MJネット工法


登録番号

1390

画像なし

登録番号(NETIS)

SK-010023-V

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /法面工

新技術名称

MJネット工法

副題

超高エネルギー吸収落石防護柵

従来技術名称

コンクリート製落石防護擁壁(対応エネルギー1000kJ)

問い合わせ先

日本ゼニスパイプ株式会社
06-6531-4288

概要

 当工法は超高エネルギー吸収落石防護柵です。落石エネルギー150kJ〜3000kJまで対応可能な世界でも最大級の落石防護柵です。対象エネルギーが1000kJを超えると対策可能な工法の選択肢が少なくなり効果的であります。特に3000kJタイプはコストパフォーマンスの高い工法になっております。高強度硬鋼線をより込んで作ったワイヤリングを組合せてASMネットを編成し、このASMネットの弾塑性変形及びブレーキシステムにより落石エネルギーを吸収します。ASMネットの原型は第二次世界大戦中に潜水艦の侵入阻止を目的に開発されたもので、落石対策にリメイクして平和利用しています。各部材は非常に軽量なので施工性が高くなります。伐採を最小限に済ませることができ、設置後は自然植生に覆われ目立たなくなります。

活用に当たっての留意事項

・落石衝突時にネットの変形伸びが大きいため,建築限界から10m以上離れた位置に設置して下さい。 ・スパン長は5.0〜10.0mまで設定可能ですが,標準より短くした場合は対応能力が変動します。 ・起伏の大きな斜面上に設置する場合,落石がネットと斜面との隙間を透過しないように設置して下さい。 ・ブレーキシステムが作動した場合,スリップ長を確保しボルトを締め直せば,一時的に性能を復帰させることは可能ですが,摩耗が生じておりますので早急に部品交換を行って下さい。

適用可能な箇所

・最大可能吸収落石エネルギーは3000kJです. ・伐採を極力抑えることが可能なので,景観性を重視する場所に効果的です. ・気温,湿度等の自然条件には特に影響を受けません.


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このページに関するお問い合わせ

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