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委員会会議録

質問文書

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平成26年8月次世代人材育成特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:早川 育子 議員
質疑・質問日:08/20/2014
会派名:公明党静岡県議団


○早川委員
 富士市の早川と申します。きょうは大変貴重なお話ありがとうございました。
 先生が非常に情熱を持って、若い世代を育てていこうというお気持ちが伝わってきた内容で、県立大学の学生さんは大丈夫だなという、すごく希望を持ったお話と伺いました。
 先生のお話を伺って、入試改革、これは本当に国を挙げて考えていかなくてはいけない課題だと思いましたが、そこには義務教育のあり方ですとか、先ほどお話がありましたように対人関係、あるいは討論をする、自分で考える力をつけるとか、非常に根本的な改革になってくるのではないかと思うのですが、実際にこのあたりの課題ですとか、それから本委員会が次世代人材育成という観点から見たとき、論点になる内容が先生のお考えでございましたら、ぜひ御教示いただきたいと思います。

○木苗直秀氏
 私たち、高校の先生方、校長先生との話し合いというのは年に2回ぐらいあるんですよ。ところが、中学生とか小学生というのは全然ないんですね。大学のほうはさっきのコンソーシアムのほうで23大学の学長が一緒になってやりますけれども、1つだけ今度、静岡もやろうかなと思ってるんですが、僕は2年前に公立大学の静岡大会やったときに、86大学の学長、当時は83大学だったんですが、学長は学生を1人連れて学長会議に来てくださいと。そして何をするかというと、学長会議は2日間あるんですが、学生にも一緒に来てもらって、もちろんホテルとか泊まるのは個々でいいんですが、学長会議で僕らがやってるときに、学生は初めて会いますよね、みんな。幾つかのグループに分かれてディスカッションしてるんですよね。例えば3年前は例の震災の後だったもんですから、震災に対して、みんなでどのように助けるかというのを、公立大学協会として、公立大学の学生たちが考えたんですね。そして、彼らは彼らなりに、もう既に秋だったもんですから、ある程度動いてましたので、うちの大学はこういうのをやってるという中で、じゃあもうちょっと大きな鎖を、グループをつくろうとかいうので話し合って、それを2回やって、去年は岩手でやったもんで、見学に行ったりなんかしたんですが、もう1つ今度は、公立大学が地域にどういうふうなことをするかというのを、学生の考え方をいろいろディスカッションしてもらったんですよね。そうすると、我々が気がつかんようなところというか、彼らもそれぞれいろんなグループつくって活動してますので、非常に細かいことから、それから他大学も巻き込んだ形でさらにグループを大きくしてるんですよね。だから、僕、そういう意味では何ていうかな、教員が何でもかんでも口出すんじゃなくて、学生がやってるのを何となく遠目で見てて、今カンボジアとかなにかも含めて僕のほうへよく相談に来るんですが、そうすると先生、募金活動をしたいんですと必ず言うんですよ。募金活動は、活動することが大事であって、大学からお金出しちゃったら何にもならないもんで、みんなで工夫してねと。ただし僕も少しだけ出させてもらうよと、そして何かアドバイスを送る、そういうようなことをやることが、僕はいいことかなと思って。だから、学生と常に僕は接しているつもりなんですけれども、だからそれぞれの大学がいろいろ工夫していると思いますけれども、今の若い人たちは、必ずしも皆さんが一部思われているような消極的だとか、やる気がないとかというのは僕はないと思うんですよ。その環境づくりを、わざわざ、さあ皆さんこうですよというようなことじゃなくて、ちょっとだけ押してやればみんなやるんですよね。彼らは仲間なんですよ。うちの場合も静岡大学さんとか東海大学さんとか産業大学さんと、みんな学生が組んでるんですよね。そこを大事にしたいなと思ってます。
