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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成19年9月定例会企画空港委員会 質疑・質問
質疑・質問者:落合 愼悟 議員
質疑・質問日:10/03/2007
会派名:自由民主党県議団


○落合委員
 前回第一番目だったものですから、少しおくれて質問させていただきました。
 けさ7時半からNHKのテレビで、静岡空港建設事務所の藤浪主幹の解説で防災関係をやっておりました。非常に一生懸命工事されてるなということでほんとに感心しました。
 そこで、滑走路工事についてお伺いいたします。私がちょっと入手した資料があります。9月13日に業者の方から提案されたものですが、埋め土の関係で工期がおくれるということです。そういう中で、工事は来年の8月末の竣工予定になっているんですが、それよりもおくれて9月末に一応舗装工事ができると、照明工事が11月中旬ということでずれてるわけですね。これが提案されてますので、その辺で国の検査がいつなのか、いつまでに検査を行えば開港に間に合うのか、その辺をちょっと伺いたいなと。
 確かにけさもやってたんですが、相当埋め土が大きいもんですから。80メートルということで、ほんとに慎重に埋めてるということでございました。地震が起きたときに、そんな面で空港が使えないということでは困るということで慎重にやってるようでございます。これはもうね、必ずやってもらわないかんと思いますが、その辺でちょっとどういうようになるのか伺いたいと思います。
 試験飛行が来年9月からですね、ということで工事をやっていてもその上を試験飛行するのかどうか、その辺も一緒に聞いてみたいと思います。

 そして、ターミナルビルでございます。ターミナルビルについては戸田建設さんが設計施工ということで伺ってるんですが、今、建築確認申請中ということです。
ANAとJALがいつも使われるという中で、当初はJALだけの内容だったと思うんですが、その辺でどれくらいに変更をしてスペースを確保してもらってるのか、またリージョナル航空の鈴与が入ってますので、その辺のスペースも検討しているのかどうなのか、その辺を伺いたいと思います。

 そして飛行場の管理の方ですね。7時半から8時半までが飛行場の使用時間になってますね。これについて、8時半になった時点で国から県の方へ電源スイッチが切りかえられるそうなんですね、私もよく知らないんです。これがわからん。切りかえがあるそうです。切りかえ後は県が管理するのか、空港会社が管理するのか、その辺がどうなのかなということで非常に心配をされてました。
 例えば、夜間に相当メンテナンスが多いそうです。よその空港なんかも視察してるようでござい
ますけど、非常に大変な作業をしていくそうでございますので、管理がどうなのかということ、さっき藤田委員の方からありましたけどもう1回伺いたいと思います。

 それから最後に、年間106万人の需要予測が平成15年に公表されてもう4年の余がたっております。ですから、燃料費の高騰なんかでその目標値が変わってるんじゃないかなと思うんです。航空会社も不採算路線を閉鎖してますし、航空会社としての独自のいろんな考え方もあると思いますから、目標値が変わるのか、変わったのか、それとも現状のままでいくのか、その辺ちょっとお答えをいただきたいと思います。以上です。

○勝山整備室長
 お尋ねの第1点目の工事の件ですが、照明工事が11月とおっしゃったのはちょっとよくわからなくて申し訳ありません。私どもが今現在進めている工事につきましては、既に今年度から来年度に向けて債務負担工事で一括発注しておるものもございまして、これからまだ発注していくものも若干残されてはおりますけれど、基本的には来年の8月末までにすべての工事が終えられるようにということで、それを目標に工事を進めているところでございます。
 ただ、委員からも御指摘がございましたように、若干御心配されてるとおり、盛り土工事のおくれといいますか、当初もくろんでいたスケジュールより若干おくれたために、滑走路の舗装ですとか、それに伴う灯火等の電気工事が若干当初予定していたよりもおくれていることは確かでございます。
 それは御案内のとおり、18年度のうちに土地収用の手続きをとりました未買収用地につきましても任意買収の可能性があるということで、18年度中にそれ相当の予算を国からつけていただきました。ところが、その用地は収用の手続きということになりまして実際に権利取得ができたのが昨年度の終わりでした。当初見込んでいた契約はしたんですが、盛り土工事がおくれたために電気とか舗装の工事がおくれて、それが19年度に繰り越しになってるということで、若干それらが少しずつ玉突きになってることは確かでございます。来年の夏までは、まだ1年ぐらいの時間がございますので、今現在、私どもが把握してる限りでは、その間の工期の中で、工事の最初の段階におけるおくれは取り戻せるものというように考えております。
 したがって、繰り返しになりますが、工事については来年の8月末を基本施設の完成目標としておりまして、それを過ぎて完成しましたら速やかに完成検査を行ってもらって、それが終わり次第、いわゆる飛行検査というものに移るという段取りに現在のところなっております。以上でございます。
 
○白井経営管理室長
 ターミナルビルについてお答えいたします。
 全日空の就航表明によりまして、ターミナルビル内で当初計画をされておりました基本プランの見直しが必要となりました。したがって、空港運営会社の方では、昨年の12月に発表をした基本プランのうち、1階部分西側において県が公的利活用スペースとして確保をしていた部分につきまして、航空会社のチェックインカウンターとしたいということで配置の見直しが行われました。
 おおむね500平方メートルほどの面積が、航空会社の執務室並びにチェックインカウンターということで変更されますけれども、どちらの会社が利用していくかとか、子細につきましては、現在建築確認の申請はされておりますけれども、内部の細かな設計は今後進められるということでございますので、エアラインと運営会社との間での協議が進んでおります。
 また、リージョナルを参入表明されました県内企業につきましても、今後運営会社の方にですね、利用スペースについての申し出があると思います。現在のところ、その点につきまして、県の公的利活用スペースを転用というようなお話については伺ってはおりません。

