バランス工法擁壁


登録番号

1672

画像

登録番号(NETIS)

SK-000018-V

評価結果

レベル3

区分

工法

分野

共通工 /擁壁工

新技術名称

バランス工法擁壁

副題

擁壁底版幅より上部幅が広い逆台形構造による擁壁

従来技術名称

現場打ち逆T擁壁

問い合わせ先

協和コンクリート工業
0537-29-8350

概要

@何について何をする技術なのか?   擁壁底版より上部幅が広い逆台形構造のコンクリート擁壁で、擁壁自重と土圧とをバランスさせることにより、擁壁の安定を図る工法です。従来の重力式擁壁ともたれ擁壁の各々が持つ利点(鉛直荷重による安定性と地山側へもたれかかる合理性)を融合したコンクリート擁壁です。擁壁の底版幅を小さくすることで、背面の掘削土量を低減することができます。擁壁前面は、プレキャストブロックを使用した垂直壁で、施工の効率化と耐久性向上ができます。 A従来はどのような技術で対応していたのか?  現場打ち擁壁(逆T擁壁・もたれ擁壁・重力式)やブロック積み擁壁 B公共工事のどこに適用できるのか?  従来の擁壁と同様に、道路擁壁・河川護岸・住宅造成地等の抗土圧構造物としての適用が可能です。特に現場での作業スペースに制限のあるような場合に特に有効です。

活用に当たっての留意事項

【設計上の留意事項】 @擁壁の背面勾配については、設計上の勾配を正確に構築する必要があります。 【施工上の留意事項】 @逆台形擁壁のため、施工場所の地盤支持力を確認する必要があります。 A掘削底面は、谷側(掘削前面側)へ低くならないように水平レベル精度に注意する。 B擁壁の背面勾配について、施工において正確に打設しなければならない。 C施工ヤードの確保・作業半径の確認・使用可能な重機を確認すること

適用可能な箇所

・道路擁壁・河川護岸・住宅造成地等の抗土圧構造物としての適用が可能。 ・特に現場での作業スペースに制限のあるような場合に特に有効


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このページに関するお問い合わせ

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