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委員会会議録

委員会補足文書

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平成30年10月観光地域づくり特別委員会
委員間討議の開始、委員間討議の終了 【 討議 】 発言日: 10/05/2018 会派名:


○多家委員長
 再開いたします。
 それでは、ここから当委員会の提言に向けて、委員間討議を行います。
 これまで、執行部との質疑、県外視察、参考人からの意見聴取を進めてきたわけですが、今回と次回の委員間討議での意見を踏まえて、提言内容を固めていきたいと考えております。
 協議いただく内容といたしましては、骨子など提言の項目、それらを組み立てた提言の構成、提言のまとめ方などに関しまして、御意見を伺い、その上で提言の構成に関する方針などを決めていきたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。
 発言をいただきます。

○諸田委員
 きょうの午前中と午後でも議論になったことなんですけれども、二次交通のあり方ということが非常に議論になりましたので、ここをどうこれから、観光地域づくりに考えていくかというところを、ちょっと肉づけしながら考えるのはいいことかなと思いました。以上です。

○多家委員長
 わかりました。
 1つ、意見として聞いておきます。
 ほかに。

○三ッ谷委員
 きょう、午前中と午後の先生方のお話を聞いて、DMOにしても、SNSにしても、いろんな御意見が出て、十二分に発信しなきゃだめだという話は、基本的にはお二人とも言ってるんですが、その発信する絵柄が、まず我々県内とか、地元の皆さんが、もっと地元の観光地使わなきゃ、写真にもならんよと。やっぱり浅草のあのやっぱり人ごみ、あるいは竹下通りのあの若い人たちがいるから、私たちも行ってみようという気に、写真見るとなるんだと思うんですよ、お客様もね。
 そこへいくと、県内のことを考えたときに、何だかんだっていっても、県のいろいろな公共事業でも、私事業でも、なるべく全部使えるものは、県内の地域で使うということを行政が指導して、しばらく応援した、そのベースの上にやっぱり絵柄を発信できるように、行政に要請するべきだと。静岡空港と一緒。使うなら全部静岡空港、乗ってくださいって言わないけど、暗に言ってるんですから。それと同じように、観光地域づくりをするのであれば、そこら辺をまず考えないかんと思いますよ。

○多家委員長
 しっかり意見として受けとめておきます。
 それ以外に、いかがですか。

○渡瀬委員
 今、それぞれ委員の先生方からもお話があったんですけれども、諸田委員からも、二次交通の話がありましたけれどもね。規制緩和がいろいろたくさんあると思うんですが、国でやらなくちゃいけないものと、静岡県でできるものとのすみ分けを、ちょっと皆さんで考えていただけたらいいかなと思いました。以上です。

○多家委員長
 雑駁に規制緩和と言いましても非常に広くなりますけれども。

○渡瀬委員
 いろいろ細かい、難しい問題もあれば、県でこれならできるんじゃないというものもあると思うもんですから。

○多家委員長
 規制緩和という言葉も、文言の中に。

○諸田委員
 規制緩和ということで、ちょっと思ったのが、何回もウーバーの話ばかりで恐縮なんですけれども、日本でもウーバーを白タクではなく、使える地域もあるんですね。それは過疎地域ということで、特別認められた地域なんですけれども、例えば伊豆の地域なんかで、そういうのがもし規制緩和で使えるとなったならば、それはそれで物すごく魅力ある地域になるんではないかなと、先ほどの規制緩和というところから思いました。

○三ッ谷委員
 委員に質問していいですか。
 野田さん、今の規制緩和の話で、私は温泉街の維持、あるいは温泉の地域というのかな、そのゾーン形成していくには、一番規制緩和の大事なことは、風営法の改正ですよ。風俗営業法が、今までどおりのがんじがらめで投網がかぶった状況で、幾ら、どんないいお料理を出しても、あるいはどんないいベッドに変えても、全体的な雰囲気の中でどこか欠けることがあると、全体の帰りのバス中で、楽しかったねという話から、違ってくる意味合いのほうが多いのよね。団体旅行なんて、聞いていると。だから、やっぱり規制緩和の中に、風営法は国の法律ではありますけれども、県警がやることですから、できるだけ、温泉地には温泉地の風営法のあり方がいいと思う。石川県はそれをやってるんですよね。だから、静岡県と全く同じ法律なのに、地元の警察が扱いが違うというのはよく見てますので、そういうことも踏まえながら、業界としてどうなのという話を聞きたかったの。

