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委員会会議録

質問文書

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令和3年7月アフターコロナ生活環境づくり特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:飯田 末夫 議員
質疑・質問日:07/15/2021
会派名:自民改革会議


○飯田委員
 それでは、分割質問方式でお願いします。
 まず最初に、教育委員会の資料1ページで、アフターコロナを見据えた教育の現状と対応ということで、御説明でICT教育の推進、特性を最大限に活用した効果的な教育活動を推進しているというお話をいただきました。なお、このコロナによって、よくないこともいろいろ多いわけなんですけれども、その中で世の中を5年ほど早く進めたという考え方もあるようで、そうやって考えてみますと、タブレットを前倒しして整備するとか、県立学校では8月にはほぼ全体に整備が済んで、小中学校においても加速化されて、いよいよもって、今お話もありましたけれども、1人1台パソコンが完了する直前まで来たかなと思っております。その中で、特にこの委員会で自分も期待しているのは、教育委員会で、特にDX――デジタルトランスフォーメーションの考え方からいったときに、1人1台に普及したということは、これは各家庭、保護者とつながったことになると思います。ということで考えてみたときに、改めて各家庭や保護者とのつながりでどのような活用を考えているのか、それともう1つ、大事な視点として先生の多忙化から働き方改革にどのように活用していくかお考えがありましたらお願いします。

○中山教育政策課長
 DXについて御質問いただきました。まず各家庭とのつながりでございます。今回、1人1台端末が配備されたパソコンでございますけれども、実際にかなりの市町におかれましても、各家庭に持ち帰って活用することがもう既に行われております。つまり学校で授業として使うだけではなく家庭学習でも使うということでございます。ですので、教科資料につきましては、例えば反転学習のような形がやりやすくなる。学校で発展的なことをやりますけれども、うちへ持ち帰って基礎的なことはまず調べておいた上で学校で生かすということがあります。例えば家庭に持ち帰っていただいた中で、御家庭の方と児童生徒さんが学習内容について話し合うといった機会も生まれることも想定されます。教科資料において相当数のICTが入ることによって、教科資料の中身の充実、家庭との連携が期待されるのが1つございます。
 もう1つは働き方改革につきましては、家庭との連絡につきまして、今メールとか電話でやったりもしております。こういったものもICTを使いますと、様々なシステムが今開発されていますので、スマホとかから学校に連絡が行って、それでもう各学校に休みますという連絡を電話でしなくてもスマホでぱっと行って、画面にぱっと出てすぐに分かる、そういったシステムが今開発されております。実際、県でも、今年度は特別支援学校2校と県立学校2校で試験的な導入をやっておりまして、実際かなりの効果が出ています。こういったものは教員の事務の効率化に大きく寄与すると思いますし、また家庭との連絡でも様々な手段の使い方があると思います。こういったものをぜひ普及してまいりまして、教科内容、またさらに事務の効率化にICTの活用を進めてまいりたいと考えております。

○飯田委員
 いろいろ御活用いただけるとのことで、そうなるとなおさら整備の完了を急いでいただけるように御尽力いただけたらと思います。この件については、文科省でもスタディーのStuDX(スタディーエックス)という言い方をして、今後デジタルトランスフォーメーションについては進めてまいると言っておりますので、効率よく進めていただくようお願いします。

 それでは、次の質問に移りますけれども、健康福祉部の地域福祉課、資料7ページです。ここに複合的な相談に対応できる支援体制について取り組んでいただけると書いてあります。ここに書いているとおり、コロナ禍の長期化により、私自身も、コロナというのがこんなに長期化するとはなかなか思わなかったわけなんですけれども、その中できめ細かな相談、そして支援が大切であると御認識いただいていると記入されています。なおかつ、包括的相談支援体制を市町において構築する必要があるということで、県としてはアドバイザー派遣や人材養成などを通じて体制構築の取組を支援すると書かれていて非常にいいかなと思います。ただ、3の相談窓口の設置状況、現在が35市町のうち15市町にとどまっていると。この点も御尽力いただいて増えていくとは思うんですけれども、目標をよく見ると令和6年度になっているんですね。全市町でこういったことの整備が大変だというのは理解しようとは努めますが、こういうことこそ早くやっていただきたいなと思うんですけれども、こちらについてのお考えを教えてください。

○鈴木地域福祉課長
 まだ設置していない20市町でございますけれども、こちらの市町につきましては、整備を既に検討している市町が半分以上を占めておりまして、これを着実に進めさせていただきたいということで、アドバイザーの派遣でありますとか、人材養成の研修に努めてまいりたいと考えております。
 あと私どものアンケートの仕方にもよるんですけれども、各制度はそれぞれ市町で持っているものがございまして、1つの課でいろんな担当を持っているので、我々としてはもう整備できているよと思うんですけれども、看板といいますか、総合相談窓口課だとか、そういうものをつくるのに、市町の方々が体制、組織を考えるところで少しとどまっているところがあります。毎年、県内を5区分に分けて市町を集めまして、現状でありますとか、既に整備されている市町との意見交換、またまだこれから検討される市町の方々と意見の交換などしておりますので、引き続き行いながらお持ちの課題ですとか、また助言できるものは助言しながら整備を進めていただきたいと思っております。

○飯田委員
 御答弁ありがとうございます。100%の市町でやっていただくことが目的ではなくて、本当に困っている方に迅速に対応していただくということが一番だと思いますので、いろいろな事情があるかとは思うんですけれども、本当に期待する事業なものですから1日も早い、早期の整備のお願いを要望として質問を終わります。

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