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委員会会議録

委員会補足文書

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平成26年11月人口減少対策特別委員会
きくがわ子育て支援センター 山下千鶴氏 【 意見陳述 】 発言日: 11/18/2014 会派名:


○山下千鶴氏
 改めまして、おはようございます。きょうはよろしくお願いいたします。
 こういう場が全くのふなれですので、心臓がどきどきしております。よろしくお願いいたします。
 お聞き苦しい点もあり、パソコン操作も自分でしながらの説明になりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 実はこの話を10月2日にお電話いただきまして、きょうまでの1カ月半の間に、先週誕生日を迎えました。それで、最初のころは今までのことを話せばいいのかなと思いながらきてたんですけれども、だんだん日がたつにつれて、誕生日を迎えるにつれて重くのしかかってきました。初めてこんなすてきな秋の日を、重い時間を過ごしてしまったと思って、後悔もしながら、でももうここに立った以上はと思いつつ、一生懸命取り組ませていただきましたので、自分としては現場を一生懸命お知らせできればいいなと思っております。これからの人生にプラスになるんだろうなと、前向きに取り組ませていただきましたので、どうぞよろしくお願いいたします。
 この人口減少問題に対して、気になることが2つありまして、転出者よりも転入者が増加するまちづくりということと、後で出てきますけれども、産んでふやしてほしいというのが問題かなと思いました。それをするためには、何が一番必要かと考えて、今まで仕事をしてきた中で、どんなことをやってきたんだろうということを考えてみたところ、コミュニケーションでつなぐということが根本的な人と人とをつなぐアイテムだったのではないかということを考えさせてもらいました。
 なので、コミュニケーションということを最後の終着点というか、着地点にしたいと思いますので、子育てからどうコミュニケーションにつながるかということを説明させていただきます。
 先ほどもお話ししましたけれども、せっぱ詰まったというか、本当に日本国存続の問題につながる問題だと思っていろいろと考えさせてもらいました。
 第一に転入者増加のまちづくりということで、転入者や定住者を転出者よりも多くするということだと思いますが、それはほかの方からもいろいろと御意見をいただいて、また考えていただきたいと思います。子育て支援の分野としては、やっぱり産んで人口をふやすまちづくりというか、産んでふやしてほしいというのが究極の問題だと思いまして、産んでふやすことを支援して人口減少問題対策のヒントとしていただけたらと思います。
 子育て現場での様子を交えながら、子供が産めないとか子供を産まないという原因や子育てしにくいというような、子育て支援なりの取り組みをお話しさせていただきます。今、現場では、こういう現状なんです。お母様方というか、ママの訴えの中に、話の中では、夫や家族の理解のなさとか、子育てと家事、育児とか社会、会社、仕事との両立ができない。また母親だけの育児、また密室育児、育児がわからない。今まで働いていたので、やっぱり外で働きたい、経済的に苦しいなどの原因により、子育てが大変だ、子育てが辛い、孤独だ、嫌だ、嫌い、こんなはずじゃなかったというところまで発展しています。それで、心に詰まっているというのは、産み育てることをちゅうちょする気持ちが存在しているというのが現状のようです。
 でも、みんな本当はもう一つの気持ちを持っていて、もう一つのママの訴えというのは、環境や経済が許すなら2人、3人欲しいという声も本当に皆さん言ってくださっています。なので、やはり環境や経済というのが大きな原因なんだろうなと思いますが、私たちに環境や経済をどうにかするよう言われても何もできませんので、そこのところをまた考えていただきたいと思います。
 急なんですが、ここにいる皆さんも兄弟の中で育った方だと思います。皆さんの子供のころの家族構成というのは何人だったでしょうか。お手元のビニールの袋に入っている名刺があるんですけれども、それに白い紙、ピンクの紙、黄色の紙、水色の紙があるんです。自分が子供のころの家族構成ですね。3人だった人は白い紙、4人の方はピンク、5人の方は黄色、6人以上の方は水色を挙げていただきたいと思いますが、どうぞ。
