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委員会会議録

委員会補足文書

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平成21年7月海外就航地交流推進特別委員会
調査事項に関する説明 【 当局側説明 】 発言日: 07/15/2009 会派名:


○外山企画部理事
 企画部資料の1ページをお開きください。
 「韓国自治体との交流」についてであります。
 去る6月4日、静岡空港が開港し、韓国便につきましては、アシアナ航空、大韓航空ともに週7便を運航するなど、本県と韓国との距離が飛躍的に縮まり、本格的に観光・教育・学術・文化・産業等、各分野における交流が具体的に促進される条件がそろいました。
 中国や韓国といったアジア地域における交流につきましては、行政間の友好都市提携や分野別の交流協定は息の長い交流を幅広く行う手段として有効なものと考えています。
 これまで、県では、中国浙江省との友好提携を通じ、多方面にわたる交流が根づき、現在においても活発な活動が行われ、その効用が認められております。
 一方、韓国は、個別の分野の交流が進んではきているものの、県・市町ともにまだ地域的な交流が十分であるとは言えない状況にあります。
 そこで、本県では、県が主体となる韓国地域との交流に加え、市町が主体となる交流拡大を支援することにより、各界・各層にわたる交流の拡大を図ってまいりたいと考えております。
 次に、企画部資料2ページをお開きください。
 平成19年度から、ソウル市立大学校の学生をインターンシップ研修生として、本県で受け入れを行っています。これは、ソウル市立大学校の教授が静岡県のユニバーサルデザイン施策を知り、学生のインターンシップを本県に依頼してきたことがきっかけとなり行ったもので、その後、研修が高く評価されたことで、引き続き大学側から依頼を受けているものであります。
 県の支出をほとんど伴わずに、各部局の職員の努力により、静岡県を効果的にPRできる機会であることから、今後は、市町との協力も視野に入れ、引き続き受け入れを行ってまいりたいと考えております。以上でございます。

○後藤県民部文化政策室長
 資料の県民1ページをごらんください。
 「朝鮮通信使を核とした日韓文化交流の推進」について御説明申し上げます。
 説明の前に、口頭で「朝鮮通信使」につきまして、ごく簡単に御説明を申し上げます。
 朝鮮通信使は、朝鮮国王から徳川幕府に派遣された使節団でございます。1607年から12回、日本を訪問しておりまして、本県には、旧東海道を通る形で10回訪れております。清水区の清見寺を初め県内各地にその足跡を残しております。
 1607年に第1回ということでしたので、2年前の2007年、平成19年度に朝鮮通信使の400年記念事業というのを実施しまして、再現行列とか、それから7市町でいろいろ交流事業を実施しました。
 県では、その日韓共通の文化資源であります朝鮮通信使を活用した事業を継続して、その歴史的意義の普及を通じて日韓文化交流の一助としていきたいというふうに考えておりまして、引き続き記載のような県内における普及活動、それから韓国に向けた情報発信を行っております。
 今年度につきましては、県内における普及活動としまして、NPOと地域で活動する市民団体の皆さんと協働しまして、例えば通信使に振る舞われた料理の再現、それから伝統芸能の上演、それからウォーキング、講演会等々の事業を東中西で実施をしてまいります。
 韓国に向けた情報発信につきましては、ハングル版の「静岡で学ぼう!徳川家康と朝鮮通信使」、このリーフレットを仁川の世界都市祝典で配布をして、韓国国民の認知度を高めていきたいというふうに考えております。
 県内における普及活動への参加者や韓国でのPRに配布するため、ガイド、それから各種グッズを作成いたします。
 次の2ページをごらんください。
 昨年度の事業実績としまして、県内における通信使普及事業の実施、それからソウル市で開催されました「日韓交流おまつり」でのPRなどを実施しております。
 以上で説明を終わります。御審議のほど、よろしくお願いします。

