東の端なんですけれども、実は住民も企業も、そこに住んでる人は、実は東しか向いてないんですよ。行政は西なんです。引っ張られてるのは。富士、箱根、伊豆という、国立公園があって、観光のことを考えると、山梨や神奈川と連携しないと、静岡県だけでやってもどうにもならない話、これもうはっきりしてるんですけれども、どうしても私たちもこの特別委員会で、静岡県のことを考える。そうすると、例えば東部と西部が一緒にやろうとすると、御殿場の人は、それこそ千葉県の人と一緒とやってるような距離的な感覚があってですね、それは無理な話なんですよ。そういう場合、先生が、そういう県境のところのDMOをうまくするためには、もちろん人材がいれば一番いいんですけれども、なかなか人材をそう簡単に見つけられない、何かよいお知恵はないですかね。

○清水愼一氏
 実は、そういう事例はたくさんあるんですね。やっぱりさっきの徳島県の祖谷渓、三好ですね。はっきり言って、外国人はみんな高松空港から来るんです。徳島空港じゃないんですね。ですから、徳島県にいろいろ頼むと、徳島空港からのことばっかり言ってくるんですが、ところがもう圧倒的に高松空港なんですね。それで、結局我々も県の予算もいただいていますから、徳島県を立てつつ、しかし、お客様のニーズからいったら、こっちだということで、実は香川県ともやってるんです、あのDMOは。ですから、そういった意味では、DMOのよさというのは、どうしても行政とかなんかですと、その自分たちの自治体のエリア、そこから出られませんけれども、DMOというのは、ある意味で行政の予算を使うけれども、いわば、お客様の視点で動く組織ですから、全く違う県と、違うところとやることができるという意味で、このDMOのよさが、まずあります。
 ですから、御殿場を中心にDMOをつくられて、JR東日本とやるとかですね、あるいは小田急とやるとかですね、そういったことをやるのは、もうDMOならではだと思うんですね。問題は、それができる人じゃないといけないんですね。だから、そういった意味で、ある程度顔がきいて、ある程度、物が言えて、ある程度、成果が出せるような人というのをどうやって選ぶかなんですが、そこが、まさにおっしゃるところで悩ましいところで、そういった意味で、どうしても、そういった全体を見られる人だと、例えばIターンをした人とか、Uターンをして、それなりに東京の経験をしたとか、そういった人たちを選ぶ場合も結構あります。
 ですから、そういった意味でどういうリーダーを選ぶかというのは、実は悩ましいんですが、ただ私の経験では、こういった会議を5回、10回やっているうちに、この人は多分リーダーになれるぞという人が、必ず地元にいます。その人たちを育てるしかないんですね。それをやっぱり、1000万もらって外から来てっていったって、2年でいなくなっちゃって、しかも地元のことを知らなければ、苦労されますわね。ですから、そういった意味で、地元に根差した人を育てるのが私は一番だと思ってるんですが、私のやり方はこういった会議をする中で、ああこいつがいいなといったら、徐々に徐々に盛り立てていって、最終的に、私がしばらくの間、座長をしてるんだけれども、ちょっと次回からおたくやってというふうな感じで、場をつくっていくしかないなと、私は思うんですが。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp