SCFR工法


登録番号

1567

画像なし

登録番号(NETIS)

CB-140009-A

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

道路 /道路維持修繕工

新技術名称

SCFR工法

副題

照明柱・標識柱等鋼管支柱根腐れ防止 補修・補強工法

従来技術名称

あて板補強工法

問い合わせ先

積水樹脂株式会社
03-5400-1821

概要

経年劣化した鋼管柱(照明灯柱・標識柱・公園遊具等)の路面境界・埋設部(地際部)は、雨水や犬の尿、融雪剤等の影響で損傷し、断面欠損に伴う強度不足が生じ、倒壊にいたるケースがあります。  SCFR工法は、すだれ状に加工した炭素繊維シートを専用接着剤で貼り付けることにより、補修・補強する技術です。SCFRシートを『すだれ状』としたことで、母材とシートの間への接着剤の充填が容易なものとなります。これにより、高密着性を確保し、『外部腐食≒0』を実現します。SCFRシートは、鋼管に換算すると、0.4mmの厚さに相当します。また、(鉄筋コンクリートと同様に)SCFRシートと接着剤の一体化にて複合材を形成して強度を発揮していると考えられ、実際の試験では厚さ0.4oの鋼管よりも高い性能が確認されています。

活用に当たっての留意事項

・設計時においては、劣化状態(貫通孔食の有無など)を確認する。 ・外気温が5℃未満では施工しない。                                       ・雨天や施工面に結露がある場合は施工しない。 

適用可能な箇所

道路照明柱、標識柱など鋼構造物の補修に適用可能。


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このページに関するお問い合わせ

交通基盤部建設経済局技術調査課
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