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委員会会議録

質問文書

開催別議員別委員会別検索用


平成24年8月医療・福祉対策特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:石橋 康弘 議員
質疑・質問日:08/07/2012
会派名:自民改革会議


○石橋委員
 まず、医師は今220人を目標に採用、確保を目指しているというようなお話でしたけれども、それぞれ介護士とか、看護師とかいろいろいると思いますが、不足する人員のその年度別の確保する数字の目標というのを立ててるかどうかということが1つ。

 それから2番目は、いろいろな部、課がたくさん絡んでいます。人材の確保には。文化・観光部も絡んでおりますし、教育委員会も経済産業部も絡んでるわけですが、この連携をどのようになさっているかということ。

 それからもう1つ、3番目は、非常に採用が難しい、確保が難しいといっておりますこの職種の中で、一つ一つの職種についてなぜやめていくのか、なぜ採用できないか、この明確な原因と理由というのを皆さん方それぞれ把握しているのかどうか、とりあえずそれだけお伺いします。

○貫奈医療人材室長
 看護職員の需給見通しの関係とやめる理由、この2点について申し上げます。
 まず、看護職員の需給につきましては、この健福の資料の17ページのところに看護職員の需給見通しという表がございますけれども、基本的には第7次静岡県看護職員需給見通し、これ平成22年に策定しておりますけれども、この平成23年から平成27年までの5カ年にわたる需要数と供給数を算出して、過不足、充足率を算定しております。基本的にはこの見通しに沿った形で看護師の供給が図られるよういろいろな対策を進めてまいります。

 もう1つ、看護職員がやめる理由につきまして、静岡県のナースセンターにおいてアンケート調査したものがございます。既卒、勤めて何年かたつ人と新卒の人と2つにわけてございますけれども、既卒の退職者の主な理由としては他の職場への興味、これは他の職場というのは別の職種ということじゃなくて、ほかの病院も含めまして他の職場への興味、あるいは転居を伴う結婚、あと健康上の問題などが主な理由となっています。
 新卒者の退職理由としては、健康上の理由、これは精神面における健康上の理由が第1番になっておりまして、次に適性や能力への不安というのが理由になっております。以上でございます。

○村松介護保険課長
 介護職員の関係の人数ですけれども、27ページに年度ごとにお示ししてあります。これは介護保険につきましては、介護保険計画ということでサービスの計画を立てます。それに呼応した形で人数が出て、それでここに募集人数をお示ししています。
 それから、明確な介護人材の不足についての理由ということで、明確にわかって対応できれば一番いいんですけれども、今私どものまず思ってますのは、高齢化の進行というのは介護の必要があります。介護人材も毎年就業していく人はふえてます。ふえてるんですけれども、例えば特別養護老人ホームもどんどん県議会の許可を得ましてつくってます。そうしますとそこにまた就職する人がいなきゃいかんという形で高齢化の進行に伴う慢性的な不足というようなことが1つあります。
 もう1つは、介護業界はやはり歴史が浅いといいますか、現在の制度は10年、12年ですか、それぐらいなもんですから、キャリアの仕組みというのがどうしても小規模な事業所では、しっかりできてない。また、小規模な事業所が多いというような形でこの辺も年がたつにしたがって、あるいは県でもいろいろな方策考えてますし、そういった形でだんだんよくなるかなと思っています。

 それから、各施策の関連ということで、自分のところの事業の関連で言いますと、例えば31ページに介護人材確保・育成特別対策事業とあります。この事業は実はすべて現場の声から拾った事業で、我々どもも考えまして、考えたんだけど財源がないと。財源がない中でいろいろな部署と連携をとってこうした事業ができ上がったものでございます。以上です。

○鈴木雇用推進課長
 経済産業部でございます。連携でございますけれども、私どものほうでは福祉・介護人材の確保ということでセミナーを実施しております。この事業につきましては、民間に委託をしております。この中で委託をする際に健康福祉部からも出ていただきまして、入札等のプロポーザルの資格審査をさせていただいております。
 それとあわせまして、この事業終了後にこの方々が介護の資格等を取れますように、働きながら資格を取るというようなさまざまな健康福祉部の施策を御紹介をしているところであります。以上でございます。

○石橋委員
 いろいろ答弁ありがとうございました。お話を伺いますと、私の素人の感じでございますけれども、人材の確保力といいますか、ちょっと私は弱いと思います。何が弱いかといいますと、今申し上げました経済産業部、教育委員会、あるいは健康福祉部の中でもたくさんの課が絡んでおりまして、分散し過ぎているというか、僕の感じではもう少し集中させたほうがいいと。例えばでございますけれども、医療福祉人材確保チームとかですね、そういう形で部長の直轄下において、人、物、金をぶち込むと、思い切ってぶち込むと。
 それでもう1つが、時間も押しておりますから部長に御意見だけ申し上げますけれども、やはり今までのイベント、フェアが私はもうマンネリ化していると思う。一度全部真っさらにしたほうがいいと思います。今までのやり方では確保できなかったんだから、それは一度やめて、新しいものをやり始めなきゃいけないと私はそう思います。ですから、イベントとかフェアはもう自己満足に過ぎないと。去年やったからことしもやらなきゃいけないと、こういうことではいけないと思います。すべて今までのことを否定していただいて、新しい挑戦をしていただきたいと。実のある施策をお願いしたいということで、時間も押しておりますので、答弁は結構でございます。

○安間委員長
 ここで暫時休憩をいたします。
 再開は3時15分といたします。
( 休 憩 )
○安間委員長
 休憩前に引き続いて委員会を再開します。
 質問等を継続します。発言をお願いします。

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