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委員会会議録

委員会補足文書

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平成29年7月農林水産・観光交流特別委員会
協議の開始、調査の方向性の協議、開催日程及び内容の協議、県外視察の協議、協議の終了 【 協議 】 発言日: 07/03/2017 会派名:


○鈴木(利)委員長
 それでは、これより協議に入ります。
 本日は、前回の委員会でお伝えしたとおり、当特別委員会の調査の方向性、ポイントなどについて、委員の皆様の御意見をいただき集約していきたいと考えております。
 お手元に、第1回の委員会でもお配りしました資料1、農林水産・観光交流特別委員会の運営についてを配付してありますので、ごらんいただきたいと思います。
 当委員会に付託された調査事項は、「農林水産業の活性化と農観連携の推進に関する事項」であります。
 具体的には、3の(2)の調査の観点にあるように、「農林水産業振興に向けた支援のあり方」、「農地、森林、水産資源の保全及び有効利用」、「農林漁業者と観光事業者が連携し、農山漁村地域が持つ魅力を活用した観光の振興」ですが、第1回の委員会でお諮りし、決定したとおり「農林水産業の活性化」にかかわる上段2項目を先行して調査していきたいと考えております。
 原則として、来年2月定例会までに委員会としての提言を盛り込んだ報告書を作成することになっておりますので、本日、皆様の御意見を伺いながら、調査のポイントや調査範囲、また調査方法を決めていきたいと思います。
 なお、第1回委員会において8番委員から御提案のあった県内視察につきましては、後ほど御意見を伺いますので、ここでは協議の対象といたしません。
 それでは、具体的に「農林水産・観光交流特別委員会の運営について」の3の調査実施方針等にありますが、調査のポイントや調査範囲、また調査方法など委員皆様からの御意見を伺いたいと思います。よろしくお願いしたいと思います。何かある方は。

○平賀委員
 この資料で、いろんな県外視察の場所などは、今、政府などがやってる先進例みたいなところが全国各地にあるということで、そういったところを見に行こうとなっていると思うんですが、実際に、規模拡大やブランド化というのは、必ずしもうまくいってるということじゃなくて、なかなか私たちもそういう先進事例を見に行ったりした場合に、例えばトマトだとか、イチゴだとか、そういったところに行っても、まるで研究所で、そこで管理されてて、水から何から全部ね、まさに実際に農家から見れば、全然自分たちの実態とはかけ離れたようなところで成功例と言われても、これは自分たちがこんなところに接近することもできないような、そういうふうな実態があると思うんです。
 私、きのう県の農民連の養豚やってる人に話を聞いたら、御意見をお持ちだということで、大きな問題になったことがあるんですけど、クラスター事業を落ちたという、そういうふうな事例が全国であって、だから規模拡大といっても、なかなか資金もかかりますし、いろいろ具体的な計画をつくること自身、大変な問題があるもんですから、私は例えば成功例じゃなくて、うまくいっていない、どういうところで苦しんでいるのか。また失敗したところに行けば、より深刻な反省や検討がされていると思うもんですから、そういうところに行ったらどうなんでしょうか。何かそういう意見なんですけど。

○鈴木(利)委員長
 とりあえずいろんなところがあるけども、静岡県の農業とかけ離れたような成功例ばかりじゃなくて、静岡県に合うような、いろんな農業のところへという話でございますね。視察の話はね。
 ただ、内容もそういうところということですね。そういう話で持っていきたいということで、わかりました。
 ほかにございますでしょうか。