○深澤県民部大学室長
 お手元の資料の県民3ページをごらんください。
 韓国との学術交流についてであります。
 1の「県内大学と韓国の大学との交流状況」でございますが、平成21年5月1日現在で、県内の9大学と韓国の15大学との間で19の交流協定等が締結されておりまして、学生の交流や学術情報の交換等が行われております。
 また、県立大学現代韓国朝鮮研究センターが平成15年1月にアジア関係の研究機関として設置され、研究者間の交流やシンポジウムの開催等を通じました研究を行っておりまして、平成21年1月30日には、韓国の東西大学校日本研究センターとの間で交流協定が締結され、今後、合同ゼミの実施などを行っていくこととなっております。
 2の「韓国からの留学生の状況」でございますが、平成20年5月1日現在で84名の留学生が県内の大学に留学しております。
 3の「静岡学術フォーラムにおける韓国との学術交流」でございますが、国内外の学術交流を深めることなどを目的に、平成8年度から静岡学術フォーラムを開催しておりますが、これまでに累計で31人の韓国人を招請しております。
 今後とも、静岡学術フォーラム開催などを通じまして、県内大学と韓国を初めアジアの大学との学術交流が深まるよう努めてまいりたいと思います。
 以上でございます。よろしく御審議のほど、お願いいたします。

○出野産業部観光局長
 お手元の産業部関係の資料の1ページをお開きください。
 「韓国からの誘客促進に向けた取組」について御説明申し上げます。
 観光局では、富士山静岡空港の開港により、静岡と韓国が空の便で直接結ばれたことから、これを交流拡大の絶好の機会ととらえ、観光プロモーションの実施、観光情報の発信、そして観光客の受け入れ態勢整備に取り組んでおります。
 まず、観光プロモーションについては、韓国国際観光展への出展のほか、現地での観光説明会や商談会により、富士山や温泉を初めとする本県の豊かな観光資源のPRや旅行ルートの提案などを行っております。
 このほか、現地の旅行エージェント、教育関係者、メディア等を招聘し、本県に向けた旅行商品の造成や教育旅行の誘致を行っているほか、メディアに対しては、現地での本県情報の発信を要請しております。
 観光情報の発信につきましては、昨年9月にリニューアルいたしました県の観光ホームページ「ハローナビしずおか」の韓国語ページやパンフレット等により本県の魅力をPRしております。
 また、韓国からのお客様に安心して本県の観光を楽しんでいただくため、受け入れ先となる観光施設等に対し、県で作成した応対事例等の動画や指差し会話ブックなどの活用を図るなど、外国人観光客の受け入れ態勢整備にも積極的に取り組んでおるところでございます。
 今後も、引き続きこのような取り組みを積極的に実施し、韓国からの誘客促進に努めてまいります。
 以上で私からの御説明は終わりますけれども、よろしく御審査のほど、お願いいたします。

○高木産業部マーケティング室長
 産業の2ページをお開き願いたいと思います。
 「本県産品の韓国における市場開拓の取組」について御説明をいたします。
 アジア諸国の経済発展に伴います購買力の向上や日本食ブームを背景として、安全で高品質な日本の食材の需要が高まっておりまして、香港・シンガポールなど、東アジア市場を中心として、本県農林水産物の海外市場開拓に取り組んできたところでございます。
 これまで、商談会やバイヤー招聘などを通じて、現地の百貨店、それから量販店で、本県のお茶、メロン、イチゴ、わさび、水産加工品など多数の品目で輸出が実現しておるところでございます。
 こうした中、韓国につきましては、昨年度から販売促進活動を始めております。
 まずは、本県産品の認知度を向上させることが重要でありますことから、この2の(1)にあります「Import Good Fair 2008」、それから「Korea Food Expo 2008」といった見本市への出展によるPRを行ったところでございます。
 本年度につきましては、8月に開催されます「仁川世界都市祝典」での消費者向けのプロモーションや「Food Week 2009」といった見本市の出展に加え、ロッテデパートなど百貨店におけるテスト販売などを通じまして販売促進を図ってまいりたいと考えております。
 さらに、現在交渉中でございます日本と韓国との間の経済連携協定の発効など、輸出環境の動向を注視しながら、企業立地促進策とも連携しまして、県産品のPRに努めてまいりたいと考えております。
 よろしく御審査のほど、お願いいたします。