 はい。ありがとうございました。
 4人の方が多かったですね。職場で実験したところ、水色だったんです。水色は2人ぐらいでしたよね。はい、ありがとうございます。
 私も小さいときは父、母、祖父母、弟の6人家族で、夫はと言えば、父、母、祖父母、兄弟が7人いましたので、11人家族でした。今の家族と言えば、私たち夫婦に子供3人で5人ということで今は黄色の家族に変わったんですけれども、でも、今振り返ると、自分の理想の家族をまた構成して、忙しいながらもわいわいがやがやと触れ合いながら語らいがあり、少々バトルがあり、楽しい子育てができたように思います。
 昔から、子供を産み育てるということは、何の疑いもなく行われてきたことだと思います。いろいろと対策も出され、子育てができたということなんですけれども、近年においても、いろいろな場面、いろいろなところで本当に子育て支援と叫ばれる中で支援がされていることには、本当にありがたく思っております。
 その一つに、子育て支援拠点事業、子育て支援センター事業というのがあります。一応基本事業として、子育て親子の交流の場の提供、交流の促進、子育て等に関する相談援助の実施、地域子育て関連情報の提供、子育て及び子育て支援に関する講習等の実施ということで、4本の柱をもとに行われています。子育て支援事業、こういうかたい言葉なんですけれども、実際どんなことかと言えば、かみ砕いて言えば、子育ては楽しいよ、子育ては1人じゃないよというメッセージを出しながら、伝えながら、子供を産み育ててほしいというのが願いです。なので、産み育てる環境づくりを見守りながら支援しているということです。子育てで言うと、今はマイナスイメージのほうが大きくて、先ほど言いましたように大変というのが、本当にいろんな方から聞かれることです。だけどそれを1つでも語らいの中でぬぐい去り、子供を産んで育ててほしいというのを伝えたいと思っております。
 ここで、1つの例として、きくがわ子育て支援センターの様子をごらんください。きくがわ子育て支援センターは、菊川市総合保健福祉センターの2階にあります。1階は菊川市役所の健康福祉部と社会福祉協議会が入っています。2階の一角に菊川児童館とフロアを共有して、きくがわ子育て支援センターがあります。平成12年の4月から始まりましたので、15年ほどたちます。2階へつながる階段を上っていきますと廊下があります。この長い廊下に、ちょうど今ハロウィンのときでしたので、ハロウィンの飾りを入れながら季節を感じてもらいながら子育てを楽しんでもらっております。その突き当たりに広い遊戯室があります。日ごろはわいわいがやがやと子供たちの声が響き、ここで主な行事をやっております。隣の部屋には乳幼児室がありまして、おままごとコーナーとかボールプール、小さな滑り台、ベビーベッドなどが置いてあり、乳幼児が陽だまりの中で過ごしています。これからの時期、どのお部屋も床暖房で癒やされます。
 赤ちゃんのための授乳室も完備しています。イクメンと言われるほど本当にパパやじいじの方も来館してくださって遊んでもらっているので、こういうカーテンで仕切ったところで、安心してママが赤ちゃんに授乳ができるようにしています。
 室内では物足りない子供たちは、テラスの部分に大型遊具や三輪車等を置いてあり、元気に遊んでいます。
 きくがわ子育て支援センターの根本というか、私たちが思っていることは、時間と空間と仲間の提供をして、気軽に集えるようにということをモットーに、月6つぐらいの行事を行って、皆さんに集まってもらっています。
 画面は、児童館と共同で行うにこにこタイムというんですけれども、誰でもウエルカムです。来ている人みんながこの時間になると歌ったり踊ったり体操をしたりして楽しんでいます。手遊び、歌遊び、わらべ歌、伝承遊びも伝えながら、子育てに潤いを提供しています。
 夏には西側のテラスで水遊びもしております。
 業務の内容としては、相談業務の充実、センターの開放利用の促進、親と子の理解者になるということをミッションに持ち、来館促進をし、行事を開催して、出会って触れ合って気持ちを受けとめて、ともに悩み、糸口を見つけ、トンネルの先の光を見つける手助けをしようとしています。毎日毎日、遊びに来てくれます。年間3万2000人ほどの親子が来てくれます。1日当たりでは大体45組の親子、そこはママと子供たちとか、ママ、パパと家族で1組ということで、大体45組ぐらいが来ていただいています。
