本会議会議録
質問文書
令和3年7月アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
![]() | 質疑・質問者: | 西原 明美 議員 |
![]() | 質疑・質問日: | 07/15/2021 |
![]() | 会派名: | 自民改革会議 |
○西原委員
分割質問方式で質問させていただきます。
まず最初、観光振興課で、スポーツ・文化観光部の資料2ページ目のところのアフターコロナの観光誘客対策ですが、資料の提出がどのような形で求められたのか分かりませんが、現状だけ言っているところと、アフターコロナということで書いてあるところとあって、どの時点の話か分からないので確認します。この内容を見ると、ウィズコロナの段階の対策、例えば小中学校の関係の修学旅行をやるということで、実際コロナに感染している人が少ない地域として山梨県との行き来を修学旅行でやったりということで、ただ、タイトルを見るとアフターコロナになっているんですよね。アフターコロナだったら、世界中からも静岡に来ていただくとか、本来もっと前向きな話をしなきゃいけないのかなと思いつつ、中身は、ふじのくに経済圏づくりとありますけれども、どうもこの4県の話になっています。この資料の提出自体もどういうことを求めたのか分からないんですが、この点について伺いたいと思います。
○山田観光振興課長
6番委員御指摘のとおり、こちらは、ウィズコロナからアフターコロナにかけての取組が書かれているという御認識でよろしいかと思います。ただ、ウィズコロナとアフターコロナとはきれいに時間軸が分かれているということではございませんので、直近の今年度の動きを書いてしまったために、ウィズコロナの部分、中央4県にフォーカスを当てた施策の説明になっております。あと1点、この中央4県の経済圏を活発化させていこうというところに、今このコロナ禍の状況の中で注目が集まっておりますので、今後の観光施策として、コロナが落ち着いた後もそこのよさを皆さんに知っていただいて、教育旅行もそうなんですけれども、そのところを施策として展開していこうという意味ではアフターコロナということで紹介させていただいたということでございます。
○西原委員
そういう前段があれば分かりますけれども、資料としてせっかくのアフターコロナなのにタイトルと中身が合わないなと思ったので質問させていただきました。
次に移ります。
教育委員会の質問なんですが、先ほどの資料1ページの中で、小中学校のICT、GIGAスクールの整備状況のところで、令和4年度までかかってしまっているところがあるという話があったんですけれども、その遅れている理由と、それに対して県がどのように対応しているのか。当然アフターコロナで大変必要になってくることですので、その点を質問させていただきたいと思います。
それと、教育委員会の小中学校であった事例で、お父さんが単身赴任で東京に行っていて、たまに帰ってくる家庭の子供、お父さんが東京に通勤している家庭の子供、こういった子たちに対して、学校側から気をつけてほしいとか、家庭に向かって、できるだけお父さんが帰ってきた次の日は学校に来ないでほしいみたいな、非常に教育の分野で差別的な言葉が使われていたりとか、あと本人が芸術を学んでいて、月に1回東京にお稽古に行かなきゃいけない。そうすると帰ってきてから2週間学校に出てくるなという指示があったり、そういった現状が何件かあると伺っていますので、その現状だけ伺っておきたいと思います。
○中山教育政策課長
それでは、最初の質問について御回答いたします。
ここに書いてあります32市町以外のまだ完了していない市町でございますけれども、具体的に申しますと、静岡市、浜松市、磐田市でございます。令和4年と申し上げたのは静岡市でございます。浜松市もそうなんですが、静岡市が整備が4年までかかるのは、端末台数が非常に多いということですので、基本的には全て入らないということではなく、相当の一定台数は入ってまいります。これが全員に行き渡るまでそれだけの時間がかかる。調達の問題等もあり、そういうことになっています。ただ、授業等に差し支えないレベルでの配置はできていると伺っております。我々といたしましては資料の2ページにICT教育推進協議会とございますが、こういった中で各市町ごとの端末の整備状況などを共有させていただいております。実際、浜松市などは令和4年度までかかるとおっしゃっていたんですが、この補正予算を取って、令和3年度中にやるということで、方針が変わったりしております。こういったことで、各市町の状況を共有させていただいて、各市町ごとにとにかく進めるという意識を共有させていただく形で取組を進めてまいりたいと考えております。
○宮ア教育部参事兼義務教育課長
例えば緊急事態宣言が発令されている東京へに行くにしても、それは不要不急ということで、仕事で行っているということがございますので、そういった点で差別が行われるのはやはり言語道断でございます。通常、何か問題があれば、県教委にも各市町教委なり、各学校からいろいろな情報提供等がありますけれども、今6番委員がおっしゃられたような東京に通勤していることによって、差別を受けているとかいう具体的な状況については当方では今関知していないのが実態でございます。
○西原委員
今、最後の話ですけれども、実際現場で起きています。県教委に報告があるかないかの話ではなくて、現場では起きている事実があるので、そういったことを逆に県教委の方から若干配慮して確認してみるとか、そういう必要性があると思いますので、それは意見とさせていただきます。
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