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委員会会議録

質問文書

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令和3年11月25日脱炭素社会推進特別委員会 質疑・質問
質疑・質問者:伊丹 雅治 議員
質疑・質問日:11/25/2021
会派名:自民改革会議


○伊丹委員
 バイオマスエナジーさんにお伺いしたいんですけれども、16ページです。卵とニワトリのお話があり大変よく分かったんですけれども、実際、21ページにもあるレノバの秋田バイオマスの事例等も踏まえて、この卵とニワトリの部分が逆転していくタイミングについて大体どれぐらいで想定されているのか、イメージで結構なので何かヒントを頂けないかなと思います。

○三好創氏
 秋田の発電所の事例でお伝えいたしますと、2016年から始めていますので今6年目を迎えております。当初、始めた林業家の方はバイオマスって何ぞやっていうところからやり始めて、3年ぐらいたってきたら周りがバイオマスは結構安定した電源で、燃料供給も安定しているからうちもやってみようかという人が出てきたり、そちらにかじを切られる方が出てきました。3年ぐらいです。
 一番大きなところは、やっぱり林業経営の安定性で、林業は春夏秋冬の波もありますし、来年、再来年はどうなるか分からない。外国の材が入ってくると安くなっちゃうかも分からない、ましてお天気にも左右されるので先が見えないし、安定していないですが、バイオマスはこの秋田の事例でも盆も正月もずっと材を買っているわけなんです、燃やしているものですから。ずっと同じだけの収益が得られることと、これが20年続くと、今までの林業経営ではない収益帯になってきて、今はウッドショックという形で林業体のほうが景気がいいようになっていますが、昨年度なんかは逆の状態だった。本業が落ちたときでもバイオマスはちゃんと買ってくれる意味で、10ある中の1でも2でも安定するところが欲しいことから手を挙げる人が出てきて、3年ぐらいたってから変わってきた感じが実感としてあります。

○伊丹委員
 次は早成桐の関係ですけれども、ずばりこの20ページの部分で、植林の場合、広範囲となるとかなり面積が必要だという話なんですけれども、大体どれぐらいあれば成立するようなイメージをされているのか教えてください。

○佐々木敏春氏
 これはクール・アースの方の試算になるんですけれども、例えば2,000キロワットぐらいの出力のバイオマス発電所を造ろうとすると、概算で200ヘクタールから300ヘクタールぐらいです。
 これはどういうことかというと、今言ったみたいに4年とか5年で成木になるとなると、成木になるブロックを4つ、5つつくっているということなんです。そういう発想で面積を見ると要ります。これだけのものをスギみたいな60年のものであると大変なことになるんですが、それよりは大分小さいとは思います。

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