タックファインSQ工法


登録番号

1728

画像

登録番号(NETIS)

KT-180007-VE

評価結果

レベル3

区分

材料

分野

道路 /舗装工

新技術名称

タックファインSQ工法

副題

アスファルト乳剤と分解剤を特殊ディストリビュータで同時散布し急速分解させる高性能タックコート工法

従来技術名称

タックコート用アスファルト乳剤PKM−T

問い合わせ先

東亜道路工業
053-438-7800

概要

本技術は特殊ディストリビュータおよびアスファルト乳剤「タックファインSQ」の使用により、タックコート養生時間を最大1/10に短縮する技術である。 従来技術は、タイヤ付着抑制効果に優れたPKM-Tを通常のディストリビュータで散布していたが、PK-4等の一般乳剤と同様に水分蒸発による分解を必要とすることから、外気温等の現場環境により養生時間が左右されていた。 そこで本技術は、車両後部の乳剤散布ノズルに隣接する形で分解剤ノズルを設置し、タックファインSQの散布と同時に分解剤を散布することで、散布直後から同乳剤の分解反応を開始させることを可能とした。  またタックファインSQは、静岡県土木工事共通仕様書および日本アスファルト乳剤協会の各規格に適合するタックコート用高性能改質アスファルト乳剤である。

活用に当たっての留意事項

・路面上のダスト、水分および油分は十分清掃する。 ・切削時に使用する水は極力残らないようにする。 ・乳剤が分解していることを確認してから次工程に移る。

適用可能な箇所

現場条件:幅員1880mm以上必要(3.5tシャーシ車の場合) 特に効果の高い適用範囲:低温時の工事、施工工程に余裕のない工事、規制時間の短縮を図りたい工事。


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このページに関するお問い合わせ

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