 そんなことを行いながらやっているんですけれども、国や県や市町、また私たちの行事の取り組みが、現在産み育てているパパ、ママのハートに突き刺さっていないという、ハートに響いていないというのが事実のようで、やっぱりいろいろとわかってもらってないというのがあるみたいなんです。母親1人で担っている子育てをわかってもらえていないということで、子育てが楽しいと思えないというような結論になっているみたいなんです。その理由としては、先ほどもお話ししましたが、家族や夫の協力がない、社会復帰のときにどうしよう、家事、育児、仕事の両立、孤独だという1日、また24時間営業の子育て。また結婚や出産の前の生活リズムと結婚、出産後の生活リズムの変化に戸惑う、どうしていいかわからない。また子供を産んでからは、子供の成長の喜びもありますけれども、発達への心配、そして将来のこととなるようです。
 そういうことを実際のところ母親1人で担っているんですけれども、それをわかってもらえないということは、言えない環境とか伝えない自分がいたり、伝わらない環境があったりということで、大変さを自分だけで持っているというか、担っているというのが現状のようだと思うんです。これが仮に気軽に話せるとか、また夫や家族に協力してもらうという社会であれば、また違ったかもしれませんが、今のところ、本人、自分たち、母親側の理由もあるんでしょうけれども、なかなか伝わらないということが一番の大きな原因かと思います。ということで、コミュニケーション不足が災いしているように感じています。
 特に苦しいことや辛いこと、悲しいことを1人で抱え込んでいると、子育てというのは楽しくないと思います。皆さんもそうではありませんか。苦しいことを誰かに伝えて、ちょっとわかってもらうという。まさに私もこの1カ月半、そうでした。誰かに話し、ちょっと頑張ってねという言葉を聞いただけで、ようしもう1回頑張ろうと思って、7回ほど書き直した原稿です。
 なので、コミュニケーションというのがどれだけ大事かというのがだんだんとあらわれてきたのではないかなと思います。
 子育て支援センターの1つのミッションとしても、子育ては楽しいよと思えるような、産み育てられる環境づくりを支援していくことが仕事です。また国や県や市町の取り組みが達成できるように、皆さんにお伝えするというのもセンターの役目だと思っております。なので、国や県、市町の人たちと親子をつなぐかけ橋も担っているように思います。かたい取り組みというか、言葉をかんで含ませて飲み込ませて実感してもらい、子育てを応援していることを伝えたいと思っております。そしたら、子育ては楽しいかなと思ってもらえるのではないかと思います。
 お手元には、すくすくジャパンと書かれた冊子はありますか。来年度からの――皆さん御存じだと思いますけれども――子ども・子育て支援新制度の資料です。かわいい絵が描いてあるので手にはとるんですけれども、何これという感じで、なかなか理解してもらえない部分もあったりして、行政の方も一生懸命勉強してきて、伝えているみたいなんですけれども。実際、私たちもずっと見ていって、私の職場に関係することはどこかというと、7ページなんです。地域の子育て支援の充実1というところと、次の9ページの2というところの一部なんです。主にはその2の緑の丸いところの地域子育て支援拠点というところなんですけれども、地域の身近なところで気軽に親子の交流や子育て相談ができる場をふやしていきますということなんです。なので、またこれからふやしていただくことがあれば、本当に身近にそういう相談の場所、相談できる人がいれば、少しでも心が楽になるんではないかと思います。また、見ておいてください。
 子供を産み育てることを真剣に考えてほしいと思いますし、多くの方々の支えも大切だと思います。ここで、忘れてはいけないことは、私たちセンターの職員だけが子育て支援をしているわけではないということです。皆さんを含む地域の方の見守りの中で子育てを応援しているということです。お家を出れば、近所の人、お隣の人、買い物へ行けばお店の人、応援で行けばどこかの親子、そして役所で学校で道端で、ばったり出会った方々とコミュニケーションを交わし、みんなから見守ってもらってるということを実感しながら子育てをしていただきたいと思っています。顔を合わせる、気にかけてくれる、言葉を交わすというコミュニケーションで子育てを支援しているということを伝えたいと思っています。