○小澤産業部お茶室長
 私から、「お茶を通じた韓国との交流」につきまして御説明申し上げます。
 産業部資料の3ページをお開きください。
 お茶を通じた本県と韓国との交流につきましては、平成19年以降、JAや茶商、財団法人世界緑茶協会、県などが、韓国最大の茶の祭典であります「国際茶文化大展」に参加し、静岡茶の販売促進や「世界お茶まつり」のPRなどを行っております。
 一方、韓国からは、過去3回開催しました「世界お茶まつり」に多くの人が参加しており、一昨年の「第3回世界お茶まつり」では、海外からでは最も多い11の出展があり、韓国茶や韓国茶道の紹介がされ、来場者も1,000人を数えるほどになりました。
 県といたしましては、韓国での緑茶の関心が高まっていることからも、今後、お茶を中心にした産業観光交流ツアーの実施や来年開催いたします「第4回世界お茶まつり」などを通して、韓国との産業や文化の一層の交流を進めてまいりたいと考えております。
 以上で、私からの説明を終わらせていただきます。御審議のほど、よろしくお願いいたします。

○小杉産業部企業立地推進室長
 産業の4ページをお開きください。
 「韓国との産業交流の促進」について御説明いたします。
 初めに、「韓国への県内企業進出状況」についてであります。平成20年4月1日時点で、本県に本社または主要拠点のある企業のうち26社が韓国に31事業所を事業展開しております。
 次に、2の「韓国との産業交流促進施策」について御説明いたします。
 まず、(1)の「平成20年度事業」についてであります。平成20年度は、「2008日中韓産業交流会」に出展いたしました。これは、6月に大阪で開催され、本県のブースには約1,000名の来場者がありました。県ブースでは、本県の投資環境や富士山静岡空港、清水港、御前崎港、そしてお茶を初めとする本県の特産品のPRを行いました。
 次に、(2)の「平成21年度事業」について御説明いたします。
まず、アの「外資系企業等事務所賃借料補助金」であります。これは、静岡県内に新規に進出する外資系企業に対し、事務所賃借料の一部助成を行うもので、平成21年度には韓国の株式会社ニューソウル高速及び株式会社大韓航空静岡支店に対し助成を行うこととしております。
 次に、イの「韓国における輸入商談会の開催」であります。本年秋に韓国ソウル市におきまして、富士山静岡空港の活用及び韓国企業とのビジネスチャンスの創出を目的として、本県の企業と韓国企業との商談会を開催することとしております。
 本年は、6月に富士山静岡空港が開港し、仁川空港と路線が開設されました。県といたしましても、韓国との一層の産業交流の促進に取り組んでまいることとしております。
 以上で、私の説明を終わります。よろしくお願いします。