 ただ、1つだけお願いしたいのは、学生が集う場所がないんですよ、静岡県には。知事も言われている大学のコンソーシアムも、東静岡駅につくる、つくらないとかいって、僕はわざわざつくる必要はなくて、週1回とか、月1回でもいいんですが、駅前がどこか場所を貸していただけると、東部、中部、西部から集まるわけですよね。駅の近くじゃないとだめなんですよ。県大に来てくださいって言ったら、静岡駅に着いてからまだ結構かかるんですね。だから静岡駅の周辺でどこかあいてるとこないですかね。天野先生、どこかありませんか。それこそこのぐらいの部屋があればいいんですよ。毎日じゃないんですよ。そのときだけ貸していただければ。
 僕も今考えたら、静岡駅の7階でしたっけ、静岡駅の上にもありますよね、SBS学苑が。あの辺でちょっと、2時間か3時間やると3,000円ぐらいのがあるんですよ。だけど早いんですよ、閉まるのが。学生は5時か6時に来てやりたいし、その後やっぱり1杯飲みたいというのもあるので、だからそれこそ何か空き家になっちゃったよというようなところでもあればいいかなとか。僕も最初は葵タワーの1階がいつも暗いじゃないですか。何で暗いんだよと、社長さんに言ったことがあるんですけどね。あんな暗いところつくっておくと困るよっていって、駅前がって。だから少しそういう場所があると、学生が生き生きすると思うんですよ。オール静岡で僕はやろうと。決して県立大学云々って、全然思ったことないですよ。県立大学発で、オール静岡でいこうと思うもんですから、何かそういうことで皆さんにお知恵を拝借させていただければと思ってはいるんですけどね。
 静岡市の七間町かなんかあっちへ行けばいいというのは、あれ遠いんですよね。駅に、6時とかに来て、すぐに2、3分でできればいいかなと思うんですけどね。どこかそういう場所見つけていただけますか。
 だから僕、わざわざつくる必要ないと思うんですよ。だって週1回か、月に2、3回で、たまには運動会やろうかなとかね。僕、運動大好きなもので、あそこの場所を借りて、うちの大学でもどこでもいいんですが、運動会やったり、何か、留学生が集える場所、留学生1,600人いるんですよ。だからこれをふやそうと静岡市もしてますけどね。知事も盛んに言われているんですが。
 実は今度長野県で、短期大学を四大化する、公立大学にするんですが、僕も委員やってるんですが、あそこが全員寮に入れるんですよ。寮に入れといて、もちろん外国人もいるんですがね。そしてなおかつそこでの生活も単位になるんですよ。2単位だか3単位だか。ということでは、京都大学も大学を寮にしましたよね。僕も最初は、いやいやみんなむしろ地域に散らばっていって早く同化されたほうがいいんじゃないと思ってたんですが、もう1つの考え方として、空き部屋があれば、もちろん同性じゃないとまずいんですが、日本人と外国人が一緒に住むということでやると、日本人にとっても、それこそいながらにして外国人と接するわけですよね。そういうふうな発想でいくといいし、あるいはあそこに静岡銀行さんがでかいビルを建てて、こっちが研修センターなもんで、来週会議やるから、あそこちょっと貸してくれないとか言おうかなとか、企業も結構ありますよね。そういうことで、何かちょっとこういうのがあるよという情報をいただけると、無料ということは無理だと思いますが、さっき言ったような別の予算でできますし、場合によってはスポンサー、企業にお願いもできますので。だからそういうことで、若い人を育てるときに、もちろんこういうのでいろいろとお話し合いしていただくのはありがたいですが、できれば皆さんには学生と接するような場をできるだけ設けさせていただければありがたいなと。そうすると、もっと別のアイデアが出てきて。
 僕はこの間も、23大学ので学生がいなかったもんで、学生いないで学長会議でお酒飲んでも意味ないよっていって5、6人呼んだんですよ。全然雰囲気違いますよ。だから、やっぱり学生がいない学長会議やったって意味ないですよね。学生は学生で勉強して、それを学長会議の一部の時間使ってプレゼンテーションしますよね。それに対して学長も意見言うし、それに対してまた学生も反論するし。じゃあ今度予算を学長会議で出そうかと。そういう発想で僕やり始めたんですけどね。それなもんでこの会長になっちゃったのかもしれないですけど。余分なことしたもんで。
 でも、今、そうなんですよ。学生もみんなもう20歳過ぎますのでね、どんどんやりますよね。それがグローバル人材の一歩手前ですけどね。そこまでやれば、あとはちょっと押してあげればたっといきますのでね。ぜひ静岡県もそういうようなことで、よろしくお願いしたいと思います。済みません、僕のお願いしちゃって。

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