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委員会会議録

質問文書

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平成20年6月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:植田 徹 議員
質疑・質問日:07/03/2008
会派名:自由民主党県議団


○植田委員
 二、三質問させていただきます。
 きのうは企画部でした。これからは空港部だということですから、あえて質問をさせていただきます。
 今、岩ア部長からるる説明がございました。来年の3月に開港をするということはもう前々からうたわれて、我々もそのつもりでおります。実際大きな開港を控えているわけですから、もう1年前ということになりますと現在は300日を切っています。普通でしたら県庁の表玄関に大々的にカウントダウン表示をするというのが通例であります。今の説明ですと工事は順調に進んでいるとのことでしたけれども、日程が定まっていないせいでしょうか、3月何日に開港という日程がもうそろそろ出てきてもいいのではないかなと思いますがその辺の御説明をお願いいたします。

 それから、つい先日韓国のアシアナ航空が仁川―静岡の就航を表明しました。向こうの空港を9時半、こちらを12時半出発ですけれども、たびたび仁川あるいは金浦を利用している私にとりまして、9時半の出発ということになりますと空港のチェックがおおむね2時間前ということは7時半までに仁川に行くことになります。郊外から、ちょっと遠いところから仁川まで行くとなると5時台、最低6時にはホテルを出なければならない。ちょっときつい出発になるなという思いであります。私は東部に住んでおります。新幹線を利用して品川―羽田、羽田―金浦というラインを使用させていただいておりますけれども、アシアナ航空が静岡就航を決定しました。私は大韓航空あたりまだ可能性はあると思います。韓国には金浦もあります、果たして静岡が仁川だけでもうこのまま終わりなのか。るる説明がありましたけれども、ほかの国――経済大国中国あるいは台湾、シンガポールもあります、タイもあります。きょう現在まで皆さん御苦労され、いろいろなところにアタックをしていただいているところでありますけれど、きのうの企画部の説明ですと、台湾は定期便じゃなくてチャーター便仕様だと。これがかなりの確率で決まっているようでありますけれども、現在の可能性につきまして公に差しさわりのない範囲で示唆いただきたいと思います。

 私はきのうも企画部でお話しました。企画部にもかかわりますけれども、富士山静岡空港をたくさんの人に利用していただく意味で、アクセスです。どういうふうに便に乗るのか、あるいはおりてからどういうふうに自分の自宅に帰るのかというシミュレーションをありとあらゆるところに宣伝をするしかないと思います。例えばあなたはどこにいる、東名を使うならば何時何分でこういう時間帯に行けます、ああ、そうならばこうですと。アクセスによって富士山静岡空港を利用するかしないかが決まってくると思うんです。
 きのうも話しましたけれども、静岡県民ですから羽田や成田を使うよりもなるべく富士山静岡空港を使いたいという思いですけれども、かなりの時間的ロスあるいは金額的ロスがあればこれは皆やむを得ず違うところを使ってしまう。そこでアクセスの利便性を高める意味でいろいろな設定をして、あなたはどこからだからこういうふうになりますよという説明書きみたいなわかりやすいものを早くつくって県民の皆さんに示すべきではないかなと思いますけれども。その点について質問します。以上です。

○山田空港部理事(空港建設担当)
 まず開港日の決定をいつするのかということでございますけれども、この説明資料の8ページ、9ページをお開きください。工事の進捗状況を8ページに書いてございまして、基本的に空港の基本施設は8月いっぱいぐらいを目途に完成させるという心づもりでおります。ただ最近雨が非常に多いものですからその辺の工事の進捗を見ながらでございますけれども、この右側9ページのスケジュールを見ていただきますと工事が20年度の第2四半期におおむね終わりまして、それから地上検査、飛行検査を受けます。その結果合格通知をいただいて、それから供用日の告示というのを国土交通大臣が行いますけれども、それをもって公式に開港日が決定するわけでございます。
 しかしながら、県民の期待とか航空会社、旅行代理店などの準備の期間というのを考えますと、できるだけ早い時期に開港日を決定したいというふうに思っております。そういう要請にもできるだけこたえながら、早い時期に決定してまいりたいというふうに考えております。