○岩ア空港部長
 空港部所管の関係事業につきまして、お手元の空港部関係資料により御説明をいたします。
 資料の1ページをお開きください。
 まず、初めに「ソウル路線の利用状況及び利用促進策」についてであります。
 ソウル路線につきましては、開港当初から、アシアナ航空及び大韓航空が1日1往復ずつ運航しております。
 開港日の6月4日から6月30日までの両社の搭乗実績は、静岡発仁川行きの便が56.3%、仁川発静岡行きの便が58.2%、合わせまして平均搭乗率は57.2%となっております。
 新型インフルエンザの影響、それから長引く景気の低迷などの理由によりまして、世界的に航空需要は冷え込んでおりますけれども、またこの仁川との1日2往復というのは、地方空港では初めてとなる開港時から1日2往復の就航であることにかんがみますれば、開港月の搭乗実績としてはまずまずは堅調にスタートしたのではないかというふうに評価をしております。
 次に、今後の利用拡大策についてであります。
 まず、本年8月7日から10月25日までの80日間にわたりまして開催されます「仁川世界都市祝典」を最大限に活用し、韓国から静岡へのインバウンド及び静岡から韓国へのアウトバウンド、双方の需要拡大に取り組んでまいりたいと考えております。
 具体的には、県及び市町の展示・PRにより、静岡県の知名度を向上させることにより、韓国から本県への誘客の増加を図ります。
 また、アウトバウンド需要の拡大を目的といたしまして、「仁川世界都市祝典」を訪れる旅行商品の造成を県内旅行会社へ依頼しますとともに、同祝典開催期間中に開催されます「アジア太平洋都市市長サミット」への参画及び県民交流団の派遣を検討してまいります。
 「コリアウィーク」につきましては、韓国観光公社名古屋支社が地域の自治体などと協働して毎年開催しております。
 本年度は、8月10日から16日まで静岡市内で実施し、韓国のグルメ・文化・芸術などの幅広いイベントを通じて、県民の韓国に対する興味・関心を高め、アウトバウンド需要の拡大を図ってまいります。
 そのほか、富士山静岡空港利用促進協議会と連携し、7月25日に静岡市内におきまして、一般県民を対象としました「富士山静岡空港から行く空(韓国・福岡)の旅」説明会を開催するとともに、10月から11月までは、社団法人日本旅行業協会が主催する「ビジットワールドキャンペーン」との連携によるパスポート取得に向けたキャンペーンを計画しております。
 また、インバウンド需要の拡大策として、航空会社と連携し韓国の旅行会社を本県に招き、旅行商品の造成を依頼するファムトリップの実施を計画しております。
 次に、資料の2ページをお開きください。
 「2009仁川世界都市祝典への出展」について説明いたします。
 仁川世界都市祝典は、韓国におきますことし最大のイベントであります。富士山静岡空港及び本県の効果的なプロモーションが十分期待できるのではないかというふうに判断をいたしまして、参加を決定いたしました。
 同祝典は、8月7日から10月25日の80日間にわたって、仁川広域市松島国際都市において開催され、予想来場者数は約700万人と見込んでおります。
 主な行事といたしましては、テーマ映像館、世界都市館などにおきます各種展示を初め「アジア太平洋都市市長サミット」などの国際会議が予定されており、日本の自治体としては、本県を初め東京都、北九州市、金沢市が出展を予定しております。
 本県では、静岡市及び浜松市と連携いたしまして、世界都市館内へのブース出展を行うこととしております。観光・空港・産業・富士山などの映像や写真を用いて紹介するほか、静岡市・浜松市以外の34市町も8月14日から10月25日まで、週単位の入れかわりでPR活動を展開する予定であります。
 主要な日程といたしましては、8月7日の開会式、9月15日から9月17日までの「アジア太平洋都市市長サミット」、10月25日の閉会式などですが、県議会の日程なども考慮しつつ、県幹部による出席を調整してまいりたいと考えております。
 効果的なプロモーションとなりますよう、市町との連携を深め展示内容の充実を図るとともに、富士山静岡空港利用促進協議会と連携し、都市祝典視察を含めた研修旅行及び県民を対象とした旅行商品の造成により、静岡ソウル路線の利用拡大を図ってまいります。
 次に、資料の3ページをお開きください。
 「静岡県ソウル事務所」について説明いたします。
 静岡県ソウル事務所は、富士山静岡空港の開港を控えた平成19年6月29日に、韓国における本県の拠点を確保し、観光誘客を中心とした事業展開と情報発信により、本県の知名度の向上と交流の促進を図ることを目的に、ソウル特別市内に設置されました。
 具体的な所掌事務といたしましては、韓国からの観光誘客のための各種プロモーション活動の展開、静岡県の知名度向上のための広報活動、路線就航の協力体制の構築・維持、本県と韓国とのさまざまな分野での交流拡大の支援を行っております。
 職員は、所長1名及び現地スタッフとして2名を配置しており、うち1名は観光専門員としての採用であり、韓国旅行会社に対しまして本県の観光に対する情報提供、観光コースの提案などを担当しております。
 平成20年度には、「日韓交流おまつり2008」「韓国国際観光展」などにおいて、富士山静岡空港及び本県の観光PRを実施しますとともに、空港を活用した商品造成のための韓国旅行会社への営業活動及び航空会社との情報交換を実施いたしました。
 また、韓国旅行会社の静岡県への支店誘致活動を積極的に展開したところ、昨年10月にはFIツアー、本年1月にはニューソウル高速観光が静岡市内に支店を開設いたしました。
 平成21年度につきましては、富士山静岡空港の開港を契機とした本県のPR及び静岡ソウル路線の利用拡大の取り組みを強化してまいります。
 具体的には、PRグッズの作成・配布、個人向け旅行案内書の配布のほか、引き続き韓国旅行会社への情報提供などに取り組むこととしております。
 また、仁川世界都市祝典におきましては、静岡県ブースの運営及び同祝典に参加します市町のプロモーションを支援してまいります。
 資料は以上でございますけれども、今後ともアシアナ航空及び大韓航空による1日2往復の体制が維持できますよう、インバウンド・アウトバウンド双方の需要拡大に努力してまいりたいと考えております。
 以上で、私からの説明は終わります。

