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委員会会議録

委員会補足文書

開催別議員別委員会別検索用


平成22年12月定例会くらし環境委員会
再開、総合計画(案)に対する委員会意見の集約に係る委員協議の開始、総合計画(案)に対する委員会意見の集約に係る委員協議の終了 【 協議 】 発言日: 12/14/2010 会派名:


1 日時 平成22年12月14日(火)
        午前10時30分再開
        午後3時39分散会

2 開催場所 
   静岡県議会第4委員会室

3 出席委員(10名)
   委員長     伊 藤 育 子
   副委員長  1番 大 塚 善 弘
   副委員長  10番 中 野 弘 道
   委  員  2番 植 松 明 義
   委  員  3番 小長井 由 雄
   委  員  5番 橋 本 一 実
   委  員  6番 早 川 育 子
   委  員  7番 多 家 一 彦
   委  員  8番 奥之山   隆
   委  員  9番 大 場 勝 男

4 欠席委員(なし)

5 議事内容
(総合計画に関する委員協議)

○伊藤委員長
 ただいまから、くらし環境委員会を再開いたします。

 本日の委員会は、最初に総合計画案に対する当委員会意見の集約を行いまして、それが終了次第、通常の審査を行います。
 それでは、これより総合計画案に対する委員会意見の集約を行います。
 当委員会の所管事項に係る意見は、お手元の一覧表にあります10件です。委員会意見の集約に当たりましては、本日お決めいただく委員会意見が議会の意思としての提言になりますので、私としましては質問的なものや字句の追加、それから修正を求めるものなどは委員会意見としないで、各会派から当局に個別に当たっていただくことが適当と考えますので、その点十分御配慮いただくようにお願いをいたします。
 それから、最初に提出意見に対しまして、確認したいことや提出会派からの補足説明、何としてもここのところを御理解いただきたいという補足説明があればそれを伺いまして、その後提出意見ごと順番に、賛成の場合に挙手することで賛否を伺っていきます。
 なお、委員会意見とするものについては、全会一致で賛成となった意見に限ることとなっておりますので、御了承ください。
 また、通常は委員長である私には表決権がありませんが、今回の意見集約は議案の採決ではございませんので私も意見集約の賛否に加わるとともに、この場で提出意見に対する補足説明や確認等の発言をさせていただきたいと思うのですが、御了解いただけますでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただくことにいたしまして、初めに提出意見全体を通しまして確認事項や補足説明があれば発言願います。

○早川委員
 公明党静岡県議団のナンバー4のところですが、暮らし空間倍増と質の高い住宅ストックの形成につきまして、この取り組みの具体的な記述のところで記載を外すべきという提示をしました。こういう例示もあるということの一例だというとらえ方をすれば理解はできるんですが、提供した高齢者世帯を中心市街地に住み替えというような、限定的な表現はいかがかなということで、記載を外すべきというふうにさせてもらいました。外すべき、もしくは表現を変えていただくような提案をしたいと思ってこの意見を提出いたしましたので、御了解いただければと思います。

○伊藤委員長
 という6番委員から御意見をいただきました。この件に関していかがでしょうか。

○大塚委員
 表現を変えるというと、どういうふうに変えるのでしょうか。

○早川委員
 先日の当局との意見交換の中でも、例えば提供した高齢者世帯という、家を提供するのが高齢者世帯というふうに限定をしてしまっているところはちょっといかがかなと。例えば提供した世帯に対しては住み替えについての情報提供を行うというような程度に、必ずしも中心市街地に住み替える必要があるかどうかという問題もありますし、その選択は個々に任せられることですので、政策的に提供した高齢者世帯は中心市街地にという道筋を、これが1つの例だとなると、じゃあほかの例もとなってきますので、そこは限定をしない表現で変えていただきたいと思います。

○伊藤委員長
 今の6番委員の意見に関して、私もそれは気になるところなんです。ただ当局側の説明によると、ここのところは例えばの例示なんだというわけです。私はむしろその前の県内の住み替え促進が気になるわけですよ。本当に促進しなければならないことなのかどうか。6番委員さんの御意見は、多分そういうこともありだし、それから今住んでいるところにそのまま住みたいよというほうが多いだろうという前提ですよね。ですから県内の住み替え促進という言葉が非常に私は気になるわけです、むしろ。主な取り組みの中で、県内の住み替え提案の例示ぐらいにしておいたほうがいいのではないかなと。あくまでも促進というと一生懸命県が先頭に立って、さあ住み替えましょう、住み替えましょう、ということになりますよね、そうじゃないと。住み替えたい人もいるって当局側は言っていましたので、だとすれば促進というのはちょっときつ過ぎるかなと。県内の住み替え提案の例示ぐらいにしておいたほうがいいのかな、というふうには考えるところなんですが。

