エフケー不陸調整枠工法


登録番号

1805

画像

登録番号(NETIS)

HR-230003-A

評価結果

レベル2

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

エフケー不陸調整枠工法

副題

専用金網型枠とモルタル吹付により不陸調整台座を作り、グラウンドアンカーの受圧板を設置 する斜面や擁壁面の不陸を平滑にする技術

従来技術名称

現場打ちコンクリート不陸調整工

問い合わせ先

北陽建設株式会社 0261-22-1170

概要

・専用金網型枠とモルタル吹付により不陸調整台座を作り受圧板の設置面の不陸を平坦にする技術である。従来は現場で木製型枠を受圧板寸法に合わせて切断、設置し、コンクリート打設により作っていた。本技術により現場作業が省力化でき工事費縮減や工期短縮が期待できる。また吹付モルタルにより高所法面での施工が容易となった。 ・自然斜面や切土法面、ブロック積みやコンクリート擁壁等の補強対策に用いるグラウンドアンカー、地すべり対策事業や災害復旧事業に伴うグラウンドアンカー工事等に適用でき、様々な受圧板の寸法、規格に合わせて不陸調整枠を作成することができる。 ・受圧板の設置角度を不陸調整枠を用いて調整できるので、緩い斜面に低角度で打設する場合や水平方向の角度調整を必要とするグラウンドアンカーの設計が可能である。

活用に当たっての留意事項

・受圧板サイズが大型で運搬トラックの荷台に収まらない場合、製品を半分に分割した「分割タイプ仕様」を設計する。 ・不陸5cm以上の斜面や受圧板に仰角や水平角の補正を行う場合には「補助金網」を別途使用する。 ・日平均気温25℃以上の暑中時や4℃以下の寒中時は適切な養生対策を講じて吹付施工を行う。 ・斜面の不陸が激しい場所は吹付モルタルの漏れ防止としてT字金網、フラット金網と地山との間に補助金網を設置する。

適用可能な箇所

(適用できる条件) ・急傾斜地、地すべり地、崩壊斜面、ブロック積みやコンクリート擁壁、吹付法面、切土法面 ・高所の不陸法面に不陸調整台座を作りアンカー工事を実施する現場 ・地すべり対策アンカーなどで受圧板の傾斜角度調整や水平方向角度調整が必要な現場


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このページに関するお問い合わせ

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