○野田委員
 いきなり風営法っていってもあれなんですが、警察の生活安全のほうで、キャバレーとかクラブとか、何か客室に芸者衆を入れていいとか、悪いとか、そういうことの規制はかなりあるんですよ。静岡県はこれ、たしか厳しいんです。このあたりということだと思うんですが、ちょっと見直し、確かにこういう点は規制緩和というか、見直してもいいのかなと思います。

○多家委員長
 ほかに。

○櫻町委員
 午前と午後の参考人のお話を聞いていて思ったのが、4つあって、1つは、やっぱり外国人訪日観光客がふえるということを両名ともおっしゃっていたので、やっぱり県としてもこの外国人訪日客対応をしなきゃいけないと、提言しなければいけないと思いました。
 それから、さっき、午後、野田さんが質問されていましたけれども、DMOのリーダー役が、やっぱり地元にいないので、それに関しては、県も人材育成のところで、もっと積極的に関与しろということを言わなきゃいけないと思います。
 それから、午後の方で、とがった、印象に残る発信をしろとおっしゃっていたので、そういう何か発信力の強化も要るし。
 最後、前も言ったんですけれども、行政は金出すっていって、口も出すというのだと、今までと何も変わらないから、金は出すけど口は出すなと、言葉で提言できるかは別ですけれども、そのぐらいもう民間に任せる、地域に任せろということを、県に言うべきじゃないかなと思いました。

○多家委員長
 しっかり頭出しをしておきましょう。
 規制緩和も入れて、いろんな話があるということだね。
 ほかにありますか。

○和田委員
 この観光地域づくりのことを考えると、県でできること、県ではちょっと無理と、やっぱり、県から上のほうに言わなきゃならない、いわゆるお願いするべきこと、そういうこともある程度分けてやらないと、結局、視点をどこに置くかによっても、全然違ってくるだろうし、特に静岡県の場合は非常に広いですので、共通項ばかり求めたんじゃ、うちはそれちょっと違うけどなという感じはするもんで、提言の内容も、この地域というのは、当然浜松のほうであれば、もうどちらかというと中部も含めて、私らみたいな東部だったら、山梨も神奈川も、伊豆半島は確かにちょっと違うところみたいな、やっぱりそういう特色あることにするのか、もっともっと網かけてやるのか、あるいは、行政も、もうちょっと細かな地域、とりあえず連携できるような地域だけで地域づくりと考えるのか、そのことによって、全然何かやり方が変わってくるのかなという思いもするんですよね。伊豆半島であれば、例えば、美しい伊豆創造センターをつくっても、なかなか結果的には余りまとまってないなという感じは、外から見るとするもんで、どういうふうにまとめていくかが、非常に私もこれだというものがないもので、何ともそれ以上のことは言いようがない。非常に曖昧な発言で申しわけないです。

○多家委員長
 前回、桜井さんから同じような発言があって、要は東部、中部、西部のDMOに対する指導をしっかり行わないと、全くもって、3局、4局に分かれている県だから、そのことはやっぱり提言しましょうという御指摘がありましたので、やっぱりそのこともしっかり捉えていきたいと、そんなふうに思っています。

○森委員
 今の委員長や3番委員と、私もさっき言ったように、静岡県って大きくやっても、非常に抽象的で、パンチがきかない。やっぱり富士山地域、伊豆地域、駿河地域、浜名湖周辺とかというような、そういうDMOにしろ何にしろ、県全体よりも、むしろそういうところのほうを、これから重視していかないといかんのかなと思う。せっかく伊豆半島のほうは、美しい伊豆半島創造センターと、これがDMOの認証を受けて、そうやって伊豆半島を売り出していこうと、これは大いに結構なことでね。
 だから、やっぱり、地域づくりということになると、伊豆半島の地域づくり、富士山周辺、山麓の地域づくり、駿河、浜名湖、その辺を考えると、中規模かもしれないけれども、そういうことが大事かなと。
 今の3番委員の話と大体同じ。