○奥之山委員
 いろんな選択肢を残しておけばいいんですよ。あっちに住め、こっちに住めとか言わなくたって、余計なことは言わなくても。もっと言うと憲法で日本人はどこへ住んでもいいっていうことになっているんだから。

○伊藤委員長
 だから、県が余計なお世話をする必要ないってことなんですよね。

○奥之山委員
 中心市街地だから、住むときに100万円ずつくれるって言って政策的にやるなら書けばいいが、お金もくれないんならしょうもないや。

○伊藤委員長
 だから、多様な選択肢があるってことが豊かということなんですから、何もかもを促進するという必要はないだろうと。

○奥之山委員
 今までアメリカもそうですが、大型ショッピングセンターを含めて郊外へ郊外へどんどん行ったわけね。で、高齢化社会になって、おじいちゃんおばあちゃんは今は旧市街地へ戻っている。それは交通機関があるということで戻っているという1つの傾向はあるよ。だけど別にそうだからと言ってみんな市街地へ住めなんていうことは、要らんことだ。

○伊藤委員長
 促進っていうのが非常に気になりますね。促進っていうのは、ここに行政の意思が入っているから。だからそうじゃないだろうと言いたいんですよね、6番委員さんね。

○奥之山委員
 そうだよ。そこらの記載は外していいんだよ。

○伊藤委員長
 だから、そこの言葉を直していただいてという提案をしますかね。そういうことなんですが。

○大塚委員
 提案の例示で、その例示であれば下は生かしてもいいと。

○伊藤委員長
 ええ、提案の例示ということであれば。

○奥之山委員
 そういう市街地へ住みたいという人があれば、それなりの情報提供を。それは何も反対しないし応援するよと。

○伊藤委員長
 そういう内容に変えていただければいいってことですよね。
 というふうな6番委員さんの意見ですよ、ということで、4番については御理解をいただきたいと思います。それなら賛成してくださいますかという話ですね。後で採決のときにね。それでも問題ありだとおっしゃる方はいらっしゃいますか。
 では4番については、そういうふうに御理解いただいて、御判断いただきたいということでよろしいですか。県内の住み替え、提案の例示と。ならば促進という強い当局側の行政の意思はなくなるということで、これを提案にかえると。4番についてはそれで御理解いただいてよろしいですか。

○多家委員
 促進の提案、というふうに変えるんですか。

○伊藤委員長
 促進を、県内の住み替えの提案例示。

○早川委員
 その例示というのも入れていただくということですよね。

○伊藤委員長
 はい。例示をしっかり入れていただかないと、これでなければならないになっちゃいますので、例示まで入れてもらうと。

○中野委員
 6番委員と同じ意見です。
 それで、とにかく8番委員からもありましたけども、これは民間でやるべきことであるし、全く自由を失っている。私も中心市街地にいますが、こういう意見はほとんど聞きません。理想としてはそう思われるけど、ちょっと郊外の方でも1人でいらっしゃる方もいる。それは自分の子供を呼びたいと思っていて、自分が中心市街地へ行きたいと思っている人は余り聞かないですよね。だからこれは、何か理想、こういうふうに思っているんじゃないかという意見のような感じがしてしょうがないですよ。それで住み替えの提案の例示でいいんですけど、私の周りではこういう人は、一戸建ての住宅に、子育ての影響でそういうところに住みたいという気持ちはあるけど、実際そういうふうに住み替えたいというのは余り聞かないんですよね。だから住み替えの提案の提示で結構ですけども、その後にこればっかりじゃないんで、などなどとかほかにもあると思うんですよね。何かどうも案の中では本当に固定したような感じがするんで。

○伊藤委員長
 だとすると、高齢者世帯に対しては中心市街地等に住み替えの情報提供、ぐらいにしておいたほうがまだあれかな。そういうふうに直せば、外すべきはカットしてもいいですか。