○阿部委員
 ことし沼津にAOI-PARCもできることもありますけど、やっぱり今の農業を見ていると、旧来型の農業のやり方だけじゃなくて、AIとか、IoTが導入された機器なんかも、先進農業のやり方も大分進んできています。農業機器メーカーのクボタさんなんかも、委員長よく御存じかと思いますけど、そういうところなんか、大分新しい、そういう先進技術を組み合わせた農業ということで、そういうところもやはり、この特別委員会としては論じて、きちっと内容、現状を把握して、静岡県の農家はどうあるべきかということを論じていくことが必要かと思います。それが1つ。
 もう1つですが、国の国交省の政策の中に、グリーンインフラという考え方があると思うんです。これは、いわゆる国土形成計画の中で、国土のあり方、ただ、例えば河川なら河川の護岸を整備するというだけではなくて、そのバックヤードにある、いわゆる農地を保全することによって、そこで貯水能力をきちんと維持していくというような整備の仕方を、これからしないといけないねという考え方を、国も持っているようなので、そういうことに関しても、静岡県内で農地整備、基盤整備、土木基盤整備の中で、そういう組み合わせを国とも連動してやっていくということも研究していくべきかなと思っています。

○鈴木(利)委員長
 国交省のお話は、土地改良の話でもございますので、今、静岡県農地局というのが、交通基盤部にございますので、農業というのはやっぱり基盤が大事だということで、作物をつくるにはやっぱり土が大事でございますので、今、分かれておりまして、なかなか陳情も、それぞれの部でやっているということですので、それも少し考えていきたいなと思っておりますので。
 それから、先のお話でございますが、静岡県の今、農業の総生産額が大体2000億円ぐらいなんですよ。川勝さんが1期で4年で3000億円にすると言ったが、もうそんなの4年間でそんなんできないことは、私もわかっておりましたが、今、新たに3000億円を目指したいというのが、今、静岡県の農業のお話で来ておりまして、それには農業の方向でいくかという話で、先ほど、阿部委員が申したとおり、新たな農業も必要でございますが、私は新たな農業というよりもやっぱり土がメーンなのかなと、耕作放棄地もきっちりやっぱりやっていかなければいけないということもございますので、それにはどのようなやり方があるのかなという話もやっていきたいなと思っておりますので、その2点もやらせていただきたいなと思っております。
 ほかに。

○東堂委員
 調査の観点ということでございますけども、もともとテーマが農林水産業という、大変広い範囲で言われております。全体をまずどうするかという、総体的な議論はもちろん必要だとは思いますけども、ある程度絞るという、その上で、例えば作物が農林水産業それぞれにありますけども、絞るということも、やはり必要で、全部を全部がやるというのは、とても時間的制約がありますし、あるいは効率ということもありますので、取捨選択しなきゃいけないところもあるかなというふうに思います。
 例えば、農業であれば、やはり基幹産業であるお茶です。今、大変危機的な状況でもありますので、ここにやはりしっかりとした提言することも大事じゃないか。そういう幾つかのポイントを絞ることも大事じゃないかなというふうに思っています。具体的には、そういうふうになれば申し上げますけど、方向としてはそんなことができるかなというように思います。

○鈴木(利)委員長
 わかりました。お茶に限らず、どこも大変なことでございますので、先ほどクラスター事業の話もございましたが、畜産のほうにはクラスター事業という、個々の経営に予算づけする、これはすばらしい事業だなと思っておりますので、私も農林水産大臣に会う機会がちょうど1カ月ぐらい前にあったので、そのときに農業のクラスター事業も立ち上げていただきたいなという話がございますので、それについては、やはり県の単独予算、これがほかの県にちょっと足らないようにも感じておりますので、そこら辺も勉強させてもらって、やはり全体の農業、林業、それから水産業にかかわるいろんな県単の予算も、もう一度、他県なんかの例も取り上げながら見直していきたいなと思っておりますので、絞るのはなかなか業種として絞るのは難しいんですが、皆さんの得意の分野とか、地域の産業の分野もお話を聞きながら進めていきたいなと思っておりますので、よろしくお願いします。
 ほかにございませんでしょうか。
 よろしいでしょうか。それでは、皆さんの意見を取り入れながら、調査の実施方針につきまして、いろいろと修正しながらこの案の中で方針、それから調査の観点でやっていきたいと思いますが、委員長と副委員長、また相談しながらやっていきたいと思っておりますので、その方向でよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 そのようにさせていただきますので、よろしくお願いします。