○岩瀬空港部理事(路線就航担当)(空港部部長代理)
 まず路線の関係でございます。今海外路線はアシアナ航空が決まっているわけでございますが、大韓航空初めほかの路線はどうかということでございますが、大韓航空は去年の8月に静岡空港に就航する方針に変わりはないと、今内部で少し詰めますというようなお話を伺っておりますので、私どもはその動向を見守っておるところでございます。
それから中国便につきましては、中国の航空会社の南方航空、東方航空、上海航空がございますが、それぞれ静岡空港に意欲を表明してくれておりますし、今具体的にそこで協議をいたしまして中身を詰めていると。同時に最終的には政府の意向というのも非常に働きますので、政府それから航空会社のそれぞれ日本の支社、それから先般は知事も中国へ行きましてエアポートセールスをしていただきましてアプローチをかけております。できるだけ早い時期に定期便で就航表明をしていただけるように私たちも働きかけをしているところでございます。
 その他台湾につきましては、エバー航空、中華航空それからマンダリン航空とかそういった航空会社があるわけでございます。それぞれ働きかけをしておりますが、やはり意向としましては開港時からできるだけチャーター便をたくさん運航して、その実績を見て定期便に切りかえていきたいというふうなことを言っていただいております。私ども県内の就航促進協議会に定期便就航委員会というのがございますので、旅行エージェントに入っていただいてそこで窓口を決めまして、台湾、香港につきましてはいわゆるプログラムチャーターと言いますかできるだけ多く定期的にチャーター便を飛ばしていただく、便数をできるだけたくさん飛ばしていただく、そういう方向を検討していただくようにお願いをして具体的な詰めに入っているところでございます。
 タイにつきましては、19年1月に知事が向こうを訪問し、ポートセールスをかけていただきまして、それ以降ずっとつながりを持っております。先般4月には向こうの航空局長がこちらにお見えになったということもございます。静岡空港にポテンシャルがあるので、チャーター便からスタートするように支援をしますよというふうにお話をいただいておりますので、できれば今年度こちらのほうも積極的にエアポートセールスをかけて今までのパイプを太くして何とか便につなげていきたいと思っております。
 それ以外にも、いろんな航空会社が現地をごらんいただいておりますので、その人たちとできるだけコネクションを持ってパイプを太くして便数につなげるように私たちも積極的に回っているところでございます。
 それから、羽田と金浦のお話がございましたが、向こうを9時半に出てこちらへということで、金浦の場合はそれぞれの航空会社が1日8本ほど向こうからこちらへ飛ばしていますので、その時間帯はいろいろあるわけでございますが、例えばアシアナ航空ですと9時半に向こうを出るということで、同じように羽田へスタートする便が9時25分ごろの便があろうと思います。そうしますとどうしても金浦空港と市内の間は30分、仁川ですと大体1時間、ちょうど30分のロスが出るわけでございます。静岡を考えてみた場合に空港から市内まで、静岡空港ですと40分ぐらいだけれども羽田空港からですと80分ぐらいかかるということで、トータルして考えますと――朝方の早い便というのはありますけれども――そう時間帯は変わらないというふうに考えております。先般アシアナ航空の本部長もこちらへお見えになったときに、できるだけ午前中に静岡に着いて午後からいろいろなものを楽しみたいと、そういうことを目標にしてダイヤを組んでいるというようなお話もありましたので、私どももそういったところにある程度ポイントを置いてこれから取り組んでいきたいと思っております。

 それからもう1つ、交通アクセスの関係でございますけれども、私どもはこれまで――去年もそうですけれども――アクセスを担当いたしますバス会社とかタクシーとかレンタカーとか、そういったところと既に個別に意見交換を始めておりますし、それぞれの事業の進捗度に応じまして説明会等もしてございます。去年から企画部にアクセス協議会ができまして、国も入れてそれらを全部所管して、開港時からどういうアクセス――2次交通を設けるかという組織ができましたので正式にはそちらと協議をしながらやっております。
 具体的にこれからダイヤ全体が発表された時点で、できるだけそういったものを早く公表できるように調整をして取り組んでいきたいと思っております。以上でございます。

○植田委員
 ありがとうございます。
 山田理事、3月開港ということで国の地上検査、飛行検査があるということになりますと、もし検査が何かの不都合でちょっとあそこを訂正しようということになると、3月の開港は延びるということもあり得る。そんなことないように皆さんやっていらっしゃると思うんですけれども、最終的に地上検査、飛行検査と国のほうのチェックが入るということになって、これがもし不都合が出た場合は3月の開港は4月に延びるととらえていいわけですね。

 それから岩瀬さん、これから皆さんがいろいろなポートセールスをしていろいろな売り込みをされる中で、静岡県民あるいは日本の人たちがとりわけ関心があるのはアクセスですよ。どのようなセールスをしようが何しようが、実際に空港におりてからどこか行くときのアクセス、私はこの仕様いかんに静岡空港はかかっていると思います。頑張っていただきたいと思います。
以上、山田理事よろしくお願いします。

○山田空港部理事(空港建設担当)
 完成検査に不合格の場合というようなお話がございましたけれども10月、11月初旬ぐらいを検査の期間と考えております。先ほども部長が申し上げましたけれども、9月初旬に完成検査の申請をして、それで早ければ9月下旬ぐらいから検査に入っていただきます。11月初旬ぐらいに検査を終わってそれからの話になりますけれども、まず不合格というのは今考えておりません。どういう事態になるのかいろいろシミュレーションはしておりますけれども、現在はそういう事態はないものと考えております。ですから、3月開港は必ずというふうに考えております。

○植田委員
 ありがとうございます。
 私どもの後援会では、一番機なんてそうは乗れませんよと言っておりますけれども、今から3月の予定をあけて幾日ですかと、もうその日程をあけて一番機に乗りたい乗りたいと言っていますけれども、その1週間以内に行くのが一番機でいいじゃないかと話はしております。けれども関心のある方々は3月の幾日ですか、早く私は日程を確保して一番機で行きたいと。一番機は1機しかないですからね、いろいろ問題がありますけれどもぜひ頑張ってください。ありがとうございます。終わります。

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