○中野委員
 そうじゃなくてもう完全に外しちゃって、高齢者世帯への情報提供とか。

○伊藤委員長
 中心市街地を外しちゃってですか。

○中野委員
 結局その中の一部に、中心市街地に住み替えっていう例もあるんだけど、高齢者はどういうふうに今考えていて、その方にどういうふうに情報を提供するかっていう、そういうことを言っているんじゃないでしょうか、本当は。その中のごく一部の一部をこういうふうに取り上げるというのは、総合計画の中では細か過ぎる、住み替えでもいろいろあるんで。

○伊藤委員長
 なので提案の例示、あくまでも例えですよというふうに限定して、これをここに挙げてるんですよね。

○中野委員
 いや、細かくなり過ぎちゃっているので、そうじゃなくて高齢者世帯にどのような情報を与えるとか、そういうことを言っているんですよね。その中のごく一部を言っているんで、総合計画は全体をやって、その後この関係団体協議の住み替えの情報提供の中で、相談の実施の中で出てくる案があるかもしれないけど、全く限定しちゃっているんで、これは。

○伊藤委員長
 だけど、あくまでも例示だから。

○中野委員
 例示だったらいいんですが。

○伊藤委員長
 例示っていう言葉を載せてもらうんですよね、ここのところに必ずね。

○早川委員
 そうですね、はい。

○奥之山委員
 そうですよ、放っておくわけにはいかんですわ。一応例示を示すとしたらいいですよ。

○伊藤委員長
 例示というのを必ず入れてもらうということで、例えばの1つとして、中心市街地に住みたいかどうかは別として。
 中心市街地等に住み替え。それなら皆さん賛成をいただけるということです、6番委員さん。それでいきましょう、後でね。
 主な取り組みの県内の住み替えの提案例示。提案を例示すると。あくまでも提案、促進ではないと。

○小長井委員
 下の点々の2つの項目は。

○伊藤委員長
 それで点々の項目はこのまま。あくまでも例示であるというふうに御理解をいただいて、ということで、4番の項目についてはいいですね。
 そのほかの御意見いただけますか、そのほかの項目。

○奥之山委員
 一般論だけど、例えば商店街なんかの空き店舗が出てきているし、いろんなところで空き家になっているもんで、ああいうのをこれから行政は政策的にやらないといけないのじゃないかなと思っているし、それで前に知事のとこも何かのときに行って提案したけども、ああいう空き店舗なんかがそのままになって朽ち果てたままで、だからグループホームみたいなものをつくるとか、そういう土地利用とか、これから考えていかなければだめだと思うよとは言いました。だから政策的にやろうとするなら、もっといろんな議論があってしかるべきだと思いますよ。まちの中が空いちゃっているし。

○伊藤委員長
 住み替えの提案ですよね。提案の例示ね。できることなら例示にそれも入れてもらいたいというぐらいなんでしょうけれども、ここはこれできてるもんですから、これでいきます。
 そのほかに。

○多家委員
 今の空き店舗対策にしろ、郊外の一戸建て住宅に若い人に入りなさいという提案にしろいいんですが、いずれにしても千差万別だから、空き店舗対策でじゃあ私がやりますって言ったら大成功したと。そうしたら周りの商店主が繁盛しているからおもしろくないと。家賃を安くしてやれば繁盛するに決まっていると、つぶす運動が今度起こるね。で、一戸建て住宅も幸せ家族が来ちゃったら何かおもしろくないっていう話になるから、余りこだわらずにぼこぼこっとしておかないと。
 あんまり余分なこと言わずに、この程度にとどめなきゃ、理屈を一回一回言っていたら何をやったってだめだよ。せっかく空き店舗対策だって、朝もうお客さんが並んでいたらとんでもないって、市役所に。人の心っていうのはこう薬張るわけにいかないから、余り細かいこと言ったらだめ。

○奥之山委員
 安アパートへ入っていたって、ベンツに乗っている人もあるだろう。

○伊藤委員長
それは本当にそうですね。

○小長井委員
 今の促進を提案に直すということで、賛成するか反対するか、まだちょっと今考えているんですけれど、時代の流れとしてはもうコンパクトシティーというような方向に流れてきているわけですから、活動範囲の広い若い人たちが郊外住宅の庭つき一戸建てというのはそれはいいと思いますし、高齢者が中心市街地に住み替えて、それこそ買い物から医者から何から便利なコンパクトな中に住むという方向性としての、当局の出したこの案で決して間違っていないと私は思うんですよ。それを促進するということもひとつ賛成できる話じゃないかなというふうなことで、一応会派の中の議論はやらせてもらったんですよね。