 なので、皆様方を含む地域の方、見守る大人の方も、コミュニケーション力でつないでつないでということで、コミュニケーションでつなげるという題にしました。人間の最大の武器として、コミュニケーション力を大いに利用し、親子の触れ合い、親同士の交流、世代間の交流、互いの助け合い、夫婦間、親子間、家族間のコミュニケーションを図れば、子育ては1人じゃないよを感じてもらい、子育てに関するストレス緩和となり、産み育てる気持ちが芽生えるのではないでしょうかと思います。
 またここで、皆さんのお手元のカードを御利用いただきたいと思いますが、皆様が朝起きてから寝るまでの間に、奥様とか子供さんとかとコミュニケーションする時間、家事、育児にかかわっている時間はどのようなものでしょうか。1時間未満という方は白いカード、2時間ぐらいはやっているという方はピンク、3時間以上、4時間以上という方は、黄色、水色と上げていただきたいと思います。どうぞ。すばらしいです。ありがとうございます。
 ぱっと見たところ、白いのがちょっと目立ちましたが、中では黄色で頑張っている方とピンクもありました。水色というのはお見かけしませんでしたけれども、平均的に言うと、皆様御存じだと思いますが、大体御主人さんというか、お父様がかかわっている時間は1時間7分だそうです。なので、1時間未満ではなくて、ピンクのカードが皆さん上がっているとは思いましたが、白が多かったようです。ちなみに、お母さん方というか、ママたちは、平均ですけれども7時間41分という時間が書かれてありました。とりたててどうのこうのではなくてもいいんです。新聞を読みながら、御飯を食べながら、テレビを見ながらでもいいですので、ささいなことでもうんうんとうなずいてくれるだけでもお互いにうれしいのではないでしょうか。
 私の家族も先ほど5人と言いましたけれども、今は子供たちが出てしまって2人なんです。まさに夫とのコミュニケーション時間は何時間かと言われたら、きっと白を上げるんだろうなと思うくらい、朝起きて寝るまで、何をしゃべったんだろうと思っています。でも心の中では、これどうって言ったときにうんうんって言ってくれればなって思いながら夫のほうを見ると、一生懸命テレビを見てたりするので、ああ今見てるんだなと思ってこっちへ来るともう忘れちゃってまた違うことをやっててというような時間が過ぎているので、なかなかコミュニケーションというのも難しいもんだなと実感しております。理想としては、うんうんとうなずくだけでうれしくなり、全てのストレス緩和になるのではないかと言っても過言ではないと思います。夫といると、家族といると楽しいということで家族増につながり、産み育てる気持ちにつながるのではないかと、ささやかな願いを込めて伝えています。
 ちょっと大きく出ますけれども、子育ては楽しいよが人生は楽しいよとなり、子供を産み育てる気持ちが育まれ、少子化問題や人口減少問題に影響するのではないでしょうかということです。
 私たち子育て支援事業者が人口減少や少子化に手助けできることはというと、直にパパやママ、じいじやばあばとの触れ合いの中で、その子育てに寄り添って――子育てのストレスや子供とともに過ごす生活、中には楽しい、うれしいということはいっぱいあると思います――それをまた倍にして、また苦しみや辛さを半分にすることなどで少しでも前向きな子育てに立ち向かえる環境を提案することだと思います。
 日々来館する親子に言葉のエネルギーをかけ、幸福感や優しさを与え、安心感や自分のよさを感じてもらい、子育ては楽しいよ、尊き仕事だよと認識してもらい、たくましく生きているよと確認し合って、人生は楽しいよと伝えていきたいと思っています。
 また大きく出ますが、これが人を変え、地域や社会を変える力となるとひそかに思っています。これからの社会を産み育てることのできる社会に変えていけるんだと信じています。こんな感じで、いっぱい生まれればいいなと思っています。
 そして、自己啓発や自己実現につながり、よりよい静岡県人の創出、そしてよりよい静岡県になればいいのではないでしょうか。このフレーズは大好きなんです。「住んでよし訪れてよし」「産んでよし育ててよし」「学んでよし働いてよし」の静岡県、好きです静岡県ということです。
 私は、静岡県に来て25年になります。もとは福岡県だったので、岡つながりで来たんですけれども、静かな県です。御存じと思いますが、福岡県というのはカンカンというような響きがあるというか、ここへ来て最初に――結婚したてのころなんですけれども――夫にコーヒー飲むって言ったら、どっちでもいいよって言われたんです。言われますか、皆さんも。どっちでもいいよってどういうことって。やっぱりその地域の差ですよね。欲しいなら欲しいって言ってくれる。この言葉は結婚したてですよ。今ならわかるんですけれども。それから、どっちでもいいって言うから、初めのころは入れました。けれど、それが10年たち、20年たちすると、どっちでもいいよって言われたときには、もう入れなくなりました。現在では、どうしてると思いますか。自分のものは自分で。それが一番争いのない生活かなと思っています。
