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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月4日脱炭素社会推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:田口 章 議員
質疑・質問日:11/04/2021
会派名:ふじのくに県民クラブ


○田口委員
 ちょうど今出していただいている画面で、1つだけ質問したいんですけれども、やっぱり県の役割としては、この静岡県に合ったいろんな計画なりを策定する必要があると思っていまして、その中で@のところにあるイノベーションの促進についてちょっと伺いたいんですけれども、グリーン成長戦略が昨年予算計上されました。それでいろんなメニューがあるんですけれども、やっぱり静岡県に合うもの、合わないもの、それから使ったほうがいいと思われるものが多分あると思うんです。
 その辺りで先生のほうから何か御指導いただければ我々も参考になるかなと思ったんですけれども、いかがでしょうか。

○水谷洋一氏
 難しいですね。イノベーションにはいろんなのがあるんですけれども、例えば自動車の電動化という流れの中で、輸送用機械の産出県だしオートバイもありますけど、産業集積が今そこで新たな電動化に先んじて取り組んでいかないと、今は比較優位で、輸送機器の生産県だけれども、次の世代ではそうじゃない可能性がありますよね。だから、そこで新たな時代が必要となるようなイノベーションを先んじてやるということですかね。優位性があるというのは、電動もあるし、カーボンナノファイバーもあるし、ブルーカーボンもあるし、いろいろなところがあると思うんですけれども、静岡県だから有利だというものというのがちょっと思いつきませんが、逆に今の産業構造で静岡県が優位なところを将来にもより優位にあり続けるためには、今、思い切ってイノベーションを起こさないといけないよというのは分かるんですけれどもね。

○田口委員
 1つ、ちょっと考えていたのが、洋上風力を国はかなりエネルギー供給源としてクローズアップしていたと思うんですけれども、午前中のお話の中でも、静岡県、個人的には洋上風力の可能性があるんだろうなと思ったんですが、片方で、いろんな漁業の問題とかはあるんですけれども、先ほどお話がありましたAで太陽光発電等と書いてありますけれども、恐らく太陽光だけじゃなくて、水力とか風力とか全部引っかかってくるんだろうと思うんですけれども、何かそういう立地誘導とかそういうのは可能なんでしょうかね。

○水谷洋一氏
 まさに立地誘導の仕組みなんですけれども、太陽光以外にも、おっしゃるように、日本に一番ある再生可能エネルギー資源というのは、太陽光じゃなくて、風力なんですよね。風っていうのは、陸地じゃなくて、海に面してるところが風力資源があって、日本なんか島国で、海岸が北のほうだけのドイツなんかと比べて、ぐるっと海に面していて風力資源が本当は一番あるんです。開発が進んでるのは太陽光なんだけど、逆に言うと、日本は開発が進んでない風力は資源がいっぱいあるんです。
 その中で、可能性があるのは、やっぱり洋上風力なんです。洋上に行くと、本当に何も遮るものがないので。可能性はありますけれども、洋上風力は景観も変わるし、漁業者の反対もあるかもしれないし、その反対の中には、誤解もあるかもしれないし、あるいは、解決できる問題もあるかもしれない。この制度というのは、関係者が話し合いつつ促進、地域の中で話し合いつつ、問題を解決していくというスキームも入ってるんですね。今までは、関係者がないじゃないですか。事業者が山林を買って、ばんと切って、置いちゃったら、もうそれで終わり。どうしようもないという状態じゃないようにしていくという仕組みなんで、それをうまく使うことがあるんですね。
 洋上風力も、これを言うと幾つかの人は反対しますが、僕は静岡県でも設置できると思っているし、ゼロという段階を考えると、もちろん資源は北海道か東北のほうが、よりいい資源があるんですけれども、皆さんも御存じのように、静岡県の西部は、陸上だけじゃなくて、洋上にも資源がある、伊豆半島にもありますので、そこを、ゆっくりだけど、ちゃんと地域の人と話し合いながら、どういうものならいいのか、どういう懸念が本当に正しいのか、どういう懸念は正しくないのか、想像のし過ぎなのかを話し合っていく場が継続的に必要かなと思います。この制度は、それもできるようになってます。再生可能エネルギーのシステムというのは地域の資源なんでね。地域の方が納得して開発していくというのもとても重要なファクターです。

お問い合わせ

静岡県議会事務局議事課

静岡市葵区追手町9-6

電話番号:054-221-3482

ファックス番号:054-221-3179

メール:gikai_giji@pref.shizuoka.lg.jp