○早川委員
 もともとの意見では、外すべきということに対しては民主党さんは外さなくてもいいっていう御意見になったんですね。

○伊藤委員長
 つまり、促進すべきっていうあれですね。

○小長井委員
 現状でもこのままでも動いていくんじゃないかなと。解釈の仕方をもうちょっと広くすれば、このままでいいんじゃないかなというような話だったんですけどね。

○奥之山委員
 コンパクトシティーって国が言っている中には、過疎地域なんか切っちゃうっていう頭があるんだよ、コンパクトにするっていう意味は。だから気をつけなきゃいけないのは、コンパクトシティーっていいけども、それは町の中へちょっと入ればそこはエコタウンとか何とかやっている。過疎なんかのところへ行くとお金がかかってしようがないという、そういう発想もあるんだからね。だからコンパクトシティーってうれしがっているようじゃだめだよ。

○小長井委員
 もちろんうれしがっているわけじゃないんですけど、そのコンパクトシティーと山間部を切り捨てるという、それは極論ですよね。

○奥之山委員
 そういう頭があるんだ、国には。

○小長井委員
 考え方はもちろんあるかもしれないけれど、それは極論ですよ。

○奥之山委員
 極論だけどあるんだよ。

○伊藤委員長
 だから、とにかくその促進ということに対しては、促進すべきだというふうな意見がこの会派は多かったっていうことですね。

○小長井委員
 そうですね、そういう流れになるんじゃないかなというふうに。

○伊藤委員長
 だとすれば、公明党さんの意見も酌んでこういうふうに、住み替え促進などの表現や例示の出し方などを工夫すべきである、というふうな意見をつけて提案すると。

○奥之山委員
 いいよ、それなら。

○小長井委員
 それならいいですよ。

○伊藤委員長
 ということで、おさめさせていただいてよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 じゃあ4番はいいですね。
 そのほかの項目で、これはどういうことだというのはありませんか。

○大塚委員
 7番の新エネルギー導入率は原案をもう10%に訂正しているんですよね。ですからこれはもう外していいと思いますが。

○伊藤委員長
 外していいという御意見が1番から出ましたけど。

○多家委員
 1つでも反対意見があるんだから外すんじゃないですか。

○伊藤委員長
 もうとにかく1人反対っていうことであれば外れたということで。

○奥之山委員
 この1番の県営住宅をつくれというのは、やめたらどうだと言っているのでだめだよ。

○伊藤委員長
 促進っていうのは逆だっておっしゃりたいわけですね。

○奥之山委員
 大体知事が言うみたいに建てかえないといけないところは広場にして、または花と緑にして、家・庭一体の住宅にするような。

○伊藤委員長
 そうすると1番もカット。大体何となく結論が見えてきましたけど。
 では意見として、1番は促進というのも問題だよということが出ています。それから7番については、10%という数字はちょっとまずいのではないかという御意見が出ています。共産党さんがいらっしゃいませんので、ここは御意見を伺うことはできないわけなんですが、それでこの委員会の意見としてまず伺っておきますね。
 では採決のときには、反対とおっしゃってくださいね、賛成はできないというふうにね。
 そのほかに、ここは聞いておきたいというところはありませんか。

○多家委員
 3番は、また4番と同じで提案を推進にしろと、こういう話なんだが、提案と推進がどう違うかってね、これはなかなか難しいですよ。家・庭一体となるなんてことは、頭の中にあったって、みんなできるかどうかって言ったら全くもってあいまいもことした話なんですね。だから提案ぐらいにしておいたほうが無難かなと。

○伊藤委員長
 さっきの逆ですね、今度はね。

○多家委員
 できるならいいよ、推進ができるなら。

○伊藤委員長
 逆に、推進することがいいかどうかという問題もあるんですよ。例えばさっきの住み替えの問題なんかもあるし。

○早川委員
 知事の家・庭一体の考え方も、本会議の答弁の中では借りているうちでも借景という考え方もあるということで、家に必ず庭がなきゃいけないっていう発想でもないというような言い方をされているので、余り限定されると。提案ぐらいでいいかなと。