 次に、委員会の開催日程と内容でありますが、次回の第3回の委員会につきましては、第1回の委員会におきまして、8月7日ということでお話させていただきましたが、ちょっとそれが予定が合わないということでございますので、8月17日木曜日の午前10時30分からということに変更することに、御異議ございませんでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 ありがとうございます。
 それでは、8月17日木曜日の午前10時30分から開会することに決定します。
 当日の関係部局の説明員につきましては、お手元に配付しておりますが、資料2説明員案としたいと考えておりますが、いかがでしょうか。
 ところが、これも委員長、副委員長のお話で、ちょっと協議させてもらいましたが、ここには漁港の港湾が入っておりますので、このような形でさせていただきます。
 よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 そのようにさせていただきます。よろしくお願いします。

○平賀委員
 何か水産振興課長の瀬さんという人のところにアンダーラインができてますけど、何か意味があるんですか。いいです。

○鈴木(利)委員長
 いいですか。わかりました。
 また、第4回以降の具体的な調査内容等でございますが、第4回は10月6日金曜日、第5回は11月22日水曜日の午前10時30分から開催し、関係団体等の参考人からの意見聴取及び委員間協議を行いたいと考えております。
 資料3参考人案でございますが、いずれの日も最大で午前2人、午後2人、計4名程度となりますが、皆様の御意見はいかがでしょうか。
 ほかに参考人の候補などがありましたら御発言願います。

○阿部委員
 これ県内の関係者ばかりですが、県内の関係者から当然御意見を伺うのはいいと思うんですが、先ほど申し上げたような先進事例で、特にAIとかそういう系統だとなかなか県内だと見当たらないかもしれない。もし、そういう方で適当な方がいらっしゃれば意見も聞いてみたいなと思います。

○鈴木(利)委員長
 少し参考にさせていただきます。

○平賀委員
 さっき発言の中で言いました、静岡県の農民連の代表の森島倫生さん、浜北の人ですけど、参考人で推薦したいと思います。

○鈴木(利)委員長
 個人ですか。養豚協会とかそういうのもございますけど、

○平賀委員
 農民連ですけどね。

○鈴木(利)委員長
 養豚協会の役員やっておりましたね、県の、確か。参考にさせていただきます。
 それでは、委員長、副委員長にお任せいただきたいなと思いますが、よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 そのようにさせていただきます。
 御意見等も出尽くしたようですので、具体的な参考人の人選につきましては、委員長、副委員長で調整したいと思いますんで、よろしくお願いします。
 先方の都合もありますので、お任せいただきたいと思います。
 よろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、そのようにさせていただきます。

 次に、県外視察についてでございます。
 日程につきましては、9月5日火曜日から7日木曜日ということで、前回決定しております。
 皆様、県外視察は御出席でよろしいでしょうか。
(「はい」と言う者あり)
 それでは、御出席よろしくお願いします。
 当委員会の調査事項を念頭に置き、資料4のとおりA、B、C、Dの方面案を別添のとおり委員長案として作成しました。
 どの案がよいのか、また調査箇所、方面等で御意見がございましたら、よろしくお願いします。
 皆様、全員に資料を配ってあるということでございますので、皆様から御意見を伺いたいと思いますので、どうでしょうか。

○中谷委員
 1番先に書いてあるのでいいんじゃない。

○鈴木(利)委員長
 A案ですね。

○田形委員
 今回、農林水産業を取り扱うということで、できるだけ、できる限り本県の気候とか、あるいは広さ、人口は関係ないんでしょうけども、そういったところも加味しながら選定していくほうが私はいいのかなというふうに思うんです。基本的に正副委員長に一任でということで思っているんですが、ちょっと意見としてお願いします。