 それを地元の福岡の子に話すと、やっぱりえーって驚きました。欲しいなら欲しいって言ってくれればいいねって言われて、そうなんですよね。だからやはり静岡県というのは静かな県なんだなと思います。だんだんと自分も静岡県人になっているんだろうなと思いつつ、時にかちんと来たりして、ああまだまだと思っています。でも、うちの家族を見ると、子供も静岡県の子ですので、圧倒的に静岡県の中で自分は育っているんだなと思って、だんだんと角を出すのをやめようとしております。
 そして、人口減少問題や少子化問題に対しては、本当にささやかなソフト面のお話をさせていただきました。お集まりの皆様には、政治的な政策や経済的な支援などのハード面に対して、皆様方の作戦を子育て中の、またこれから子育てに向かわれる方々に、子育ては1人じゃないよ、子育ては楽しいよ、子育ては尊いよを実感してもらい、産み育てる環境づくり、社会づくりができるよう、お力添えをいただきたいと思います。よろしくお願いいたします。
 今、働いているセンターの職員として3つのお願いを最後にさせていただきたいと思います。
 1つ目は、県内に214カ所の支援センターが設置されております。地域や所轄や設置問題、設置環境、職員体制、待遇など、身分保障もさまざまです。そこのところをお考えいただき、ママやパパや子供たちがすくすくと育つ、安心という器の中で見守ることができるように、センターや職員の待遇支援をお願いしたいということです。
 2つ目に、静岡県地域子育て支援センター事業連絡協議会の設置、設立をお願いしたいと思っております。
 全国に子育てを支援していこうという同胞がたくさんいます。きちんとした連絡会のもと、情報交換や研修を重ね、子育て支援活動に取り組んでいます。ぜひ、静岡県にも子育て支援連絡会、静岡県地域子育て支援センター事業連絡協議会を設置していただき、県内各センター間の交流を深め、横のつながりを持ち、共通理解や進むべき方向を確認しながら多様な支援をしていきたいと思っております。
 3つ目のお願いですが、県内に214カ所のセンターがありますが、まだなかなか周知が行き届いていないようで、知らない方も多くいらっしゃいます。今回、子育て支援センターでどんなことをやっているかということも説明させていただきましたので、皆さんも知り得たわけです。皆様方の近くの方からお知らせしていただき、せっかくの施設を大いに利用して、子育てに役立てていただきたいと思います。
 お手元のカードは、菊川の子育て支援センターと児童館のことが書いてあります。なかなかお渡しされる人というか、菊川に近い人はいらっしゃらないかもしれませんけれども、もしどこかでありましたら、お渡しして役立てていただきたいと思います。
 皆さん、御存じでしょうか。菊川市が、主婦が幸せに暮らせる街bPになったこと。月刊誌aene
というので――中部エリアなんですけれども――主婦が暮らせる街ランキング1位になりました。先々週も西部版の新聞に、菊川市が載ることができました。話を聞いてみると、子育てしやすいということ、友達をつくりやすいということが記事に載っていました。菊川には産み育てる環境があり、子育てに優しい人や地域があり、みんなと集える場所があるということで、暮らしやすい菊川市ということになっているようです。暮らしやすいということで、環境整備も人口増加の対策には特効薬ではないかと思いました。ぜひ静岡も主婦が暮らせる街というか、県になればいいなと思います。
 これで、私の拙い発表を終わらせていただきます。御清聴ありがとうございました。

○池谷委員長
 山下様、ありがとうございました。
 大変な御苦労をおかけしたようで、申しわけありません。ありがとうございました。
 以上で、山下様からの意見陳述は終わりました。
 これより質疑に入ります。
 委員の方にお願いをいたします。
 質問はまとめてするのではなく、なるべく一問一答方式でお願いをいたします。また、簡潔明瞭にお願いしたいと思います。
 それでは、御質問、御意見等がありましたら御発言願います。

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