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委員会会議録
委員会補足文書
平成23年５月臨時会くらし環境委員会
| 議案説明 【 当局側説明 】 発言日： 05/20/2011 会派名： |
○松浦くらし・環境部長
くらし・環境部長の松浦でございます。よろしくお願いいたします。
県では、東日本大震災の被災地に対する支援体制を、いち早く整え、これまで医療救護チームなどの派遣や、現地の状況を踏まえた物資の支援、被災者の受け入れなどを行ってまいりましたが、今回の震災は未曾有の規模であり、被災者の方々への支援は、継続的かつ長期にわたるものと想定しております。
また、東海地震の発生が予想される本県では、今回の災害を踏まえ、避難所の電源確保や津波対策、原子力防災対策などの、これまでの地震防災対策を検証、強化していく必要があります。
さらに電力需給の逼迫を踏まえた省エネ対策や新エネルギーへの転換のほか、県内の生産活動のための中小企業支援、雇用促進、風評被害対策、観光誘客などの対応が求められているところであります。
これらの震災対策に必要な経費については、適宜必要な予算を措置していきたいと考えておりますが、今回緊急を要するものにつきまして、５月補正予算としてお諮りするものであります。
それでは今議会に提出しております、くらし・環境部関係の議案につきまして、議案、議案説明書、さらにお手元にお配りいたしました説明資料に従って御説明をいたします。
今回提出しております案件は、第88号議案「平成23年度静岡県一般会計補正予算」１件であります。
お手元の委員会説明資料の１ページをお開き願います。なお、議案では５ページになりまして、議案説明書では３ページになります。
くらし・環境部関係の５月の補正額は、２億9850万円で、これにより本年度予算の累計額は、89億4548万8000円となります。
補正予算の内容ですが、資料２ページをお開きください。
被災者受入支援事業費２億7750万円は、東日本大震災及び福島第一原子力発電所事故による被災者を緊急的に救助するため、旅館・ホテル等を活用した避難所を開設し、災害救助法に基づいた被災者の受け入れを行う市町を支援するための経費であります。
資料３ページをごらんください。
県営住宅受入被災者生活用品支援事業費800万円は、県営住宅に受け入れる被災者が速やかに安定した生活を営むことができるよう、照明器具、ガスこんろ、寝具や日用品などの生活用品を提供するための経費であります。
４ページをお開きください。
節電キャンペーン推進事業費1000万円は、東日本大震災及び浜岡原子力発電所の運転停止により、県内全域において、夏場の電力需給が厳しくなることから、専用電話による節電に関する相談の受け付け、家庭や企業に対する節電出前講座の開催や、積極的な情報提供を行うことにより、節電対策を支援するための経費であります。
５ページをごらんください。
水道水放射性物質測定事業費300万円は、福島第一原子力発電所の事故により、関東地域の都県において、水道水中から、乳児に対する摂取制限指標値を超える放射性物質が検出されたことから、危機管理部において実施している静岡市内にある県環境衛生科学研究所の水道水測定に加え、県民が安心して水道水を利用できるよう、県内６カ所の水道水を採取し、放射性物質を測定するための経費であります。
以上で私からの説明を終わりますが、よろしく御審査のほどお願い申し上げます。
○小長井委員長
以上で当局側の説明が終わりました。
これより質疑に入ります。では、御発言願います。
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