○中澤教育委員会事務局学校教育課長
 教育委員会関係の取り組みについて御説明いたします。
 教育委員会の資料1ページをお開きください。
 まず、「韓国への教育旅行」について御説明いたします。
 上の表は、本年度、韓国への修学旅行を予定している県立学校等の一覧表でございます。ごらんのとおり、富士山静岡空港の開港に伴って、2つの学校が富士山静岡空港を利用することを計画しています。
 修学旅行のねらいや現地でのスケジュール、生徒数と航空機の乗客定員との関係、実施時期の重なりなどのため、多くの学校が富士山静岡空港を最優先して利用するという段階には至っておりませんが、富士山静岡空港の積極的な利用について各学校で引き続き検討を重ねております。
 参考といたしまして、下の表は、昨年度、韓国への修学旅行を実施した学校の一覧表でございます。
 2ページをお開きください。
 次に、韓国から静岡県への教育旅行受け入れについて御説明いたします。
 ごらんのとおり、本年度、京畿外国語高等学校から県立静岡農業高校へ32人訪問することが計画されております。
 土曜日の午後ということで、授業への参加はできませんが、部活動での茶道体験と農業教育のための施設参観を行うことになっております。
 昨年度と一昨年度の実績につきましては、ごらんのとおりでございます。
 今後も、県内の各学校には、訪日教育旅行を積極的に受け入れるよう教育委員会として働きかけ、国際感覚を身につけた若者の育成に努めてまいりたいと考えております。
 次に、3ページからの文化関係事業の取り組みについて御説明いたします。
 平成8年から3年ごとに開催している「静岡国際オペラコンクール」では、4ページの表にありますように、回を重ねるにつれて、韓国からの応募がふえてきております。
 昨年開催された第5回コンクールでは、過去最多の23人が第1次予選に出場し、静岡を訪れております。また、本選出場者6人のうち5人が韓国出身者という輝かしい成績を残すとともに、審査委員長からも、そのレベルの高さがたたえられました。
 第3回では、パク・ヒョンジュさんが第1位を受賞し、その後、世界の舞台で活躍しており、このコンクールを目標にして、今後も多くの韓国出身の出場者が静岡を訪れ、音楽を通した交流がさらに広がっていくものと考えております。
 以上が教育委員会の取り組みの状況でございますが、よろしく御審議のほどをお願いいたします。

○天野(進)委員長
 以上で、当局の説明は終わりました。
 これより、調査に入ります。
 委員の皆様に申し上げます。
 当委員会は、富士山静岡空港の就航地として、特に、韓国との交流を促進するため、国際的な視点を持った本県産業振興と文化学術交流の強化策、また、新たな観光マーケットの開拓による誘客促進策等について調査、提言するものであります。
 当委員会の目的を達成するために、調査事項に重点を置いた御質問、あるいは御意見等をいただきたいと思います。
 それでは、御発言願います。

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