○伊藤委員長
 そのほかいいですか。反論しておきたいことはありますか。

○植松委員
 基本計画の中ではやっぱり提案できていますので、原案で。

○伊藤委員長
 わかりました。
 そのほか、これはどうだっていうのはございませんか。
 5番なんかについては意見はいいですか。これも文句なく削除とか、聞いておきたいとかいうふうなの。

○奥之山委員
 緑地のことは、こんなのは昔からやっている。

○伊藤委員長
 この話は、要は県営住宅に緑のオープンスペースなんて、そんなぜいたくなことっていうことですか。

○奥之山委員
 ぜいたくじゃなくて、当たり前の話で、全国一律で緑地をこれから設けなさいとか何かつまらんことを言っているわけだ。山の中にあるような、緑がいっぱいあるところにまで緑地なんかつくらなくたっていいんだよ。都会が緑を欲しいんで、その問題は県に任せりゃいいんだ。緑がたくさんあるところにまた緑地なんて。そんなものはその地域のレベルに合わせて、東京はつくれっていうかもしれないが田舎は要らない。一律に言うことはないんだ。

○小長井委員
 原案でいいんじゃないですか。

○伊藤委員長
 原案どおりね。何となく大体見えてきましたね。
 そのほか、よろしいでしょうか。
 ここで相談なんですが、まだもう少し時間とって眺めてみますか。それともほぼいいですか。

○早川委員
 1点済みません。ナンバー9の民主党・ふじのくに県議団の皆さんからの、イノシシなどの野生鳥獣について。
 実際に答弁の中にもその種類の被害が大きいというのはあったんですが、愛鷹山ろくのクマに関してはレッドデータブックに載っていたりしまして、一部の西のほうの地域では、もう九州でもクマは絶滅になっていて、ここは非常に難しい問題なんですよね。個体調整して、それがすごく進み過ぎて今度は絶滅危惧種になるということで、余り個体の個別名まで入れて10年計画でやるところで、ニホンジカが一番被害が甚大だと、理由もわかっているということで、「など」という書き方になっているので……。

○大塚委員
 イノシシだけ入れましょうか。

○植松委員
 うちのほうでこの意見を出したというのは、やっぱり広く皆さんにほかの動植物の被害の甚大さを、深刻さをわかってほしいという意味で意見を出させてもらったもので、そこで皆さんがどういう形にするか、ニホンジカだけにするのか、イノシシをやめるとか、「など」と一応書いてあるってことなので、その辺は判断していただけたらと。

○奥之山委員
 例えば磐田の桶ケ谷沼。トンボの宝庫。トンボが生息するところにはゴキブリでも何でもいるわけだ、蛾から何から。これはだめだ、こっちはいいっていうのは人間のわがままだよ。

○伊藤委員長
 ということは、原案どおりぐらいでという話ですね。

○奥之山委員
 原案どおりでいいんじゃないかな。

○多家委員
 今言ってるクマなんて、見たことない、聞いたこともない。

○早川委員
 こちらでも。

○多家委員
 獅子浜には猿がいるかもしれないが。カワウだって「など」にしときゃね、ニホンジカなどにしてあるんだから。それからハクビシンとかいろいろだよ。タイワンリスを下手に放しちゃった、公園なんかは、もうどうにもならないとかさ。言ったら切りがない。

○小長井委員
 一言言わせていただきます。過疎・中山間地域振興特別委員会のほうで、先日も佐久間に行ったりとか視察に行ったんですけど、視察に行く先々で中山間地の振興という話、まず一番初めに出てくるのが、イノシシ、猿、あるいはニホンジカの被害の話、そこから始まるんですよ。それだけ深刻だからじゃないですか。

○多家委員
 それをわかってないって言っているんじゃないよ。わかっているんだけど、この程度にとどめておかないと切りがないっていう意味。これを一個一個挙げていったら本当に切りがないよ。

