KaNaFゲート


登録番号

1094

画像

登録番号(NETIS)

KT-990126-V

評価結果

レベル3

区分

機械

分野

機械 /水門設備

新技術名称

KaNaFゲート

副題

従来技術名称

ローラーゲート

問い合わせ先

開成工業(株)静岡営業所
054-282-6508

概要

河川の樋門・樋管に逆流防止を目的として設置し、上下流の水位差による水圧と浮力を利用し起伏させる機構であり、人為的なゲートの開閉操作が不要である。また、開閉機が無く構造が簡単なため日常点検も容易であり、従来のゲートと比較すると門柱・操作台・管理橋等の構造物を必要としないので、河川の景観を損なわない。

活用に当たっての留意事項

(設計) ・流下物による閉塞不良を防止するため、函渠天井部に可動式のスクリーンを設置する。 ・海岸線及び汽水域等、塩水の影響がある場所への摘要は、主要材質をSUS316とする。 ・波浪の影響が考慮される場所では、浮力の減衰装置を検討する。 (施工) ・ゲート設置において0.5mの段差を必要とする。 ・ゲート敷高が本川平均水位より高いこと。 ・ゲートの扉体上面の堆泥が閉扉限界を超える場合には、土砂の撤去をすること。

適用可能な箇所

・適用有効幅   : 4方水密 0.8m以上10.0m以下 3方水密 0.8m以上20.0m以下 ・適用有効高   : 0.6m以上4.0m以下 ・最大設計水深  : 10.0m ・水密方式    : ゴム水密 ・特に効果の高い適用範囲 : 洪水時に、水門設備の開閉操作が迅速にできない場所、及び、軟弱地盤地で柔構造樋管とする場所。


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