○鈴木(利)委員長
 ほかに、具体的なA、B、C、D案だと。

○田形委員
 もうこの中でということですよね。

○鈴木(利)委員長
 とりあえず、まだほかにというならあれですが。

○阿部委員
 先ほど来、ちょっと自分の意見を言った中で、AIとか、IT、IoT関係だと新潟のD案がいいと思うんですが、ただ、今、2番委員が言った北海道の場合、ちょっと両案があるような感じなんですが、委員長が先ほどおっしゃった土のことというのは非常に重要だと思いますので、この帯広方面の芽室町ですか。大野ファームの有機農法とか、それから、隣接する帯広のITの関係の牛の牛群管理ツール等などは興味があります。そういうのを組み合わせたらどうかなと思います。

○鈴木(利)委員長
 わかりました。私、土のことを言うんですが、有機栽培は別の話でございますので、私の言ってる土というのは、耕作放棄地を何とか農地にしたいという話でございます。僕はITとかそういう話はなかなか合ってないんじゃないかと、一般の農業者にはと思っておりますので、それは次の段階の農業としてやっていかなければいけないことでございますが、確かに金額は上がってくるかもしれませんが、それが皆さんやれるかどうかという話と、あれが食べ物かどうかという話もしっかりやっていかなきゃいけないところだと思っておりますので、私はそこら辺うるさいので、ITは、頭の中に入っててもなかなか難しい話だなと思っております。
 それでは、これは委員長のほうにお任せしていただいてよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 最終的な視察先は正副委員長に一任していただきたいんですが、もうきょうぐらいに方向だけ決まらないと、航空券の手配とかいろいろございますので、皆様、北海道のほうで、ほかにはいいですか。よろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 それでは、北海道のほうで視察をさせていただきます。
 特に、先ほど冒頭で言いましたが、やっぱり北海道の道の予算がどのように、県単の予算、単独予算、県の道の予算がどのように反映されているのか。それから国からの予算をどのように使われているのかということもしっかり勉強していきたいなと思っておりますので、そんな関係も含めながら決めさせてもらいます。
 それでは、委員長、副委員長に任せていただきますので、よろしくお願いします。
 次に、県内視察についてでありますが、第1回の委員会におきまして、8番委員から御提案があった県内視察につきまして、当委員会の調査事項を念頭に置き、資料5のとおり委員長案としまして作成しました。
 実施の可否、実施時期、視察先で御意見がありましたら、お願いいたします。
 8番委員さん、言い出しっぺだからということではありませんが、御意見お願いします。

○前林委員
 これはまだ時期は決めてないんですね。

○鈴木(利)委員長
 大体時期が事務局とお話しましたら、なかなか皆さんの予定が合わなくて、議会のほうともいろいろ予定を合わせましたが県外視察の1週間後の週とか、12月定例会が始まる11月の下旬最終の21日から23日ぐらいということで、なかなか皆さんの予定が合わないということでございますが、私思うに、皆さんにこの資料を提供しましたので、ぜひとも皆様の活動費でこの場所とか、そういうのは事務局に相談して、この日に行きたいから対応してくれという話まではさせてもらうつもりでいますので、この資料を皆様それぞれで見ていただいたほうが、皆さん時間があるかなと思いますので、そのようなお話にさせていただきたいんですが、皆さんでそろって行くというのはなかなか難しいなと思いますが、どうでしょうか。

○田形委員
 個別で各自行ってくださいというのは。

○鈴木(利)委員長
 個別で活動費使っていただいて、それにつきましては、事務局のほうでここへ行くから、この日に何時ごろに説明してくださいという話などは、事務局のほうから予定を組ませますので、よろしいでしょうか。
 皆さん空いてる時間で、事務局に電話してここの時間に行きたいんだけどという話でどうでしょうか。8番委員さんどうでしょう、いいですか。

○前林委員
 これだけ資料いただければ、あとは。

○鈴木(利)委員長
 これで自分で行けば、もう完璧だと思いますから。
 それでは、それでよろしいでしょうか。
(「異議なし」と言う者あり)
 そのようにさせていただきます。よろしくお願いします。

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