 それから、管理の問題でございますけれども、地元との騒音協定によりますと、飛行機の運航時間というのが、朝の7時半から夜の8時半ということに、それまでの間に押さえますということになっておりますけど、飛行場の使用時間、運用時間というのは、これから条例の中で定めて、来年の2月に県議会にお諮りしたいというふうに考えておるところでございます。
 ちなみに、全国的に第三種空港の開港時の時間としては、11.5時間というものが基本とされておりますので、地元との騒音協定等も踏まえまして、7時半から夜8時半の間での11.5時間、これが空港の使用時間――運用時間ということになります。
 その運用時間が終わりますと、電源スイッチといいますか、管制の方から県というか、管理者の方にそれぞれの権限が移行されるわけですけれども、県といたしましては、空港の基本施設も含め可能な限り指定管理者に管理をゆだねることとしておりますので、空港管制の方から引き渡しを受けるのは空港の指定管理者ということになります。
 ただし、航空法上、県が飛行場の安全等において責任を持たなければならない部分がございますので、夜間等で何かトラブルがあったときにでも設置者たる県としての判断または何かその修理とかですね、行動が必要になれば、そのための指示ができるような連絡体制をとってまいります。以上でございます。

○松永総務室長
 国内106万人の需要予測でございますけれども、平成12年度のデータに基づきまして平成15年に算出したものが、106万人。最近の状況、17年度に出たデータですと、全国で航空利用者が1.4%微増といいますか、いわゆる伸びております。
 この予測は予測でございますので、あくまでも目標値の106万人はそのままでいきまして、これになるべく近づく路線・便数、それから旅客の確保に向けて邁進してまいりたいと思っております。

○落合委員
 竣工日が来年の8月なんですが、舗装工事の方が非常に大変だということで聞いているわけです。
 舗装工事の関係ですけどね、非常におくれてしまうということで出ておりまして、上部工が9月末ということで提案されてるんですよね。ですからほんとにどうなのかなと非常に心配をしているところでございます。8月末にほんとに竣工できるのかどうか、もう1回ちょっと確認をしていただいた方がよろしいかなと思います。
 それが終わらないと照明工ができないわけですね。ですから全部終わるのが8月末では、ちょっと今大変ではないかなという気はいたします。いろんな状況から見て、作業時間も夜間に行うとなるといろいろ制約があるわけですよね。地元との協議関係で。
 ですから、非常に苦労をされているということで、昨年度の工事もまだ終わってない状況でありますよね。そのあたり、みんな延びていっちゃってるわけですね。今年のものも10月31日が延びてるという形で、各工事みんなおくれていってるわけでございます。ですから、おしりを決めてあってもほんとに大丈夫かなというのが私心配なものですから。その辺また確認をしていただきたいと思います。

 ターミナルビルにつきましては、管理するのは富士山静岡空港株式会社でございますので、内容的にはほんとは知りたいんですが、県の予算もはいらず、独自の予算で運営するということでございますので、ほんとは内容を知りたかったんですが。
 せっかくの空港でございますので、あとであきスペースが多くなったりとか、また狭すぎちゃったりとか、ということのないような、やっぱり使いやすい形をできるだけ指導をしていってもらいたいと思います。

 それから、最後の需要予測でございますが、106万人は変えないということでございます。
 しかし、この目標値というのが多分変わってるんじゃないかなと思います。106万人、15年ですね。そのときの就航エアラインはJALだけで多分いたんじゃないですか。ほかの各地との路線もあると思いますけど、その辺で、ある程度各航路の目標値が変わってるんじゃないかなという気がしたんだけど、そういうことはあまり変わらないということですかね。以上です。

○勝山整備室長
 1点目の御確認というお話でしたが、若干私の方の説明が足りなかったかと思います。確かに繰り返しになりますけど、委員の御心配されてるとおり、その舗装工事やそれに引き続きます電気工事が若干おくれてることもございますが、作業区間の工夫とか、そういうものも我々やっておりますので、そういうところでなんとか作業の能率といいますか、効率を上げて我々の目標としてる期間内に工事が終わるように努力したいというふうに考えております。
 それから舗装につきましても、現場のいわゆるアスファルト鋼材による舗装については、空港の現地に、仮設のアスファルトプラントを設置して――今現在その仮設プラントを設置中でございますが――それができましたら、できるだけ舗装については平たん性を保つために一括して、できるだけ短時間で集中的にやった方が舗装の平たん性は保てるものですから、それらも加味して作業時間等の工夫をしたいと思っております。
 それにつきましては、当然、先ほど委員が御指摘になりましたように、作業時間については一定の制約がございます。しかしながら、地元の皆様の御理解、御協力が得られればその問題もクリアできると思いますので、これから地元の皆様にもその辺の協議をさせていただきまして、ぜひ我々が目標としてる工期内に工事が終わるように努力したいとこのように考えております。以上です。

○松永総務室長
 需要予測には、開港年、開港後5年、開港後10年とあります。開港年で今は106万人と説明しておるわけですけれども、品川新駅、それから羽田の再拡張、セントレアも加味したもとに需要予測を立てております。

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