○多家委員長
 前回の7月13日の委員会で、桜井さんからそういう御発言をいただいておりますので、その趣旨に沿ってまとめていきたいと思います。

○桜井委員
 先ほど、リーダーがいないという話もありました。確かに、民間でリーダーを求めるというのは、いろいろと利害が絡んで、また感情的に、さっきも話が出たけど、あいつにやらせるのとかいろいろあって、なかなか難しい面があるんですよ。そのために、やはり市町で公務員のOBね、遊び心を持ったようなOBを、ある面で行政とのパイプがつながる、そういう人たちは利害があんまりないから、やっぱり役所と通じている、そういう人を地域にそれぞれ、OBの職員、能力のない職員もいるかもしれんけども、そういう観光に関して大変興味のあるOBの職員なんかを養成してね。県がある程度、それを指導しながら、市町でそういうものをDMOに絡めて、人材を派遣というか、各市町の観光協会ですけれども、そういうところへはめていって、それからじわじわやっていくのも、ある面じゃ、県のほうがそういう人材の派遣を主導的にやっていくのも、現職でもいいです。現職だとあんまり、もうがんじがらめに行政側に立っちゃうから、やっぱりOBのやり手、遊び心を持ってる人ですね。そういう人、公務員というのはもう凝り固まっちゃって、枠にはまっちゃって、なかなか、それの枠を外れるような行動を起こすようなOBというのは、私、島田でもそうだけども、2、3人しかいなかった、OB。そういうのをはめていったの、いろんなところへ。結構、リーダーシップとるってやるんだけれども、だんだんうまくいくと、今度は逆に、それをとめようというのが出てくるのよ。難しいんだけれどもね。それでもやる価値はある。
 だからやっぱり、県がOBなんかを、天下りでほかのところをはめるんじゃなくて、課長クラスでも、自分ちで行くところがないような人で、ちょっとこの人、個性があって、多少敵もできてもやるんだというぐらいのことを、行政側が、県が支援して、応援してやる形で持っていくのも、これも1つのリーダーといいますか、各地区地区で、そういう熱意のある県職のOBだとか、市町村のOBなんかをはめるのも、1つの考え方なのかなというふうにも思ってますけどもね。

○多家委員長
 今の意見ですが、サイクルスポーツの聖地、伊豆をつくるというね。東部でスポーツ振興協議会というのができまして、20市町で。それは全部観光協会が参加する。それから、市町の観光行政の頭が参加するということで、できたんですね。ところが、弱いところは観光協会長が、全くあんたじゃだめだとか、当て職で来てるようなところもあるしね。まとめにくくてね。一生懸命やってるところもあって、はっきり言うと、三島なんかはもう必死ですよ。勝手に橋本聖子を会長にしちゃってね、それで、許可とってあるかっていったら、とってないって、あとで多家さん、行ってきてみたいな感じで、そういう雰囲気でやってるんですが、市町にばらつきが多過ぎて、まとめるほうは大変だったんです。

○桜井委員
 県が先頭に立ってそういう人材を派遣するのも必要なのかもしれないね。OBを。

○多家委員長
 そんなことも言っておきましょう。

○三ッ谷委員
 あと、委員長、観光を静岡県1つで考えると、やっぱり無理があると思う。西部の人間に、観光で温泉って言ったら、それは伊豆半島、山中、山城、向こうの温泉街。あるいは、千葉県周辺のそこですよ。もしバスで行く旅行であれば。決して西部に舘山寺温泉とか、いろいろありますが、地元の人はあそこを温泉と思ってませんので、ただ宴会やるだけ。そこへいくと、全体をこういう先生方のような感じで捉えると、やっぱり浜松なんかは、工業観光ですよ、言うなら。
 櫻町副委員長が知ってますけれども、工場を見学して、いろいろ先進的なものができてるねと、そういう観光はいいんだけど、浜松に、伊豆半島のようなまねして、舘山寺を何とか振興していこうっていったって、なかなか大変だと思うんですよね。だから、やっぱり我々も結論出して提言する以上、やっぱりゾーン分けもしながら、予算も重点配分で、同じようじゃなくて、ここの振興の中では、温泉を中心にした観光ガイディングをしていくとか、うちのほうは、工業でやっていくとか、何か分けないと、やっぱりめり張りのできた提言ができないかなと思いますので、ぜひ御配慮いただきたいと思います。

○多家委員長
 ほかに。
 このぐらいでよろしいですか。
(「異議なし」と言う者あり)
 じゃあ、御異議もありませんので、委員間討議は今回はこの程度にしておきます。

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