○伊藤委員長
 ということで、これについては採決のときに意思表示をしていただければありがたいです。
 1人反対すれば上げられませんって言う話ですのでね。御理解をいただきながら、後はここだけは言っておきたいというところはありませんか。
 ある程度見えてきたということではありますが、1項目ずつ採決させていただいてよろしいですか。
 それからあと2番はよろしいですか。それでは皆さんで判断ね。
 それから3番出ましたね。4番、さっきの字句を変えてっていうことですね。それから5番は出ましたね。6番は出ましたか。

○多家委員
 出なかったな。これも余りこんな細かいこと入れるのはよくないな。

○伊藤委員長
 ちょっとこれは書き過ぎ。この程度でよろしいのではないかと、原案どおりというふうに、とは思いますね。
 7番もあれですね。8番は出ましたか。

○多家委員
 8番はまだ出てない。うちの会派から出ているっていう話だが。

○伊藤委員長
 ああ。非常に感覚的な問題であると、もう1項目ぐらい、緑化率の問題とか何か量的にはかれるもの、何となく感覚的なものだけではなくて、きちんとその基準がはっきりしているものを1項目ぐらい入れたほうがわかりやすいのではないか、という御意見です。

○大塚委員
 そういうものがあれば。

○伊藤委員長
 あるとすれば何が考えられるんだろう。私は緑化率ぐらいしか思い浮かばないんだけど。

○小長井委員
 具体的に提案してもらえれば検討できるかと。

○大場委員
 原案に花や緑の量を十分だと思う県民の割合とあって、これを70%までもっていきたいっていうんだから、いいじゃないの原案で。

○伊藤委員長
 いいですか、これで。原案どおり。

○小長井委員
 委員長、調停案が1つあるじゃないですか。

○伊藤委員長
 4番だけ調停案で出しましょうよ。皆さん、御賛成いただけるんであれば。

○奥之山委員
 最後に正副委員長に任せる。

○伊藤委員長
 それでは、このまま採決でいいですか。相談する時間をおかないで、そのまま採決に入っていいですか。
 ちょっとこれは聞いておきたいなんていうことはないですね。いいですか、このまま。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、副委員長、記録しておいてくださいますか。
 まず最初にナンバー1、共産党から出されている意見について、賛成の方は挙手をお願いします。
(挙手なし)
 では、2番の志士の会から出された御意見についてお伺いいたします。賛成の方は挙手をお願いします。
(挙手なし)
 3番行きます。民主党・ふじのくに県議団から出された項目ですが、賛成の方、挙手願います。
(挙手なし)
○小長井委員
 さっきの議論でおろすということになりました。

○伊藤委員長
 すみません、ではおろしたと。
 4番行きます。4番につきましては先ほどの修正案で賛成という方、挙手願います。
(賛成者挙手)
 はい皆さんオーケーですね。よかった、1項目上げるものがあって。
 5番目の項目に行きます。志士の会から出された項目ですが、賛成の方、挙手願います。
(挙手なし)
 6番行きます。これも志士の会からの項目ですがいかがでしょうか。賛成の方、挙手願います。
(挙手なし)
 次へ行きます。7番です。念のため賛成の方挙手をお願いします。
(挙手なし)
 その次、8番行きます。我が会派、自由民主党県議団から出された項目でございますが、賛成の方、挙手願います。
(挙手なし)
 9番目、イノシシ、猿です。賛成の方、挙手をお願いいたします。
(賛成者挙手)
 数えてくださいね。賛成4です。これ、まことに申しわけございませんが、ペケにさせていただきます。
 10番です。志士の会の項目です。賛成の方、挙手をお願いいたします。
(挙手なし)
 よろしいですね。
 それでは以上の結果、ナンバー4の1件のみを、当員会の意見として議長に提出することに、御異議ありませんか。修正をかけたあの案です。
(「異議なし」と言う者あり)
 では異議なしと認め、そのように決定いたしました。
 なお、議長に提出する当委員会意見の表現等につきましては、正副委員長にお任せいただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。なお議長に提出する委員会意見につきましては、事前に委員の皆様方に配布いたしますので、よろしくお願いいたします。
 それでは、以上の結果を議長に提案させていただくということにいたします。

 以上をもちまして総合計画案の審査を終了することに、御異議ありませんか。
(「異議なし」と言う者あり)
 異議なしと認め、これをもって総合計画案の審査を終了いたします。

 ここでしばらく休憩いたします。15分間休憩を取らせていただきまして、20分からでよろしいでしょうか。お願いいたします。

( 休 憩 )

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